糸島エリアの雑貨屋さん9選！人気のお店やかわいいアクセサリーをご紹介

福岡県糸島市は九州最西部の市で、福岡市の中心から車で30分というアクセスの良い場所にあります。糸島は離島ではなく玄界灘に面している半島で、美しい海と自然を堪能できる人気の観光地です。

糸島には自然の恵みを堪能できる観光地がたくさんあります。福岡県指定の名勝・白糸の滝や、日本の渚100選に選ばれている桜井二見ヶ浦が有名です。新鮮な牡蠣を味わえる牡蠣小屋は、糸島の冬の名物です。

そんな糸島は、現在若い女性に人気の観光地でもあります。インスタ映えするスポットがあちこちにあり、カフェや雑貨屋巡りもできるおしゃれな観光地として人気を集めています。

糸島には、作家のギャラリーや雑貨屋が沢山あります。糸島市は人口10万人に満たない小さな市ですが、感性豊かな人々が集まる場所になっています。糸島は移住したい街としても人気のエリアで、東京－福岡間を空の便で移動できるため、関東圏からも移住者が集まっています。

糸島は1990年代から芥屋海水浴場で大規模な音楽フェスが開催され、音楽やアートが好きな人が集まる場所として有名でした。年に1度糸島の作家たちが集まる「糸島クラフトフェス」は2008年から開催されており、2012年からは2年に1度「糸島国際芸術祭」が開催されています。

糸島には作家の手仕事やアートに触れる機会があちこちにあります。おしゃれな雑貨屋もその一つです。普段使いの雑貨やアクセサリーは、糸島の旅の思い出をいつも身近に感じさせてくれます。

糸島はインスタ映えの聖地として人気のスポットです。アート作品やカフェスイーツなど、思わず写真に撮ってシェアしたくなるものが沢山あります。インスタグラムに投稿する目的で糸島を訪れる観光客も多くいます。

糸島半島東海岸に造られた「ヤシの木ブランコ」や「天使の羽」の壁画は、ここで写真を撮るために観光客が集まる人気スポットです。2018年8月に開業した「#ジハングン」は、自販機に似せたオブジェや巨大ブランコと一緒に写真を撮れるインスタグラムのためのスポットです。

真っ赤な2階建てバスを利用した「ロンドンバスカフェ」は、青い海とのコントラストが絵になります。糸島にはカフェも多く、かわいいスイーツもフォトジェニックなものばかりです。昔ながらの観光地もインスタ映えのスポットで、桜井二見ヶ浦の夫婦岩に夕日が沈んでいく様子は感動的です。

糸島には雑貨屋が沢山あり、その数は15軒以上です。扱う商品も作家の一点物から日常的に気軽に使えるものまでさまざまです。雑貨屋巡りの旅と決めて全部回ることも可能ですが、営業時間や定休日が異なるので計画的に回る必要があります。

「せっかく糸島まで来たのだから雑貨屋以外にも観光したい」「好みのお店をじっくり時間をかけて見たい」という方は、事前に行きたいお店を確認しておきましょう。まずは、糸島で人気の雑貨屋さんをご紹介します。

ＪＲ筑肥線・筑前前原駅からタクシーで10分ほどのところにある「うつわと手仕事の店 研」は、オーナーである陶芸家敦賀研二さんが作る器のほか、クラフト作家の作品を扱うセレクトショップです。

敦賀研二さんの器は黒や白、アイボリーといったシックな色合いのものが多く、青磁も落ち着いた青です。形はシンプルで、釉薬の風合いはあたたかみを感じさせます。オーナー以外のクラフト作家たちの作品は、ガラスや木工、フェルトなどさまざまです。

営業時間は11:00から17:00まで、定休日は火曜です。「うつわと手仕事の店 研」はギャラリーを兼ねているので、定期的に作家の作品を展示するイベントも開かれています。

県道567号沿いにある「DOVER」は、糸島で大人気の雑貨屋です。倉庫を改装した店舗の壁面には大きなアート作品が描かれています。店名の「DOVER」は、世界的なアーティストであるオーナーの名前です。

店内は開放的で、商品と緑の植物が入り混じって置かれています。お店の猫と犬も自由に歩き回っています。取り扱う雑貨のテイストはアンティーク系やナチュラル系なものが多く、オリジナルの革製品のほか食器やアクセサリー、インテリア雑貨など幅広い品揃えです。

営業時間は11:00から17:00まで、定休日は火曜です。雑貨屋のほか、アートスクールも開講されています。

海の近い二丈浜窪ある「ハミングジョー」は、北欧アンティークやデンマーク家具を扱うお店です。商品は年3回、オーナーが現地で直接買い付けてきます。ソファやテーブルといった家具のほか、陶器やガラスの食器、北欧らしい色鮮やかな布製品などさまざまな商品を扱っています。

高級な商品が多いので「気軽なお土産」というわけにはいきませんが、本場を知り尽くしたオーナーが選ぶ商品は一見の価値があります。一目ぼれした家具があれば、全国送料無料で配送してもらえるので安心して購入できます。店舗での無料預かりも3ヶ月間可能です。

営業時間は11:00から18:00まで、定休日は水曜です。工房が併設されていて家具のメンテナンスも行っているので、一度買ったら長くお付き合いできます。

二見ヶ浦ビーチにほど近い「HEY&HO」は、波佐見焼をはじめとする陶器を扱うお店です。波佐見焼とは長崎県東彼杵郡波佐見町で作られる陶器で、400年以上の歴史がありますが有名になったのはここ数年です。

波佐見焼は白磁に「呉須」と呼ばれる藍色の顔料で絵付けするのが特徴で、白地に藍色で描かれた器は北欧雑貨を思わせます。デザインはシンプルで、丈夫で値段も手ごろなので普段使いの器として人気があります。

「HEY&HO」ではさまざまなブランドの商品を扱っています。「HASAMI」の波佐見焼は藍色にとらわれずカラフルで、日常使いできる器が揃っています。「馬場商店」の蕎麦猪口は、イラストレーターとコラボレーションした個性あふれるデザインです。

営業時間は11:00から日没まで、定休日は不定休となっています。詳しい情報は公式フェイスブックやお電話でご確認ください。

雑貨とは本来細々とした日用品を指す言葉ですが、雑貨屋ではかわいいアクセサリーも取り扱われています。高級宝飾のジュエリーとは異なり、雑貨屋のアクセサリーは素材もさまざまで、手軽な値段で買えるのも魅力です。

旅行のお土産といえばお菓子やお酒などの消えものが一般的ですが、大切な友達ならアクセサリーを贈ってみるのもいかがでしょうか。一緒に行った記念に同じお店でアクセサリーを買うのも素敵な思い出になります。

糸島郊外の田んぼに囲まれた場所にある「マダムブン」は、オーナーの目利きで日本全国から集められた手作りの雑貨を扱うお店です。絵本に出てきそうなかわいい外観のお店は色とりどりの花や雑貨で飾られています。

店内もかわいいもので溢れています。ナチュラルテイストのハンドメイド雑貨を扱っており、レジン、天然石、リボン、オーガンジーなどさまざまな素材のアクセサリーがそろっています。いろいろな作家のアクセサリーを扱っているので、気に入るものがきっと見つかるでしょう。

営業時間は10:00から17:00まで、定休日は水曜ですが変更する場合もあります。公式ブログでは入荷した商品の情報も確認できます。

国道202号のそばにある「Zakka sola」は、オーナーが厳選した雑貨を取り揃えるお店です。真っ白い壁に濃い青の扉の外観は海辺の街糸島にぴったりです。

野田琺瑯のキッチン雑貨に波佐見焼の食器、ポップでかわいいデザインの文具など幅広い商品が置かれています。日用品のほかにハンドメイドアクセサリーも扱っています。

水牛の骨で作られたかわいいアクセサリーはハンドメイドならではのあたたかみがあります。繊細なアクセサリーやコミカルなピンバッジなど種類も豊富です。気軽なお土産から大切な友達へのプレゼントまで幅広い価格帯の商品が取り揃えられています。

営業時間は10:00から18:00で、定休日は火曜です。小さなお店にかわいい雑貨がぎゅっと詰まっています。

雑貨屋ではかわいいせっけんも人気のアイテムです。いい香りのものは芳香剤としてお部屋に置いておくことができ、かわいいデザインのものはインテリアにもぴったりです。

持ち運びがしやすい重さとサイズなので、旅行中に持ち歩いていても気になりません。糸島で作られたせっけんなら、お土産にもぴったりです。食べ物と違って賞味期限がないので、旅行後すぐに会えない友達のお土産にもおすすめです。

美しい海が目の前にある「ka  la ku」は、無添加手作りせっけんのお店です。余計な添加物を一切入れず、厳選した材料で一つ一つ丁寧に作られたせっけんは、敏感肌の方にも優しいせっけんです。

「糸島 夏の海石けん」は海のような美しい青色のせっけんです。見た目はかわいいですがせっけんとしては実力派で、原材料の一つである糸島のふともずくには高い保湿力があるフコイダンが含まれます。2018年には九州福岡お土産グランプリを受賞しています。

営業時間は11:00から17:00で、定休日は水曜と木曜です。祝日の場合は営業します。電車やバスは通らない場所ですが、ぜひとも足を延ばしてみたいお店です。

福岡県は猫好きにも人気の観光地です。猫の島として有名な相島のほか、糸島から船で16分で行ける姫島も猫がたくさんいる島です。

かわいい猫とたくさん触れ合った旅行のお土産には、猫雑貨がおすすめです。雑貨には猫のかわいいイラストが描かれたものや、フォルムをデザインしたものも多くあります。猫好きだと身の回りの日用品もついつい猫グッズを集めたくなるものです。

夕日が美しい加布里湾の目の前に「のび工房」はあります。ユーモラスな猫の看板が目印です。京都で20年近く続く雑貨屋でしたが、2013年に糸島に移転しました。

お店で扱われている猫雑貨は、すべてオーナーのオリジナルデザインです。七宝焼のアクセサリーにも布製のバッグにも、ユーモラスでかわいい猫が描かれています。人気商品のポストカードは種類も豊富で、思わずコレクションしたくなるでしょう。手頃な値段なのでお土産にも最適です。

営業時間は10:00から17:00ですが季節により変動します。営業日は金土日と祝日のみなので注意が必要です。お店ではたくさんの猫たちがお出迎えしてくれます。

糸島の雑貨屋は交通アクセスのよい場所にあるとは限りません。駅やバス停から離れた場所にあるお店もあります。そんなお店がある場所は、美しい自然が溢れています。

糸島の雑貨屋を訪れるなら、ロケーションも楽しみの一つです。豊かな自然に囲まれていたり、海が目の前に見えたりするようなお店は都会ではなかなかありません。かわいい雑貨とともに自然を味わう贅沢な時間が過ごせます。

海のそばの雑木林に囲まれている「kurumian」は、上質な生活雑貨を扱うお店です。おしゃれな雑貨は見ているだけでも心が浮き立ちます。店主が実際に使って選ばれた商品なので品質も確かです。

オリジナルの木製カッティングボードは手作りなので、どれを選んでも世界に一つだけの商品です。カッティングボードの端材はオリジナルの箸置きとして売られています。陶器に漆、ガラスの食器や天然素材の衣類などを扱っており、オーガニックが好きな人にぴったりのお店です。

営業時間は12:00から16:00で、営業は金土日月の週4日なので、お店に行くチャンスを逃さないようにしましょう。2019年には学びと体験のスペース「森と海」が開講し、ワークショップなどが開催されています。詳細は公式インスタグラムをご確認ください。

糸島の雑貨屋さんはかわいいものや素敵なもので溢れています。糸島は小さな街なので全部回ってみるのもいいですが、一軒一軒じっくり商品を眺めて、作った人や選んだ人の思いを感じたいものです。

営業時間や定休日がそれぞれ異なり、イベントのある時期には店舗がお休みになることもあるので、事前に必ず公式ホームページやSNSで確認をしてください。