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多くの登山家も愛用するイスカのシュラフ
キャンプに出掛ける時には、寝具を持っていく方も多いのではないでしょうか。キャンプ中の寝具の代表例といえば、シュラフを連想する方も多いかもしれません。シュラフとは寝袋のことで、アウトドア活動において広く利用されているグッズです。
シュラフを製造・販売するメーカーはいくつかありますが、今回はその中から「イスカ」というメーカーの商品を紹介します。シュラフを扱うメーカーとしては大変人気があり、利用されるケースも多い定番のメーカーです。イスカの製品の魅力についても併せて紹介をします。
日本初シュラフ専門ブランド「イスカ」
イスカとは、日本で初めてのシュラフ専門のメーカーです。イスカの創業は昭和47年12月1日と、非常に歴史のある会社で、キャンプ愛好家の間では人気の高いメーカーです。
「こころあるモノづくり」をテーマに、イスカは利用者の利便性を最優先に考え製造に取り組んできました。今では雑誌をはじめ各種メディアでもイスカは紹介され、知名度を上げています。
「すべての人に快眠をお届けする」という使命感の元、イスカは高品質のシュラフの製造・販売に注力してきました。
その使命感は今も息づいていて、妥協を許さない品質への高い探求心を常に意識し、プロフェッショナルとしての誇りをもってシュラフやシェラフ用の小物などの商品開発に取り組んでいます。
「HEARTY&QUALITY」がコンセプト
「HEARTY&QUALITY」をイスカはコンセプトに掲げています。「心あるモノづくりで最高の品質を」という課題に則って商品の開発にも取り組んでいます。
軽量かつコンパクトで持ち運びがしやすいことに加え、寝心地の良さと撥水性の高さを追求された結果、イスカのシュラフは生み出されました。厳しい縫製基準にこだわり抜いた素材、快眠テストなどをクリアした高品質の商品が販売されています。
妥協しない探求心を持って開発されたイスカのシュラフは、アウトドア愛好家から高い評価を得ており、広く利用される人気商品となっています。
イスカのシュラフが多くの人に支持されるワケ
イスカのシュラフが、利用者の心地よさを最優先にして開発されたことは前述のとおりです。実際にアウトドア愛好家の間でイスカのシュラフは大変人気のあるシリーズとして注目されています。イスカのシュラフが多くのアウトドア愛好家から支持されているのには理由があります。
共通してみられる構造上の特徴がイスカのシュラフにはあります。本章では、イスカのシュラフが利用者に快適な睡眠をもたらしてくれる高い品質の秘密を紹介します。質の高いシュラフを探している方は、ぜひ一度イスカの商品を試してみてはいかがでしょうか。
快眠のための3D構造
イスカのシュラフには快眠をいざなってくれる構造上の特徴があります。イスカのシュラフは、上部に丸みをもたせ、ゆとりをもって中に入ることができる3D構造が採用されています。イスカのシュラフを断面で見ると、ちょうどかまぼこを切ったような形状になっています。
3D構造によって丸みのある人間の体にフィットし、気持ちよさをもたらしてくれます。上部にゆとりのある形状、外側と内側の生地の面積に違いをイスカのシュラフには持たせています。
さらに中に入れるダウンの量を部位ごとに調整するといった工夫がされています。特に寒さを感じやすい足元には、ダウンを多めに入れた逆台形の形状をしています。これにより足元にゆとりがうまれ、より快適な睡眠が取れるよう配慮されています。
シーンによって使い分ける素材
目的やシーンによって素材を使い分けている点もイスカのシュラフの大きな特徴です。多種類のシュラフが販売されていますが、それぞれに目的に沿った素材が採用されています。例えば風雨や雪の中でも安心の撥水性が高いウェザーテックを利用しているものがあります。
ウェザーテックとは、三層構造の高性能な素材で、防水性・防風性・透湿性・結露防止性に優れています。また、軽量でありながら強度が非常に高いファブリックスを利用しているシリーズもあります。
ファブリックスとは、一般的に布製品に使う言葉ですが、イスカのシュラフには軽量で強度が高い素材が使われています。高度が低めの過ごしやすい場所で利用する一般的なシュラフから、高い山頂で過酷な環境の中時間を過ごすために開発された最高品質のシュラフもあります。
夏におすすめのイスカのシュラフ 4選
イスカのシュラフは非常にラインアップが充実しています。その中でまずは、夏の利用におすすめの商品を紹介します。イスカのシュラフには、冬場の寒い時期に防寒目的で利用するだけでなく、夏場でも快適に眠れるタイプも用意されています。
軽量コンパクト「イスカ ウルトラライト 1052」
軽量でコンパクト、取り扱いがしやすいタイプの商品が「イスカ ウルトラライト 1052」です。コンパクトに収納できるので、持ち運びに便利であることから、低い山でのウォーキングや、自転車で旅行を楽しむサイクリストに広く愛されています。
利用可能な気温の最低温度は10度です。平均の重量はおよそ600g、肩幅が80cm、全長は202cmです。収納袋に収納した際の大きさは直径12.5cm×22cmと500mlのペットボトルより少し大きいくらいの大きさになっています。
夏に利用することをイメージし、軽量さとコンパクトさを最優先にして開発された商品です。しかし強度はしっかりと確保されており、特に引き裂きや摩耗に強い素材が採用されています。
緊急時や災害時用にも「イスカ エアドライト 140」
「イスカ エアドライト 140」は、軽量さとコンパクトさを追求するために、ジッパーを使っていない珍しいタイプです。夏場での利用を想定して開発されており、非常に軽くコンパクトに収納ができます。山地の社寺巡礼に利用するケースも多くみられます。
肩幅は70cm、全長は180cmのサイズで、コーデュラ生地が使用されています。コーデュラ生地とは、先ほど紹介した「イスカ ウルトラライト 1052」にも使用されており、引き裂きに強く耐摩耗性に優れているなど耐久性に優れた素材です。
シンプルで軽量に優れたシングル縫製が採用されていてシンプルなデザインに仕上がっています。しかし強度や撥水性は非常に高く、活用できる場面は広いでしょう。携帯しやすいため、災害時や緊急避難時などでも使いやすいので、もしもに備えて購入しておくのもおすすめです。
春夏の登山に「イスカ パトロ-ル 600」
中空ポリエステルの中綿と肌触りの良いマイクロファイバーが採用されているのが「イスカ パトロ-ル 600」です。軽量でありながら適度な温かさがあり、初夏や初秋、春頃の時期の登山などに適した商品です。
85cmの肩幅、210cmの全長のサイズです。ドラフトチューブの素材が使用されています。ドラフトチューブとは、寒い環境で使用する際に、冷え切ったジッパーが体に触れることを防ぐ目的で採用された構造です。
比較的安価で購入できるコストパフォーマンスの良さも魅力で、学生のワンダーフォーゲル部や山岳部などで利用される機会も多いです。
保湿性が高いドライブチューブと呼ばれる素材をジッパーの中に利用していることから、少し肌寒い場面でも快適で温かく眠れます。足元にも多めに保湿材を取り入れていることから、足元から全身を温める作用があり、より心地よい睡眠をもたらしてくれます。
撥水羽毛を使用「イスカ エアドライト 290」
撥水羽毛が採用されており、高い防水性があるため風雨の環境でも快適な時間を過ごせるのが「イスカ エアドライト 290 ショート」です。少し高度の高い登山を楽しむ中級の登山者に適した商品で、保温性・保湿性を備えています。
「イスカ エアドライト 290 ショート」の最大の特徴は、コンパクトなサイズにあります。肩幅が78cmですが、全長が192cmと比較的小さめなので、身長が170cm未満の方に適しています。
ダウン内の綿の偏りを防ぐため、両サイドに内部の綿が行き来できないセパレートボックスを採用しているシュラフです。全身まんべんなく温めてくれるので、健康で快適な休息を与えてくれます。保湿・保温性と軽量性を両方追求した商品で、利用用途が広いシュラフです。
冬におすすめのイスカのシュラフ 3選
夏の利用におすすめなイスカのシュラフを紹介してきましたが、冬に便利な保温性を重要視した温かいタイプのシュラフももちろん販売されています。用途に応じて商品を選択できるのがイスカのシュラフの魅力ですので、ぜひ自分にぴったりのシュラフを見つけてみてください。
ゆったりした封筒型モデル「イスカ ダウンプラス レクタ 1000」
「イスカ ダウンプラス レクタ 1000」は封筒型といわれるタイプのシュラフで、ゆったりとした居心地の良さを実感できる商品です。封筒型シュラフの特徴は、上部のドローコードを閉じればシュラフ内部の温かさを外に逃がすのを最大限に防げる点にあります。
体にしっかりとフィットする封筒型のシュラフで、冬場の車中泊や寒い時期の登山ライフを楽しむのに適しています。1000gのダウンを利用している封筒型シュラフで、保温性が非常に高く、寒い場面でも暖かく過ごせます。
全長は79cmの肩幅と190cmのサイズです。レクタ1000は、同じシリーズのレクタ500と連結させることができます。自宅の布団に入るような感覚をアウトドアでも味わえるのでゆったりと温かく眠りたい方におすすめです。
台形ボックス構造「イスカ ダウンプラス ニルギリ EX」
台形のボックス構造が採用されており、イスカのシュラフの中でも特に保温性が高いとされているのが「イスカ ダウンプラス ニルギリ EX」です。封筒型の商品も保温性が高いことで定評がありますが、イスカ ダウンプラス ニルギリ EXはさらに高い保温性を備えています。
ショルダーウォーマーはマフラー代わりに首元の保温作用を備えるフードチューブの構造が採用されています。また、ファスナーの内部にドラフトチューブという素材を採用することで、さらに保湿・保温効果を高めています。
ドラフトチューブは「イスカ パトロ-ル 600」にも使用された構造で、冷えたジッパーが肌に触れるのを防いでくれます。冬場の高い登山や春先の標高の高い山、冬キャンプに採用されることが多い本格的なシュラフです。
厳冬期のあらゆる国内山岳に対応「イスカ ダウンプラス デナリ 1100」
「イスカ ダウンプラス デナリ 1100」は、厳しい冬場の高地登山を想定して作られた本格仕様のシュラフです。厳冬期の日本国内山脈の登山やヒマラヤなど海外の高山への登山にもおすすめされている商品で、本格派のキャンパー、冒険家に愛用されています。
84cmの肩幅、208cmの全長となっており、ゆったりとした大きさです。首元と肩を包むマフラーの役割を持つショルダーウォーマーと、保湿性と冷気の侵入を防ぐ構造のドラフトチューブが採用されています。
高品質のダウンを豊富に利用して、温かさを追求した構造になっています。高地で起こりがちな結露を防げる撥水性の高さも備わっています。登山用に利用するだけでなく、もしもの時に備えて緊急用のシュラフとして自宅に置いている方も多く見受けられます。
最高品質で安心のイスカのシュラフ
以上、イスカ製のおすすめシュラフを紹介してきました。イスカでは首元をしっかりと保護するタイプの商品や封筒型のものなど多岐にわたるランナップを用意しています。撥水性の高さや使いやすさなど、さまざまな側面から自分に合った商品を見つけましょう。