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九重山について知ろう!
九重山は阿蘇くじゅう国立公園に属しており日本を代表する優れた自然の景勝地です。九重連山のある阿蘇くじゅう国立公園は九州の真ん中に位置し、熊本県と大分県にまたがる広大な山々で九州の屋根と呼ばれています。
1700m級の山頂が複数あるため九重山は九重連山と呼ばれていますが、山の起伏は比較的なだらかなため初心者には親しみやすい山として注目されています。
また九重山は阿蘇山、九重連山、由布岳、鶴見岳からなる火山群と周囲に広がる雄大な草原が特徴の日本でも珍しい国立公園です。特に九重山にあるラムサール条約に登録されている九州の尾瀬とも呼ばれる坊がつる湿原やタデ原湿原は貴重な地域です。
九重山は植物もおすすめの一つで国の天然記念物である「ミヤマキリシマ」「コケモモ」の群生が登山コースで見ることができるのは大変貴重です。
九重山のおすすめは春の草花にも負けず劣らず大人気の紅葉も忘れてはいけません。山々の斜面を燃えるような紅葉が絨毯を敷いたように拡がる様子はぜひ堪能していただきたいおすすめの絶景です。
九重山の南には飯田高原があり、標高1000mに広大な高原が広がっていて、この辺りには温泉もあり旅の疲れを疲れを癒すことも、グルメを堪能することもできます。このように九重山は様々な楽しみ方がある山です。
九州本土最高峰で日本百名山の一つ!
九重山は山と渓谷社が選定して出版されたガイドブック「九州百名山」に選ばれ、個性あふれる山として多くの人たちからも人気のあるおすすめスポットです。
九重山へは主に湯布院からやまなみハイウェイで飯田高原を経由するコースと、岡城跡で有名な豊後竹田市から久住高原を経由コースがあります。どのアプローチからでも2時間からせいぜい6時間程度で楽しめる山です。
九重山は標高差がないことで歩きやすく危険な箇所が少ない登山道があるので初心者でも十分楽しめます。また動植物たちもここまで来た登山者を和ませてくれます。
ただ初心者でも登りやすい九重山とはいえ、遭難者も近年は増えていますので注意して山登りを楽しんでいただきたいものです。