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コストコは商品の返品はできるの?
コストコは大容量の食料品や日用品を多彩に扱っているため、返品ができるのか気になります。コストコ商品の返品ルールを知り、コストコをお得に賢く利用しましょう!
コストコの返品制度
コストコではどのような返品制度が設けられているのでしょうか?コストコの返品制度の特徴をご紹介します。
コストコの2大保証
コストコの返品制度は、コストコが定める2大保証の中の1つです。コストコの2大保証とは「商品保証」と「年会費保証」を指し、返品制度は商品保証に該当します。
コストコの商品保証は商品を購入した後に万が一満足してもらえなかった場合、購入した会員本人に限り、商品と引き換えで代金を全額返金するという内容です。
そして年会費保証は、年会費を支払って会員登録したものの、コストコのシステムや提供するサービスに満足できなかった場合は、会員有効期限である1年以内なら解約して年会費を全額返金するという内容です。
コストコで返品できる対象商品は?
コストコではどのような商品を返品できるのでしょうか?コストコで返品可能な対象商品をご紹介します。
コストコの全ての商品
コストコで返品可能な対象商品は、基本的に全ての商品です。ただし商品の種類によって返品期限が異なる他、倉庫店で購入した場合とオンラインで購入した場合とでは返品方法が異なります。
コストコの商品の返品方法は?
コストコの商品はどのように返品したらいいのでしょうか?コストコの商品を返品する方法・手順3つと、コストコ商品を返品する際の箱なしの取り扱いについてご紹介します。
カスタマーセンターに問い合わせする
コストコの商品を返品する方法・手順1は「カスタマーセンターに問い合わせする」です。コストコオンラインショップで購入した商品のうち、大型商品を返品する場合に限り、まずはカスタマーセンターへ問い合わせを行います。
コストコの倉庫店で購入した商品、またはコストコオンラインショップで購入した大型以外の商品を返品する場合は問い合わせをする必要はありません。
ただし例外として、食品を返品する際はカスタマーセンターへの問い合わせまたはメンバーシップカウンターへの相談が必要です。詳しくは「コストコの商品の返品期限やルール(食品)」でご紹介します。
大型商品とは、3辺の合計が160cm以上のものを指します。例えば大きな家具やベッド・テレビ・生活家電などです。3辺の合計が160cm未満のものは大型商品に含まれないため、問い合わせをする必要はありません。
オンライン購入した大型商品の返品では、返品理由によって配送費用の負担の有無が決まるので、問い合わせの際に確認すると安心です。
基本的には注文ミスや気に入らなかったなど本人都合の場合、返金対象は商品のみで、配送費用は本人負担になります。一方注文したものと違うものが届いたり不良品だったりとコストコ側の都合の場合、配送費用もコストコが負担します。
コストコカスタマーセンターへの問い合わせ方法は「メール」「電話」の2通りあります。メールでの問い合わせは年中無休・24時間受付です。
公式サイトから「カスタマーサービス」→「商品の返品について」→「オンライン購入した大型商品の返品はこちら」→「メールでのお問い合わせはこちら」の順に進むとメール送信画面にアクセスできます。
問い合わせ種別や会員種別などの選択後、氏名やメールアドレスと、メッセージ欄にオンライン購入の大型商品を返品したい旨を入力して送信すれば完了です。
電話での問い合わせは年中無休(1月1日を除く)、通常受付時間は9:00~20:00ですが、9:00~19:00に短縮する場合もあります。電話番号は0570-032-600(固定電話・携帯電話定額制プラン以外の方)、03-6734-6477(携帯電話定額制プランの方)です。
ただし電話での問い合わせは土日・祝日と、平日夕方以降を中心に混雑しやすくつながりにくい場合があります。そのため電話をするなら、平日の日中がおすすめです。また電話をする際は、会員証を手元に準備しておくとスムーズに問い合わせできます。
メンバーシップカウンターへ商品を持って行く
コストコの商品を返品する方法・手順2は「メンバーシップカウンターへ商品を持って行く」です。コストコの倉庫店で購入した商品、あるいはオンライン購入した大型以外の商品は、直接メンバーシップカウンターへ持って行きます。
またオンライン購入した大型以外の商品は、オンラインでも返品手続きが可能です。オンラインでの返品手続き方法はコストコ公式サイトから「マイアカウント」→「注文履歴」に進み、必要事項を入力します。
その後ヤマト宅急便取り扱いのコンビニまたはヤマト運輸営業所に商品を持ち込み、着払い伝票にコストコ物流センターの住所・本人情報・商品の注文番号(9ケタ)を記入します。商品の注文番号はマイアカウントの注文履歴で確認できます。
後日商品の返送が確認されたら返品手続き完了メールが届き、決済に使ったクレジットカード口座に返金されます。また倉庫店に持ち込んだ際も、後日対象のクレジットカード口座に返金されます。
窓口で返品理由を伝える
コストコの商品を返品する方法・手順3は「窓口で返品理由を伝える」です。メンバーシップカウンターへ商品を持って行くと返品理由を聞かれるので、正直に答えましょう。「思っていたものと違った」「もっといいものを見つけた」などどのような理由でもOKです。
コストコでは1人1人の返品理由を、より良い商品作りの貴重な意見として捉えているため、内容に関係なく理由を伝えれば快く対応してもらえます。その後購入履歴を確認してもらえば返品完了です。
返品する際は会員証が必要
コストコの商品を返品する方法で忘れてはいけないものが、本人確認を行うための会員証です。本人確認ができないと返品不可となるため、必ず会員証を持参しましょう。
またクレジットカード決済の場合は、決済に使ったクレジットカードと決済レシートも必要です。現金支払いの場合はレシートは必須ではありませんが、レシートがあった方が購入履歴を確認しやすいので、持っている場合は持参すると手続きがスムーズに進みます。
箱なしの商品の場合
コストコ商品の返品で気を付けたいことは、箱などのパッケージのあり・なしです。コストコでは商品を返品する際、箱など外装パッケージなしでも返品は可能です。ただし全額返金してもらう以上、箱なしよりも購入した時と同じ状態で返品する方が望ましいと言えます。
そのためコストコで初めて買う商品など、実際に使ったり食べたりしないと自分にとってありの商品かなしの商品かわからないといった場合は、とりあえず箱を取っておくことをおすすめします。そして満足できると判断した時点で捨てるのがベターです。
コストコの商品の返品期限やルール(食品)
コストコ商品のうち、食品の返品にはどのような条件が設けられているのでしょうか?コストコで扱う食品の返品期限やルールをご紹介します。
商品の半分以上が残っている場合のみ返品OK
コストコ公式サイトでは食品の返品について「状況により対応方法が異なるため、メンバーシップカウンターにて相談またはカスタマーサービスへの問い合わせをお願いします」とし、明確な条件は掲載していません。
ただSNSでは、購入時の半分以上が残っている場合のみ返品OKという口コミが多く見られます。返品理由は「口に合わない」「想像していた味付けと違う」など自己都合でも全く問題ありませんが、半分以上食べた後の返品は対応できないとされています。
そのため試しに買ってみたというような食品は、最初に味見をしておくと安心です。味見をして自分にはなしと判断したら、正直に理由を伝えて返品しましょう。
フードコートの商品もOK
コストコで返品可能な食品には、フードコートメニューも含まれます。そしてコストコのフードコートメニューも同様に、半分以上残っている状態なら食べかけでも全額返金に対応してもらえます。
ただしコストコのフードコートメニューは、返品場所がメンバーシップカウンターではなくフードコートのレジです。
また他の食品は現金購入ならレシートなしでも返品できますが、フードコートメニューはレシートなしだと返品できない場合があるため、レシートは捨てずに保管しましょう。
賞味期限が切れていないこと
コストコで食品の返品が可能な条件としては、「賞味期限が切れていないこと」という口コミも多く見られます。どのような理由でも全額返金に対応するコストコですが、さすがに「賞味期限が切れたから」という理由は対象外になります。
また本人都合で食品を返品する際も、賞味期限内での手続きが基本です。ただし返品手続きの日にちが賞味期限を過ぎていても、賞味期限内にカスタマーサービスへ問い合わせている場合は返品を受け付けてくれることがあります。
また賞味期限が切れていても、返品理由が入り数不足などコストコ側の都合であれば全額返金の対象になります。
いずれにしてもコストコで食品を返品する際は公式サイトに掲載されている通り、状況によって対応方法が変わります。
コストコでは食品の返品条件を明らかにしていないので、食品を返品したい時はまずメンバーシップカウンターに相談、またはカスタマサービスへの問い合わせを行いましょう。
コストコの商品の返品期限とルール(日用品)
コストコ商品のうち、日用品の返品条件は食品と異なります。では日用品にはどのような返品条件が設けられているのでしょうか?コストコで扱う日用品の返品期限やルールをご紹介します。
コストコで扱う日用品の返品期限は基本的に、会員の有効期限内です。つまり日用品は購入日にかかわらず、会員の有効期限内にメンバーシップカウンターへ持って行けば全額返金してもらえます。
そのため会員の有効期限内なら食品の様に慌てて手続きを行う必要はありませんが、日用品の返品においては自身の有効期限がいつまでなのかを把握しておく必要があります。
実はコストコ会員は有効期限が切れてから1年半未満であれば更新が可能な上、1年半以上経過していても期限切れの会員証提示で入店は可能です。コストコへ頻繁に行かないという人は特に有効期限切れに気づきにくく、商品を持参しても返品できないことがあるので気を付けましょう。
コストコ会員の有効期限を確認するおすすめの方法は2通りあります。1つ目が「会員証」です。会員証の顔写真の近くに記載してある4桁の数字に注目しましょう。
例えば数字が「01/21」なら2021年1月に入会したという意味なので、有効期限は1年後の2022年1月末日までとなります。コストコ会員の有効期限は月単位のため、入会した日にちに関係なく翌年の入会月末日が有効期限です。
2つ目は「オンライン」です。公式サイトからコストコオンライン会員に登録すると、マイアカウントで有効期限を確認できます。また登録の際、メルマガ購読にチェックを入れるとお得なクーポンも届くので、ぜひ登録しておきましょう。
電化製品の場合には返品の条件には保証書が絶対条件
コストコで扱う日用品の中で、返品ルールが大幅に異なるものが電化製品です。コストコで扱う電化製品の返品は、保証書添付が絶対条件です。
また全てのテレビ・コンピューター機器(デスクトップやノートブック)・タブレット端末・SIMフリー端末・プロジェクター・カメラ・ビデオカメラ・MP3プレイヤー・白物家電は、返品有効期限が購入から90日以内です。
白物家電とは冷蔵庫や洗濯機・乾燥機・炊飯器をはじめ、一般的な生活で使う家庭用電化製品を指します。
つまり電化製品は、購入日から90日未満なら全額返金に対応してもらえますが、90日以上が経過した時点で返品不可となります。そして90日が過ぎると、受けられる保証・サポートは製造メーカーが提供する保証・サポートのみになります。
ただし保証書を紛失してしまうと90日以内でも返品できない場合がある他、90日を過ぎた後のメーカー保証・サポートも通常は受けられません。コストコで電化製品を購入したら返品予定の有無にかかわらず、保証書を大切に保管しましょう。
保証書や説明書が外箱についていることも
電化製品の保証書はメーカーや製品によって多種多様で、用紙サイズや形式の他、添付されている場所も異なります。
例えば封筒に入っているものや、取扱説明書の最終ページに付いているもの、あるいは保証書と説明書がセットで外箱に付いているものもあります。保証書が外箱に付いていなくて不安な場合は、購入時に店員さんへ確認するのもおすすめです。
コストコで商品を返品する際は必ず本人が行くこと!
コストコでは食品も日用品も、条件を満たしていれば使用後や食べかけでも全額返金に対応してもらえます。また箱や現金支払い時のレシートなしでも返品可能ですが、あった方がベターです。コストコの返品は会員本人が行き、スムーズに手続きしましょう!
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。