長野で温泉を満喫しよう！一度は行きたい人気の温泉地とおすすめの宿は？

長野県は高原や3千メートル級の山など豊かな自然に恵まれています。温泉も豊富で沢山あります。雄大な景色が楽しめる露天風呂や、美人の湯と呼ばれる温泉がある温泉宿で優雅な時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

長野県にはなんと50以上の温泉があります。坂上田村麻呂が発見したという伝説のあるお湯や、武田信玄ゆかりの温泉もあります。美人の湯、疲労を癒してくれるお湯、どの温泉に入るか参考にしてみてください。

長野にはたくさんの温泉がありますが、まずは人気のおすすめの温泉をご紹介します。もしかしたらサルと一緒に入浴ができるかもしれません。

長野県にある温泉「歴史の宿金具屋」は北信州渋温泉街にある温泉旅館です。国の登録有形文化財に認定された趣のある建物に泊まることができます。金具屋では宿泊のお客様へのサービスとして、金具屋文化財巡りに参加ができます。

有形文化財に指定されているのは「金具屋斉月楼」と「金具屋大広間」でこの2つの建物の建築や歴史的なお話を聞くことができます。ご希望の方はチェックインの時に申し込みをしてください。

長野の温泉七草の湯は1400年前から湧き続けている源泉を使用しています。七草の湯は別所温泉にあり弱アルカリ性のそのお湯は美肌効果が高く多くの人々や著名人に愛されていました。別府温泉駅からも近く、観光もしやすいのでおすすめです。

「あぐりの湯こもろ」は浴場が広々とした日帰りの温泉施設です。露天風呂からは浅間山の景色を楽しむことができ、サウナからも小諸市街地と浅間山を一望できます。小諸ICからは約10分の御牧ヶ原台地（みまきがはらだいち）への坂道の中腹にあります。

地元食材を使ったお食事や、地元の牛乳を使った人気のソフトクリームを食べることができます。また、農産物直売所があり、朝10時から夜8時まで入館料無料で利用することができます。

利用料金は、大人（12歳以上）500円、小人（7歳～12歳未満）300円、就学前の子どもは無料で利用することができます。

「地獄谷温泉 後楽館」は、約1.8㎞の山道を歩きたどり着く温泉です。（4月1日～11月30日までは別ルートで宿の400メートル手前まで車で行くことができます。）

宿の前には「地獄谷野猿公苑」があり、世界で唯一温泉に入るサルを間近で見ることができます。そのため、サルがお部屋をのぞいたり、露天風呂に遊びに来たりするサプライズが楽しめます。

近くには地獄谷噴泉（じごくだにふんせん）があり、風向きによっては噴泉のしぶきが露天風呂に降り注ぎます。噴泉が降り注ぐと露天風呂に虹がかかることがあります。

望郷の湯、馬曲温泉（まぐせおんせん）は1982年に発見されました。営業を1988年から始めた新しい温泉地です。しかし馬曲川沿いの山間部に位置する馬曲温泉は、戦国時代の山城がある山々が見える風情のある眺望です。

その眺望は「雪景色が素晴らしい温泉」で東日本で1番と評価されています。冬だけではなく、四季を通じて景観の良い温泉としても評価されています。露天風呂からは日本百名山に数えられる雄大な高社山を望むことができます。

長野県の七味温泉は古くから親しまれています。七味温泉は白濁の硫黄温泉で開湯以来、加水・加熱・循環をせず、源泉かけ流しのお湯を楽しんでいます。おすすめの季節のお料理と温泉で心ゆくまでくつろげる温泉です。

湯田中温泉（ゆだなかおんせん）は、湯田中温泉郷と呼ばれる温泉郷です。大きなホテルや歴史のある旅館が軒を連ねお土産屋さんや飲食店が点在しています。足湯もあり共同浴場も多数存在しますが地元民と宿泊客のみ利用できます。

長野の温泉である蓼科（たてしな）温泉に大正12年にオープンした「蓼科グランドホテル滝の湯」は長野県の食材を生かしたビュッフェと懐石料理をいただくことができます。蓼科温泉のお湯は平安時代に坂上田村麻呂の発見伝説があります。

戦国時代の名将、武田信玄も戦の傷を癒したと言われるそのお湯は弱アルカリ性の美肌の湯としても有名です。2つの源泉で、趣の異なる人気の温泉をご堪能ください。

長野にはおすすめの人気のホテルがあります。朝ごはんに本物の温泉卵をいただけるホテルや、老舗温泉でありながらセルフ＆スマートなサービスのホテルをご紹介します。

長野県、野沢温泉にある「村のホテル住吉屋」は明治、大正の温泉情緒を残した品格のある佇まいのホテルです。自家源泉のかけ流しの温泉が楽しめ、美味しい旅ご飯がいただけます。特におすすめは朝ごはんで毎朝、源泉「麻釜」で炊き上げた本物の温泉卵がいただけます。

長野の温泉ホテル「ホテル亀谷本店」は創業118年の老舗温泉です。旧来のフルプライスをやめ、ロープライスなセルフ＆スマートなサービスを提供してくれます。しかし温泉は変わらず天然温泉のかけ流しでたくさんの種類があります。

総檜（そうひのき）大浴場や、庭園風露天檜（ひのき）風呂、総御影石大浴場や庭園風露天岩風呂などがあり、男性、女性時間制で入れ替え温泉を楽しむことができます。効能は、美肌、神経痛、リュウマチ、糖尿病などになります。

長野の温泉には日帰りで楽しめるところがあります。歴史を感じられる温泉や、武田信玄が愛した名湯、おすすめのとろとろとした美人の湯をご紹介します。

長野県にある温泉「片倉館」はシルクエンペラーと称された片倉財団により昭和3年に竣工されました。ガイドありの場合、事前予約が必要ですが、歴史ある館内を見学することができます。

見学料はガイドありの場合、個人（5名以上）大人600円、子ども（3歳～小学生）300円、団体（12名以上）大人500円、子ども200円、ガイドなし見学料は、見学のみが大人400円、小中学生100円です。

おすすめコースは見学・入浴セットで大人1050円、小中学生500円です。見学時間は10:00~16:00です。また、入浴は昭和初期のロマン漂う天然温泉大浴場で、千人風呂と呼ばれています。一度に100人は入れる大きさです。

ステンドグラスや彫刻、装飾も楽しむことができる芸術のお風呂は80年以上過ぎた今も多くの人々に人気で愛されています。入浴料は、大人750円、子ども（3歳以上小学生まで）450円です。

長野県にある乗鞍高原温泉（のりくらこうげんおんせん）「湯けむり館」は平成25年4月に新たな施設としてオープンしました。乳白色の温泉で内湯、外湯の両方から乗鞍岳が見渡せます。湯けむり館の湯は武田信玄によって開拓されました。

信玄が疲れを癒したと言われるお湯で心と体を癒してみてはいかがでしょうか。入館料は大人720円（中学生以上）小人300円（3歳以上）です。

長野県の温泉「ゆーとろん水神の湯」は湯量豊富な源泉を使った日帰り温泉です。ゆーとろんには、8種類の露天風呂とサウナ風呂、2種類の内湯があります。ゆーとろんのお湯は、pH10.3のアルカリ性「単純硫黄泉」でとろとろしたお湯です。

なめらかなそのお湯は大人気です。入浴料は大人900円、子ども700円、70歳以上500円、入館のみは、大人500円、子ども300円です。美肌の湯に入ってみてください。

長野県の日帰り温泉「あけびの湯」は北信五岳を眺めながらお湯に浸かる事ができます。あけびの湯は気温や湿度などの気象条件によりお湯の色を変える特徴があります。無色透明、白濁色、緑色また、珍しい黒い湯花が出現する時もあります。

入館料は大人（中学生以上）600円、子ども300円、3歳以下無料です。6:00~9:00までの入館の朝風呂もあり、朝風呂の利用料は大人500円、子ども250円、3歳以下無料です。朝風呂に訪れた場合、9:00以降の滞在もできるのでおすすめです。

山梨県にも日帰り温泉があります。下記の記事では山梨県のおすすめの温泉をご紹介していますのでご覧ください。穴場や個室のある温泉もチェックしてみてください。

長野の一度は行ってみたい高級旅館をご紹介します。ロビーでジャズやクラッシックのコンサートを楽しめる旅館や季節や気候により色が変化する温泉、美人の湯として人気のある温泉がある旅館などがあります。

憧れの温泉宿「星野リゾート甲松本」は歴史のある浅間温泉にあります。アルカリ性の単純泉は柔らかいお湯で肌を包みこんでくれるようです。松本市は音楽に造詣が深い街です。そんな松本にある「星野リゾート甲松本」は毎晩コンサートが開催されています。

スタッフおすすめの甲州ワインを片手に、ジャズやクラッシックのコンサートを楽しむことができ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。また、お食事は、甲松本ならではの季節に合わせた懐石料理をいただくことができます。

憧れの温泉旅館、白骨温泉の名湯「泡の湯」は太古より受け継がれた白濁の湯です。白骨温泉は乳白色のイメージがあると思いますが、泡の湯は季節や天候により、様々な色に変化します。ミルククリーム色や、コバルトブルーなど何色のお湯に出会えるか楽しみです。

お食事は信州の季節の食材を使った数々のお料理をいただけます。朝ごはんの白骨温泉名物の温泉粥で体の中から元気になれそうです。

憧れの温泉旅館「裾花峡温泉うるおい館」は美人の湯「保玉の湯」が人気です。市街地にありながら緑豊かな渓谷に源泉100パーセントのお湯を楽しむことができます。湯上りのツルツルの肌を実感してみてください。

憧れの温泉旅館「旅館さかや」のある野沢温泉は日本の観光地を紹介したフランスのガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド日本編」で温泉地として長野県で唯一の二つ星を獲得しました。

旅館さかやのお風呂は宮大工による伝統の湯屋建築造りの大浴場をはじめとし、数種類ありそのお湯は美人の湯として人気があります。本物の温泉だけで味わえる肌触りを楽しむのもおすすめです。

避暑地軽井沢の名湯として愛されている星野温泉は1915年に開湯しました。「軽井沢星野エリア」の中に「星野温泉トンボの湯」があります。星野エリアは星野温泉トンボの湯を中心にレストランやショップが並んでいます。軽井沢星野エリアの歴史は大正時代から始まります。

北原白秋や島崎藤村などの文豪や芸術家が集っていました。星野温泉トンボの湯はそのころから変わらない源泉かけ流しの湯を楽しむことができます。

「星野温泉とんぼの湯」は源泉は美肌の湯として親しまれている立ち寄り湯です。利用料金は、大人1300円、子ども（3歳～小学生）750円、GW（4月27日～5月6日）と8月は特別料金で大人1500円、子ども1000円です。

憧れの温泉旅館「石苔亭いしだ」は日本のおもてなしにこだわる「和趣（やまとごころ）」をコンセプトにした昼神温泉の湯宿です。温泉は数種類あり、さまざまな温泉を楽しむことができます。情趣あふれるお部屋でくつろいで非日常をお楽しみください。

館内はくつろぎの空間で、シアタールームやエステ、茶室など思い思いの時間を過ごすことができます。ロビーには能舞台があり、地元の伝統芸能を毎晩開催しており楽しむことができます。

長野県の温泉には、ペットと一緒に泊まれる人気の宿があります。家族であるペットとも素敵な思い出が作れるおすすめの温泉です。

開湯1300余年の歴史がある浅間温泉にある「坂本の湯」は、浅間温泉では珍しい源泉かけ流しの湯を楽しむことができます。

「坂本の湯」では室内で飼っているペットでしたら一緒に泊まることができます。室内犬でしたら、大型犬、小型犬どちらでも泊まれます。お部屋がペットと一緒なのはもちろん、お食事処にも一緒に使用でき食事を共にすることができます。

ペットとお泊りの際は、ペットのご飯（餌）、食器、トイレシート、敷物のご用意をお願いします。また、リードは必ずお持ちください。

ペットと泊まれる宿、「坂本の温」へのアクセスは、車の場合、中央自動車道松本インターより約30分、電車の場合、JR中央本線松本駅よりバスで約20分です。

長野の温泉旅館やホテル、日帰り温泉をご紹介しましたが気になる施設はあったでしょうか？一度は泊まってみたい高級な温泉旅館から歴史ある温泉宿まで長野の温泉は入りつくせないほどあります。心ゆくまで温泉を堪能してください。