店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
ハンバーグの賞味期限は?
家庭料理の定番として大人から子どもまで人気のあるハンバーグは、夕食やお弁当のおかずとしてよく作って食べるという方が多いのではないでしょうか。ハンバーグは好きな食べ物ランキングでは老若男女問わず上位に入る定番料理です。
しかし、ハンバーグはひき肉に玉ねぎなどを混ぜ合わせており、他の食べ物よりも傷みやすいです。しかし、冷凍ハンバーグにして保存しておくと保存期間を延ばすことができます。この記事では、自分で作ったハンバーグを冷凍した場合と市販の冷凍ハンバーグの賞味期限を比較して紹介します。
最近では、有名店の味を冷凍ハンバーグで再現している商品などもあり、解凍するだけで食べることができて人気です。市販の冷凍ハンバーグは簡単に解凍して使うことができ、アレンジして他の料理に活用することもできます。その際の解凍方法や他のレシピへの使い方も紹介します。
市販と手作りで大きく異なる
ひき肉をたくさん買ってきたときなど、ハンバーグを多めに作ってお弁当や夕食のおかずのために冷凍ハンバーグにしているという方もいるかもしれません。そのような場合は、市販の冷凍ハンバーグと違いどのくらい保存できるか分かりにくいです。
実際に、市販の冷凍ハンバーグと手作りして冷凍ハンバーグにしたときの賞味期限は大きく異なります。まず、手作りした場合のハンバーグの賞味期限の目安を説明します。
まず、焼く前のタネは生のひき肉のため常温保存は危険です。特に夏場など気温が高くなるときには、作ってから焼くまでに時間を置かないようにしましょう。焼いてからも、常温では長く保存できないため、すぐに食べないときにはラップをかけて冷蔵庫に保存しましょう。
冷蔵庫に入れた場合は、焼く前なら当日中に焼いた後でも2~3日で食べるようにしましょう。冷凍ハンバーグにして保存する場合には、焼く前なら2週間ほど、焼いた後なら1か月ほどで、解凍し食べるようにしましょう。
保存するときには、焼く前に保存する場合も焼いてから保存する場合も、1つずつラップにくるんで空気に触れないようにフリーザーパックに入れて保存しましょう。解凍するときも、一つずつ使えて便利です。
また、冷凍ハンバーグを作って保存する予定があるときには、作る工程にも注意するべきポイントがあります。まず、タネをこねるときに手袋を使用することです。手でこねると手についた細菌がタネに入ってしまうためです。
こねるときにはひき肉は冷蔵庫でしっかり冷やしたものを使用し、ボールを氷水で冷やしながらこねて温度が上がらないようにします。ひき肉に熱が通らないようにした方が、長期間の保存ができるのです。
冷凍ハンバーグは賞味期限が長くおすすめ
空気に触れずに保存すると食品の保存期間は長くなります。そのため、真空パックの冷凍ハンバーグは賞味期限が長く設定されています。冷凍庫に常備するときには、期限が長いものは安心できます。まず、人気の冷凍ハンバーグを紹介します。
一つ目は、年間170万個を売り上げる人気商品である明和食品の「ゆうぜんハンバーグ」です。厳選された無添加の素材を、熱が加わらないように機械でこねて作られています。
シンプルな味わいで、煮込みハンバーグにしたり、和風ソースで食べたり、どんな味付けにもアレンジできます。別売りでオリジナルソースも販売されており、ハンバーグのうまみワンランクをアップさせてくれます。
松坂牛専門店「松良」の黄金ハンバーグは、松阪牛の高級部位だけを使用し作られています。松阪牛の味をしっかり味わえるように味付けされているため、シンプルに塩コショウで食べ、松阪牛の味を楽しむのもおすすめです。
値段は少し高めですがちょっと贅沢したい、特別な日の晩ご飯として食べてみてはいかがでしょうか。成形してすぐに個包装されているため、作り立ての味を味わうことができ、保存がしやすいのもうれしいポイントです。
「辻安全食品」のハンバーグは、アレルギーに配慮された商品で、特定7品目は使用されていません。卵やパン粉も使われておらず、アレルギーがあっても安心して食べられます。トマトベースのソースで煮込まれているため、すぐに食べられます。袋ごと温めて食べましょう。
目安は、焼く前に真空パックされているものは約90日、焼いた後の状態で真空パックされているものは約300日です。焼く前のものも焼いた後のものも、真空パックされている冷凍ハンバーグは賞味期限が長くておすすめです。
市販のものには賞味期限が記載されているため、賞味期限を超えないうちに解凍し食べるようにしましょう。解凍したものは、その日のうちに食べきるようにし、余った場合は冷蔵庫で保存しましょう。
冷凍ハンバーグ解凍方法について
それでは、長く保存ができる冷凍ハンバーグの解凍方法についてご紹介します。上手に解凍して、美味しく食べましょう。
ハンバーグは焼いてから冷凍がおすすめ
まず、自分で冷凍ハンバーグを作るときの保存のコツについてです。焼く前と焼いた後に保存した冷凍ハンバーグをそれぞれ比べると、焼いてから冷凍したものの方が食べたときに肉汁が広がり、柔らかくジューシーに食べることができます。
これは焼いてから冷凍したほうが、品質の劣化が少なくて済むためです。また、生のまま冷凍すると電子レンジなどで解凍するときや焼く過程で、肉汁が流れ出てしまうため、冷凍ハンバーグは焼いたものを解凍した方が美味しく食べることができるのです。
電子レンジで簡単解凍
焼いた後に冷凍しておくと電子レンジで解凍するだけで食べることができ、簡単に調理することができます。ラップに包んだまま、凍った状態で電子レンジを使って解凍しましょう。解凍するときに肉汁がこぼないよう、ラップを閉じている部分を上にして解凍しましょう。
ラップを外して、凍ったままフライパンに入れて解凍することもできます。冷凍ハンバーグをそのままフライパンに入れ、水か白ワインをフライパンに行き渡るくらいを目安に入れて沸騰したら弱火で少し煮込み、解凍します。
夕ご飯の一品としておすすめ
このように、焼いた後に保存した冷凍ハンバーグは電子レンジを活用して、簡単に解凍して食べることができます。夕ご飯の一品として簡単に用意できるため、冷凍ハンバーグは仕事終わりで疲れているときにもおすすめです。
冷凍ハンバーグ上手な焼き方
タネのまま、生で冷凍しておいた冷凍ハンバーグは解凍や焼き方に失敗してしまうとハンバーグの美味しさが味わえなくなってしまいます。ここでは、焼く前に保存した冷凍ハンバーグを美味しく食べるための解凍方法をお伝えします。
まず、冷凍ハンバーグは冷蔵庫に入れてゆっくり解凍します。電子レンジで解凍するよりムラがなく解凍できます。目安は6時間から8時間くらいで解凍されます。朝に冷蔵庫に移動させておくと、夕食のときには解凍されています。
解凍せずそのまま焼く方が美味しい?
しかし、うっかり解凍を忘れたときやすぐに食べたいときには冷凍ハンバーグを解凍せずに焼く方法もあり、解凍せずに焼いたほうが解凍する際に冷凍ハンバーグの肉汁が流れずに美味しく焼けるという声もあります。
解凍せず凍ったまま焼く場合には、蒸し焼きにすることで中まで火を通すことができます。解凍していない冷凍ハンバーグを入れると、フライパンから水分が跳ねることがあるため気を付けましょう。
強火でしっかりと焼き目をつけたら、水か白ワインを入れて蓋をして10分ほど蒸し焼きにします。水分がなくなればふたを取って、火を強めてしっかり焼きましょう。解凍せずに焼くときには竹串を刺して、透明な肉汁が出てしっかり火が通ったことを確認しましょう。
市販の冷凍ハンバーグ解凍方法について
次に、市販の冷凍ハンバーグを上手に解凍する方法です。市販の冷凍ハンバーグは、湯煎をしたり電子レンジで解凍するだけでプロが作った美味しいハンバーグを食べることができ、調理も簡単で便利です。
最近では、ふるさと納税の返礼品でその地域の特産の牛肉を使った冷凍ハンバーグがあり人気です。牛肉そのものより、手軽に食べることができそうです。有名店のハンバーグがそのままパックされているものも人気があり、お店の味を家庭で味わうことができます。
市販品は湯煎解凍が多い
市販されている冷凍ハンバーグは、湯煎で解凍するものが多いです。真空パックで販売されているため、袋のまま湯煎して解凍します。それぞれの商品に記載されている、湯煎の時間を参考にしてしっかりと湯煎で解凍して食べましょう。
湯煎で温めるだけでなく焼いてから食べたいときは、冷蔵庫でゆっくりと解凍してからフライパンで焼くようにします。急いでいるときには袋のまま流水にさらして流水解凍しましょう。
冷凍ハンバーグを使ったレシピを紹介
冷凍ハンバーグを活用すると、ハンバーグを作る手間が省けるためハンバーグを使った煮込みハンバーグなどのアレンジレシピを簡単に作ることができます。ここでは、冷凍ハンバーグのアレンジレシピをいくつか紹介します。
1:煮込み冷凍ハンバーグ
まずは煮込みハンバーグです。フライパンですりおろしたにんにくを炒めたら、玉ねぎやしめじなどのキノコ類を入れて炒めます。塩コショウで軽く味を付けたら、カットトマト缶を入れコンソメで味を付けて煮込みます。
バターを入れ、バターが溶けたら冷凍ハンバーグを解凍せず入れて10分煮込みます。ハンバーグを裏返してさらに10分ほど煮込みましょう。煮込みハンバーグを煮込むときには、トマトソースが少しふつふつするくらいの弱火で煮込むようにしましょう。
2:使い方抜群・お弁当用冷凍ハンバーグ
ハンバーグはお弁当おかずとしても大人気です。冷凍ハンバーグとして小さめ作っておくと、そのままお弁当に入れる使い方ができて便利です。まず、お弁当に入れやすいサイズに成形したハンバーグをフライパンで両面ともしっかり焼き目をつけます。
火が通ったらケチャップ、ソース、みりん、砂糖、しょうゆを入れて絡め、蓋をして1~2分蒸し焼きにします。タレがしっかり絡めば、お弁当のカップなどに入れてタレも一緒に冷凍しておきます。
お弁当用のカップに入っていると、そのままお弁当に入れることができて便利です。使い方に合わせて保存しておきましょう。しっかり味を付けておけば、冷めてから食べるお弁当でも美味しく食べることができそうです。
3:チーズハンバーグ
最後は、チーズと一緒に食べる使い方です。冷凍ハンバーグは解凍してからフライパンで両面焼き、中まで火が通ったら砂糖、しょうゆ、ケチャップ、ソースを水を入れて絡めます。
冷凍ハンバーグにしっかり火が通りタレが絡んだら、ハンバーグの上にスライスチーズを乗せて、蓋をして弱火で加熱します。チーズがとろっと溶ければ完成です。お店で人気のチーズハンバーグを自宅で食べることができます。
冷凍ハンバーグを解凍して上手に利用しよう
冷凍ハンバーグは、市販のものも自分で作ったものも、冷凍庫に保存しておくと夕食やお弁当の一品として大活躍です。電子レンジを活用することで解凍も簡単にできて便利です。
アレンジレシピとして様々な使い方をすることもできるため、夕食のメニューの幅が広がりそうです。この記事を参考に、冷凍ハンバーグを美味しく食べましょう。