【2022年最新】福島の人気ご当地グルメといえばコレ！地元民おすすめの絶品名物もご紹介

福島県のグルメをご紹介する前に、福島県がどのような県かご存じでしょうか。東海地方南部に位置する福島県は太平洋に面し、面積が広いので多くの県と隣接しています。豊かな自然と海が美しい県なのです。

秋田新幹線・山形新幹線・東北新幹線が福島県のほぼ中央を通っているので日本全国を旅行する際にもアクセスしやすくなっています。福島県内ではJRも通っていて、高速道路も充実しているので移動も便利です。

福島県のその面積の広さとは北海道・岩手県に次いで日本で3番目なのです。海にも面し、宮城県・山形県・新潟県・群馬県・栃木県・茨城県と隣接しています。地域ごとにおすすめのグルメをご紹介していきます。

福島県と聞いて何が思い浮かぶでしょうか。武家時代の歴史を感じられる会津の文化財や、フラガールが華やかなスパリゾートハワイアンズなどは地元民も誇る、観光客にも人気の福島県を代表するものです。

日本全国で山梨県に次いで福島県は桃の生産量が多いです。雄大な自然の中で育った福島県の桃はみずみずしく甘く、美味しいと大人気です。桃狩りの時期に桃狩りを目的に行くのもおすすめです。

まず初めに、大きな福島県はエリアごとに特徴があるのでそれぞれご紹介します。福島県西側が会津地方、中心部が中通り、そして東側が浜通りと縦に3つに分かれるのです。各エリアに根付くご当地グルメなどもあります。

福島県西部に位置する会津地方からご紹介します。会津地方の中でも会津若松市、喜多方市を中心とした北側の会津エリアと、南会津、下郷などが中心の南会津エリアに分かれます。自然が多く、冬場はスキー客が集います。

猪苗代湖や五色沼、白糸の滝など美しい自然がおすすめです。野口英世など偉人の故郷としても有名です。会津若松市では幕末の歴史を感じられる城下町も人気です。会津地方だけでもさまざまな顔をもっているのです。

喜多方市ときいて思い浮かぶのは喜多方ラーメンでしょう。他にも、アンコウのどぶ汁や会津のわっぱ飯や会津そばなど有名なご当地グルメがたくさんあります。グルメだけでなく、猪苗代地ビールといった地ビールもおすすめです。

福島県の中通りも県北、県中、県南と3つのエリアに分かれます。県北、県中エリアにもスキー場が多く、シーズンには地元民から観光客まで、スキー目当てに人が集まります。県中には県の空からの窓口でもある空港があります。

果物の栽培が盛んなことでも有名で、日本三大桜の三春滝桜などは花の名所も多いです。美しい花を見に県外からも多くの人が訪れます。人気の温泉もたくさんあり、癒しの地としてもおすすめです。

中通りのご当地グルメといえば、温泉地で生まれた円盤餃子やクリームボックス、こおりやまグリーンカレーなどあげだすときりがないほどです。鮮やかな花や温泉に癒されるだけでなく絶品グルメも堪能できるのです。

海に大きく面した浜通りは相馬市などを中心とした相双エリア、いわき市を中心としたいわきエリアに分かれます。どちらも夏は比較的涼しく、冬は温暖といういいとこ取りのエリアなのです。降雪量も比較的少ないです。

相馬市で毎年夏頃開催される相馬野馬追という伝統行事は古くから残っているもので、あまりの迫力に映画の中に入り込んだような気分になれます。いわき市では年中常夏気分を味わえるハワイアンスパリゾートがおすすめです。

このエリアにもおすすめのご当地グルメはたくさんあります。ここでもアンコウのどぶ汁は人気で、他にも浪江焼きそばやカジキを使用したグルメ、うに貝焼きなど名前を聞くだけでもよだれがでてきそうです。

福島県の人気ご当地グルメを詳しくご紹介していきます。県民じゃなくても一度は聞いたことがあるような有名なものが多く、これを食べずして福島旅行はできません。特に人気のグルメを6つに厳選してご紹介します。

福島の人気ご当地グルメ1つ目は「国見バーガー」です。東日本大震災後に、復興に励む商工会の青年たちの発想により生まれた地元民にも愛されるご当地バーガーです。国見町は伊達市に位置し、宮城県と隣り合っています。

そんな町おこしのために作られた「国見バーガー」とは、サバの味噌煮のハンバーガーなのです。ご飯が欲しくなるサバの味噌煮ですが、パンとも意外と合うと話題を呼びました。一度試してみて損はありません。

クラシックな国見バーガーの中身はサバの味噌煮、トマト、レタス、玉ねぎなどですが、他にもチーズ入りチキンカツ、コロッケなどの種類もあります。道の駅などでも販売しているそうなので要チェックです。

続いてご紹介する福島の人気ご当地グルメは「わっぱめし」です。会津の郷土料理で、会津地方を訪れる観光客にも人気ですが地元民からも昔から愛されている味なのです。新潟県のご当地グルメでもあります。

わっぱめしの名前の由来は「わっぱ」という500年の伝統を誇る工芸品に入っているからです。甘みのある会津米と一緒にさまざまな具材が蒸しあげられています。旬の素材を使用したわっぱめしに体が温まります。

福島の人気ご当地グルメ3つ目は「喜多方ラーメン」です。札幌ラーメン、博多ラーメンと並ぶ日本三大ラーメンのうちの一つです。煮干のだしがきいたあっさりとしたラーメンで、本場の味を目当てに全国から人が集まります。

あっさりしているので朝にラーメンを食べる「朝ラー」をする人も多いようです。醤油味が多いですが、塩や味噌仕立てなどお店の寄ってさまざまなので、食べ比べをするのもおすすめです。ちぢれ麺にスープが絡みます。

福島の人気ご当地グルメ4つ目は「いかにんじん」です。中通北部の郷土料理で、細切りにしたスルメとニンジンがみりんや醤油などで味付けされたものです。各家庭で秋から冬にかけて作られる定番料理でもあるのです。

おかずとしてもおつまみとしても親しまれ、地元民にも愛されている馴染みの味です。もともとは家庭で作られる郷土料理でしかありませんでしたが、テレビで紹介されたことでご当地グルメとしても人気がでてきたのです。

福島の人気ご当地グルメ5つ目は「カジキグルメ」です。いわきの沖合がカジキの漁場として世界的にも有名で、ユニークなカジキグルメを求め、いわきに全国、そして世界から人がやってくるのです。地元民も誇るカジキです。

そもそもカジキとはどういった魚かご存じでしょうか。マカジキ科とメカジキ科に分かれ、メカジキは最大4～5ｍにもなる巨大な魚なのです。疲労回復に効果のあるイミダペプチドが多く含まれていることでも人気です。

そんなカジキを使用したカジキグルメはカジキの身が詰まった中華まん「カジキまん」やカジキのカツが挟まった「カジキバーガー」、肉厚な白身がたまらない「カジキメンチ」などさまざまです。

そしてカジキグルメはスイーツもあるのです。どんどん種類も豊富になってきていますが、「カジキdeプリン」はカスタードクリームの入ったプリンとカラメル味の生地にカジキの骨粉が入っていて、カルシウムも摂取できると話題です。

最後にご紹介する福島の人気ご当地グルメ「三春グルメンチ」です。三春町の特産品あるピーマンを大量に使用したメンチカツです。見た目は普通ですが、ピーマンの食感と独特の苦味・旨味が感じられます。

中の具だけでなく、三春グルメンチは中華風の味付けがされているので、ソースも要りません。中華のような洋風のような新しいメンチカツに興味がそそられます。このメンチカツを使用したバーガーも登場しています。

福島県と聞けば思いつくような人気ご当地グルメに続いてご紹介するのは、福島の地元民もおすすめする絶品名物グルメです。地元民に大人気で是非周りに勧めたくなるような美味しいグルメばかりです。

福島の地元民もおすすめの絶品名物グルメ1つ目は「なみえ焼きそば」です。焼きそばといえば大阪の定番のB級グルメでもあり、今や屋台や家庭でも全国的に親しまれているものですが、それとどう違うのでしょうか。

なみえ焼きそばは福島県双葉郡浪江町で昔から親しまれている焼きそばで、まるでうどんのような極太麺が特徴的です。働く人のために、食べ応えと腹持ちをよくするためにこの極太麺のなみえ焼きそばが生まれたと言われています。

なみえ焼きそばには定義もあります。麺は中華麺の太麺であること、具材はモヤシと豚肉を基本とすること、そしてソースを使用することです。一味唐辛子をかけて食べることであなたも通になれます。

なみえ焼きそばと認められたお店では浪江焼麺大国の認定のもと、「何事も馬九行久（うまくいく）なみえ焼そば」のお皿で提供されます。本物の味を食べるだけでなくしっかりとそのお皿も見てみてください。

福島の地元民もおすすめの絶品名物グルメ2つ目は「円盤餃子」です。テレビでも紹介されてから全国的にも話題になった餃子です。日本五大餃子のうちのひとつと言われる円盤餃子は名前の通り円盤のように並んでいるのが特徴的です。

なぜこのように丸く並べられているかというと、フライパンで効率焼くためだそうです。具には野菜が多く使われ、比較的ヘルシーな円盤餃子は食べだすとなかなかお箸が止まらないほどやみつきになります。

カリッと焼き上げられていて、具がつまっているので中身はジューシーでふんわりしているのも人気の理由の一つです。味が美味しいのはもちろんのこと、食感の違いも楽しめます。老若男女問わず地元民に大人気です。

この円盤餃子は福島県の温泉地としても有名な飯坂温泉から生まれました。温泉で体を温めてからの、お酒と円盤餃子はたまりません。福島県に温泉旅行に行く際には必ず食べるべき品のひとつです。

福島の地元民もおすすめの絶品名物グルメ3つ目は「こおりやまグリーンカレー」です。グリーンカレーといえばタイカレーとしてお馴染みで人気のカレーです。福島県民が愛するこおりやまカレーとは一体何なのでしょうか。

なみえ焼きそばのように定義などなく、さまざまな種類があります。名前の通り郡山市で生まれたカレーなのですが、緑豊かな農業地帯であるこの地を全国的に馴染みのあるカレーにより盛り上げようと作られたのです。

例えば、ほうれん草とグリーンピースによって鮮やかな緑色になったタイ風グリーンカレーや、何十種類ものスパイスとほうれん草をベースに、小麦粉を使用しないインドグリーンカレーなどがあります。

どれもスパイスをふんだんに使用した本格的なカレーばかりで、野菜ベースで色が緑色なのでヘルシーなものが多いです。がっつり食べるイメージのカレーですが、ヘルシーで女性にも年配にも愛されるメニューです。

福島の地元民もおすすめの絶品名物グルメ4つ目は「ウニ貝焼」です。いわき発祥のウニをふんだんに使用した郷土料理です。明治時代に生では傷みやすいウニを保存するために作られたのが始まりと言われています。

ホッキ貝の上に生ウニを贅沢にのせ、小石の上で蒸し焼きにしたものがウニ貝焼です。生ウニとはちがった風味や食感、味わいがなんともいえない美味しさです。酒のつまみとしても地元民には親しまれています。

海外産のウニもありそれも美味しいですが、元祖はいわき産で味はやはり海外産にくらべてより絶品です。他県には似たような郷土料理もあり、アワビやハマグリの貝殻にウニをのせて焼いたものもあります。

福島の地元民もおすすめの絶品名物グルメ5つ目は「クリームボックス」です。郡山市で特に親しみのある名物スイーツで、厚切りの食パンにミルク風味のクリームをたっぷり塗ったものです。

地元民にとっては定番中の定番の菓子パンですが、県外で見ることもこの名前を聞くこともほとんどないそうです。菓子パンのようなスイーツのようなこのクリームボックスは福島県に行った際はパン屋さんで要チェックです。

定番は真っ白なミルククリームですが、パン屋さんによってはバリエーション豊富です。ミルクティやモンブラン、抹茶、桃クリームなどあるので、ぜひパン屋巡りをしてより多くの味を見つけるのも楽しいです。

福島の絶品グルメはまだまだあります。お次にご紹介するのは福島県でおすすめのスイーツグルメです。美味しい名物グルメでお腹を満たしても、スイーツは別腹なはずです。スイーツも網羅して福島グルメを知り尽くしましょう。

福島でおすすめのスイーツグルメ1つ目はゼリーのイエの「トロピカルミックスゼリー」です。いわき市の小浜町の小さな家から生まれ、その芸術品のような美しさからテレビや雑誌などでもたびたび取り上げられた名物スイーツです。

手作業でひとつひとつ作られています。種類も豊富で、かぼちゃやキャラメル、カルピスを使用したものやアセロラやメロン、イチゴなどの果物を使用したものまであります。とにかく見た目が綺麗で、食べるのがもったいないくらいです。

トロピカルミックスゼリーはイチゴやメロン、ミルク、カシスなど十数種類のカットされたゼリーがひとつになったものです。食べる場所によって全く違う味がしたり違う味同士のミックスが楽しめたり見た目も味も楽しいです。

オンラインショップもやっているので、福島県まで行かなくても手に入れることができます。贈り物としても喜ばれること間違いありません。手作りなのであまり日持ちはしませんが子供にも安心して食べさせられます。

福島でおすすめのスイーツグルメ2つ目はモーニング菜根本店の「ヨーグルトスイーツ」です。福島県内に数店舗あるヨーグルト専門店で、栃木県、茨城県にも展開しています。郡山市にある菜根本店にはカフェとショップがあります。

このヨーグルト専門店モーニングのはじまりは1人のお母さんによる手作りヨーグルトでした。ガレージで売り始められたヨーグルトスイーツはたちまち人気になり今では大きな専門店となったのです。

ヨーグルトだけでもさまざまな種類のフルーツを使用し、種類が豊富です。抹茶やパイン、甘夏など珍しいものや、季節限定ヨーグルトには大きな果物の果肉がゴロゴロ入っていてそれも大人気です。

他にもヨーグルトムースの上に果肉と果物ソースがたっぷりのったフレッシュカップや、ヨーグルトクリームの入った焼き菓子、レアチーズケーキなどどれを買っていいのか悩みそうなほどです。どれも絶品です。

福島のおすすめのスイーツグルメ3つ目は小池菓子舗の「あわまんじゅう」です。およそ170年前に生まれた伝統的な菓子です。大災害があった際にもう二度とこのような災害に「アワ」ないようにとこの名前がついています。

餅米とあわでできた生地に餡子が入っているというシンプルな饅頭ですが、どこか懐かしいような味わいが一度食べたら忘れられません。時間をおいて少し硬くなってしまっても蒸すとまた柔らかさが戻ります。

福島でおすすめのスイーツグルメ4つ目はル・カカオイエの「ショコラ詰め合わせ」です。郡山市にある人気チョコレート・ケーキ屋さんです。見た目も可愛くて美味しいケーキやチョコレートばかり並んでいます。

お店に入るだけでわくわくしそうなこのお店で名物なのがショコラ詰め合わせです。厳選された絶品チョコレートの詰め合わせで、何種類も入っているのでそれひとつで大満足できます。

これまでたくさんの福島県の絶品グルメ、スイーツをご紹介してきましたが、旅行で訪れた際には絶品グルメをぜひ友人などにも分け与えたいものです。そこでお土産にもおすすめできる福島の人気グルメをご紹介します。

福島のお土産にもおすすめの人気グルメ1つ目は三万石の「ままどおる」です。三万石は福島県に展開するお菓子屋さんで、宮城県にも1店舗だけあります。素材選びからこだわった歴史ある和菓子屋さんです。

数々の絶品お菓子の中でも一押しなのが「ままどおる」です。スペイン語で「乳をのむ子」という意味で、それをイメージし優しいバター風味の生地にほんのりあまりミルクのあんが包み込まれています。

福島のお土産にもおすすめの人気グルメ2つ目はいわきチョコレートの「めひかり塩チョコ」です。いわき市で生まれたまだ比較的新しいチョコレート屋さんですが、今では名物土産のひとつでもある塩チョコを生み出しました。

塩バニラや塩キャラメルはよくありますが、塩チョコレートという新しい発想を届けようとこの「めひかり塩チョコ」が生まれました。昔フランスで食べた塩チョコの味が忘れられず、その美味しさの衝撃が再現されました。

この「めひかり塩チョコ」がほかのスイーツと違うのは、大粒の塩を使用していることです。結晶の形が不均一な塩を使用することで味に変化が現れます。研究の上作られた絶妙な甘さと辛さのバランスが人気の秘密です。

福島のお土産にもおすすめの人気グルメ3つ目は太郎庵の「会津の天神さま」です。会津で小さなお菓子屋から始まった太郎庵は今では福島県内に14店舗展開しています。福島県民に愛されるとなったのです。

会津の天神さまはふんわりとした生地にクリームの挟まったブッセで、太郎庵の創業時からある商品です。フレッシュバターを使用した濃厚な味わいで、口に入れた瞬間生地の甘味とクリームの優しい味が広がります。

他にも期間限定の味がいくつもあります。期間によって抹茶やいちご、キャラメルりんご、夏みかんなど豊富なので是非とも全種類試してみたいものです。幸福パッケージなどもあり、お祝いの贈り物としても最適です。

福島のお土産にもおすすめの人気グルメ4つ目はみよしの「じゃんがら」です。いわき市に本社を置くみよしは福島県に数店舗、茨城県にも何店舗か構える和洋菓子店です。上品な甘さのお菓子が名物です。

郷土芸能である「じゃんがら念仏踊り」に由来するこのお菓子は小倉を水を使わずに焼き上げた皮で挟んだものです。ありそうで他にはない個性的な和菓子で、パッケージもお洒落なのでお土産でも大変喜ばれます。

福島県の名物グルメはいかがでしたでしょうか。がっつりのご飯からおつまみ、スイーツまで福島県には絶品グルメがたくさんあることをお分かりいただけたと思います。観光だけでなくグルメも堪能できるのが福島県なのです。

福島県は広く、魅力的な観光地も点在しているので、旅行する際には福島県一周することをおすすめします。地域に根付いたご当地グルメも網羅することができて大満足な旅になります。