コメダ珈琲店の本店を徹底調査！おすすめの限定メニューがあるってホント？

今や全国に875店もの店舗数を数える大手コーヒーチェーン店のコメダ珈琲店ですが、発祥の地はどこで、本店はどこにあるのでしょう。コメダ珈琲店は、1968年に創業者の加藤太郎氏が名古屋市で開店したのが始まりした。

コメダ珈琲店はもとは個人経営の喫茶店でしたが、1970年からフランチャイズ展開して1975年に法人として株式会社コメダ珈琲店を設立し、1993年にフランチャイズチェーン店としての株式会社コメダを設立しました。そんなコメダ珈琲店の本店はどこにあるのでしょうか。

今や全国どこに行っても見かけるコメダ珈琲店の本店は、創業当時に開店した愛知県の名古屋市にあります。現在愛知県にはコメダ珈琲本店を含む全店舗数の3分の1に当たる226店舗が展開し、さらに名古屋にはそのうちの半分の117店舗があります。

コメダ珈琲店の本店は1号店ではなく、1号店は昭和の香りが漂うこじんまりとした店舗・名古屋市菊井店（2020年1月に閉店）です。コメダ珈琲本店があるのは名古屋市の瑞穂区の高級住宅街です。

最近の新しい店舗は禁煙・喫煙席合わせて100席ほどの規模のお店が多いですが、本店は200席あり約2倍もの座席数です。というのも、本店の建物は2階建てになっているからです。周囲に高層の住宅もありますが、2階建ての本店なら見劣りすることもありません。

コメダ珈琲店は、「珈琲所 コメダ珈琲店」と掲げているように、世界中で厳選された豆を独自の焙煎や抽出によって淹れたオリジナルブレンドが看板商品で、全国どこのコメダ珈琲店に行っても、同じように美味しい珈琲が味わえ、もちろんコメダ珈琲本店の主役もコーヒーなのは間違いありません。

また、コメダ珈琲店で開店から11時まではコーヒーを注文すると、焼き立てのトーストとゆで卵がついてくるモーニングサービスがあり、サンドイッチやハンバーガー、ヒレカツやコロッケにサラダ、スイーツにジュースなど全店舗で美味しいランチやドリンクが味わえます。

さらに、コメダ珈琲店創業の地・名古屋にあるコメダ珈琲本店ならではの、おすすめのスイーツに少し変化を加えた「期待のルーキー」とも呼ばれている限定メニューがあるのでご紹介します。

コメダ珈琲店の本店には本店限定のスイーツメニューとして、女性に人気の甘くて美味しい「クロネージュ」（560円）があります。

コメダ珈琲店本店で提供している「クロネージュ」は、コメダ珈琲店のスイーツの中でも有名な「シロノワール」の土台に使われている生地のデニッシュの代わりに、バウムクーヘンを使っているのが特徴です。

「クロネージュ」という商品名はフランス語の「clos neige（塀の中の雪）」が由来になっているように、バウムクーヘンの壁の真ん中に真っ白い雪のようソフトクリームが乗っています。

しかも直径約10cmの厚いバウムクーヘンは温められ、そのうえに乗っているソフトクリームはなめらかで冷たく、運ばれてくる間に絶妙にとろけていきます。別添えでメイプルシロップもついてくるので、お好みでさらに甘さを追加できます。

「クロネージュ」自体が限定品ですが、さらに2020年春限定でココアの香りがふんわりと優しいバウムクーヘンのうえに、ソフトクリームが乗った新作「クロネージュ」も現れてさらに人気を博しているので、ぜひコメダ珈琲店の本店で食べてみましょう。

バウムクーヘンの表面はふっくら、中はしっとり、温かくて冷たくて美味しい「クロネージュ」がコメダ珈琲店で食べられるのは、名古屋ではコメダ珈琲店本店と葵店の2店舗だけです。

コメダ珈琲店本店限定で現在提供されている「クロネージュ」は、期間も限定とのことですが、女性客を中心に大変な人気になっているので、今後メインメニューに追加される可能性もありそうです。ぜひチェックしてみてください。    

さらに本店のメニューには、モーニングやランチプレートの種類が他店より多いのも特徴です。モーニングメニューは通常ABCの3セットですが、本店では「青森産りんごジャム」も選べます。また本店ならではのランチプレートの種類も6種類あります。

限定品はやはり食べておきたいですが、コメダ珈琲店の定番メニューの中には、美味しい料理やスイーツもたくさんあります。ここでは、コメダ珈琲店で人気の美味しいメニューをご紹介しますので、コメダ珈琲店を訪れた時の参考にしてください。

期間限定メニューの「クロネージュ」の元になっている「シロノワール」は、コメダ珈琲店に入ったことがある人なら誰しも一度は食べたことがあると言っても過言では無いでしょう。

もともと「ノワール」とは、フランス語で「黒い」という意味ですが、焼いたデニッシュ生地がやや黒っぽく、その上に白いソフトクリームを乗せたことから「シロ（白）ノワール」という名前になりました。

また、温かいデニッシュパンと冷たいソフトクリームのように、「温と冷」、「黒と白」と相反するものを融合させていることからも、この名前に決定したとのことです。

温かくふんわりした食感のデニッシュパンの上に乗ったコメダ自慢のソフトクリームが溶け、さらにシロップを加えることで、自分の好みで甘さを変えることができます。

季節限定メニューですが、甘酸っぱいイチゴソースのかかった「イチゴノワール」や、チョコソフトの乗った「ショコラノワール」なども人気です。

なお、シロノワールはボリューム満点なので、シェアして食べるのがおすすめですが、一人で食べる場合や食後のデザートには、ミニシロノワール（450円～470円）がちょうどよいでしょう。

コメダ珈琲店の食事メニューには、ヒレカツやコロッケ、エビフライなどの大皿メニューの他、ピザやグラタン、ビーフシチューなど、しっかり食事がとりたい時にもおすすめのメニューが豊富に揃っています。

コメダ珈琲店に気軽に立ち寄ってランチを食べたい時には、「喫茶店の王道」ナポリタンがおすすめです。もちもちとした太麺に、甘くて酸味の効いたトマトソースがからんだポリタンの美味しい味わいは、懐かしい昭和の香りが漂い「ザ・喫茶店」メニューとして人気です。

付け合わせにサラダとバゲットがワンプレートに乗って、お値段はドリンクの料金にプラス770円～800円と、ボリューム満点でリーズナブルなおすすめランチです。

コメダ珈琲店のお食事メニューはどれも盛りがよいため、パンメニューでもしっかり満腹になります。なかでもおすすめのパンメニューは、名古屋ならではの特製サンドイッチ「みそカツパン」（880円～940円）です。

ふかふかのパンの間には、濃厚なみそダレを絡めたサクサクの大きめのカツと、シャキシャキのキャベツがたっぷりはさまれ、一口かじると甘いみそダレだれのコクが口いっぱいに広がります。

コメダ珈琲店の自社生産パンを使って作る特製サンドイッチ「みそカツパン」は、サンドイッチの中でも特にボリュームがあるので、女性はシェアして食べる方がいいかもしれません。

通常、みそカツパンは3等分にカットしてありますが、注文時に2等分にカットしてくれるようにお願いすることもできるのでおすすめです。

コメダ珈琲本店の看板は「KOMEDA’S COFFEE」と電飾が施され、レトロな雰囲気が漂います。また、定番の看板も他店のように縦長ではなく、本店の看板はやや正方形に近い横の長方形です。創業当時の看板は、どうやら本店の形のものだったようです。

またコメダ珈琲店の本店に入るとすぐにあるショーウィンドウも結構年季が入り、コーヒーチケットのPOPが手書きで書かれているのも雰囲気があります。また、最近の店舗に比べると本店の照明は少し暗めで、内装も落ち着いています。

本店の外観も含めてレトロな雰囲気には、長い年月が感じられます。また、本店には2階があるため天井が低いのも新しい店舗との大きな違いでしょう。コメダ珈琲本店の2階席は1階席に比べると光が良く入り明るい印象です。

このように、レトロな雰囲気漂うコメダ珈琲店の本店について、店舗の所在地やアクセス、営業時間、定休日などの詳細情報をお知らせいたします。

コメダ珈琲本店の営業時間は、基本的には午前6時30分から午後11時30分までです。本店は営業時間が長く、モーニングや飲み会の後の休憩にも利用できます。またコメダ珈琲店の本店には基本的に定休日がはありませんが、年末年始には変更になることもありますので、確認しておきましょう。

コメダ珈琲店の本店の場所は、名古屋市瑞穂区上山町3丁目の高級住宅街にあり、赤いレンガの日車マンション南山前の道路をはさんだ向かい側にあります。

コメダ珈琲店の本店までのアクセスは、電車利用の場合は地下鉄鶴舞線いりなか駅から徒歩で15分、八事駅からは徒歩で17分、川名駅からは徒歩で20分ほどです。

また車でのアクセスは、名鉄名古屋駅方面から大須通りを経由すると30分ほどで、名古屋ICからは約20分です。

地下鉄を利用してもコメダ珈琲店の本店まで、歩いていくことはできますが、車で利用する場合には駐車場が心配です。

店内には座席数200席を有する大型店であるコメダ珈琲店の本店ですから、駐車場も広く58台の車が駐車できる無料の駐車場が店舗敷地内に確保されています。当初は、そこまで広くなかったようですが、店舗が大きいこともあり、徐々に駐車スペースを広げ、たくさん駐車できるようになりました。

前述のマンション側から店舗をぐるっと囲むように約20台駐車でき、広いバス道路側にはさらに40台ほどが駐車できます。しかし週末や休日にはかなり混雑しているので、いっぱいになってしまうこともありますのでご注意ください。

安定感ある大きくて温かみのある椅子やレンガの壁、プライバシーをさりげなく守るパーテーションもあり、ゆっくりくつろげる喫茶店として全国展開しているコメダ珈琲店の本店についてご紹介してきました。ぜひ、名古屋を訪れた際はコメダ珈琲本店でおすすめのメニューを食べてみてください。