【シュラフ・寝袋】コンパクトなおすすめ商品7選！登山に便利な軽量モデルも

キャンプや登山などのアウトドアシーンには「必須アイテム」と呼ばれるものがあります。気軽に楽しめるデイキャンプやバーベキューなどは基本的に日帰りアウトドアレジャーですから、場所によっては車やバイクなどで荷物の移動が可能です。

そのため日帰りアウトドアレジャーでは「荷物の量よりも質を重視」という傾向があります。ところが宿泊を伴う登山やツーリングでは持ち出せる荷物の数だけでなく総重量も問題になるので、必然的に「コンパクト＆軽量」というワードが重要になります。

中でも翌日のパフォーマンス向上のために妥協できない寝具「シュラフ・寝袋」は、高品質・高機能でも移動の関係上コンパクト＆軽量でなければ選べません。そもそもパッキングできる量は限られますし、徒歩移動ならコンパクト＆軽量でなければ体の負担も大きくなります。

そのため軽量タイプシュラフ・寝袋は数多くの人気メーカーから展開されていますが、シーンを選ばず使えるシュラフ・寝袋を買い求めるなら「コンパクト＆軽量モデル」から選ぶのがおすすめです。

体力の回復と翌日のパフォーマンス向上のために欠かせないアイテム「シュラフ・寝袋」は、コンパクト＆軽量モデルがおすすめです。そんなコンパクト＆軽量モデルにもデザインによって種類が分かれます。

封筒型シュラフ（レクタングラータイプ）は、コンパクト＆軽量モデルの中でも代表的な形状です。封筒のように長方形をしているので、自宅の布団で寝ているような感覚になります。

広さが十分にあるのでコンパクトですが使いやすいですし、ファスナーで開閉できますから、足元だけを開ければ「敷布団+ブランケット」として使うこも可能です。

別名「人形型」とも呼ばれるマミー型シュラフ・寝袋は、頭から足先までダウンですっぽりと包み込む形状に特徴があります。体とシュラフ本体に隙間ができにくいので保温性が高いですし、「コンパクトに収納」「超軽量モデル」などもマミー型シュラフ・寝袋の特徴です。

形状によって機能に違いがあるシュラフ・寝袋なので、「季節」に注目して選ぶことは重要です。コンパクト＆軽量なシュラフ・寝袋は、大きく分けると「秋・冬向けコンパクトタイプ」「春・夏向けコンパクトタイプ」に区分されます。

秋・冬向けコンパクトタイプには過酷な寒さに耐えられる高い保温性が求められるので、全身を包み込むマミー型シュラフ・寝袋がおすすめです。これに対して春・夏向けコンパクトタイプは、秋・冬向けコンパクトタイプほど高い保温性は求めません。

場合によってはシュラフ・寝袋を使うことで余計に汗をかくこともありますから、ファスナーを全開にすることで通気性が良くなる封筒型シュラフ・寝袋の方がおすすめです。さらにコンパクト＆軽量モデルから選ぶ場合、「中綿」に注目することも重要になります。

シュラフ・寝袋に使用される中綿は「ダウン」と「化学繊維」の2種類です。手頃な値段で手入れがしやすいのは化学繊維中綿のシュラフ・寝袋ですが、かさばりやすいのでコンパクトな収納とは言い切れません。

ダウンは価格こそ高めですが素材そのものが軽量なので、ダウン使用シュラフ・寝袋はかなり軽いです。さらに空気の層を作ることで保温性を高めるのがダウンの特徴ですから、空気を抜けばかなりコンパクトに収納ができます。

なおコンパクトなダウンは、重さも化学繊維の約半分程度です。そのためコンパクト＆軽量モデルを買い求めるなら、予算を上げてでもダウン使用のコンパクト＆軽量シュラフ・寝袋を選ぶのが良いでしょう。

日中の気温が高い夏でも、宿泊を伴うキャンプや登山などにはシュラフ・寝袋を用意するのがおすすめです。有名ブランドのコンパクト＆軽量モデルなら、夏でも快適な寝心地を約束してくれる高機能シュラフ・寝袋があります。

「イスカ アルファライト 500X」は、人気ブランド・イスカ（ISUKA）のコンパクトタイプシュラフ・寝袋です。全身をすっぽりと包む3D構造を採用しているため、保温性・快適性に優れています。

シュラフには強度に優れた超軽量ポリエステル生地を採用しているのであらゆるシーンに使えますし、収納時は直径18cm×長さ34cmとコンパクトなので、夏の北アルプス登山や北海道ツーリングなどにもおすすめです。

「ナンガ オーロラライト 350DX」は、人気国産ブランド・ナンガ（NANGA）のオーロラライトシリーズから展開しているコンパクト＆軽量シュラフ・寝袋です。

国内工場で洗浄された安心安全なスパニッシュダウンを約350g使用しているので、夏でも朝夕の冷え込みが厳しい地域や高山での使用に適しています。

シュラフ・寝袋本体の総重量は750gと超軽量ですし、収納時は直径13cm×長さ25cmとコンパクトに収納できる点もおすすめです。

大型連休や夏休みが重なる春・夏は、いつもは近場で済ませるキャンプや登山も少し足を延ばして遠くへ出かけることが増えてきます。

そのためアウトドア用品ブランドが展開するシュラフ・寝袋には、3シーズン（春・夏・秋）対応のコンパクト＆軽量モデルが数多くあります。しかも3シーズン対応のコンパクト＆軽量モデルには、冬でも使える便利なアイテムもあるのでおすすめです。

コンパクトで超軽量なモデルが人気のイスカでは、春・夏だけでなく冬の低山でも使えるシュラフ「イスカ ダウンプラス ポカラ X」がおすすめです。

イスカポカラXシリーズに採用されている3D構造は断面がカマボコ状になっているため、保温性だけでなく寝心地の良さにも優れています。中綿には約500gのダウンを使用していますから、-6℃の環境下でも寒さが気になりません。

しかもコンパクトなマミー型なので、スペースを気にせず使えます。広げた状態だと全長208cm×肩幅78cmですが収納時サイズは直径17cm×長さ34cmになるので、オールシーズン使えるコンパクト＆軽量シュラフ・寝袋としておすすめです。

人気ブランド・モンベル（mont-bell）の人気シュラフ「モンベル シームレスダウンハガー800 」は、冬の低山にも使える耐久性に優れたコンパクト＆軽量シュラフ・寝袋です。

中綿にダウンを使用しているのでコンパクトに収納ができますし、撥水加工素材を使用しているので登山用コンパクトシュラフとしても人気があります。

快適使用温度は4℃ですが、-1℃でも快適性は変わりません。しかも適応身長が183cmと広々しているのに、収納時サイズは直径13cm×長さ26cmとコンパクトです。

かつて冬向けシュラフ・寝袋といえば「プロの登山家やアウトドア専門家用アイテム」というイメージがありましたが、近年は冬キャンプ・冬ツーリングなど従来の冬季アウトドアレジャースタイルとは変わってきました。

さらに冬の災害に備えるため、防災アイテムの1つに冬向けシュラフ・寝袋を加えるケースも増えています。このようなシーンでの冬向けシュラフ・寝袋は、コンパクトに収納ができる軽量タイプがおすすめです。

独自の3D構造でさまざまな人気シリーズを展開するイスカでは、-30℃でも快適性を約束するコンパクト＆軽量シュラフ「イスカ デナリ1100 ブリック」がおすすめです。

内部に搭載されたショルダーウォーマーとドラフトチューブによって、放熱をシャットアウトしつつ冷気がシュラフ・寝袋内に侵入するのを防いでくれます。

広げた状態だと長さ208cm×肩幅84cmですが収納時は直径24cm×長さ38cmとコンパクトに収納できるので、保温性に優れた冬登山向けシュラフ・寝袋としておすすめです。

人気ブランド・プロモンテ（PuroMonte）が展開する「プロモンテ コンパクトダウンシュラフ780g DL782」は、中綿にダウンを使用した高品質な冬向けシュラフ・寝袋です。

シュラフ本体の重量はわずか780gなので登山だけでなく冬ツーリングのテント泊にもおすすめですし、コンパクトに収納できるので冬ソロキャンプ用シュラフ・寝袋としても人気があります。体全体を包み込む設計ですから保温性も高く、寝心地の良さもおすすめです。

「SNUGPAK ソフティー18 アンタークティカ センタージップ」は、人気アウトドアブランド・スナグパック（SNUGPAK）が展開する冬向けコンパクトタイプシュラフ・寝袋です。

中綿には超軽量保湿繊維を使用しているので快適使用気温は-20℃ですが、-30℃の環境下でも快適さを保つタフさがあります。化学繊維を使用しているのでシュラフ本体重量はやや重めですが、水に強い性質があるので雪山での使用も安心です。

なお「SNUGPAK ソフティー18 アンタークティカ センタージップ」には、コンパクトな収納に便利な専用圧縮バッグがついています。

おしゃれなデザインも多いシュラフ・寝袋ですが、コンパクト＆軽量なシュラフ・寝袋ならシーンを選ばず使えるので1つあればいろいろなシーンで役立ちます。

ただしコンパクト＆軽量モデルのシュラフ・寝袋といっても形の特徴や機能はモデルによって違うので、デザインと機能に注目するのがおすすめです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。