ハーゲンダッツの工場は世界でたったの4ヶ所！群馬県の生産現場を徹底調査

ハーゲンダッツといえば、今やコンビニやスーパーでも気軽に購入することのできる、ハイクラスのアイスクリームです。アメリカ生まれのハーゲンダッツは、ハイクラスなだけあり、その味わいは濃厚かつ飽きのこない商品になっています。

季節限定商品などもあり、年中楽しむことがでるので、ファンも多いアイスクリームです。日本ではハーゲンダッツと聞くと、高級なイメージを持たれている方が多く、日本語ではない商品なので、どこかの国にハーゲンダッツという言葉が存在していると思っている方も多いでしょう。

しかし、実はハーゲンダッツという言葉には何の意味もありません。アメリカで生まれたハーゲンダッツは、創設者による響きが良い造語です。響きの良い造語がいつしか世界に広がり、工場を広げました。

高級アイスクリームメーカーとなると、世界に多くの製造工場を所有していそうではありますが、実はハーゲンダッツの工場は世界にたった4か所しかありません。

アメリカのニュージャージー州ウッドブリッジ、同じくアメリカのカルフォルニア州トゥラーレ、フランスのパリ北部地域にあたるアラス、日本の群馬県高崎市です。全世界45か国への出荷商品をこの4つの工場で行っています。意外な事実と思われる方が多いのではないでしょうか。
 

全世界には4つしか存在しないハーゲンダッツの製造工場ですが、その内の一つが日本の群馬県高崎市に存在します。日本ではサントリーのと高梨乳業の関係会社として日本国内向けに製造されている工場になります。

ハーゲンダッツが高級アイスクリームとして大幅な値下げが行われていないのは、高梨乳業にも関係があります。ハーゲンダッツは高級アイスクリームとして使用される材料も厳選されています。そのため、使用されている牛乳にも相当のこだわりがあります。それこそが高梨乳業の牛乳です。

高梨乳業のタカナシ北海道4.0牛乳は乳脂肪分が商品名の通り、4.0％です。乳脂肪分4.0％の牛乳を製造するのは大変難しく、現在日本でそれを可能にしているのは、高梨乳業の北海道浜中町だけです。

そのため高梨乳業が販売するのタカナシ北海道4.0牛乳の価格は、インターネット上だと1本700程する超のつく高級牛乳です。材料にも高級なものを使用しているため、ハーゲンダッツ特有の濃厚でコクのあるアイスクリームを作ることが実現しています。

どのフレーバーを食べても間違いなく美味しいのは、ハーゲンダッツが人気である魅力の内の一つともいえるでしょう。

日本国内で販売されているハーゲンダッツは、もちろん国内工場である群馬県高崎市の工場で製造出荷されているものになります。日本国内で販売されているハーゲンダッツは、安心安全の日本工場産です。

その日本工場では、日本特有のフレーバーである抹茶味のハーゲンダッツでは、抹茶は紫外線で旨みの品質が落ちやすいため、抹茶の味を損なわないように、遮光性の強い容器が使用する工夫なども工場内で行われています。

国内にあるハーゲンダッツの工場は、出来るものなら見学したい方も多いでしょう。しかし、残念ながら工場見学は実施されておりません。高級アイスクリームメーカーとなると、企業秘密な製造過程もあるのでしょう。

ハーゲンダッツの工場見学は出来ませんが、原材料として使用されている高梨乳業の工場見学は予約をすると可能になります。予約は1ヶ月前ぐらいにするのがおすすめです。

ハーゲンダッツ好きの方は、ハーゲンダッツに使用されている牛乳を製造している工場見学をするのも楽しい工場見学となるでしょう。ハーゲンダッツマニアには、たまらない工場見学の一部ともいえます。
 

素材から厳選されているハーゲンダッツだからこそ味わうことのできる濃厚な旨みとコクは、いつ食べても幸せな気持ちにしてくれます。ハーゲンダッツの国内工場である、群馬県高崎市の工場で製造されたハーゲンダッツを是非味わいましょう。