店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
唐津に来たらご当地グルメの「からつバーガー」を!
玄界灘の美しい海と、脊振山系の深い緑に囲まれた自然豊かな町、唐津市。素晴らしい自然景観だけでなく、佐賀牛や呼子のイカをはじめとした豊かな名物食材の宝庫でもあります。また、唐津城やくんち、唐津焼といった観光コンテンツも多数存在し、毎年多くの観光客で賑わいを見せています。
唐津市は、福岡空港、博多港、伊万里港、鳥栖ジャンクションから車で約1時間圏内と、アクセスもしやすいのが特徴です。福岡と長崎の間にあることから、途中で唐津に立ち寄って観光していく人も多いそう。そんな唐津には美味しいご当地グルメも多数存在します。その代表となるのが名物「からつバーガー」です。
全国に人気が広まるご当地バーガーブームですが、「からつバーガー」はその元祖とも呼ばれていることをご存じでしょうか。その人気に火が付き、県外からも多くの人が求めにやって来るからつバーガーとは、いったいどんな名物なのか、その魅力に迫っていきたいと思います。
「からつバーガー」ってどんな食べ物?
からつバーガーは、その昔、佐世保にてハンバーガーを食べた考案者が佐世保の米軍基地の味を再現したのが始まりと言われています。初代オーナーが当時メインだったホットドックだけでなく、地元の名物を詰め込んだ「からつバーガー」をメニューに追加して販売したのがきっかけでした。
販売開始後は瞬く間に人気が広まり、県内外から「からつバーガー」を食べるために多くの人が訪れるようになりました。その親しみやすい味から大人から子供まで幅広く愛され、ついにご当地バーガーの元祖と呼ばれるまでになったのです。そもそも佐世保バーガーの定義は、「注文に応じて作り始める手作りのバーガー」を指し、味などに決まりはありませんでした。
「からつバーガー」の歴史は50年以上
佐世保のハンバーガーに魅了され、そのアイデアを持ち帰った考案者は、佐世保バーガーをベースに独自のアイデアを加えました。地元の佐賀県産のビーフパティとハムやチーズ、レタスを挟み、「からつバーガー」と名付け販売したのです。名物「からつバーガー」の誕生です。
注文に応じて作り始める手作りバーガーのスタイルは、地元の人たちだけではなく、唐津を訪れる観光客にも長い間愛され続けてきました。その歴史は、一説には50年以上あるとも言われているから驚きです。