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レトルト食品は温めるだけで便利!
1人暮らしの強い味方と言えば、レトルト食品でしょう。数分温めるだけで調理完成のレトルト食品に、何度も助けられた人は多いはず。特に帰宅が遅くなった時などは有難い商品です。中にはレトルトより手作りのほうが美味しいに決まっている、と言う人もいるかもしれません。
しかし最近のレトルト食品のレベルは、目を見張るものがあります。温めてお皿に綺麗に盛り付けるだけで、食べた人がレトルトだと気づかないことも多々あるのです。1人暮らしの味方でもあるレトルト食品は、忙しい主婦の味方でもあります。
レトルトの代表商品カレーなどは、実際少人数家族であれば、大変重宝されています。カレーを手作りするとどうしてもたっぷりできてしまうため、2人や3人家族であれば、翌日に持ち越すことになります。レトルトカレーであれば、1人前で販売されているので大変便利なのです。
便利で美味しい、そして安いと3拍子揃っている日本のレトルト食品ですが、そのラインナップは数知れずあります。カレーにとどまらず、丼メニューやスープ、和風洋風のおかず、そしてご飯、レトルトだけで一汁三菜も完成する充実ぶりです。
またレトルト商品は賞味期限が長いことも、嬉しい点でしょう。そのためレトルト商品を防災グッズとして、缶詰などとともにストックしている家庭もあります。温めるだけで食べられる、または温めなくても美味しいレトルト商品がたくさん販売されているので、チェックしてみましょう。
レトルトのお粥はリメイクも可能?
レトルト食品で、カレーをイメージする人は多いですが、注目したいのはレトルトの「お粥」です。お粥は実はイチから作ろうと思うと、家庭では非常に手間がかかります。お粥は雑炊やおじやとは異なり、生米からぐつぐつ柔らかくなるまで煮込んで作ります。
洋食のリゾットも生米から作るので、ほぼお粥の親戚にあたると考えて良いでしょう。生米から作るお粥は、米の芯まで柔らかくなってそれは美味しいものですが、時間もかかり、後片付けも、鍋にのり状のでんぷんがこびりつくなど大変です。
レトルトを使えば、数分温めるだけで美味しいお粥を食べることができます。お粥はボリュームがなくて満足感に欠けると考える人も、暴飲暴食の翌日などは、意を休めるのにレトルトお粥はおすすめです。また後程ご紹介するリメイクレシピで、お粥のボリュームを出すことも可能です。
レトルトのお粥は、米の優しい甘さが魅力です。お粥本来の美味しさを楽しんだ後は、お粥リメイクをして、自分流のレトルトお粥を作ってみましょう!
レトルト・お粥は風邪の時に便利!
風邪をひいたとき、レトルトのお粥は最も威力を発揮します。1人で食事を用意しなければならないときでも、それほど体力を使わず調理できるのがレトルト食品です。レトルト食品の中でも風邪のときにお粥がおすすめなのは、柔らかく煮込まれたお粥は喉をするっと通るからです。
風邪をひくと喉が痛くなり、食事が喉を通らないことは多々あります。そのため喉越しの優しいうどんやお粥がおすすめなのです。レトルトのお粥であれば、調理時間も温めるだけの数分で済み、体力を消耗しません。
簡単調理な上に胃に優しい!
多くの人は、レトルトの商品を湯煎することが多いです。レトルトのお粥も、お湯で数分温めるだけの簡単調理となっています。器にレトルトのお粥を移してから、電子レンジで加熱する方法もあります。どちらも洗い物が少なく、体力が落ちているときにはおすすめの調理方法です。
またお粥は喉に優しいだけでなく、胃にも負担をかけないので、病気の際に食べたいメニューです。お粥はご飯と違って、たっぷりの水で生米を柔らかく炊いています。そのため非常に消化が良いのが特徴です。赤ちゃんでも食べられる優しいメニューが、お粥なのです。
おすすめのレトルトのお粥
レトルトのお粥を求めてスーパーへ行けば、多くのメーカーからレトルトお粥が販売されています。どのレトルトお粥が美味しいのか、迷ってしまうでしょう。ここからは日本の食品メーカー、大手3社のレトルトお粥を比較してみましょう!
味の素のお粥
全7種類のラインナップが揃う「味の素のお粥」は、くったり柔らかく、とろみあるお粥が特徴です。ほんのり味と風味が感じられる薄味に仕上がっています。南アルプスの水で炊き上げた基本の「白がゆ」が最も低カロリーで、85キロカロリーです。
レトルトのお粥では珍しく、食物繊維が摂れる「スーパー大麦がゆ」も人気があります。こちらはしっかり出汁が効いたレトルトのお粥なので、女性がダイエットに用いることもあります。味の素のレトルトお粥は、温めても美味しいですが、冷たいまま食べても美味しいのが素敵です。
火を使わないキャンプや防災グッズにも加えることができるでしょう。カロリーも1パック110キロカロリーまでとなっているため、ダイエット時の食事にもおすすめです。
アヲハタのお粥
「アヲハタのお粥」は、ジャムで有名なアヲハタから販売されているレトルトのお粥です。白がゆ、梅がゆ、玉子がゆの3種類のラインナップとなります。アヲハタのレトルトお粥で美味しいと評判なのが、玉子がゆです。しっかりした味付けで、そのままで充分美味しく食べられます。
適度なとろみも感じられ、1パックで充分な満足感も得られます。アヲハタのレトルトお粥は、汁気が多いのも特徴でしょう。サラリと食べたい人におすすめです。
キューピーのお粥
ドレッシングや離乳食などで有名なキューピーからは、「キューピーのお粥」として4種類の味で「まごころ一善」シリーズが販売されています。定番の白がゆの他、梅がゆや玉子がゆ、紅鮭がゆが揃います。
国産コシヒカリ100%使用、キューピーの特許製法で仕上げたレトルトのお粥です。ふっくらと土鍋で炊いたような、米の粒が残るお粥をレトルトで実現しています。米の食感が感じられるキューピーのレトルトお粥は、たっぷり250gで満足のボリュームです。
どのメーカーのレトルトお粥も、加熱調理したお粥をレトルトパウチしているため、温め直さず冷たいまま食べても美味しいのが特徴です。白がゆや梅がゆは味付けが薄めタイプが多く、玉子がゆや鮭、その他の味は白がゆよりは出汁が効いているお粥になっています。
防災グッズに加える他、ベビー用お粥を卒業したもぐもぐ期の赤ちゃんのご飯に、低カロリーなのでダイエット時に活用することもできます。
レトルト・お粥の美味しい食べ方やレシピとは?
日本のレトルト食品のレベルがいくら高くても、お粥ではボリュームが足りない、味が薄いと感じる人もいるでしょう。レトルトお粥の食べ方は、パウチを開けてそのまま、温めて食べるだけではありません。レトルトお粥をリメイクして食べることもできます。
お粥に味気無さ、物足りなさを感じている人は、レトルトお粥をリメイクして食べてみましょう。少し手間を加えるだけで、お粥が豪勢なメニューに早変わりです。
お肉や野菜と一緒に調理すると美味!
レトルトお粥の食べ方は、自由自在です。シンプルにそのままの食べ方も美味しいですし、もっと味にパンチを効かせたい人は肉を入れて煮込みましょう。パウチからお粥を鍋に移し、肉を加えて煮込む手間がかかりますが、この食べ方をすると肉の旨味がお粥に移ります。
お粥が薄味で物足りなさを感じている人は、食べ方1つ変えるだけでお粥を美味しく食べることができます。加えるお肉は出汁が出る鶏肉がおすすめです。野菜も甘みが出るので、一緒に煮込むと良いでしょう。お粥だけでは得られない食物繊維も摂ることができます。
がっつり食べたい時には肉を、ダイエットにはきのこや野菜を加えた食べ方をすれば、レトルトのお粥はさまざまなシーンに活用できる便利な食品となります。
おすすめのアレンジレシピを紹介
レトルトお粥をリメイクしたレシピを1つ、ご紹介します。簡単リメイクお粥レシピで、本場台湾の屋台を再現してみましょう。レトルトお粥を鍋にあけ、豚ひき肉やおろししょうがを入れて一緒に煮込みます。豚ひき肉に火が通ったら、ごま油とナンプラーを回しかけます。
器にお粥をよそい、たっぷりパクチーを飾ればあっという間に台湾風お粥が完成です。豚ひき肉から味が出るので、使うレトルトのお粥は、白がゆが良いでしょう。他にも自己流レシピを考えて、和風、洋風とお粥レシピを楽しんでみましょう!
レトルトのお粥を美味しく食べよう!
お粥を生米から煮込んで作ろうと思うと、なかなか大変なことです。レトルトのお粥は温めるだけの簡単調理、しかも美味しく本格的。ひと手間加えれば、しっかりボリュームもプチ旅行気分も味わえます。この機会にレトルトのお粥に注目してみましょう!