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焼津神社は日本武尊を祀るパワースポット!
「古事記」「日本書紀」「風土記」などに記されている日本武尊(ヤマトタケル)を祀っているのが焼津神社です。パワースポットとしても有名な焼津神社では、毎年「東海一の荒祭」といわれる大祭荒祭が行われ、その日だけの特別な、ご利益にあずかりたい人々で賑わいます。
神様とのコミュニケーションといわれる大祭荒祭では、エネルギッシュな日本武尊のパワーを感じながら、パワーチャージしてはいかがでしょう。長年、地元の人に愛されてきた焼津のパワースポット・焼津神社を訪れ、心身共にリフレッシュしてください。
ここでは、パワースポット・焼津神社の歴史やご利益などをご紹介します。さらに、普段の参拝時間(営業時間)やご祈祷・授与受付時間(営業時間)だけでなく、大祭荒祭期間の御朱印授与受付時間(営業時間)や焼津神社へのアクセス・駐車場の情報もまとめてみました。
焼津神社の歴史
静岡県の焼津市にあるパワースポット・焼津神社は、西暦409年に創建されました。優しく利発な人物であった日本武尊(ヤマトタケル)を称え、焼津神社の守神として祀ったことが焼津神社の始まりとされています。そのため、日本武尊が焼津神社の主祭神です。
荘厳な空気が漂う、焼津神社を含む周辺一帯は、1600年前の古代祭祀の道具や当時の人々の生活していた跡が発見されたことから、宮之腰遺跡と呼ばれています。宮之腰遺跡の出土により、西暦409年当時から、現在と同じ場所に神社があったことが証明されました。
室町時代に駿河の国を今川氏が治めていたころ、焼津神社のある地域が入江荘(いりえのしょう)と呼ばれていたため、別名・入江大明神とも称されています。その当時の名残として、境内にある江戸時代の灯篭には、入江大明神廣前の文字が刻まれています。
焼津神社は、駿河の国に縁のある今川氏、徳川家など、その地を治める領主からの信仰も篤く、深い歴史がある神社として知られています。また、遠洋漁業で栄えた焼津だけに、大漁祈願や海上安全のご利益に期待して、漁師やその関係者の間で、長年崇められています。
現在の焼津神社の流造(ながれづくり)という建築様式の本殿は、約400年前の1603年に徳川家康によって建立されたと伝えられています。また、焼津神社の境内には、数多くの神様が祀られています。
その中でも、本殿よりも古い歴史があるといわれる市杵島姫命社は、日本武尊が焼津に上陸したときに、持っていた火石と水石を祠に治め、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)という海の神様を祀ったと言い伝えられています。
さらに、学問と書道の神様として知られる、菅原道真を祀った焼津天満宮の周辺では、春になると梅の花が咲き誇り、辺りは梅の花の清々しい香りに包まれます。焼津は、書道の街としても知られているため、境内の焼津天満宮の例祭期間中には書道展が開催されます。
七つの神社が合殿された七社神社には、日本武尊の妃・弟椿媛(おとたちばなひめ)が祀られ、市杵島姫命社と並んで縁結びのご利益に期待する女性の参拝客が多く訪れます。神社のイベントに訪れる際は、参拝時間(営業時間)や駐車場の確認も忘れないようにしましょう。
日本武尊の東征伝説とは
焼津のパワースポット・焼津神社に祀られている日本武尊は、景行天皇の皇子で、幼名を小碓命(オオスミノミコト)といい、古事記では倭建命と記されています。気性が荒く、兄を殺害してしまったため、父・景行天皇に敬遠され、地方の反乱士族などの征伐に遣わされます。
その中でも、軍を率いず、ほぼ単独で征伐した九州南部の熊襲(くまそ)や東国の蝦夷(えぞ)の討伐などは、現代までも東征伝説として語り継がれています。
日本書紀には、熊襲征伐当時、まだ、10代だった日本武尊は、女性の衣装を身につけ、熊襲を討ち果たします。そのとき、熊襲の長からヤマトタケルの名を奉られたと記されています。
討伐に成功し、西国各地を平定し凱旋する日本武尊は、出陣を嫌がる双子の大碓皇子(オオウスノミコト)に変わり、時を置かず東国征伐に出陣します。父・景行天皇は、日本武尊を褒めたたえ、倭姫も、草薙剣と危急のときに開くべき袋を手渡し、東国へ送り出します。
東征の途中、敵の火攻めに遭いますが、倭姫から授かった草薙剣のおかげで、草を薙ぎ払い窮地を脱し、東国各地を平定していきます。ところが、日本武尊の妃の一人、弟橘媛(おとたちばなひめ)が、荒れ狂う海へ入水するという悲劇に見舞われます。
東国を平定した日本武尊は、尾張の国へ向かう前に東北地方まで軍を率いて、陸奥国の蛮族を平定したとも伝えられています。その後、尾張の宮簀媛(みやずひめ)と結婚しますが、二人で過ごす間もなく伊吹山の悪神退治に出かけます。
日本武尊は、今までの征伐で守護してくれた草薙剣を宮簀媛に預け、悪神が姿を変えた大蛇を、使いの動物と間違え、さらに神様を見くびる言動をしたことにより、その報いを受け心身ともにボロボロの状態になってしまいます。
病魔に苦しみながらも、大和へ帰ろうとする日本武尊ですが、能褒野の地で力尽き、その生涯を閉じます。死後、白鳥になって天に昇ったといわれる日本武尊の陵は、焼津をはじめ各地にあり、パワースポットとしてたくさんの人が訪れます。
焼津神社で得られるご利益は?
静岡県焼津市内にある焼津神社の主祭神は、利発で優しい人物であったといわれる日本武尊(ヤマトタケルノミコト)です。室町時代の地名から、別名・入江大明神とも呼ばれます。
日本武尊の父である景行天皇は、息子である日本武尊を自分から遠ざけるため、ほぼ単独で地方の反乱士族などの征伐に出陣させます。討伐に成功したことから、日本武尊は武神・農業神といわれています。
日本武尊の伝説から焼津神社には、国土平穏・家内安全・生業繁盛・大漁祈願・海上安全・縁結びなど、数多くのご利益があるいわれています。
また、1600年の歴史を誇るパワースポット・焼津神社の社務所では、安産祈願・厄除け・縁結びなど、数多くのご利益に期待できるお守りが販売されています。焼津神社で参拝したら、ご利益にあやかって、訪れた記念のお守りを購入して、1年間見守ってもらいましょう。
焼津神社オリジナルの御朱印帳が素敵
焼津神社では、焼津ということでスッキリとした鰹縞(かつおじま)が印象的な御朱印帳が評判です。また、2017年に、同じ鰹縞で御朱印帳袋も奉製され、御朱印帳とともに授与されます。
せっかく頂いた御朱印をきれいに保存するためにも、御朱印袋は用意しておきたいアイテムです。オリジナル御朱印帳と御朱印袋には、焼津神社の文字と紋が表と裏に金色で刺繍されています。初穂料は1500円です。
普段でも、集めることが可能な御朱印のほかに、大祭荒祭限定の御朱印の頒布もあります。焼津ならではの鰹縞が素敵なオリジナル御朱印帳を広げるたびに、日本武尊のエネルギーを感じ、エネルギーチャージしてはいかがでしょう。きっと、リフレッシュできます。
数量限定の大祭限定御朱印も見逃せない!
焼津神社では、年に一度の8月12日・13日限定で、大祭荒祭・特別御朱印が授与されます。大祭荒祭限定の御朱印は、金・銀の2色あり、初穂料500円で頒布されます。ほとんどの参拝客が、一年に一度の特別御朱印ということで、金・銀の2種類をセットで集めているようです。
混雑が予想されるため、大祭荒祭期間は御朱印帳ではなく、御朱印が書き置きされた紙でのお渡しとなります。また、大祭荒祭期間の授与受付時間(営業時間)は、毎年8月12日の午前7時からの頒布となります。数に限りがあるので、お早めに参拝されることをおすすめします。
大祭荒祭期間中の御朱印対応について
パワースポットとして名高い焼津神社は、普段からたくさんの参拝客が訪れることで知られていますが、年に一度の大祭荒祭は「東海一の荒祭」といわれ期間中は、地元の人だけでなく、たくさんの観光客で賑わいます。
さらに、大祭荒祭限定の御朱印も頒布されることから、8月11日から8月14日までの4日間は、普段のように、御朱印帳へは書くことができません。すべて紙に書き置かれた御朱印が頒布されます。
焼津神社最新のお守りは「かえる」?
昔ながらの古風なお守りが主流だった焼津神社で、参拝客に笑顔になってもらいたいとの思いから、2019年新しいお守りが誕生しました。「叶える―くん」と名付けられた緑色の愛らしいかえるのお守りは、地元焼津のイラストレーターの方が手がけました。
願い事を書いた巻物をカエルの張り子「叶える―くん」に背負わせ、願い事が叶うまで手元に置いておき、願い事が叶ったら神社に巻物を納める仕様になっています。また、カエル好きの方の間で評判になっているお守り「叶える―くん」のお値段は800円です。
2019年に登場したばかりのお守り「叶える―くん」ですが、好評につき在庫が無くなることがあります。手作業で製作しているため、欠品すると準備に時間がかかります。「叶える―くん」のお守りを購入したい場合は、事前にHPなどで確認してから、参拝に訪れてください。
「叶える―くん」のお守りが欠品していても、社務所には、持ち主の身代わりとなり、災いを代わりに受けてくれる身代守、かわいらしい音色の幸せ鈴御守、交通安全破魔矢など、様々なご利益のお守りがあります。ぜひ、ご利益にあずかって、健やかにお過ごしください。
焼津神社の詳細・営業時間
通常、焼津神社の参拝時間(営業時間)は、24時間いつでも可能です。ご祈祷や授与所の受付時間(営業時間)は、午前8時30分から午後5時までとなっています。
毎年、8月12日・13日に大祭荒祭が行われるため、大祭期間の8月11日から8月14日までの4日間は、ご祈祷は受け付けていません。また、大祭荒祭期間前日の8月10日は、ご祈祷受付時間(営業時間)は、正午から16時までの午後のみとなっています。
大祭荒祭のときは、普段のご利益だけでなく、年に一度の大祭荒祭でしか頂けないご利益もあります。ぜひ、参拝時間(営業時間)やご祈祷・授与所受付時間(営業時間)を確認して参拝に訪れてください。きっと、エネルギーチャージできるはずです。
焼津神社へのアクセス・駐車場
最寄りの焼津駅から徒歩約13分の場所にある焼津神社は、バスでお越しの場合も、JA焼津支店バス停から徒歩約2分というアクセスの良さが、参拝客に人気です。また、焼津神社へ車でお越しの場合は、焼津ICから10分、焼津駅から3分の場所に、無料駐車場が用意されています。
焼津神社の駐車場には、大きな看板が設置されています。駐車場は、乗用車22台が駐車可能です。広々とした駐車場なので、満車になっても、周囲の車に気を使わず、停めやすいところがうれしいポイントです。
また、例祭荒祭だけでなく、節分祭などイベントのあるときは、臨時の駐車場が用意されることもあります。訪れる際は、焼津神社の駐車場だけでなく、臨時の駐車場について、事前に確認することをおすすめします。
また、毎年8月12日・13日に行われる「東海一の荒祭」・大祭荒祭の期間中は、たくさんの観光客が訪れるため、無料駐車場はすぐに満車になります。車でお越しの方は、事前に焼津神社周辺の有料駐車場もチェックをしておくと良いでしょう。
ただし、焼津神社周辺にある店舗の駐車場への無断駐車は営業妨害になります。さらに、駐車場に停めず、神社周辺の道路への路上駐車も禁止されているので、注意してください。なるべく大きなイベントが開催されるときは、公共交通を利用することをおすすめします。
大祭荒祭や節分祭などのときは、参拝時間(営業時間)やご祈祷・授与所の受付時間(営業時間)に変更があるので、駐車場の状況と併せて確認してください。事前に確認しておくだけで、当日混雑していても、安心してスムーズに行動できます。
住所 | 静岡県焼津市焼津2-77-2 |
電話番号 | 0546-28-2444 |
パワースポット焼津神社で壮大な歴史と伝説に触れる
西暦409年に創建された焼津のパワースポット・焼津神社では、毎年エネルギーあふれる大祭荒祭が行われ、普段から御祭神・日本武尊の伝説に触れながら、パワーを感じられるスポットであることをご紹介しました。また、焼津神社ならではのお守りも紹介しています。
ぜひ、焼津を訪れることがあったら、縁結び・家内安全・商売繁盛など、数多くのご利益があり、霊験あらたかな神社で、エネルギーチャージしてはいかがでしょう。参拝を終えた後、御朱印を頂いておくと、どこにいても御朱印帳を開くだけで焼津神社のパワーを感じられます。