静龍苑は予約必須の人気焼肉店！おすすめメニューや美味しさの秘密を調査

静龍苑をご存知ですか？静龍苑は、肉の盛り付けが抜群に美しく、タン塩が最高だと大人気の焼肉店です。食べログでも、焼肉百名店2018に選出されており、2020年2月現在も3.65の高評価を獲得している名店です。

以前は東京都江東区の森下で行列を作る人気焼肉店でしたが、600mほど離れた清澄白河の地に移転オープンしました！昭和の雰囲気を漂わせた赤テントの森下のお店では、名物のタン塩を求めるお客さんで連日満席でした。

森下のお店は、1週間分のみ、しかも開店直後の17時～のみの予約しか受け付けていなかったため、行列は当たり前、2019年6月末の閉店直前には、3時間待ちにもなったほどでした。静龍苑は、1974年創業、森下で45年間営業をした老舗です。

そして2019年8月8日、ついに静龍苑は森下のお店からそう遠くない清澄白河の地で、新しいお店をオープンさせたのです。黒を基調とした外観は、高級感が漂い、以前のお店より洗練された雰囲気です。おしゃれな店内は全てテーブル席で、有名人が訪れることもあってか、個室も設けられました。

2019年の年末には、タレントのGacktさんや、ホスト界の帝王・ローランドさんなどが、静龍苑で一緒に忘年会をしたそうです。その様子がインスタグラムにあげられています。

また、静龍苑は、肉好きで有名なダチョウ俱楽部の寺門ジモンさんも通う名店であることが知られています。2019年1月1日の深夜に放送された「寺門ジモンの取材拒否の店2019新春スペシャル」でも静龍苑が取り上げられました。

その時は移転を控えていた時期だったので、「移転先は教えられない」という取材拒否の姿勢は半分保ちながらも、「寺門ジモンさんの番組なら」ということで取材を引き受けたようです。

取材拒否の秘密のお店でありながら、森下の静龍苑は行列を作ってしまうほど大人気の焼肉店だったのですから、その実力は本物といえるでしょう。

静龍苑には、「ジモン盛り」なる裏メニューが存在します。お肉の貴重な部位をまとめて盛ったメニューで、シャトーブリアンから始まり、サーロイン、トモサンカク、リブロース、ハラミ、ザブトン、上カルビがきれいに並べられます。

秘密の裏メニュー「ジモン盛り」は、オーダーするのに予約が必要です。今回は、清澄白河に移転オープンし、予約必須となった静龍苑のおすすめメニューや美味しさの秘密に迫ります！静龍苑ならではのルールもあるので、行く際は必読です。

食べログでも高評価を誇る大人気の焼肉店、静龍苑で、あなたも美味しい焼肉を楽しんでみてはいかがでしょうか。

移転オープンして以来、静龍苑は完全予約制のお店になりました。夏の暑い中や冬の寒い中、行列に並ぶ必要がなくなったのは、うれしいポイントです。

ただし、静龍苑ならではの予約のルールがあるので、注意が必要です。予約の混雑状況については、後程、「静龍苑・人気すぎて予約が取れないって本当？」の章でご紹介します。

また、静龍苑には、予約以外にもルールが設けられています。静龍苑ならではの予約以外のルールについては後程、「静龍苑の注意点」の章でご紹介します。

ルールがたくさんあって少し敷居が高い印象をもたれた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それでも静龍苑は人を惹き付けて止まないのですから、その味の確かさは本物といえるでしょう。

静龍苑の予約は、電話でのみ受け付けています。毎月20日から次の月の予約を電話で受け付けます。20日が日曜日や祝日の場合は、19日や21日から受け付けることになるようです。詳細は静龍苑の公式インスタグラムにてご確認ください。

森下で営業していた時には、1週間分の予約しか受け付けていなかったので、ひと月分受け付けてくれるようになったのは、店側の配慮を感じます。人気焼肉店となった証ともいえるでしょう。

電話予約をする時間帯は、10時～11時頃がつながりやすいそうです。営業中は残念ながら電話はつながりません。料理作りやお客さんとのやり取りもあるので、出ないことにしているようです。来てくれたお客さんを大切にしたいという静龍苑のこだわりが見えてきます。

静龍苑は、大将と明るい女将さんが営む焼肉屋さんです。大将が肉の仕込みをし、女将さんが接客をします。常連客には御年賀を渡したりもされているようです。

静龍苑の定休日は毎週水曜日です。水曜日に予約しないように注意しましょう。また、その他にもイレギュラーで休みが入ることもあるようです。詳細は公式インスタグラムをチェックしてみてください。

同月の予約は1人1回のみと制限されています。同じ月に同じ人が何度も予約を入れることはできません。

静龍苑の素晴らしい盛り付けやタン塩に魅了され、常連となるお客さんは少なくありません。忘年会や新年会など、何度も足を運びたくなる気持ちもわかりますが、静龍苑は大人気の焼肉店です。他のお客さんへの配慮を忘れないようにしましょう。

ここでは、いよいよ静龍苑の美味しさの秘密に迫ります！完全予約制でも訪れる人が後を絶たない人気焼肉店、静龍苑の美味しさの秘密はいったいどのようなところにあるのでしょうか。

静龍苑の美味しさの秘密1つ目は、「美しく盛られた肉が素晴らしい」ことです。料理は見た目や盛り付けも重要だということは、料理の世界ではよくいわれることです。

和食や洋食を食べに行っても、その盛り付けでその料理の美味しさが伝わってくることが度々あります。それを焼肉の世界に昇華したのが静龍苑です。

焼肉なので、もちろん盛られるのは生肉ですが、静龍苑の盛り付けの美しさは抜群で芸術的でさえあります。花のように盛られたタン塩や部位別に丁寧に盛られた皿には驚きを隠せません。

また、部位別に盛られた皿には、各部位の名前を書いた札も付いてくるので、あまりお肉に詳しくない人でも、今どのお肉を食べているのか、明確に知ることができます。ここにも静龍苑の心配りが表れています。

肉自体の美しさも見逃せないポイントです。各部位の霜降り具合は違いますが、均整の取れたサシがその盛り付けの美しさを際立たせています。これは静龍苑のお肉に対するこだわりがなせる業です。

お肉好きで有名な寺門ジモンさんをはじめ、これだけたくさんの人を魅了するお肉ですから、そのこだわりは相当なものだと想像がつきます。これもまた、静龍苑が人気である秘密の1つといえるでしょう。

静龍苑の美味しさの秘密2つ目は、「上質なタン塩」です。タン塩は、まず上でもご紹介したように、花のように盛られて出て来るため、その美しさに目を奪われます。インスタ映えしますので、しっかりと写真におさめましょう。

味わいについては、後程「静龍苑・おすすめメニュー」の章でご紹介しますが、その美味しさは人々を「とりこ」にし、何枚でもペロリと食べられてしまいそうな勢いです。

というのも、静龍苑のタン塩は、1頭の牛から2人前ほどしか取れないほど貴重な、タン元の方の部位を使用しているからです。静龍苑のタンには中タン塩1800円（2020年1月現在）とタン塩2900円（2020年1月現在）がありますが、その味の違いは確かにあり、断然タン塩をおすすめします。

1人前2900円と聞くと「高い」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、一口食べれば納得せざるを得ない、誰もが納得してしまう、そんなお肉が静龍苑のタン塩なのです。その証拠に静龍苑のタン塩にほれ込み、リピーターになるお客さんが後を絶ちません。

静龍苑の美味しさの秘密をご紹介しましたが、静龍苑には、まだまだおすすめしたいメニューがあります。ここでは、静龍苑のおすすめメニューをご紹介します。

静龍苑は、ライスやキムチ、卵スープなどのサイドメニューも美味しいと評判です。ライスは硬めに炊かれているため、お肉で巻いて食べると最高です。自家製キムチは辛めで、盛り合わせにはナスも付いてくるこだわりようです。卵スープはとろとろふわふわで、最後まで美味しくいただけます。

静龍苑のおすすめメニュー1つ目は、タン塩です。「静龍苑・美味しさの秘密」の章でもご紹介しましたが、1頭から2人前ほどしか取れない、貴重なタン元の部位を使用しています。タン塩は、食べてみると、その美味しさに誰もが魅了されること間違いなし！で、静龍苑では必ず食べるべき一品です。

食感はサクサクと上品でありながら、上質な肉汁があふれ、ネギの甘みと華麗なるハーモニーを奏でるところに、塩・胡椒のパンチが撃ち込まれ、全体がとてつもない世界観を作り出します。

素材はもちろん、静龍苑独自の仕込み方法にもその美味しさの秘密は隠されているのでしょう。1枚食べればクセになって、どんどん食べ進めてしまう一品です。2人なら2人前、4人なら3人前は頼むことをおすすめします。

後程「静龍苑の注意点」の章でご紹介しますが、タン塩は一度きりしか注文を受け付けてくれないメニューです。後悔しないように、十分な量をオーダーしておきましょう。

ミノも静龍苑らしさを感じるメニューです。深い切込みが入った肉厚なミノは、ザクザクの食感がその美味しさを引き立てます。タン塩とミノを同時にオーダーした場合は、上の画像のようにミノを真ん中に置いて盛ってくれます。

静龍苑のおすすめメニュー2つ目は、ユッケです。以前の森下のお店では、「炙りユッケ」でしたが、移転後は生肉の「ユッケ」が復活しています。

ユッケを含む生肉の提供が許可制になって以来、以前の森下のお店ではユッケはアルミホイルの上で焼く「炙りユッケ」となり、次にご紹介する「肉刺し」も姿を消していました。

しかし清澄白河の新店舗では、生肉提供の設備をしっかりと整え、保健所の許可も取得し「生食用食肉取扱許可店」となったため、晴れて「ユッケ」や「肉刺し」がメニューに並ぶようになりました！

ユッケの上には卵黄がのっており、お肉は細切りではなく、細かく叩かれています。トロトロのお肉は甘めのタレと卵黄と相性抜群で、舌の上にのせると、とろけてなくなってしまいます。

ユッケは、ご飯の上にのせて食べるのも人気です。1人1人前は注文しましょう。清澄白河の新店舗ならではの人気の味を、あなたも味わってみてはいかがでしょうか。

静龍苑のおすすめメニュー3つ目は、肉刺しです。上でご紹介したように、肉刺しもまた、清澄白河の新店舗になって復活したメニューです。

きれいなサシが入り、見とれてしまう肉刺しは、マグロの大トロのような食感です。脂がしっかりとのっているので、口に入れると脂が美味しい余韻を残しつつ、溶けてなくなってしまいます。

部位は日によって変わるそうですが、サシがきれいに入っていることが多いようです。専用のタレにつけて食べます。

静龍苑のおすすめメニュー4つ目は、ハラミです。ハラミはメニューには載っていない秘密の裏メニューです。オーダー時に店員さんに確認して、ある場合はラッキーです。是非頼みましょう！

塩とタレを選べますが、おすすめは塩です。塩味とジューシーな肉汁が抜群の相性で襲ってきた後、お肉を食べている、という噛み応えがお腹に満足感を与えてくれます。

静龍苑のおすすめメニュー5つ目は、ロースです。ロースは塩はなく、タレのみとなります。ロース1500円（2020年1月現在）と、上ロース2700円（2020年1月現在）がありますが、普通のロースでも十分だという声が多く聞かれました。

上の画像は、普通のロースの画像です。普通のロースでも、十分にサシが入っていることが、おわかりいただけるでしょう。タン塩にお金をかけて、ロースは普通の方で少しでも値段を抑えるというのも一つの手です。

こちらは上ロースの画像です。さすが上ロース、サシの入り具合が違います。上ロースでは、上質な脂のとろけ具合を堪能できます。脂と赤身のバランスのいい旨味を味わいたい方は普通のロースを、上質なとろける脂を味わいたい方は上ロースを頼んでみてはいかがでしょうか。

ちなみにカルビにもカルビ1500円（2020年1月現在）と上カルビ2500円～（2020年1月現在）がありますが、普通のカルビでも他店では上カルビで通用するようなお肉が提供されます。

これらのことからも、静龍苑のお肉へのこだわりがとてもよくわかります。静龍苑は、行って間違いない焼肉店といえるでしょう！

静龍苑のおすすめメニュー6つ目は、自家製プリンです。「焼肉屋さんでプリン？」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、静龍苑の自家製プリンは美味しいと評判です。

キャラメルソースが別添えで付いてきて、自分で好きなだけかけることができます。プリン本体もキャラメルソースも甘さを抑えてあるため、焼肉を食べた後の口にぴったりです。焼肉を堪能した後は、自家製プリンで別腹を満たしてみてはいかがでしょうか。

ここまで、静龍苑の人気の秘密をご紹介してきました。行きたくなったという方も多いのではないでしょうか。ここでは、静龍苑の注意点をご紹介します。静龍苑には、静龍苑ならではのルールがあります。行った際に慌てずに済むようにしっかりと予習をしておきましょう！

静龍苑のメニューには、追加注文ができないメニューがあります。1度注文したら、もう二度と注文できないメニューです。追加注文できないメニューは、塩もの、上もの、ユッケ、肉刺しです。これらは提供に時間がかかるため、一度のみの注文となっています。

塩ものが含まれるということは、名物タン塩も追加注文不可です。これらを注文する際は、一緒に行った友人や家族と十分に話し合い、どれをどれだけ注文するかきっちり決めてからオーダーしましょう。後から後悔しないように、自分の胃袋と相談して適量を頼むのが肝心です。

静龍苑は完全予約制のお店ですが、土・日曜日は16時半～、18時半〜、20時半〜と時間が決まっている、入れ替え制をとっているとの声が聞かれました。

入れ替え制を守るために、一度きりの注文メニューを設けているのかもしれません。後の予約時間のお客さんに迷惑をかけないためにも、追加注文不可のルールはしっかりと守りましょう！

静龍苑は完全予約制のお店です。予約なしでいきなり訪れるのはご法度です。以前の森下のお店のように、店前に並ぶこともできません。

上でご紹介したように、毎月20日から次の月の予約を電話で受け付けていますので、予約を取ってから訪れましょう！

人気の焼肉店静龍苑では、網の交換は1回のみとなっています。失敗しても1回しか交換はしてくれません。そのため、交換の頃合いを見計らう必要があります。

多くの方は、塩の焼肉が終わった後に交換してもらいます。名物のタン塩を食べて、他の塩メニューも満喫したら、今が交換時です！

塩ものは1度きりしか注文も受け付けないので、もう塩メニューを食べることもありません。心置きなく交換することができるでしょう。

一方、タレメニューは塩メニューより焦げやすいことも事実です。タレメニューをたくさん食べる方は、塩ものが終わった後も網を変えずにもう少し使ってから変えた方がいいかもしれません。これも一緒に行った方と十分話し合って決めましょう！

これだけ人気の静龍苑ですから、予約を取るのは難しいでしょう。上でご紹介したように、予約は毎月20日から次の月の予約を電話で受け付けており、電話がつながりやすいのは、10時～11時頃です。

営業時間中は電話には出ないことにしているようですし、まず、電話がつながるかどうかで一つハードルがあります。

公式インスタグラムでは、「完全予約制としたことで毎日電話の嵐と戦っている」というようなコメントがあったので、出られる時は確実に出てくれます。あきらめずにかけ続けましょう。

また、27日にはもう次の月の予約がいっぱいだったという声がありました。20日から1週間で予約が埋まったということです。できるだけ早いうちに、できれば20日に予約するのが得策と言えるでしょう。

静龍苑の公式インスタグラムに次の月の予約状況が載ることもあるので、チェックしてから電話するのがおすすめです。

静龍苑が清澄白河の新店舗へ移ったのは、2019年8月8日なので、新店舗の場所をまだ知らない方もいらっしゃるでしょう。もしかすると、少しでも早い方がねらい目かもしれません。静龍苑で抜群に美しい肉の盛り付けと、最高のタン塩を楽しんでみてはいかがでしょうか。

静龍苑へのアクセス方法は、「清澄白河」駅から北上するか、「森下」駅から南下するか、どちらからでも徒歩で行けます。東京メトロ大江戸線・半蔵門線「清澄白河」駅からは徒歩約3分のところにあります。東京メトロ新宿線・大江戸線「森下」駅からは徒歩約5分のところにあります。

今回は、肉の盛り付けが芸術的に美しく、タン塩が最高に美味しい焼肉店、静龍苑についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

2020年2月6日公式インスタグラムにて、静龍苑が数か月後に新しい挑戦を始めることが発表されました。内容は明かされていませんが、これからも静龍苑から目が離せません！あなたも静龍苑に、美味しい焼肉を食べに行ってみてはいかがでしょうか。