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日持ちする食材を上手に活用すれば食費の節約にも!
家族で過ごす「おうち時間」は楽しい時間です。食卓に並ぶ食材には、野菜や魚、肉など工夫を凝らしたメニューがたくさん揃っているのではないでしょうか。しかし、食材の中には生野菜など、日持ちのしない食材もあります。食材をまとめ買いして、無駄になった経験はありませんか。
少しでも家計の節約をしたいのであれば、日持ちする食材やレシピを選ぶことがおすすめです。しかし、日持ちする食材と考えると、野菜が少なくなり冷凍ができる肉や魚に偏りがちです。そこで栄養の偏りを抑えて、食費を節約できる日持ち野菜、食材、料理レシピを紹介します。
冷蔵で日持ちする野菜4選
野菜は常温や冷蔵、冷凍で保存ができる食材です。冷蔵庫の野菜室で日持ちする野菜を選びぶと、簡単に野菜を保存できます。これからご紹介する野菜は、冷蔵で日持ちする野菜4選です。どれも手軽にスーパーマーケットで購入できる野菜なので、ぜひ活用してください。
冷蔵で日持ちする野菜:じゃがいも
冷蔵で日持ちする食材のおすすめ野菜は家族が大好きなじゃがいもです。じゃがいもは、常備野菜として買い置きしていることが多い食材です。常温の保存でも、日持ちすることがよく知られている野菜です。
じゃがいもは、直射日光に当てると色が緑色に変色して芽を出します。しかし、夏場は常温保存では痛みやすいので、野菜室の保存がおすすめの野菜です。日持ちするじゃがいもの冷蔵方法は、新聞紙やキッチンペーパーなどで包んでポリ袋に入れて野菜室に置きます。
この方法で、じゃがいもが日持ちする期間は約1ヵ月になります。少人数の家庭では、使いきれないじゃがいもを無駄にすることが多くなります。日持ちする冷蔵方法でおすすめ野菜のじゃがいもを無駄なく有効に使いきってください。
冷蔵で日持ちする野菜:ピーマン
家庭の常備野菜として便利なピーマンも冷蔵で日持ちする食材野菜です。ピーマンは食材として栄養価が高い食材ですが、メインで使うことが少ない野菜です。冷蔵で日持ちする保存方法を活用して、栄養価の高いヘルシー料理を作ってください。
日持ちする野菜のピーマンを冷蔵保存する場合、キッチンペーパーで1個ずつ包みます。これをポリ袋に入れて、野菜室で保存します。この保存方法でピーマンの日持ちする期間は約3週間ほどです。
ピーマンはいくつかをまとめて保存した場合、その中の1個が腐ると他のピーマンに移って、全部が腐る原因になることがあります。できるだけ個別で保存しましょう。
冷蔵で日持ちする野菜:キャベツ
冷蔵で日持ちする食材でおすすめの野菜はキャベツです。キャベツは使いやすい食材として、ほとんどの家庭で常備している野菜です。日持ちするキャベツの冷蔵保存方法は、新聞紙にくるんでポリ袋に入れます。袋の口は軽く閉めておきましょう。
野菜室ではキャベツの芯を下にして保存します。この方法でキャベツが日持ちする期間は約3週間となります。さらにキャベツを長く日持ちするには、キャベツの芯をくり抜くか、切り込みを入れて濡らしたキッチンペーパーに包みます。あとは、上記と同じ方法で野菜室に入れてください。
冷蔵で日持ちする野菜:にんじん
冷蔵で長く日持ちするにんじんは、家計にとって便利なおすすめ野菜です。夏場の常温保存では、日持ちする期間は約1週間ほどです。そのため傷みやすい食材だと思われがちです。にんじんは賢く冷蔵して上手に使い切ってください。
にんじんが長く日持ちする冷蔵方法は、新聞紙に包んでポリ袋に入れます。野菜室で立てて保存しましょう。にんじんが日持ちする冷蔵期間は約1ヵ月です。使いかけのにんじんの保存には、ラップなどで切り口が乾燥しないように包んで保存してください。
にんじんは冷凍保存もおすすめ!
にんじんをもっと日持ちするためには、冷凍保存もおすすめです。にんじんはレシピに応じて使いやすい大きさにカットして、冷凍用のポリ袋に入れて平たく伸ばして保存しましょう。日持ちする野菜のにんじんは茹でた後の冷凍もできます。
解凍後の調理を見込んで少し硬めに、にんじんを茹でておきましょう。冷凍でにんじんが日持ちする期間は約1ヵ月です。色のきれいなにんじんは少しの量でも、食卓を華やかにしてくれる食材です。
常温で日持ちする野菜2選
野菜には常温で日持ちする食材もあります。個別包装の手間がかけられない忙しい人にも常温保存はぴったりです。スーパーマーケットでまとめ買いができて、常温で日持ちする野菜を2つ選びました。
常温で日持ちする野菜:かぼちゃ
簡単に常温で日持ちする食材の野菜と言えばかぼちゃがおすすめです。かぼちゃは、丸ごとのままなら常温で約2ヵ月以上日持ちするため少人数の家庭にも最適な食材です。丸ごとのかぼちゃをスーパーマーケットの野菜売り場の安売りで見つけたのならば、迷わず買っておきませんか。
カット野菜として食材のかぼちゃでは、かぼちゃの中のわたや種を取り除いて冷蔵保存をおすすめします。冷凍保存をする場合には、わたや種を取り除いてから使いやすい大きさにカットして保存しましょう。
常温で日持ちする野菜:白菜
白菜は常温で日持ちする食材で、特におすすめの野菜です。白菜は水分が多い葉物野菜なので常温の日持ちはしないのでは、と思いましたか。実は丸ごとの白菜ならば、常温でも日持ちする野菜です。
丸ごとの白菜は、新聞紙に包んで冷暗所で保存します。冷暗所では白菜を立てて置いてください。この状態で白菜が日持ちする期間は約3~4週間です。カット野菜で売られている食材の白菜は、常温保存には向いていないので、野菜室で冷蔵保存をしてください。
意外と知らない?日持ちする果物2選
家庭で日持ちする便利な食材は、野菜ばかりではありません。意外と知られていなのですが、日持ちする食材は果物にもあります。数ある果物のほとんどが傷みやすく、早めに消費しなくてはいけません。ゆっくり朝食が摂れる休日に合わせて、日持ちする果物を常備しておきませんか。
現代の食事は野菜不足や、果物不足になりがちです。日持ちする果物を常備して食物繊維や、ビタミンなど必要な栄養をしっかりと食材から摂取して健康な体を目指しましょう。
日持ちする果物:りんご
日持ちする果物のおすすめはりんごです。りんごは1年中スーパーマーケットで購入ができる手頃な果物ですが、日持ちする期間が長い果物の代表といえます。りんごが日持ちする期間は、常温でも約1ヵ月、冷蔵保存では約2ヵ月と経済的な果物です。
りんごの保存方法は、冷蔵の場合はポリ袋に入れておきます。常温保存であれば、個別にキッチンペーパーでくるんで冷暗所に置いてください。まとめて買いでも約1~2ヵ月は美味しく食べられます。お弁当に入れても喜ばれるりんごは買い置きがおすすめです。
日持ちする果物:グレープフルーツ
グレープフルーツも日持ちする果物です。まとめ売りされていることが多いグレープフルーツですが日持ちするので、購入しておいても大丈夫です。常温の保存もできますが、夏場は冷蔵保存がおすすめです。
冷暗所の保存では常温で約1週間置いても大丈夫です。野菜室で保存する場合は、ポリ袋に入れて保存しましょう。グレープフルーツは皮が厚いため、日持ちする食材ですが、野菜室にそのまま入れておくと乾燥します。必ずポリ袋に入れて保存してください。
日持ちする食材といえば乾物!おすすめ3選
家計の節約を手助けしてくれる手軽な食材といえば乾物が便利です。生物の食材と違い手間をかけなくても、長く日持ちする食材のため賢く使っている家庭も多いのではないでしょうか。「あともう1品」がほしい時にも活躍してくれる乾物は、常備しておきたい食材です。
食物繊維やミネラルなどがたくさん含まれていると言われる乾物を、積極的に日々摂りいれてみましょう。乾物を調理する場合は、水で戻す必要があります。最近の乾物は、短時間で戻せるものが多いので、この機会にぜひ利用してください。
日持ちする食材:乾燥ひじき
日持ちする食材の代表である乾燥ひじきの賞味期限は1年間です。乾燥ひじきは、使う分だけ水に戻して使います。水に戻すと、芽ひじきでは約10倍、長ひじきでは7~8倍に膨れ上がります。そのままではなく、必ず調理をして食べて下さい。サラダに使う場合も5~6分茹でるといいでしょう。
乾燥ひじきの栄養価は高く、ミネラルやカリウムが豊富に含まれているとされています。家計の節約にもなって、栄養価も高い食材の乾燥ひじきは、和食の定番料理の煮物や、混ぜご飯などで美味しく食べましょう。
日持ちする食材:切り干し大根
日持ちする食材の切り干し大根は、昔から常備菜として日本の食卓には欠かせない食材です。最近では食物繊維も豊富で、ミネラルなどの栄養価も高いことから、切り干し大根の存在が見直されています。
切り干し大根の日持ち期限は、約6ヵ月~1年とされています。商品によって日持ちする期間は異なりますので、表記されている期限を確認してください。
水で戻した切り干し大根は、当日に調理することをおすすめします。調理方法は、煮物やサラダなどバリエーションも豊富です。日持ちする便利な食材の切り干し大根は、買い置きしておくと、買い物に行けない時やお弁当のおかずにと、大活躍してくれる食材です。
日持ちする食材:乾燥わかめ
日持ちする食材の乾燥わかめは、もっともポピュラーな乾物です。どこの家庭でも常備されているのではないでしょうか。生わかめや塩蔵わかめと比べると、調理しやすいところが愛されるポイントの1つです。
乾燥わかめの賞味期限は、一般的な商品では1年間です。常温で保存ができる便利な食材のうえ、短時間の調理で美味しく食べられます。開封後の乾燥わかめは、常温で保存ができますが、湿気や高温を避けて保存しましょう。
日持ち食材のおすすめ料理レシピ:ザワークラウト
日持ち食材のおすすめ料理「ザワークラウト」のレシピを紹介します。時間のある時にまとめて作り置きをしませんか。紹介するレシピのザワークラウトは、ドイツの料理で発酵食品です。日本の定番、漬物に近い料理です。レシピは、材料となるキャベツ・塩・お好みでキャラウェイシードを準備します。
塩の分量はキャベツの2%が目安です。キャラウェイシードは無くてもOKです。キャベツは洗い過ぎないようにして、汚れをとります。芯、外葉も取り除きましょう。歯ごたえを残すように、粗目の千切りにしたキャベツは塩で水分が出るまで揉みこみ、保存瓶に水分と一緒に詰め込みます。
外葉を乗せて芯を重石にして、フタは開けておきます。発酵が進むとガスが発生するので、瓶の上は数センチメートルの余裕を残します。25度以下の冷暗所で1週間発酵させます。途中で芯は外しましょう。味見をして酸っぱくなっていたら完成です。レシピのアレンジも楽しんでください。
日持ちする野菜や食材を上手に活用しよう
おうちで過ごす時間の楽しみは食事という人も多いでしょう。日持ちする野菜や食材を上手に活用すれば、食費の節約もできて料理時間も短くできるなど、メリットはたくさんあります。この機会に長く日持ちする食材に注目してみましょう。