徳島に行くなら東京発のフェリーがすごい!時間や料金など乗船情報は?

徳島に行くなら東京発のフェリーがすごい!時間や料金など乗船情報は?

東京~徳島を結ぶお得な定期フェリーがあるのをご存知でしょうか。オーシャントランス株式会社が運航するオーシャン東九フェリーは、東京から徳島までの船旅を快適に楽しむことができる人気の定期フェリーです。気になる航路や利用できる設備、予約方法などを詳しく解説します。

記事の目次

  1. 1.東京からフェリーで徳島まで行けるの?
  2. 2.東京から徳島までのフェリーの船内は?
  3. 3.東京から徳島までのフェリーの航路や所要時間は?
  4. 4.東京から徳島までのフェリーの料金は?
  5. 5.東京から徳島までのフェリーの予約について
  6. 6.徳島に行くなら東京発のフェリーが安くて快適!

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

東京からフェリーで徳島まで行けるの?

Photo by VMOS

フェリーという言葉に優雅な船旅をイメージされる方も多いのではないでしょうか。陸上の交通機関が発達した日本では、フェリーでの移動にあまり馴染みがありません。しかし、航路によっては、お得で便利なフェリー旅行ができるのをご存知でしょうか。

東京を起点とした徳島・北九州を結ぶ定期フェリーならば、手の届く費用で快適な船旅を楽しむことができます。そのうえ高速道路での移動や新幹線とは違い、車やバイクと一緒に快適に移動できるという嬉しいメリットもあります。

オーシャン東九フェリーで徳島まで行ける!

Photo byivabalk

オーシャン東九フェリーは東京有明から徳島行きのフェリーを毎日運航しています。この定期航路は徳島県沖洲を経由したのち、北九州の新門司を往路の終着地としています。

2016年に就航した新造フェリー、フェリーびざん・フェリーしまんと・フェリーどうご・フェリーりつりんの4隻によって運航されており、旅行者やツーリングライダー、ビジネスマンの出張旅行などで人気となっています。

徳島県を目的地とした場合、東京~北九州の航路途中にある徳島県までは、約17時間以上の航海になります。長時間の滞在時間を快適に過ごせる船内設備と、良心的な料金設定が人気の秘密となっています。

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東京から徳島までのフェリーの船内は?

Photo byJamesDeMers

2016年にシンプルフェリーとして就航した4隻の船内インテリアは、四国をイメージした内装となっています。

シンプルフェリーとは、快適な船旅に必要な設備とサービスを厳選し、リーズナブルな料金設定で利用できる次世代型のフェリーサービスです。

特徴の一つとして食堂やレストランがありません。しかし、パブリックスペースに設置された自動販売機では良心的な価格で冷凍食品やレトルト食品、入浴用品からおつまみ等のバラエティに富んだ物品が販売されています。

フェリーの船内施設は設備が整っており快適

Photo by Branson Missouri

オーシャン東九フェリーの運航するシンプルフェリーは、シンプルというには十分すぎる設備が利用できるのも魅力の一つです。

パブリックスペースやフォーワードロビーからは太平洋の大海原を船内から眺めることができ、船旅ならではの景色を楽しむことができます。また自由に出入りができる展望デッキや24時間利用可能な大浴場など充実した設備も利用可能です。

女性用のパウダールームやクッション材で壁や床が保護されたキッズルームも用意されていますので、家族での旅行やカップルで利用される方にはうれしい心配りです。

Photo byWokandapix

フェリー内には様々な食品や日用品が自動販売機で手軽に購入できるだけでなく、安心して貴重品管理ができるコインロッカーもあります。その他、お土産が購入できる売店やインフォメーションセンターなど便利な設備が多く設置されています。

コインランドリーやコインロッカーは、旅行中の方にとってはありがたい設備です。また、旅客の不安や困りごとに対応してくれるインフォメーションセンターでは、様々な情報の提供や手助けを受けることができます。

フェリーの利用に不慣れな方でも安心して船旅を楽しむことができるよう、細かい気配りを随所に見ることができます。

持参しておくとよいもの

Photo by Kaeru

小説や携帯ゲーム機などがあると長時間の船旅の空き時間などに重宝します。フェリー内はWi-Fiがないため、船内や航海中の場所によっては携帯電話の電話が途切れてしまいがちです。時間を有効に楽しめる物があると重宝します。

また、浴場や浴室を利用する際はタオルやカミソリなどは持ち込みとなります。ボディソープやリンスインシャンプー、ドライヤーなどは備え付けられていますので、タオル一本でも利用できますが、売店や自動販売機でも購入できます。

その一方で船旅につきものの船酔いには要注意です。船酔いが心配な方は酔い止め薬を事前に準備するのを忘れないようにしましょう。

客室にはバリアフリーの個室やペット可の個室も

Photo byFree-Photos

オーシャン東九フェリーの運航するフェリーは、これまで対応が難しかった車イスでの乗船やペットとの同乗にも対応しています。

車イスに対応した客室は2名利用の個室(全6部屋)が用意されています。手すりやローハイトベッドなど、使い勝手を優先した配置と配慮がなされた専用個室です。車イスの方でもリラックスして船旅を楽しむことができるでしょう。

同様にwithペットルームも2名利用の個室(全2部屋)が用意されています。防水ビニールクロスが張られた床や、余裕のある大きさのペットケージが備え付けられています。大切な家族と一緒に船旅を気兼ねなく楽しめる嬉しい個室です。

東京から徳島までのフェリーの航路や所要時間は?

Photo by Crawford Brian

東京を出発したフェリーは、主に太平洋の日本沿岸沿いに航路を取ります。関東と関西を結ぶ海上物流の大動脈となっているため、多くのタンカーや客船を見ることができるのも楽しみのひとつです。

徳島までの到着時間は、約17時間半程度の所要時間です。ただし、海上の気象条件や海流は季節ごと大きく変化するため、定刻通りに到着しない場合もあります。

また、目的地到着後の乗用車やバイクの下船は係員の指示によって行われるため、下船指示の順番を待つことになります。それらのイレギュラーも計算に入れて、下船後の予定は余裕のある計画を立てておくと良いでしょう。

航路は東京港~徳島港~新門司港(福岡)

Photo by TenSafeFrogs

東京有明乗り場を出港したフェリーは、太平洋へと乗り出すと、大島と伊豆半島を眺めながら静岡県沖を航行し、徳島港沖洲へと着岸する航路となっています。

展望デッキから眺める景色は半島沿岸部の変化に富んだ風景を楽しむことができ、船旅を満喫することができます。ただし、デッキは海風が強いため防寒と強風対策が必要です。帽子などは船室に置いておくと良いでしょう。

徳島港は約1時間ほどの停留となりますが、新門司港までの乗船切符の場合は途中下船ができません。ペットの散歩といった短時間の下船は認められていますので、withペットルームをご利用であれば係員に相談してみましょう。

東京(有明)のりば~徳島(沖洲)のりばになる

Photo by yellow book

北九州の新門司行の乗船予約をしても、フェリーは徳島県沖洲のオーシャン東九フェリーのりばを必ず経由するので注意しましょう。

新門司までは、瀬戸内海を航行して北九州に向かう第二航路を通る場合があります。これは低気圧や台風の接近で悪天候が予想された時、外海からの波の影響を受けにくい瀬戸内海航路が選ばれるためです。

徳島へ向かうためには、オーシャン東九フェリーの東京発北九州終着のフェリーを予約するようになります。予約の際には、よく確認してから申し込みをするようにしましょう。

東京(有明)~徳島(沖洲)のフェリーでの所要時間

Photo byBru-nO

出港時の海上の状態や気象状況によりますが、約17時間半から19時間ほどの所要時間で徳島県沖洲へ到着します。季節ごとに違う天候や海流がフェリーの航行に影響を与えるため、到着時間はあくまでも目安と考えたほうが良いでしょう。

乗船予定日の天気予報や海上の波の高さなどを事前にチェックしておくと、遅延の可能性を想定することができます。悪天候の予想される際は欠航となる場合もありますので、事前に問い合わせをすると良いでしょう。

特に季節の変わり目は季節風や潮の流れが大きく変化するため、航行が予定通りに進まないことも十分に考えられます。下船後の予定は余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です。

東京から徳島までのフェリーの料金は?

Photo bybluebudgie

東京から徳島まで約17時間以上を船内で過ごすことになります。その間、宿泊や入浴のほかに様々な設備を利用することができますが、実質的なサービスは乗船と宿泊のふたつのサービスを利用することになります。

一般的な5m未満の乗用車であれば、運賃と自動車航送運賃などを含めても5万円未満で納まります。フェリーの利用料金は旅客運賃と車両運搬費、宿泊料金で考えた場合、コストパフォーマンスに優れた側面をもっています。

燃料油価格変動調整金や、時期によって価格が改定されるため、事前にオーシャン東九フェリーの運営するHPで、現在の乗船費用を確認しておきましょう。

Photo by nidate

徳島を目指すフェリー航路は、ロードバイクやオートバイでのツーリング旅行を目的とした旅客から人気の高い航路としても有名です。

自転車やオートバイは車両ではなく、特殊手荷物運賃という名目での運搬費用が掛かります。この特殊手荷物運賃は片道・消費税込みで自転車は2900円、50cc以下の原動機付自転車であれば5800円となります。

フェリーであれば四国を巡るツーリング旅行がリーズナブルな料金で楽しめます。東京のみならず、関東近辺のツーリングライダー達が一度は乗船を夢見る、あこがれの航路となっています。

料金は旅客運賃のみで12340円~

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オーシャン東九フェリーは2019年7月から9月にかけて運賃の価格改定を行いました。2等洋室の旅客運賃は12340円となっています。これは、自動車航送運賃や個室利用のチャージ代金を含まない手荷物のみの乗船費用です。

単純に東京から徳島までの運賃と施設利用料を含んだ宿泊費用で、この料金は破格の値段と言えます。2等洋室と言えど、半個室のような構造とコンセントも備え付けられており、プライベート空間と利便性がしっかりと確保されています。

時期や客室タイプ・車両の有無などで変わる

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フェリーを利用する最大の恩恵は車両運搬を可能にする積載能力にあります。長距離を運転する場合、ストレスや疲労の蓄積、旅先での故障リスクなどを抱えることになります。フェリーであれば、それらの問題を解決することができます。

利用する車両や時期、利用人数や客室の種類などによって料金も大きく変わってきます。オーシャン東九フェリーのHPにある料金表からおおよその費用を把握し、予約手続きで料金シミュレーションをしてみるのも良いでしょう。

希望する客室タイプや利用人数、乗船する車両の大きさ等をもとに旅行にかかるコストを把握しておくと、余裕のある旅行プランを立てることができます。

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個室利用を希望する場合、2等洋室を利用する基本料金に別途のルームチャージ料金が必要となります。1部屋当たりのルームチャージ料を支払うことで、3名定員の2名個室や家族でも利用できる4名個室、withペットルームが利用できるようになります。

また、6才以上12才未満のお子様は旅客運賃が半額となります。6才未満のお子様の場合は大人1名につき、お子様1名が無料です。ただし宿泊するときのベッドの利用は大人との添寝になりますので、注意しましょう。

東京から徳島までのフェリーの予約について

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フェリーは予約乗船が基本となります。当日乗船予約もできますが、おすすめできません。予約した旅客が優先されるため、定員オーバーや積載重量などの関係で乗船が認められない場合もあるからです。

そのほか2等洋室以外の個室やバリアフリー対応客室などは数に限りがあります。家族での利用やカップルでの乗船を予定しているのであれば、予約は必須と言えます。快適な旅を満喫するためにも、旅行プランはしっかりと立てましょう。

予約受付は往路・復路で違いに注意

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往路と復路では出港時間は大きく変わりますので注意が必要です。徳島は定期運航の途中経由地ですのでフェリーの停泊時間や出港時間に関して、平日や日曜祝日で違いがあります。

東京を出港するフェリーは主に夕方以降出港となりますが、逆に徳島を出港するフェリーは午前11時20分に出港となります。平日や日曜・祝日で出港時間に若干の違いがありますので、乗船する日の運航ダイヤのチェックを忘れないようにしましょう。

また、出港時間の少なくとも1時間前にはフェリーのりばに到着し、乗船手続きを行わなければいけません。出港時間や乗船手続きに間に合うようスケジュールを管理して、余裕のある行動を心がけましょう。

電話・WEB・旅行代理店で予約可能

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東京から徳島までのフェリーを予約方法はインターネット予約・フリーダイヤルでの電話予約・旅行代理店などで予約クーポン券を購入の3つの方法があります。

インターネット予約の場合は、料金シミュレーションを行いながら予約することが可能なため、利用料金を調べることができます。旅行代理店を通しての予約の場合は、お得なパック料金などもあるため、旅行プランに合うものが見つかるかもしれません。

フリーダイヤルは、オペレーターの指示に従って予約情報を伝えるため、不明な点や質問などにも柔軟に対応してくれるメリットがあります。初めてフェリーを利用する場合は、フリーダイヤル予約がおすすめです。

各種割引や旅行代理店のパック割もある

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オーシャン東九フェリーは学生割引や障碍者割引などのお得なサービスも用意しています。特に旅行者に喜ばれているのが往復割引です。2カ月以内に復路乗船で、復路の乗船料金から10%引きの割引サービスを受けることができます。

その他、旅行代理店を通して予約すると期間限定で、クオカードやホテル優待券などが付いているパック割引なども利用することができます。

これらの割引サービスは、予約する窓口限定になっているものや、特定の旅行者向けになっている等、いくつかの利用条件があります。割引サービスを利用する際には注意事項をよく確認するようにしましょう。

徳島に行くなら東京発のフェリーが安くて快適!

Photo bylimbovision

時間やストレスに悩まされることのないオーシャン東九フェリーの船旅は、海風を切って徳島へと向かいます。今までの旅行とは一味違うフェリーでの小旅行を、一度体験してみてはいかがでしょうか。

hagiyama1215r
ライター

hagiyama1215r

千葉住みの会社員です。休日は近県にドライブに行くのが趣味。

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