一関のおすすめランチランキングTOP9！郷土料理がおいしい人気店も

岩手県一関市には、豊富な郷土料理や餅料理が存在しています。一関市にあるレストランでは、それらの個性豊かな郷土料理を提供しているお店も多く、特にランチメニューでは、リーズナブルな値段で郷土料理や餅料理のランチが楽しめます。

一関市では古くから、季節の行事や人生の節目などの祝い事の日に様々な郷土料理が食べられてきました。郷土料理はわんこそば、まめぶ汁、はっと、餅料理など種類が豊富で、どれもお祝い事には欠かせない料理です。

中でも餅料理は、決まった日に餅を食べる「もち暦」が存在するくらい一関の人々の生活に欠かせない食べ物になっています。一関市は寒さの厳しい東北の中でも、比較的気候が温暖で平地が多く、米作りに特に適した土地であったため、餅食文化が生まれました。

一関に伝わる餅料理は約300種類にも及び、あんこやきなこ、ずんだなどの甘い料理の他、野菜を使用した惣菜餅や、洋風の食材を使用した創作餅など、ランチに適した餅料理やバラエティ豊かな餅料理が沢山あります。一関の地元民は年間60回以上餅を食し、一関市の食文化とは切っても切れない関係になっています。

岩手県一関市は東北地方の中央に位置し、首都圏から約450km、仙台と盛岡の中間地点にあります。人口が約12万人程で、中東北の拠点都市として経済・文化・教育の中心となっています。猊鼻渓や厳美渓などの景勝地や、一関温泉郷などの観光スポットがあり、平泉や三陸方面への観光拠点としても利用されています。

ここでは、一関市でランチとして食べられる個性豊かな郷土料理や、大人気のランチグルメスポットをランキング形式でご紹介していきます。まずは一関市のおすすめランチランキングの中でも穴場スポットの多い、ランキング第9位から第7位までをご紹介します。

一関市三関仲田にある「レストラン&カフェプチ・フランセ」は、駅から徒歩15分の場所に立地する本格フレンチレストランです。店内は白を基調とした清潔感溢れる印象を受け、家族や友人など人を選ばずに楽しめそうな雰囲気が漂っています。

ランチメニューには安くて気軽に頼めるものから本格的なステーキまで様々なコースが用意されています。ランチメニューはメインを肉・魚介・週替わりパスタの3種類から選べて、スープ・サラダ・コーヒーがセットになり1080円とかなりお得なメニューになっています。

ランチで訪れた際の運転手にも嬉しいノンアルコールのスパークリングワインも注文が可能です。食材は可能な限り産直野菜を使用しており、肉は岩手みなみ牛や県内産の豚、鶏など安心できる素材を使用しています。

一関市青葉2丁目にある「青葉 直利庵」は、いつでも地元民で賑わう大人気の蕎麦屋です。直利庵の蕎麦は一関市のソウルフードとも呼ばれ、ランチで賑わう時間には長い列を作る程の人気を誇っています。麺はうどんと見紛うほどの太さが特徴で、とても鮮やかな香りと粘り強くコシがある食感が楽しめます。

人気ランチメニューの天大ざるは、蕎麦も天ぷらも普通の蕎麦屋と比べて二回り程大きく、ボリューム満点のランチをリーズナブルな値段で楽しめると評判です。蕎麦はその量に加え太麺なのでかなり食べ応えがあり、大盛りを注文する際は注意が必要です。

「やまなか家 一関店」は、焼肉と盛岡冷麺が同時に楽しめる人気焼肉グルメ店です。やまなか家のリブカルビにはA4、A5ランクの和牛が使用されており、ランチメニュー以外にもボリューム満点の大皿メニューが充実しています。

麺は素材や調理法にこだわった自家製手打ち麺で、最高級の馬鈴薯を使用した麺はコシが強く、喉ごし豊かに仕上がっています。ランチにはお得な値段で楽しめる平日限定メニューが用意されており、1200円で盛岡冷麺と好きな肉が1品セットで楽しめる「盛岡冷麺セット」が特におすすめです。

一関でおすすめのランチランキングの第6位から第4位までをご紹介します。ここからは定番のお店や有名店なども混ざり、ランチに嬉しい中華料理店などもランキングに入っていますので、是非チェックしてみてください。

一関市五代町にある「そば切りすず庵」は、手頃な値段で蕎麦やうどんが楽しめる、ランチに最適なグルメスポットです。蕎麦は太麺を使用しているためコシがあり、茹で加減は固めでかなり食べ応えがあります。

どのメニューもボリューム満点で安く、財布に優しいランチを求めて多くの人が訪問しています。量が多いと食べきれない方には、400円の「姫ざる」が丁度良い量でおすすめです。

一関市山目字十二神にある「中華飯店だんらん」は、豊富な中華料理メニューをリーズナブルな値段で楽しめる中華グルメ店です。メニューにはラーメン570円、ソース焼きそば710円、炒飯750円と、手頃な価格の品々がずらりと並びます。

おすすめランチメニューは「回鍋肉」で、たっぷりのキャベツとしっかりとした味つけは白飯と抜群の相性を持つと高い評価を受けています。

一関市田村町にある「梅茂登」は、こだわり抜かれたうなぎ料理と和食料理が楽しめるグルメスポットです。店内は全体的に和の空間が広がっており、和食が合いそうな雰囲気が漂っています。

梅茂登ではうなぎを直仕入れしており、新鮮な活うなぎをその場で捌いて調理してくれます。たれは代々受け継がれた伝統あるたれを使用しており、梅茂登でしか食べられない味を楽しめます。器には高級な秀衡塗大椀が使用されており、うなぎが盛られると上品で美しく、目でも楽しめる料理となります。

ランチメニューには自慢のうなぎを使った「ランチ鰻」が大人気で、他にも大海老天重セット、カキフライセット、ヒレカツ重が注文できます。

いよいよ一関でおすすめのランチランキング、第3位から第1位までのご紹介です。地元民なら誰でも知っているような有名店ばかりで、一関市を代表する郷土料理や餅料理がランチメニューで食べられます。一関市でランチを楽しむ際はまず候補に挙がるお店ばかりなので、是非チェックしてみてください。

一関市萩荘山崎にある「フレンチレストラン アビチュエ 一関」は、フランスで腕を磨いた店長による本格フレンチが楽しめるレストランです。料理に岩手県産の食材をふんだんに使用しているのも、地元民に愛される理由です。

ランチメニューは休日ランチと平日ランチに分かれており、休日ランチは多少値段が上がりますが、平日ランチでは注文できない前菜が頼めます。前菜、デザートはそれぞれ7種類から、メインは肉、魚、キッシュの3種類から自分の好みに合わせて選べるのが魅力的です。

また、店内のボードには本日のおすすめ、本日の魚料理、日替わりメニュー、季節のデザートなどもあり、訪問するたびに違ったランチが楽しめます。

一関市上大槻街にある「三彩館ふじせい」は、一関のおもてなし料理である「ひと口もち膳」の発祥のお店です。餅を使った郷土料理は50種類以上にも及び、色々な餅料理を気軽に一口サイズで食べられるよう工夫されたのが「ひと口もち膳」です。今やひと口もち膳は多くのメディアにも掲載され、三彩館ふじせいの看板メニューとなっています。

ランチメニューはひと口もち膳単品から頼める他、ランチにはひと口もち膳に料理がついた「おもてなし膳」や、食後にデザートとコーヒーがついた「月替わり昼膳」がおすすめです。また、一ノ関駅西口より徒歩3分の場所に立地しており、気軽に訪れやすいのも魅力です。

栄えある第1位は、一関市田村町にある「蔵元レストラン せきのいち」です。せきのいちは、一関の伝統的な郷土料理を心ゆくまで楽しめるレストランです。せきのいちには、一関の郷土料理である餅やはっとを使った料理や、郷土料理をより広く伝えるため工夫を凝らしたオリジナルメニューが沢山あります。

主なランチメニューには、9種類の餅とお雑煮がセットになった「果報もち膳」や、小麦粉に水を加えて練り、薄くのばした生地を茹で上げる「手切りはっと膳」、もちとチーズの絶妙な相性を楽しめる「もちフォンデュ」、うどんに桑の葉を練り込んだ「くわうどん」などがあります。

また、せきのいちでは人生の節目を祝うための部屋が用途に合わせて数種類用意されており、お祝い事の席などで利用する方も多いようです。

せきのいちは、醸造所を改築して作られた郷土料理レストランです。せきのいち酒造のビールブランドである「いわて蔵ビール」は、せきのいち酒造の酒造りの技と経験によって生まれ、多くの国際大会で高い評価を受けた世界に認められたビールです。定番のビールはもちろん季節限定のビールも豊富で、オーダーメイドでの注文も受けています。

主な商品にはクローブやバナナのような上品な香りが特徴の「ヴァイツェン」、平泉中尊寺が世界文化遺産に登録された事を祝って発売された「金色堂ゴールデンエール」、焙煎モルトを使用し琥珀色の美しい「レッドエール」、牡蠣の身と殻を使って醸造した濃厚な黒ビール「三陸牡蠣のスタウト」などがあります。

ランキングには入っておりませんが、一関のレストランの中でも特に個性豊かなランチが食べられるお店をピックアップしてご紹介していきます。どのお店もとても美味しく、ランチメニューは名物となっており、観光客や地元民に大人気のものばかりです。

一関市大町にある「ドルチェ」は、500円で食べられる日替わりランチが評判のグルメ店です。店内にはテーブル席が6つ、カウンター席が4席程あり、手芸作品がいたる所に装飾されています。ランチメニューは「日替わりランチ」で、野菜たっぷりでボリューム満点かつヘルシーなのが特徴です。

膳には白飯、味噌汁、主菜に加えて副菜を乗せた小皿が4皿程ついており、ワンコインで食べられるランチの中ではかなり満足度の高いメニューとなっています。また、無料Wi-Fi対応やお弁当宅配など、嬉しいサービスも充実しています。
 

一関市上大槻街にある「和風レストラン 松竹」は、1920年の創業当初から観光客や地元民に愛され続ける老舗グルメ店です。内装には襖や畳が使われ、和室のような雰囲気を持っています。昔懐かしいメニューやうなぎ料理の他、創業当初から提供されている伝統の「ソースかつ丼」が大人気です。

ソースかつ丼は白飯の上にたっぷりのキャベツと3枚のカツのみが乗ったシンプルな丼で、程よい甘さのタレは濃すぎず丁度良く、手頃な値段で食べられる事から、時代を超えて店の看板メニューになっています。

一関市千厩町にある「レストランあさひや」は、大人気の3種のライスメニューが食べられる洋食店です。レストランあさひやはかなりの山奥に立地しており、アクセスがあまり良く無いにも関わらず、店内は大人気で満席になる事も多々あるようです。店内は洋風のレストランとしては珍しく、日本庭園と池が設置してあり大きな鯉が泳いでいます。

ランチメニューの中ではスタミナライス、オムハヤシライスが評判高く、特に「特製カレーピラフ」は長年不動の人気1位を誇っています。特製カレーピラフは、カレーピラフの上にとんかつが乗っており、その上にカレールーがかかっています。

白飯ではなくカレーピラフを使用しているため、普通のカツカレーとは違いカレーの風味をより濃厚に楽しめます。薄く切られたとんかつは丁度良く揚げられ脂っぽく無く、胃に負担が高そうな内容のメニューを上品にまとめ上げた絶品グルメです。

一関市花泉町にある「Flore Cafe」は、美味しいスイーツとパスタが同時に楽しめる人気グルメ店です。店内はカントリー調のお洒落な雰囲気が漂っていて、可愛い小物が沢山飾られており、特に女性に人気が高そうな印象です。昼時は特に混み合っており、オープン時には満席になる程です。

おすすめメニューは「ワッフル」で、その絶妙な焼き加減は、凹凸部分のカリカリとした食感がより引き出されています。メープルシロップをかけると生地は少し柔らかくなり、カリカリした部分との食感の差が楽しいグルメです。

ランチメニューは「日替りパスタランチ」が人気で、パスタ・サラダ・スープ・デザート・ドリンクがついて930円と、リーズナブルな値段で絶品のパスタが楽しめます。

一関でおすすめのランチランキングはいかがでしたでしょうか。一関市には数々の郷土料理があり、レストランではそれらのグルメをランチメニューで提供しているため、とてもリーズナブルな値段で楽しめるのが魅力的です。観光客の方も地元民の方も、一関市でランチを楽しむお店に困った時は是非参考にしてみて下さい。