店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
きのこは美味しくて栄養満点!
「きのこ」は、どんなジャンルの料理にもあう、万能食材です。価格も安定していることから、食卓に上がりやすい食材のひとつです。そんなきのこは、栄養豊富な食品だとご存知でしょうか。きのこには、食物繊維が多く含まれています。食物繊維は、私たちの体に必要な栄養素です。
きのこには、食物繊維以外にも、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。さらにきのこは、低カロリー食材としても知られています。美味しくて栄養豊富なのに低カロリーなきのこは、積極的に食べたい食材です。
美味しくて、低カロリー、さらに栄養豊富、といいことづくめなきのこは、どんどん使っていきたい食材なのです。
使い勝手の良いきのこですが、日持ちしないのがネックです。きのこを食べきれないときは、冷凍保存がおすすめです。きちんとしたやり方で下処理して冷凍したきのこは、美味しく食べられます。
きのこの下処理のやり方や、便利な保存方法、冷凍したきのこの調理方法などを詳しくご紹介します。毎日の食事作りの参考にしてください。
余ってしまうことも多いきのこ!どう保存する?
美味しくて、どんな料理にでも合うきのこですが、つい余らせてしまうことはありませんか。料理のメインというより、わき役になりがちで、さらにあまり日持ちもしないきのこは、1パック購入しても、全部使いきれなくて、だめにしてしまうこともあります。
せっかく栄養豊富で美味しいきのこですから、最後まで美味しく食べきりたいもの。きのこを美味しく保存するには、乾燥を防ぐことが大切です。キッチンペーパーなどでくるみ、ビニール袋に入れてから冷蔵庫で保存しましょう。
もしきのこが余ってしまったときには、冷凍保存をおすすめします。きのこは冷凍保存しても、美味しく食べられる食材なのです。
きのこを冷凍保存する前には、きちんとしたやり方で下処理が必要になります。下処理のやり方を間違ってしまうと、せっかくのきのこの美味しさが損なわれてしまいます。
きのこはきちんとしたやり方で下処理することで、長期間美味しく食べられる食材です。せっかくのきのこを無駄にしないためにも、冷凍保存をおすすめします。
きのこ冷凍保存するうえで注意することとは?
日持ちのしないきのこは、冷凍保存がおすすめです。きのこを冷凍保存するうえで、いくつか気を付けて欲しい点があります。美味しくきのこを冷凍保存するためにも、覚えておきましょう。まずきのこを冷凍するときは、下処理が必要です。
買ってきた状態のまま冷凍すると、使い勝手が悪くなります。きのこの種類によって、下処理のやり方は異なります。次に気を付けて欲しいのが、冷凍したきのこは解凍せずに料理するということです。きのこを解凍してしまうと、水分が出てきのこの美味しさを損なってしまいます。
冷凍したきのこは、必ず解凍せずに料理しましょう。冷凍きのこの日持ちは、大体1か月くらいです。きのこは冷凍するとうまみがアップするので、冷凍保存がおすすめです。
一度半解凍したきのこは、再冷凍しないように気を付けましょう。再冷凍すると、きのこの美味しさが損なわれてしまいます。使い切る分だけ半解凍してください。
きのこを冷凍するときは、使いきりやすい分量ごとに小分けにして、冷凍するのがおすすめです。冷凍するとき、数種類のきのこを一緒に混ぜて冷凍しておくのもいいでしょう。
きのこは洗ってはいけない!なぜ?
まず初めに、きのこは水洗いしてはいけません。なぜならば、きのこのうまみ成分は、水に溶けだしやすいからです。きのこを食べた時に、なんだか水っぽいと感じたことはありませんか。これはきのこを洗いすぎたことにより、きのこの旨味が流れ出してしまったからです。
また、きのこに含まれる栄養素、食物繊維やビタミン、ミネラルも、水に流れ出しやすいものです。きのこを水で洗いすぎてしまうと、せっかくの栄養素が流れ出てしまいます。きのこは洗わずに調理するのがベターです。どうしても汚れやほこりがきになるときは、さっと水で流す程度にしましょう。
間違っても、きのこを水に漬けてはいけません。旨味や栄養素など、きのこの持ち味が損なわれてしまいます。
きのこの汚れは、固く絞ったふきんでも落とせます。きのこの汚れを清潔なふきんでぬぐいましょう。ふきんがない場合は、キッチンペーパーでも代用できます。
水洗いできないというと、なんだか面倒に感じますが、きのこの美味しさをキープするための、ちょっとしたひと手間です。ふきんでぬぐうやり方をぜひ試してみましょう。
冷凍するまえに各きのこの下処理をしよう!
きのこの日持ちを考え、冷凍保存する前には、下処理方法が大切になります。きちんと下処理してから冷凍保存すれば、料理に使いやすいだけでなく、より一層美味しく味わえます。下処理方法は、難しいことではないので、覚えておきましょう。
きのこの下処理は、種類によって異なります。それぞれの合わせた下処理をしましょう。すべてに共通しているのが、水でしっかり洗わないこと、水に漬けないことです。きのこの旨味や栄養は、水に流れ落ちやすいのです。
せっかくのきのこの旨味や栄養素を無駄にしないためにも、しっかりと水洗いすることや、水に漬けることだけは避けてください。洗うときも、さっと軽く洗い流す程度にしておきましょう。
下処理のやり方を紹介!
きのこの下処理の方法をご紹介します。まず汚れを落とします。このとき水でしっかり洗うのではなく、さっと洗い流す程度にします。水に漬けるのは厳禁です。濡れたふきんなどで、汚れを落とす方法もおすすめです。汚れを落としたきのこは、しっかりと水分を落とします。
水分が残ったままきのこを冷凍すると、味や栄養素、食感が損なわれてしまいます。しいたけは石づきをカットしておきます。しめじやえのき、舞茸は石づきを落として、ほぐしておきましょう。なめこはさっと茹でて、粗熱をとっておきます。マッシュルームは軸が変色していたらカットします。
きちんと下処理をしたきのこは、美味しいだけでなく、調理しやすくなります。毎日の食事作りを楽にするためにも、きのこの下処理は大切です。
きのこは冷凍する前に、使いやすいようにカットしておくのもおすすめです。しいたけなど大きなきのこをスライスして冷凍しておけば、料理に使いやすくなります。
包丁でカットするときも、水分がつかないように気を付けてください。もしきのこに水分がついてしまったら、キッチンペーパーなどでしっかり水を切っておきましょう。
きのこをジップロックに入れ冷凍しよう!
きのこを冷凍保存するときは、ジップロックに入れて冷凍する方法がおすすめです。下処理をしたきのこは、ジップロックに入れましょう。冷凍保存しておけば、日持ちのしないきのこを、いつでも美味しく食べられます。ジップロックは何度でも開閉できるので、冷凍したきのこを少しずつ使えます。
下処理をしたきのこは、数種類ずつ混ぜて、オリジナルのきのこミックスを作るのもいいでしょう。オリジナルのきのこミックスを冷凍保存しておけば、いつでも気軽にきのこ料理が作れます。きのこを冷凍するときは、水分がついていない状態で冷凍してください。
きのこはジップロックに平らに入れるのがおすすめです。ジップロックが大きい場合は、折って冷凍するのもいいでしょう。
折った状態で冷凍しておけば、折れた部分できのこが分かれて冷凍されるので、小分けに使うことができます。
きのこの再冷凍は避けるべきなので、きのこはなるべく使いきれる分量に小分けして冷凍しておきましょう。
空気を抜いてしっかり真空状態にする!
ジップロックに下処理したきのこを入れたら、なるべく平たく潰して、真空状態にします。これは、冷凍庫の中でかさばらないだけでなく、冷凍スピードがあがるからです。また、空気をしっかり抜いた真空状態のほうが、冷凍きのこの劣化を防ぎ、日持ちするようになります。
冷凍してから真空状態にしようとすると、きのこが割れてしまう恐れがあります。必ず冷凍庫に入れる前に、ジップロック内の空気をしっかり抜いて、真空状態にしてから冷凍しましょう。きのこは冷凍することで、旨味が増す食材です。
きのこは、細胞が壊れることによりうまみ成分が増える食材です。冷凍することで、きのこの細胞は壊れます。きのこは種類にもよりますが、生の状態よりも冷凍したほうが美味しくなるのです。
どんな料理にでも合う万能食材きのこを、上手に冷凍して、美味しいきのこをより美味しく味わってみましょう。
冷凍したきのこはどのくらい日持ちする?
日持ちがあまりしないきのこを、冷凍保存しておくと、いろいろな料理にさっと使えて、とても便利です。冷凍きのこは、どれくらい日持ちするのか気になります。きのこの種類によって、日持ちも多少は変わってきます。冷凍きのこの日持ちについてご紹介します。
目安は約1ヵ月!
冷凍きのこの日持ちは、だいたい1か月程度です。冷凍してから1か月を目途に食べきりましょう。あまり長い期間きのこを冷凍していると、きのこの旨味が損なわれてしまいます。せっかくのきのこですから、美味しいうちに食べきってしまいましょう。
きのこを冷凍するときは、冷凍した日付を明記しておくと便利です。1か月以上たってしまったきのこでも、異臭や変色がなければ食べられます。しかし、あまり長期間冷凍していたきのこは、どうしても味が落ちてしまいます。
1か月で使いきれる分量を、冷凍するようにしましょう。1か月以上冷凍保存してしまったきのこは、佃煮などしっかりした味付けの料理にするのがおすすめです。
冷凍したきのこの解凍方法は?
日持ちしないきのこを、冷凍保存したはいいけれど、解凍方法がわからない、という人も多いのではないでしょうか。冷凍きのこの解凍方法をご紹介します。冷凍きのこは、解凍せずに調理しましょう。冷凍きのこを解凍してしまうと、きのこの水分が抜けて、美味しさや食感が損なわれます。
冷凍したきのこは、料理に使いづらいときは半解凍してもいいでしょう。このときあまり解凍しすぎないように、気を付けてください。半解凍したきのこは、再冷凍しないほうが無難です。再冷凍したきのこは、きのこの旨味が損なわれてしまいます。
冷凍したきのこは、料理に使う分だけ取り出すようにしましょう。冷凍するときに、1回の料理に使う分量に小分けしておくのもおすすめです。
きのこは凍ったまま料理に使える!
冷凍きのこは、そのまま料理に使える便利なものです。解凍せずに料理しましょう。自然解凍や、電子レンジでの解凍も避けましょう。きのこは冷凍状態のまま解凍するのがおすすめです。きのこを冷凍するときは、さっと料理しやすいように下処理しておくことが大切です。
冷凍状態のまま、炒めたり煮たりできる冷凍きのこは、毎日の食事作りをサポートしてくれます。もし、カチコチに凍っていて料理しづらい場合は、半解凍してもかまいません。半解凍のやり方は、さっと流水にくぐらせるやり方がおすすめです。
電子レンジを使うやり方は、解凍しすぎないように気を付けましょう。解凍せず料理に使うため、きのこは冷凍前にカットしておくのがおすすめです。
料理しやすい大きさにきのこをカットして、冷凍しておけば、料理するときにとても便利です。ほんのひと手間で後が楽になるので、カットして冷凍してみましょう。
数種類のきのこを混ぜた、自家製きのこミックスを作っておくのも、料理を楽にしてくれます。ぜひ試してみてください。
きのこを使ったレシピを紹介!
冷凍きのこを使ったレシピをいくつか紹介します。日持ちしないきのこを冷凍しておけば、さまざまな料理に、きのこを使えてとても便利です。まずは、きのこスープのレシピです。沸騰したスープに、冷凍きのこを加えれば、あっという間にきのこスープの出来上がりです。
スープは和洋中なんでも合います。きのこ以外の具材をアレンジすれば、バリエーションは無限に広がります。冷凍きのこを炊飯器で調味料やお米と炊けば、美味しい炊き込みご飯が出来上がります。炊き込みご飯の味付けも、和洋中なんでもOKです。
冷凍きのこはパスタにも使えます。好みのパスタソースに冷凍きのこをプラスすれば、すぐに美味しいきのこパスタが出来上がります。
冷凍きのこを、うどんやおそばのつゆで煮込めば、簡単にきのこうどんや、きのこそばが作れます。どんな味付けや食材とも相性のいいきのこは、ぜひ冷凍保存しておきましょう。
きのこは下処理のやり方さえ間違えなければ、簡単に料理できる食材です。いろいろな料理に使うためにも、きのこの下処理はきんとしたやり方でしておきましょう。
きのこを冷凍保存してかしこく使おう!
きのこは美味しくて、栄養豊富、低カロリーといいことづくめの食材です。ただあまり日持ちはしないので、冷凍保存しておきましょう。冷凍きのこをストックしておけば、料理のバリエーションが増えます。きのこを冷凍して、かしこく使ってみましょう。