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茨城「笠間稲荷神社」は見どころの多いパワースポット
茨城の「笠間稲荷神社」を聞いたことがありますか?実は日本三大稲荷、関東三大稲荷に数えられる神社です。年間350万人以上が訪れ、関東の初詣参拝者数では第7位、茨城県では最も参拝者数の多い神社となっています。今回はそんな「笠間稲荷神社」の見どころと、どのような開運、パワースポットなのかについてご紹介します。
笠間稲荷神社の基本情報
笠間稲荷神社は京都の伏見稲荷大社、佐賀の祐徳稲荷神社と並ぶ日本三大稲荷の一つです。稲荷神社の総本山は京都の伏見稲荷ですが、創建時期は伏見稲荷よりも古く651年で、第36代孝徳天皇の御代の時です。ご祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)で商売繁盛、家内安全、厄除け、交通安全のご利益があります。
笠間稲荷神社へのアクセス
東京からお出かけする場合のアクセスはよく、電車は1本で行くことができます。東京からはJR特急「ときわ」で約1時間15分、「友部」駅で降ります。その後、「かさま観光周遊バス」で約20分、「稲荷神社」下車すぐとなります。「かさま観光周遊バス」は乗車1回100円で周辺観光のアクセスにも便利です。
住所 | 茨城県笠間市笠間1 |
電話番号 | 0296-73-0001 |
必見!笠間稲荷神社でおすすめの「見どころ」
日本三大稲荷の一つに数えられ、毎年多くの方が訪れる笠間稲荷神社ですが、「見どころ」はどのようなところにあるのでしょうか。ここでは笠間稲荷神社の「見どころ」についてご紹介していきます。開運が期待できるパワースポットでもあるので期待してください。
文化財でもある歴史ある「ご本殿」
拝殿の奥にあるご本殿は江戸時代の末期に再建されたもので、1988年に国の重要文化財に指定されています。ご本殿は銅瓦葺総欅の権現造となっています。権現造とは日本の神社建築様式の一つで、本殿と拝殿の二棟を合わせて一体化し、間に「石の間」と呼ばれる一段低い建物を設けているものをいいます。
ご本殿の美しい「美麗彫刻」
ご本殿には当時の名匠たちが彫った美麗な彫刻があり、これも見どころの一つです。後藤縫之助が彫った「三頭八方睨みの龍」「牡丹唐獅子」や、弥勒寺音八と諸貫万五郎が彫った「蘭亭曲水の図」を探してみてください。その精巧さに驚きを隠せないでしょう。ここも名匠たちからパワーをもらえるパワースポットといえるかもしれません。
年齢400年「2本の藤樹」
境内の聖徳殿(聖徳太子がお祀りされており、大黒天、事比羅社合殿)の前には、年齢400年ともなる「2本の藤樹」があります。この「2本の藤樹」は1967年に県の天然記念物に指定されているため、毎年5月上旬~中旬の藤の見ごろの時期になるとたくさんの人が訪れます。あなたもお出かけしてみてはいかがでしょうか。
葡萄のような天然記念物「八重藤」
樹齢400年の2本の藤樹のうち1本は「八重藤」です。「八重藤」は花が葡萄の実のように密集して咲く珍しい品種です。あまりに珍しい品種のため、初めて見た人はびっくりするといいます。あなたも5月上旬~中旬限定の「八重藤」を見にお出かけしてみてはいかがでしょうか。その珍しさに開運効果も期待できるかもしれません。
君が代にも登場・東門の前の「細石(さざれ石)」
東門の前には「細石(さざれ石)」があります。「細石」といえば君が代にも登場することで有名ですが、パワーストーンの一つともいわれています。君が代の歌詞のように巌となり、植物が生えてきているようなこの細石には、相当のパワーを感じることができそうです。お出かけした際は、パワースポットとして忘れずに見ておきましょう。
金や白などカラフルな沢山の「きつね」
稲荷神社といえば「きつね」です。「きつね」は稲荷大神の「神使(かみのつかい)」です。笠間稲荷神社の本殿裏には「きつね塚」があり、沢山の「きつね」がいます。いつしか石像が置かれるようになり、長い年月をかけて徐々に増えていったといいますが、今では金や白など色々な「きつね」がいます。
「きつね塚」はご利益がすごいと一部で話題のパワースポットですので、是非本殿裏まで足を延ばしてみてください。また、「きつね」の像は参道周辺からありますが、その表情は様々です。鋭い眼光を向けている「きつね」もいれば、タレ目のかわいい「きつね」もいるので、一つ一つ表情を確認しながら散策するのもおすすめです。
笠間稲荷神社は「開運スポット」としても人気
笠間稲荷神社は特に仕事運・金運のご利益が強いと人気の「開運スポット」です。笠間稲荷神社は誠実に仕事する人やものづくりに真剣に取り組む人に仕事運・金運を与えてくれるといいます。金運のお守りも売っています。是非お出かけしてゲットしてください。
また、菊の花をデザインした華やかな御朱印長や、「胡桃下」の文字が入った御朱印も人気です。「胡桃下」の文字は昔、笠間稲荷神社のある場所には胡桃の木が植わってあり、そこに神社をお祀りしたことから「胡桃下稲荷(くるみがしたいなり)」ともいわれていることが由縁です。
笠間稲荷神社は多彩な「イベント」も目白押し
笠間稲荷神社は年間を通じてイベントも目白押しです。2月3日の節分の日に行う笠間稲荷神社節分追儺式は、悪疫退散・除災・招福の神事で、拝殿での祭典終了後には、境内に作った特設の撒豆台から、金銀福豆(御守護)と福銭等がまかれます。 2019年は特別撒豆奉仕者として相川七瀬や高見盛が来社したそうです。有難い豆で開運が期待できそうです。
10月中旬~11月上旬には笠間菊まつりが行われます。100年以上も続く日本最古の菊の祭典で、笠間稲荷神社を中心に、約1万株の菊の花が市内を鮮やかに彩ります。笠間稲荷神社では菊人形展をしていますが、2018年は「西郷どん」をテーマとし、西郷隆盛の生涯を菊人形で表現したそうです。鮮やかな菊でパワースポットのパワーが増しそうです。
笠間稲荷神社周辺のおすすめ「観光名所」
笠間稲荷神社周辺には「観光名所」がたくさんあります。ここでは笠間稲荷神社周辺のおすすめの「観光名所」をご紹介します。お土産を買える場所や開運パワースポットもあります。笠間稲荷神社を訪れた際には、是非これらの見どころにもお出かけしてみてはいかがでしょうか。
「笠間稲荷神社門前通り商店街」
「笠間稲荷神社門前通り商店街」には、笠間稲荷神社境内の仲見世を含めると、約40店もの飲食店やおみやげ店が軒を連ねています。玉起屋はふくろうなど縁起のいい商品を扱うお店です。店内には大きなフクロウがあり、そのくちばしに触れると福が来るといわれています。
アクセスはJR「友部」駅から「かさま観光周遊バス」で約20分、「稲荷神社」下車すぐです。飲食店については最後の「グルメ」でご紹介します。
「笠間つつじ公園」
笠間市内が一望できる標高143mの「笠間つつじ公園」では毎年4月中旬~5月中旬、「笠間つつじまつり」が開催されます。「笠間つつじまつり」の見どころは約8500株の様々な品種のつつじが咲き誇るのを見られることです。笠間稲荷神社の藤樹の咲く頃と時期が重なっているので、合わせてお出かけしてみてはいかがでしょうか。
アクセスはJR「友部」駅から「かさま観光周遊バス」で約15分、「笠間日動美術館」下車徒歩10分です。
住所 | 茨城県笠間市笠間616-7 |
電話番号 | 0296-72-9222 |
「北山公園」
「北山公園」の見どころは展望塔や湿性生態園、白鳥湖です。高さ23mの展望塔からは友部地区や水戸市街を一望できます。また、天気のいい日には日光連山、太平洋まで見えます。湿性生態園ではミズバショウやスイレンなど、四季の花々を見ることができます。
白鳥湖は茨城県観光百選にも選ばれている観光地で、新緑や紅葉などを楽しめます。アクセスはJR「友部」駅からタクシーで約10分です。
住所 | 茨城県笠間市平町1416-1 |
電話番号 | 0296-78-3911 |
「常陸国 出雲大社」
「常陸国 出雲大社」は茨城県で一番、縁結びのご利益があるといわれるパワースポットです。1992年に島根県の出雲大社から分霊されたことで建立されました。見どころは拝殿の巨大なしめ縄です。長さは約16mで重さ約6tです。島根の出雲大社のしめ縄よりも大きいとのことで、開運効果もたくさんありそうです。
ただし、島根の出雲大社のように、しめ縄にお賽銭を投げる習慣はないようですので、注意しましょう。出雲大社の参拝方法は2礼4拍手1礼と珍しいものです。是非古来からの正式な方法で参拝してみてください。パワースポットの開運効果もあがりそうです。アクセスはJR「福原」駅から徒歩7分です。
住所 | 茨城県笠間市福原2001 |
電話番号 | 0296-74-3000 |
「茨城県陶芸美術館」
笠間芸術の森公園の中にある「茨城県陶芸美術館」は、東日本で初めて陶芸を専門に扱う美術館です。「近代陶芸の祖」といわれる「板谷波山」や、笠間市出身の人間国宝である「松井康成」など、日本陶芸界を代表する名匠の作品を集めて展示しています。現代陶芸の魅力を知ることができる美術館です。
笠間芸術の森公園のイベント広場では、毎年ゴールデンウィークに笠間の陶炎祭(ひまつり)」が開催されます。200以上の陶芸家・窯元が参加する陶芸の祭典で、出展者の個性あふれる店や各自が工夫を凝らしたグルメ、「土面オークション」などのイベントを楽しめます。お気に入りの陶芸を探しにお出かけしてみてはいかがでしょうか。
アクセスはJR「友部」駅から「かさま観光周遊バス」で約15分、「工芸の丘陶芸美術館」下車すぐです。
住所 | 茨城県笠間市笠間2345 |
電話番号 | 0296-70-0011 |
お出かけの際はぜひ!笠間稲荷神社の人気「グルメ」
笠間稲荷神社周辺には人気の「グルメ」が数多く存在します。胡桃饅頭や稲荷寿司からうなぎやフレンチまで、笠間稲荷神社観光の際には是非合わせてお出かけしてみてください。きっと美味しい「グルメ」に出会えるはずです。
笠間神社の別名にちなんだお菓子・胡桃饅頭「吉田屋」
笠間稲荷神社が別名「胡桃下稲荷」といわれることはご説明しました。これにちなんだお菓子、「吉田屋」の胡桃饅頭は笠間稲荷神社の名物です。
黒糖が練り込んである香ばしい少し厚めの皮と、やや甘めに仕上げた手作りのこしあんは、相性が抜群です。また、饅頭の上には、渋皮付きの胡桃の甘露煮がアクセントとしてついています。アクセスは笠間稲荷神社参道入口すぐにあります。
住所 | 茨城県笠間市笠間1341 |
電話番号 | 0296-72-3175 |
香り高いそば茶もある「狸庵 つたや」
1875年創業の「狸庵 つたや」は山芋をつなぎとした手打ちそばが自慢の名店です。つゆは醤油とみりんに、鰹節・鯖節・昆布のダシが効いたまろやかな味です。お茶はそば茶を持ってきてくれます。
また、「狸庵 つたや」は「そばいなり」発祥のお店でもあります。涼しい時期、9月中旬~7月初旬限定の商品です。「そばいなり」は一つ一つが大きく、甘いお揚げとそばの相性が抜群です。すべて手作りで中のそばにも味付けがされているとのことです。アクセスは笠間稲荷門前通り商店街にあり、笠間稲荷神社の西側にあります。
住所 | 茨城県笠間市笠間1279 |
電話番号 | 0296-72-0055 |
美味しいフレンチ「フランス料理 ポーム・ド・パン」
「フランス料理 ポーム・ド・パン」は、本場フランスで修業を積んだシェフが営むレストランです。木を使った温かみのある内装が、フレンチという敷居の高いイメージを少し和らげてくれます。お料理も手抜きのない、丁寧に仕上げられたものばかりです。特にスープは評判でこれだけを目当てに来る方もいるそうです。
アクセスはJR「友部」駅から「かさま観光周遊バス」で約15分、「笠間日動美術館」下車すぐです。「笠間日動美術館」の前にあります。
住所 | 茨城県笠間市笠間2698-16 |
電話番号 | 0296-72-3333 |
うなぎが絶品「うなぎ量深」
笠間稲荷神社の脇道を一本入ったところにある、隠れ家的名店です。2018年の1月に「むぎとろ量深」から「うなぎ量深」へと屋号を変更したそうで、うなぎにとろろをかけて食べることができます。柔らかく旨味だけを閉じ込めるように蒸したうなぎと、地元水戸でとれる三年芋のさっぱりとしたむぎとろは、絶妙のハーモニーを奏でるそうです。
住所 | 茨城県笠間市新町1253-3 |
電話番号 | 0296-72-9333 |
小ぶりのくるみ入り稲荷寿司「二ツ木」
「二ツ木」は笠間名物の稲荷寿司専門店で、1900年創業の名店です。少し甘めで小ぶりな稲荷寿司は食べだすと止まらない味で、持ち帰り専用となっています。
中に入った胡桃がアクセントになり、他のお店の稲荷寿司とは食感が違います。東京の胡桃を使った料理コンテストで、金賞をとったこともある一品です。アクセスは笠間稲荷神社門前通り商店街にあり、笠間稲荷神社の東側にあります。
住所 | 茨城県笠間市笠間1343 |
電話番号 | 0296-72-0037 |
茨城の「笠間稲荷神社」で大きなパワーをもらおう
今回は茨城の「笠間稲荷神社」について、見どころがたくさんあり、とても力強い開運のパワースポットであることをご紹介しました。また、その周辺の観光スポットやグルメスポットについてもおすすめの場所がたくさんあります。是非仕事運・金運の開運パワーをもらいに、あなたも「笠間稲荷神社」へお出かけしてみてはいかがでしょうか。