沖縄のタコライスおすすめ人気店ランキングTOP21！元祖から有名店まで！

今や街中のカフェでも良く見かけるメニューのひとつとなった「タコライス」。このタコライス、実は沖縄が元祖であり発祥の地だったということをご存知でしょうか。今回は沖縄に訪れた際はぜひ体験していただきたい、元祖的な有名店から個性的なお店までランキング形式でご紹介します。

メキシコ料理として有名なタコスの具材をご飯の上に載せて、そしてレタス、トマト、チーズをトッピングして、最後にサルサソースをたっぷりとかけるのが、タコライスの基本です。タコライスのルーツ、沖縄ではさらにバリエーション豊かなタコライスがいろいろなお店で楽しめます。

タコライスはどうして沖縄で生まれたのでしょうか。大きな理由は沖縄にある米軍基地の存在でした。メキシコ料理のタコスは、米軍基地の軍人たちに人気だったのですが、このタコスの具材とあったかいご飯の相性がバツグンだったのです。タコスをライスに載せるから、タコス＋ライスで「タコライス」、シンプルながら何だか可愛らしいネーミングです。

タコライス発祥の地といえば沖縄ですが、その沖縄でも元祖中の元祖といえるのが沖縄県金武町にある有名店「キングタコス」こと、通称「キンタコ」です。お金があまりない若いアメリカ兵のために手早くお腹いっぱいになれる料理を提供したい、そんな思いから考え出されたそうです。

タコライスの本場である沖縄には、美味しいタコライスが食べられるお店がひしめき合っています。その中でも人気、味ともに抜きんでたおすすめのお店21店を厳選しました。まずはランキング21位から11位までのお店をご紹介します。

パーラーみやまは、沖縄の離島、阿嘉島にあるお店です。パーラーみやまの人気の秘密は、タコライスの美味しさもさることながら、お店の前に広がる青い海と白い砂浜です。爽やかな海風に吹かれながら、美味しいタコライスを頂くひとときは、きっと時間を忘れさせてくれることでしょう。

パーラーみやまは、那覇市泊港から高速船に乗って阿嘉港まで約50分、そして阿嘉港から徒歩で約5分のところにあります。

浜辺のTipiCafe（ティピカフェ）は、青い海がすぐそこにあるという最高のロケーションのカフェです。このお店のタコライスはインディアンのテントをモチーフにしているのが特長です。ライス、チーズ、ひき肉を層にしたテント型のタコライスのまわりに野菜やソーセージをレイアウトした独特のかたちで、インスタ映えすること間違いなしです。

浜辺のTipiCafeは、マリブビーチ内にあり、沖縄県路線バスならルネッサンスホテル前バス停で下車してスグのところにあります。

ギターラウンジ アルハンブラは、沖縄市上市にあるラテン酒場です。店内はまさにスペインの酒場のような雰囲気で、毎日、ジャズ、ラテン、フラメンコ、クラシックなどのアコースティックライブが行われています。ムーディな雰囲気の中、タコスとタコライス、さらにインチラーダをワンプレートにしたメキシカンディナーなどのメキシコ料理が楽しめます。

ギターラウンジ アルハンブラは、沖縄県路線バスなら園田バス停で下車して、徒歩で約3分のところにあります。

もとぶ食堂は、県道84号線にある沖縄家庭料理の元祖的なお店です。沖縄そばやタコライス、ゴーヤチャンプルーといった沖縄の定番料理をはじめ、お子様メニューも豊富に用意されています。中でも地元の食材をたっぷり使ったタコライスはおすすめです。

もとぶ食堂は、路線バスなら名護バスターミナルから70番か、76番のバスに乗車します。そして、クカルビ停留所で下車し、徒歩約2分のところにあります。

スナヤマカフェは、沖縄の離島、宮古島の砂山ビーチの近くにある人気のカフェです。スナヤマカフェでは、「宮古牛タコライス温玉のせ」がおすすめです。宮古牛100％のひき肉とトロトロの半熟卵、さらにレタスやトマトなどの新鮮野菜をブレンドした味のハーモニーは絶妙です。また、オリジナルブレンドのコーヒーや個性的なスイーツもおすすめです。

スナヤマカフェは、宮古空港から車で約20分、砂山ビーチのすぐそばにあります。

ポッケファームは、北谷町美浜のショッピング施設「美浜アメリカンビレッジ」の中にあります。ポッケファームのおすすめは「タコモコライス」です。タコライスの上にトロトロの目玉焼きをトッピングし、名前の通りタコライスとロコモコを合体させた料理です。

ポッケファームは、路線バスの場合、那覇市内からは20番、28番、29番のバスを利用し、桑江停留場で下車、バス停からは徒歩約3分のところにあります。

ピザハウスジュニアは、沖縄でアメリカンな雰囲気が楽しめるファーストフード店です。ピザハウスジュニアは、沖縄県内に7店舗展開して営業していますが、今回は北谷店をご紹介します。

ピザハウスジュニアのメニューは、ピザ、タコスやタコライス、そしてステーキやハンバーグ、ビーフシチューなどのバラエティー豊かなアメリカンスタイルの料理が特徴です。しっとしとしたタコスミートにオリジナルソースをたっぷりとかけて頂くタコライスは絶品です。

ピザハウスジュニア（北谷店）は、路線バスに乗り、中部線の第二伊平停車場を下車した場合は徒歩1分のところにあります。また、名護西線の伊平停車場を下車した場合は、 徒歩3分のころにあります。

タコライスカフェ きじむなぁは、沖縄県内に4店舗展開しているタコライス専門店です。今回は第1号店の恩納村店をご紹介します。タコライスにフワフワの卵をトッピングした人気メニュー「オムタコ」は、きじむなぁ恩納村店で誕生しました。恩納村グルメフェスティバルでグランプリを獲得した元祖「オムタコ」をぜひ一度ご体験ください。

タコライスカフェ きじむなぁ 恩納村店は、屋嘉IC より車で15分の距離のところ、旧R58沿いにあります。

大衆食堂ミッキーは、1970年に創業された沖縄市のコザを代表するおすすめの大衆食堂です。店内はレトロな温かみのある雰囲気で、いつも常連のお客さんと外国人で賑わっています。大衆食堂ミッキーのタコライスの魅力はボリュームと2種類のソースです。酸味の効いたソースと甘辛いソースを好みに合わせてブレンドするのですが、ブレンド具合によって違った味が楽しめます。

大衆食堂ミッキーは、車の場合、沖縄南I.Cより国道330号を経由して約10分のところにあります。

ジョージレストランは、米軍公認の飲食店に与えられた許可証Aサインを最初に受けたお店として有名です。ジョージレストランのタコライスは、ご飯の上にお肉にこだわったタコミート、そしてチーズ、トマト、レタスが山盛りにトッピングされボリュームたっぷりです。酸味の効いたサルサソースを好みに合わせてかければ、辛さが苦手な人でも大丈夫です。

ジョージレストランの最寄り駅は、ゆいレール旭橋駅で徒歩12分の距離にあります。

アメリカ食堂サンズ・ダイナーは、国際通りの近くにある沖縄の食材を使ったアメリカ料理が楽しめる人気のお店です。アメリカ食堂サンズ・ダイナーでは、石焼きタコライスがおすすめです。おこげとタコミート、そしてとろけるチーズの組み合わせが絶品で、有名スポーツ選手に絶賛されたことでも有名です。

アメリカ食堂サンズ・ダイナーの最寄り駅は、ゆいレール牧志駅で徒歩1分の距離にあります。

沖縄のタコライス人気店をランキング形式で、21位から11位までをご紹介してきました。タコライス発祥の地だけに歴史もあり、元祖的なお店から新進の人気店まで、個性豊かなお店ばかりです。さて、次はいよいよおすすめしたいお店ベスト10をご紹介します。

ランキング10位のCafe やぶさちは、南城市の海の見える高台にあります。琉球のはじまりの地といわれる南城市は、数多くの伝説が残る土地で、中でも聖地として大切にされてきた「藪薩御嶽（やぶさつうたき）」は、Cafe やぶさちの名前の由来になっています。赤ワインとスパイスで仕上げたオリジナルソースが特長のやぶさちタコライスは、ヘルシーで女性にもおすすめです。

Cafe やぶさちは、那覇空港から車で約40分、南風原北ICまたは南風原南ICより約20分のところにあります。

ランキング9位のジャンバルターコーは名護市にある有名なメキシコ料理店です。おすすめはご飯の上にタコミート、チーズ、レタスといった具材をたっぷりのせたボリューミーなタコライスです。爽やかでスパイシーな自家製サルサソースとの相性も抜群です。タコライス以外にもタコスやチキンチーズライスといったメニューもおすすめです。

ジャンバルターコーは、路線バスの場合、名護職安前停留所で下車、バス停から 徒歩1分のところにあります。

ランキング8位の豊見城タコライスは、オーナーのアイデア満載の美味しいオリジナルタコライスが楽しめることで有名なお店です。豚のあばら肉を甘辛く炊いた沖縄の家庭料理・ソーキをタコライスの上に乗せた「ソーキタコライス」や、アボガドとラクレットチーズをふんだんに使った「ラクレットタコライス」など、こだわりの絶品タコライスが味わえます。

豊見城タコライスは、那覇空港から車で約10分のところにあります。

ランキング7位のセニョール ターコは、沖縄市のショッピングセンター、プラザハウス内にある老舗タコス店です。メキシカンの元祖的な雰囲気の中で、タコスやタコライスを味わえます。セニョール ターコのタコライスは、スパイシーなひき肉とコクのあるチェダーチーズが特長で、何度食べても飽きない味でおすすめです。

セニョール ターコは、那覇空港から車で約50分のところにあります。

ランキング6位のタコス専門店 Tacos-ya 新都心店は、国際通りで行列ができることで有名なタコライス店「Tacos-ya」の新都心店です。タコス屋のタコライスは、ひき肉、チーズ、レタスと各具材のバランスが絶妙で、一度食べると病みつきになる味です。

タコス専門店 Tacos-ya 新都心店の最寄り駅は、ゆいレール古島駅で徒歩7分の距離にあります。

ランキング5位のルーラーズタコライスは、「タコライスをもっと気軽に、もっと多くの人に食べてもらいたい」というオーナーの思いから誕生したタコライス専門のファーストフード店です。アボカド、ベーコン、チーズといった具材を使った「ABCタコライス」や「シーザータコライス」、「ハバネロタコライス」など、オリジナリティ溢れる美味しいタコライスが楽しめます。

ルーラーズタコライスは、路線バスなら第二真栄原停留所で下車し、徒歩約1分のところにあります。

ランキング4位の赤とんぼは、那覇のアーケード街の奥にある地元の方に人気の隠れた名店です。屋台なのでテイクアウトが基本ですが、店先の小さなテーブルで食べることもできます。赤とんぼのタコライスは安くてボリュームたっぷりなのが特長です。タコスミート、チーズ、トマト、レタスと具材はシンプルながら辛いチリソースとのコンビネーションは最高です。

赤とんぼの最寄り駅は、ゆいレール牧志駅で徒歩9分の距離にあります。

ランキング3位のチャーリー多幸寿は、創業60年を超える沖縄では有名な老舗レストランです。「チャーリーライス」と名付けられているタコライスは、チャーリー多幸寿のオリジナルタコライスで、こだわりのタコミートに2種類のチーズ、そしてトマトとレタスをトッピングしています。ソースは3種類あり、辛さの度合いを選べるので大人から子どもまで誰もが楽しめます。

チャーリー多幸寿の最寄り駅は、ゆいレール県庁前駅で徒歩5分の距離にあります。

ランキング2位のプラス1は、沖縄市南桃原にあるテイクアウトのタコス専門店です。プラス1のタコライスは、牛ひき肉をたっぷり使った具材と、辛さとコクが際立つオリジナルサルサソースの組合せが絶妙で、地元でも大人気です。沖縄市が選ぶ優れた商品として「KOZA CHOICE!」にも選ばれた逸品です。

プラス1は、路線バスなら桃原停留所で下車し、徒歩約1分のところにあります。

ランキング1位に輝いたのは、タコライスの元祖店として人気のキングタコスです。「米軍基地のアメリカ人たちを満足させたい」という思いから考案されたタコライスこそ、まさに元祖中の元祖、タコライス発祥店として不動の人気を保っています。味もボリュームもその名前の通りキングクラスです。週末になると、地元のお客さんから観光客の方まで集まる有名店です。

キングタコスは、沖縄自動車道金武ICから5分のところにあります。

「タコライスボール」をご存知でしょうか。その名前の通り、タコライスをボールのようなかたちに丸めて、油であげた料理です。タコライスの派生メニューとして最近、人気が出てきています。

道の駅 許田（きょだ）のパーラー海風は、オープンした2010年からタコスボールを提供しています。カラッと揚げた衣を噛むと、とろけたチーズとともにタコライスの旨みが口の中に広がって病みつきになります。遠方からこのタコライスボールのために訪れるお客さんも多く、午前中によく売り切れてしまう人気メニューになっています。

那覇空港には、サンカクマートというお菓子やお弁当を販売しているお店があります。サンカクマートのお弁当は安いことでも有名で、タコライスも300円ほどで売られています。機内に持ち込みできますから、フライト中に沖縄観光の思い出に浸りながらタコライスを食べる、なんてこともできます。

空港2階のスナックコートでは、タコライスや沖縄そばなどの沖縄料理が手軽に食べられます。那覇空港で本格的なタコライスが食べたい方におすすめです。大きな窓から飛行機の離着陸が見えるロケーションの良さも魅力です。

沖縄のお土産といえば何が思い浮かびますか。ちんすこうやサーターアンダギー、紅芋タルトやオリオンビールも有名ですが、最近では「タコライスの素」も人気です。ご家庭でもかんたんに本場のタコライスが食べられます。

タコライスの素には、タコライス用に数種類のスパイスで味付けされたミートと特製サルサソースが入っています。温めたタコライスの素をあったかいご飯の上にかけます、そして、野菜やチーズを載せるだけで、簡単に美味しいタコライスがつくれます。

今回は沖縄で生まれた、沖縄ソウルフードの元祖「タコライス」をランキング形式でご紹介しました。沖縄観光の際は、ぜひご自分の舌でいろいろと確かめてください。そしてあなたの「ベストタコライス」を発見してください。