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大洗めんたいパークってどんなところ?
明太子といえばついつい食べ過ぎてしまうご飯のおともです。明太子は好きだけどスーパーで買うのはちょっともったいない、もらいものやふるさと納税ですませている、という方も多いのではないでしょうか。今回はそんな明太子について美味しく楽しく学ぶテーマパークをご紹介します。
老舗かねふくが運営するめんたいこテーマパーク
大洗めんたいパークは、明太子の老舗「かねふく」が運営する明太子専門のテーマパークです。「きよしイチオシ」のパスタソースのCMでもおなじみのあの「かねふく」です。建物の上に乗っているのは、めんたいパークのマスコット「タラピヨ」です。入り口ではタラコン博士とタラピヨがお出迎え、記念撮影ができるようになっていておすすめです。
めんたいパークは全国5か所!関東は大洗だけ
「かねふく」が運営するめんたいパークは全国に5か所あります。茨城県の「大洗」、静岡県の「伊豆」、愛知県の「とこなめ」、兵庫県の「神戸三田」、大阪府の「大阪ATC」の5か所です。大洗めんたいパークは関東で唯一&最初にオープンしためんたいパークとなります。
入場料は無料!
最近大手のテーマパークは入場料を上げる傾向がありますが、ここ大洗めんたいパークの入場料はなんとタダ!無料です。大人も子供もおじいちゃんもおばあちゃんも、家族みんなで行って楽しみましょう。めんたいパークは工場見学もおすすめです。
東京からは車でも電車でも簡単アクセス
大洗めんたいパークは東京からは車でも電車でもアクセスが便利な位置にあり、アクセスしやすいのも魅力です。
車でのアクセスは、常磐自動車道を通り、友部JCTで北関東自動車道へ乗り継ぎ、水戸・大洗ICで降ります。大洗市街までは約10分です。また、2011年以前のカーナビ利用の場合には「めんたいパーク」が登録されていない場合があります。施設名称に「大洗文化センター」、電話番号に「029-267-5111」を入れて検索すると、その向かいが「めんたいパーク」です。
電車でのアクセスは、「東京」駅からJR常磐線の特急「ひたち」、または特急「ときわ」で「水戸」駅まで行き(所要時間はそれぞれ約60分と約75分)、そこから大洗鹿島線に乗り換えて約16分で「大洗」駅に到着です。「大洗」駅からは徒歩で約20分、タクシーで約2分です。
住所 | 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8255-3 |
電話番号 | 029-219-4101 |
大洗めんたいパークの見どころは?
大洗めんたいパークは近郊からはバスツアーも組まれるほど非常に人気のテーマパークで、累計来館者数は1000万人を達成しています。その魅力とはいったいどんなところにあるのでしょうか。ここでは工場見学など、大洗めんたいパークの人気の秘密に迫っていきます!
遊びながら学べる明太子ギャラリー
明太子ギャラリーは、明太子の原料であるスケトウダラや、明太子の作り方・歴史などについて遊びながら学べる全長約100メートルのギャラリーです。スケトウダラの生態や漁の様子を画像や映像で楽しめるようになっています。また、遊ぶ要素も強く、神経衰弱、ジグソーパズル、脱出ゲームなど全6種類ものゲームで遊ぶこともできます。親子で楽しく遊べます。
明太子ができるところが見られる工場見学
大洗めんたいパークでは1日6tもの明太子を製造しています。工場見学では「かねふく」の美味しい明太子作りにかける情熱を感じることができます。明太子製造は解凍から出荷まで6日かかり、その工程のほとんどが手作業で行われています。工場見学では原料の下ごしらえから、漬け込み、熟成、計量・整形・包装の流れをガラス越しに見ることができておすすめです。
原料仕入れは徹底した衛生管理のもと、塩漬けから箱詰めまで一貫した生産体制で行われています。原卵解凍では、産地で急速凍結されて運ばれてきた原卵を鮮度を保ったまま解凍するため、温度管理をした専用の解凍室で約20時間ゆっくり解凍します。原卵洗浄では、解凍された原卵の表面についているウロコや骨などを洗浄します。
1次調味となる塩漬けでは、塩と下味調味料を加えて温度管理をしながらゆっくりまぜ、一晩かけて一粒一粒が粒だった「塩たらこ」に仕上げていきます。次の異物除去・選別の工程では、漬けあがった塩たらこの表面にある黒い腹膜や卵管などを丁寧に取り除き、大きさ・成熟度を確認しながら選別します。
調味熟成では唐辛子が入った「かねふく」独自の熟成調味液をそそぎ、約5度の熟成庫で48~72時間漬け込み美味しい明太子に仕上げていきます。その後漬けあがった辛子明太子を商品別に計量・整形して、包装して出来上がりです。
明太子作りでなにより大事なのは原料だそうです。「かねふく」のバイヤーは世界各国の様々な漁船に乗り込み、漁獲方法や管理方法を徹底して確認した上で、信頼できる船からしか買い付けません。特に原料に並々ならぬこだわりをもって明太子を作っています。
明太子が味わえる試食・フードコート
大洗めんたいパークでは、工場で作られた美味しい明太子を試食&フードコートで食べることができます。試食は工場見学で見た漬けたての生の状態の明太子です。通常の冷凍を解凍したものとは違い、みずみずしくプチプチとした食感が特徴的で、なんとも美味しいと評判です。フードコートの人気メニューは後程ご紹介するので、楽しみにしていてください。
かねふくの商品が買える工場直売所
大洗めんたいパークでは、入り口からすぐアクセスできるところに工場直売所があります。ここでは冷凍、出来立てを含め、「かねふく」が作る大小さまざまな明太子が並びます。売れ筋は製造過程で切れてしまった明太子がたくさん詰まった「からし明太子180g」1080円です。家庭で食べるならおすすめです。
また、工場直売所では冷凍明太子の小分け保存方法なども解説されています。容器の底を押して取り出すようにすると、冷凍状態でも明太子が小分けしやすいそうです。食べる分だけとり出して冷蔵庫に移すのが、食べやすくておすすめです。その他、工場ならではのおすすめ品は最後に紹介します。
めんたいパークのフードコートで人気のメニュー
めんたいパークのフードコートには、明太子を使ったグルメを楽しめるフードコートがあります。大洗の海が見える開放的な空間となっており、海を見ながら食べる明太子グルメはおすすめです。ここではフードコートの美味しい人気メニューをご紹介していきます。
明太子を存分に味わえる「ジャンボおにぎり4種」
めんたいパークのフードコートの人気メニューには「ジャンボおにぎり4種」があります。「できたて明太子」、「明太子+紅鮭」、「沖獲り天然紅鮭」、「自家製たらこ」の4種類で、ここでもおすすめは「できたて明太子」380円です。工場でできたばかりの明太子がたっぷりぎっしり詰まっていて、場所によってはご飯より明太子の方が多いほどで美味しいです。
意外な組み合わせが美味しい「明太豚まん」
「明太豚まん」300円は、横浜中華街の名店が作成しているという一品です。サイズは大きめですが、うっすらとピンク色をしてかわいい見た目です。食べた瞬間は辛くありませんが、じっくりと辛さが広がり美味しいです。激辛というよりはピリ辛といった感じで、中に詰まった豚肉の餡には春雨やタケノコなども混ざっていておすすめです。
食後に美味しい「めんたいソフトクリーム」
食後には「めんたいソフトクリーム」がおすすめです。「めんたいソフトクリーム」350円は最初は濃厚なミルク感のソフトクリームですが、あとからほのかな明太子の塩気や辛みが感じられる一品です。ソフトクリームの中に明太子が入っているのでプチプチ食感も楽しめます。めんたいせんべいも付いてくるので、交互に食べるのも美味しいです。
大洗めんたいパークの工場直売所でおすすめのお土産
大洗めんたいパークには工場直売所があるので、ここでお土産を買えます。工場直売所では26種類もの商品を販売しています。普段は明太子をスーパーで買うのがもったいないという人も、この機会に購入してみてはいかがでしょうか。工場見学で「かねふく」のこだわりを見た後なら安心して買うことができます。
やっぱりこれがおすすめ工場出来立て「からし明太子」
大洗めんたいパークの工場直売所でおすすめなのは、やっぱり出来立ての明太子です。その日に漬けあがったばかりの新鮮な明太子が数量限定で販売されています。試食で美味しいと気に入ったら、是非買ってみてください。工場見学ができるこの工場ならではのお土産で、喜ばれること間違いなしです。
出来立て明太子は、味も冷凍を解凍したものとはひと味違うと大評判です。みずみずしくプチプチとした食感を楽しむことができます。熟成たれ付きのものもあります。自分用に、家族に、ご近所さんにおすすめです。
タラマヨは黄金の組み合わせ「めんたいマヨネーズ」
「かねふく」のめんたいマヨネーズは、生明太子を約20%も入れた美味しいマヨネーズです。生明太子の量は約40gとたっぷりです。ひとくち食べて誰もが驚くプチプチ食感で「生」にこだわった冷蔵品です。マヨネーズも「かねふく」の明太子に合うものを厳選して使用しています。トーストに塗ったり、パスタに絡めたり、生野菜や揚げ物とも相性抜群でおすすめです。
マスコットキャラ「タラピヨ」関連グッズ
大洗めんたいパークでは、めんたいパークのマスコット「タラピヨ」の関連グッズも売っています。はじめは「あれはなんだろう」と思っていても、工場見学や明太子ギャラリーでたくさん「タラピヨ」を見ているうちに「かわいい!」と親しみを覚えてくるはずです。ぬいぐるみ1000円は小さい子供におすすめです。
大洗めんたいパーク周辺の観光スポット
大洗には、めんたいパーク以外にも観光スポットが点在しています。せっかく大洗に行ったなら、周辺の観光も一緒にしていきましょう。ここでは大洗めんたいパーク周辺の観光スポットをご紹介します。今話題の水族館やきれいなお花が見られるスポットもありおすすめです。
アクアワールド茨城県大洗水族館
アクアワールド茨城県大洗水族館は、今話題のレジャースポットです。サメの飼育種類数は日本一で、マンボウ専用の水槽は日本最大です。イルカとアシカのショーやお食事タイム、水族館の裏側が分かる探検ツアーなど人気のプログラムもたくさん用意されています。2002年の大規模リニューアル後、県外からの観光客やリピーターが増えているそうです。
アクアワールド茨城県大洗水族館は、観光客向けに食べ物やお土産も充実しています。フードコートでは地元大洗の新鮮なお寿司や海鮮丼などを楽しめます。また、鮫カレーはレトルトがお土産でも売られている人気メニューです。
大洗めんたいパークからのアクセスは車で約10分です。徒歩では難しい距離なので、タクシー等を利用しましょう。アクセスを考えると車での観光がおすすめです。
国営ひたち海浜公園
国営ひたち海浜公園は、一年中お花やイベントを楽しめる国営の海浜公園です。4月頃には約500品種100万本のスイセンを見ることができます。4月下旬には約250品種25万本のチューリップが咲き誇り、風車や卵型のオブジェとともにメルヘンな世界をつくり出します。5月頃には約450万本のネモフィラが「みはらしの丘」を青色に染め上げます。
8月頃には丸くて可愛い緑葉のコキアや鮮やかなビタミンカラーのジニア、夏の花ヒマワリ等が夏を彩ります。また、夏休みに合わせ様々なイベントも開かれます。8月中旬にはコキアのライトアップも開催されます。約3万2千本のコキアは9月下旬から紅葉しはじめ、10月中旬には「みはらしの丘」を真っ赤に染めます。冬にもイベントがあります。
大洗めんたいパークからのアクセスは車で約20分です。また、JR常磐線「勝田」駅からバスが出ています。アクセスを考えると車での観光がおすすめです。
大洗マリンタワー
大洗マリンタワーは地上60mのマリンタワーで大洗町のシンボルです。1階のエントランスホールには、お土産品が買える売店や観光情報コーナーがあります。2階の喫茶では定食やカレーを食べられます。見どころは3階の展望室です。タワー最上階の約55mから360度眺望できます。天気のいい日には富士山や日光、那須連山までを見渡せます。
ルミライトアート「ドルフィンファンタジー」はロマンチックでカップルにもおすすめです。暗いところで光る不思議な「ルミライトアート」で、イルカの絵が描かれた壁画があります。夜になると壁いっぱいに壮大なファンタジックアートが浮かび上がります。ミサンガを壁画のそばのロープに結ぶと願いが叶うとされ、愛の成就を願ってたくさんのカップルが訪れます。
大洗めんたいパークからのアクセスは徒歩で約11分、車では約3分です。大洗めんたいパークからすぐ近くなので、ぜひ立ち寄ってみてください。
大洗めんたいパークは大人も子供も楽しめるスポット
大洗めんたいパークについて、明太子ギャラリーや工場見学、フードコート、工場直売のお土産が美味しいことなどをご紹介してきました。大洗めんたいパークは大人から子供まで楽しめるスポットです。また、周辺にも観光を楽しめるスポットが点在しています。次の休日は是非、大洗めんたいパークで明太子に浸ってみてはいかがでしょうか。