「銀座ぶどうの木」で至福のひとときを！店舗情報やおすすめメニューをご紹介！

「銀座ぶどうの木」がある東京都中央区銀座といえば、古くから続く高級街です。区画整理された美しい通りには百貨店やブランドショップが立ち並び、高級ブランド街として世界的にも有名な街です。明治時代から続く老舗から流行最先端のショップまでさまざまなお店が集まります。

明治時代に西欧風の煉瓦街になった銀座は、西欧から輸入された商品を扱うお店が次々にオープンし、大正時代には銀座を歩くこと自体がステータスになりました。今でも銀座の歩行者天国には多くの人が集まり、外国人観光客の姿も目立ちます。

流行の最先端を行く情報発信地でありながら、新宿や渋谷、六本木とは異なる「上品な大人の街」として、街のブランドを保っています。

銀座はブランドショップが立ち並ぶ高級街です。中央通り沿いのCHANELやティファニー、マロニエ通り沿いのカルティエ、並木通り沿いのルイ・ヴィトンなど、世界的な高級ブランドショップが数多くあります。

百貨店の中にもブランド店があります。銀座三越にはティファニーやブルガリ、松屋銀座にはディオールやルイ・ヴィトンが入っています。銀座店限定のアイテムもあり、店舗に直接足を運んでその目で見る価値があります。

高級なのはブランドショップだけではありません。ザ・ペニンシュラ東京や帝国ホテルといった5つ星ホテルをはじめ、銀座には世界の要人も利用するハイクラスな宿泊施設が集まります。

寿司や焼き肉などの飲食店も高級店が多く、銀座で飲食をするならいつものお店に行くときよりお財布に余裕を持っておきたいものです。

銀座には「銀座ぶどうの木」をはじめスイーツのお店も数多くあります。老舗洋菓子店「銀座ウエスト」や、高級スイーツを味わえる「銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ」などの路面店のほか、百貨店の中にはテイクアウトできるケーキ専門店もあり、銀座のお土産に最適です。

銀座のスイーツといえばケーキだけではなく、チョコレートも有名です。食べる宝石とも呼ばれる美しく高級なチョコレートを扱う「デルレイ」や、日本が誇るパティシエ辻口博啓氏が作るショコラ専門店「ル ショコラ ドゥ アッシュ」など、高級チョコレートの店舗が数多く出店しています。

銀座ぶどうの木の店舗がある銀座の西五番街通りは、かつては高級チョコレート店が並ぶ「銀座ショコラストリート」と呼ばれていました。現在も銀座ぶどうの木の近くには、高級チョコレート店「ピエールマルコリーニ 銀座本店」があります。

最新スイーツの店舗も多く、2019年12月12日にはチョコレート・ジェラート専門店 「ヴェンキ（Venchi）」が日本初上陸します。一方で資生堂パーラー、銀座千疋屋フルーツパーラーなどの老舗も多く、スイーツ目当ての観光客も多く訪れる街です。

銀座ぶどうの木は、1979年に創業したアシェットデセール専門店です。株式会社グレープストーンが開設しています。銀座ぶどうの木の店舗があるのは、株式会社グレープストーンの本社ビル2階です。

株式会社グレープストーンとは、ケーキなどをテイクアウトできる洋菓子店「銀のぶどう」を展開し、東京土産として有名な「東京ばな奈」や「シュガーバターの木」などを製造販売している会社です。

誰もが一度は店舗を目にしたり、実際に食べたりしたことがあるおなじみのスイーツを生み出している会社の原点が「銀座ぶどうの木」なのです。

銀座ぶどうの木は、1979年の創業当時からアシェットデセール専門店として続いています。テイクアウトできるケーキ店は昔からありますが、アシェットデセールの専門店は珍しい存在でした。

現在、アシェットデセールの専門店は銀座にも数店舗ありますが、銀座ぶどうの木はそれらの店舗の先駆けとなります。

銀座ぶどうの木の店舗は、銀座のランドマークとして有名な和光の時計台がある銀座四丁目交差点近くにありましたが、2014年1月に銀座西五番街にある本社ビル2階へ移転しました。移転に伴いリニューアルオープンし、長年愛されてきたメニューに新しいメニューが加わりました。

銀座ぶどうの木のシェフは、テイクアウトを前提としたケーキを作るパティスリーの世界から、できたてを味わうアシェットデセールの世界へやってきました。

銀座ぶどうの木で提供されるアシェットデセールとは、フランス語で「皿盛りのデザート」のことで、フルコースの最後に出てくるデザートです。できたてを味わうデザートで、注文を受けてから作られます。1枚のお皿にケーキやアイスクリームなど複数のデザートがのせられています。

テイクアウトを前提にしたカットケーキとは異なり、1枚のお皿の上でデザートがまるでアート作品のように美しく盛り付けられています。フルーツソースやチョコレートソースもお皿を彩ります。アシェットデセールは、フォトジェニックなスイーツとしてSNSでも話題です。

銀座ぶどうの木には、季節ごとにメニューが変わる季節のデセールや、定番のデセール、焼き立てを味わう温デセールなど、さまざまなメニューがあります。

冷たいアイスと温かいスイーツの組み合わせ、注文してからオーブンに入れられる焼き立てのスイーツなど、テイクアウトのケーキ店では味わえないできたての美味しさが特徴です。

ケーキやパイといったメインのスイーツだけではなく、お皿に盛りつけられたフルーツやクリーム、スイーツを彩るチョコレート細工や粉糖など、見るだけで心が浮き立つような装飾が施されているのもアシェットデセールの特徴です。銀座ぶどうの木の人気メニューをご紹介します。

キャラメル・サントノーレは、洋梨と木の実がふんだんに使われたサントノーレです。サントノーレとは、フランスで特別な日に食べられる伝統的なお菓子です。土台となるパイ生地の上にキャラメルを塗ったシューをのせ、中央にはクリームがたっぷりと絞られています。

銀座ぶどうの木のキャラメル・サントノーレは、お皿に洋梨と木の実があしらわれ、中央にはアイスクリームがのせられています。定番のデセールですが、今の季節にぴったりのメニューです。

フロマージュブランとはイタリア原産の白いチーズです。クリーミーでありながらあっさりとした味わいです。「銀座ぶどうの木」で提供されるフロマージュブランのムースには、さくらんぼで作られたブランデーであるキルシュが使われています。

フランボワーズやいちご、クランベリーといった果実や、ベリーで作られたソースの赤い色と、フロマージュブランの真っ白なムースとのコントラストが美しく、特別な日に食べたいおすすめのメニューです。

クレームカラメルとはわかりやすくいえば「プリン」ですが、おなじみの台形のプリンを思い浮かべるとその姿は大きく裏切られます。銀座ぶどうの木のクレームカラメルは、スープ皿のようなやや深さのあるお皿に直接プリン液を入れて作られています。

お皿に平たく作られたクレームカラメルの上には、色とりどりの季節のフルーツ、生クリーム、プチシューがのっています。カラメルソースは自分でかけられるので、お好みで量を調節できます。お子様にもおすすめできるメニューです。

フランス語で「完全な」を意味するパルフェから「完全なデザート」とされるパフェ。チョコレートパフェは定番のスイーツですが、銀座ぶどうの木のチョコレートパフェは、見た目から高級感が漂います。まず目を引くのはショートグラスから天に向かってすらりと伸びるチョコレート細工です。

チョコレートアイスに甘酸っぱいグラニテ（シャーベット）、生クリーム、さまざまな食感のチョコレートが重ねられています。

チョコレートの香りだけではなくベリーの酸味も加わり、さまざまな温度や食感、味覚を一度に味わえます。チョコレート好きならぜひ食べたい、おすすめのメニューです。

銀座ぶどうの木には季節限定メニューもあります。季節のデセールは季節ごとにメニューがかわるデセールです。春ならいちご、夏なら桃といった旬の果物をつかったデセールを楽しめます。

季節により盛り付ける果物が変わる場合もあります。その季節ならではのデセールを求めて、何度も銀座ぶどうの木に足を運びたくなります。

2019年11月現在、銀座ぶどうの木では「モンブラン」「紅はるかと安納芋のタルト」「ピスタチオのクレームブリュレ」「スフレ・オ・キャラメル・サレ ～塩キャラメルのスフレ～」が季節のデセールとして味わえます。限定品が好きな方にはもちろん、旬を味わいたい方にもおすすめです。

モンブランはテイクアウトのケーキ店でも人気のメニューですが、銀座ぶどうの木のモンブランは濃厚な栗の甘みと、ラム酒の香るアイスクリームを一緒に味わえます。紅はるかと安納芋のタルトはデニッシュ生地で包まれた旬のさつまいもを、和三盆のアイスとともに堪能できます。

チーズスフレというと甘いデザートを想像しますが、銀座ぶどうの木のグリュイエールチーズのスフレは甘いだけではなく、塩味を感じられるデザートです。とろりとした濃厚なチーズの旨味を堪能できます。甘いケーキが苦手な方にもおすすめできるメニューです。

グリュイエールチーズとはスイス産のチーズで、チーズフォンデュに使われるチーズです。スフレとはチーズケーキの一種で、ふわふわして口に入れれば溶けてしまいそうな食感が特徴です。コンフィチュールと焼き菓子がセットになり、さまざまな味わいや食感を楽しめます。

銀座ぶどうの木では注文を受けてからオーブンで焼き上げます。焼き上げられたばかりのスフレは、スプーンを差し込むと湯気が立ち上ります。テイクアウトでは焼き立ての湯気までは味わえません。アシェットデセールならではの楽しみです。

アップルパイといえば町のケーキ屋さんでも売られている定番メニューですが、銀座ぶどうの木のアップルパイは一皿で大満足できるおすすめスイーツです。

銀座ぶどうの木ではアップルパイも注文してからオーブンに入れられます。銀座ぶどうの木のアップルパイはカットされた三角形ではなくホールです。熱々のパイの中にはリンゴがぎっしりと詰まっています。

冷たいバニラアイスを添えると、溶けたアイスクリームの甘味と温かいリンゴの酸味を同時に味わえます。テイクアウトでは味わえない、銀座ぶどうの木の店舗だけで味わえるできたてならではの美味しさを堪能してください。

クレープ シュゼットとはクレープをバターとオレンジ果汁で煮て、「グラン・マルニエ」というオレンジリキュールでフランベするデザートです。銀座ぶどうの木では、目の前でフランベ・サービスを受けられます。できたてを味わうアシェットデセールの醍醐味を堪能したい方におすすめです。

細長く皮を垂らしたオレンジを高々と掲げ、その皮を炎が伝ってフライパンのオレンジ果汁を温めます。充満するオレンジの香りは、テイクアウトでは味わえません。濃厚な洋酒の香りに思わず酔ってしまいそうな、大人におすすめの一皿です。

銀座ぶどうの木では、デセールを味わうためにぴったりの飲み物も用意されています。甘いデザートに合わせる飲み物といえば、コーヒーや紅茶が一般的です。銀座ぶどうの木でもプラス税込み550円でデセールにコーヒーか紅茶をセットにできます。

デセールにはワインも合います。銀座ぶどうの木ではプラス税込み880円でデセールにワインをセットできます。赤・白・スパークリングなどさまざまな種類が揃っています。

銀座ぶどうの木には単品で注文できるドリンクにも、デセールと一緒に楽しめる飲み物が揃っています。おすすめの飲み物をご紹介します。

エルダーフラワーとはヨーロッパで馴染みのあるハーブです。初夏に可憐な小さな花を咲かせるエルダーフラワーは解熱鎮痛作用がある植物としても親しまれています。ヨーロッパの家庭では、風邪のときにエルダーフラワーのシロップをお湯や炭酸に入れて飲みます。

銀座ぶどうの木のエルダーフラワーソーダは優しい甘味で、ハーブの香りがデセールの味わいを華やかにします。エルダーフラワーはリラックス効果もあると言われ、ゆったりとしたティータイムにおすすめです。

レモネードといえば爽やかなレモンイエローのドリンクを想像しますが、銀座ぶどうの木のアイスレモネード（ルージュ）は、その名の通り鮮やかな赤です。真っ赤なドリンクに緑のミントとレモンの輪切りが浮かぶ、目にも鮮やかなドリンクです。

真っ赤なドリンクはフルーツハーブティーで、爽やかなレモネードに仕立て上げられています。ノンカフェインなので妊娠中や授乳中の女性や、カフェインが苦手でコーヒーや紅茶を飲めない方にもおすすめです。

銀座ぶどうの木では、ワインやチーズと共にケーキを味わうことをおすすめしています。ワインとフロマージュは、グラスワインと各種チーズのセットです。さまざまな味や香りのチーズを少しずつ楽しめます。

上質な甘さのデセールに塩気のあるチーズ、香り高いワインの組み合わせは、時間を忘れていつまでも銀座ぶどうの木で過ごしてしまいそうです。ゆったりとしたティータイムを堪能したい方におすすめです。

銀座ぶどうの木では、平日限定でアフタヌーン・ティーも楽しめます。ウエルカムドリンクとしてスパークリングワインを味わった後は、ゆったりとアフタヌーン・ティーを満喫します。平日の昼間、銀座で非日常の時間を味わいたい方におすすめです。

三段のケーキスタンドには焼き菓子やケーキ、季節に合わせたデザートを盛り合わせたお皿がのせられています。銀座ぶどうの木のアフタヌーン・ティーは平日11:00～15:00の受付で、2時間制です。終了30分前までは何回でもドリンクを注文できます。

銀座ぶどうの木で味わえるデセールは、残念ながらテイクアウトできません。デセールはできたてを味わうのが醍醐味なので、お店で味わうだけになります。できたてのデセールとともに銀座の優雅なひとときを味わうのが、銀座ぶどうの木の楽しみ方です。

素晴らしいデセールの味をご家族や友人にテイクアウトしたくなったら、ぜひ次はご家族や友人と一緒に銀座ぶどうの木へ足を運んでください。大切な人と上質な時間を共有できます。

銀座ぶどうの木の楽しい時間をそのまま家にテイクアウトしたいなら、1階のねんりん家がおすすめです。ねんりん家はバームクーヘンの専門店です。東京の百貨店や羽田空港にもお店がありますが、銀座が本店になります。

ふっくらやわらかなバームクーヘンや、しっかりした食感のマウントバームがあり、贈答用の詰め合わせもあります。銀座ぶどうの木と同じ株式会社グレープストーンが製造するお菓子なので、銀座ぶどうの木のお土産としてもぴったりです。

どうしても「銀座ぶどうの木」の名前のついたお菓子が欲しいなら、東京駅まで足を延ばしましょう。東京駅構内のグランスタでは、雑誌『Hanako』と銀座ぶどうの木がコラボレーションした「喫茶店に恋して。」というスイーツショップがあります。

ティラミスをイメージしたチョコレートサンドや、クレームブリュレタルトといった、個包装された箱入りのスイーツが販売されています。銀座ぶどうの木の店舗でもコラボメニューを提供する場合があるのでチェックしてみてください。

銀座ぶどうの木では、テイクアウト専門のケーキ店とは異なり、お店にいる時間を存分に楽しむためのサービスがあります。サービスを見るためにわざわざ銀座ぶどうの木の店舗に足を運んだり、メニューを注文したりする人もいるほどです。

銀座ぶどうの木がもっと楽しくなる演出を知っておけば、お店に行ってから何を注文するかも迷いません。デセール以外に銀座ぶどうの木を楽しむための演出をご紹介します

フランベとは、調理の最後にアルコール度数の高いお酒を振りかけて火を点け、一気にアルコールを飛ばすことです。料理の仕上げとして、風味や香りづけとして行います。青白い炎が上がるフランベは見た目も華やかで、近くにいるお客さんも一緒に楽しめます。

目の前でデセールが完成するのを見られるライブ感も、フランベの魅力です。フランベを楽しむために銀座ぶどうの木に訪れる人もいるほどです。テイクアウトのケーキでは味わえない、できたてを味わうアシェットデセールならではの楽しみ方です。

銀座ぶどうの木ではクレープ シュゼットやキャラメルバナナのクレープサバイヨン、季節限定の紅はるかと安納芋のタルトでもフランベ・サービスを楽しめます。

銀座ぶどうの木で使われている食器は、手描きで絵付けされています。原宿陶画舎の絵付講師たちが一つ一つ手描きで絵付けしている世界に一つしかない食器です。ケーキとお皿の調和を楽しめるのも、テイクアウトではなく店舗で味わうアシェットデセールならではです。

銀座ぶどうの木に二度訪れて同じメニューを頼んだとしても、同じ絵柄のお皿に再び出会えるとは限りません。スイーツのおいしさ、盛り付けの美しさだけではなく、お皿まで楽しめるのが銀座ぶどうの木のアシェットデセールなのです。

銀座ぶどうの木のアシェットデセールは、店舗でしか味わえない高級スイーツです。お店には銀座ならではの落ち着いた上品な空気が流れています。

ぜひ銀座ぶどうの木の店舗に足を運び、できたてのデセールを堪能してください。営業時間や店舗までのアクセス、予約方法をご紹介します。

銀座ぶどうの木の営業時間は曜日によって異なります。月曜日から土曜日は11:00～20:00 （L.O19:30）、日曜祝日は11:00～19:00 （L.O18:30）となります。

銀座ぶどうの木までのアクセスは東京メトロ「銀座駅」のB3出口より徒歩1分です。ジョルジオアルマーニが店舗を構える西五番街通り沿いに、世界中から集められた石で外壁を覆われたビルがあります。一際目を引くこのビルに銀座ぶどうの木の店舗はあります。

銀座ぶどうの木の店舗はビルの2階にあります。1階にはねんりん家の店舗があります。2階に上がって扉を開ければ高級ホテルのラウンジのような空間が広がり、銀座ぶどうの木のアシェットデセールの世界を堪能できます。

銀座ぶどうの木の予約は電話での受付になります。土・日・祝日は混み合うため、予約をした場合の来店は14:00までとなっているのでご注意ください。

銀座ぶどうの木のアシェットデセールは、スイーツの素材や味、盛り付け、食器にいたるまでシェフがこだわった一皿を堪能できます。東京にいながら、日常の喧騒を離れた至福の一時を過ごせます。

世界に誇る高級街銀座でショッピングを楽しみ、極上のアシェットデセールを味わいながら銀座ぶどうの木で最高の時間を過ごしましょう。