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バターナッツかぼちゃとは?
「バターナッツかぼちゃ」をご存知でしょうか。バターナッツかぼちゃは、バターのように滑らかでナッツのように甘いことから「バターナッツかぼちゃ」と名付けられたと言われています。
日本ではあまり馴染みはありませんが、バターナッツかぼちゃの原産は南アメリカで、アメリカでは「バターナッツスクワッシュ」と呼ばれ、人気を集めています。
形状と味の特徴
通常のかぼちゃの皮は緑色のものが多いですが、バターナッツかぼちゃの皮は黄褐色で艶があります。縦長のひょうたん型で、膨れている下部は甘味が強く、上部はやや水っぽくあっさりとした味わいをしています。
かぼちゃというと皮が硬く、調理に手間がかかるイメージもありますが、バターナッツかぼちゃの皮は硬めではありますが、ピーラーで簡単に剥けるので調理がしやすいという魅力があります。
バターナッツかぼちゃは火が通りやすく、加熱するとねっとりとした食感になるのが特徴です。生のままでも食べることができ、生で食べると柿のような食感とメロンのような味を楽しむことができます。
旬の時期
バターナッツかぼちゃは数年前から日本でも人気に火が付き出し、最近ではバターナッツかぼちゃを取り扱うスーパーやマルシェも増えつつあります。
バターナッツかぼちゃは、バターナッツかぼちゃを取り扱っているスーパーやマルシェであれば、一年を通して手に入れることができます。
しかし、一年を通して手に入る野菜や果物でも、旬の時期に食べると最上級の美味しさを堪能することができます。バターナッツかぼちゃも例に漏れず、旬の時期に食べた方がより甘味が増し、美味しくいただくことができます。
バターナッツかぼちゃの旬は8月〜10月頃と言われています。一般的なかぼちゃとほとんど変わりはありません。
収穫直後のバターナッツかぼちゃは糖度が低くさっぱりしているため、甘みを強めるため、さつまいものように1〜2ヶ月間追熟させると良いでしょう。
バターナッツかぼちゃのおすすめレシピ(おかず)
バターナッツかぼちゃは、加熱するとねっとりとした食感を楽しめる野菜です。さらに生でも食べることができるので、幅広い料理に使用することができます。バターナッツかぼちゃは、通常のかぼちゃと同じようにグラタンなどのおかずとして調理するのに向いています。
ここではバターナッツかぼちゃを使ったおすすめのおかずレシピを紹介します。バターナッツかぼちゃの特徴を活かした簡単レシピなのでぜひ試してください。
バターナッツかぼちゃの丸ごとグラタン
まず紹介するバターナッツかぼちゃを使ったおすすめおかずレシピは「バターナッツかぼちゃの丸ごとグラタン」です。
バターナッツかぼちゃの皮を器にした、おいしい上にフォトジェニックなグラタンです。バターナッツかぼちゃをメインに、甘味の強い素朴な味わいのグラタンに仕上げる簡単レシピとなっています。
バターナッツかぼちゃの丸ごとグラタンの作り方です。バターナッツかぼちゃを縦半分に切り、種とワタをスプーンで取り除きます。ラップで包み電子レンジで5分ほど加熱し、実の部分をくり抜き、一口大に切っておきます。
玉ねぎ(1/4個)とベーコン(3枚)を薄切りにします。フライパンにバター(30g)を入れ溶かし、一口大に切ったバターナッツかぼちゃと、薄切りにした玉ねぎとベーコンを入れ炒めます。
しっかりと火が通ったら小麦粉(大さじ2)を加え、粉っぽさがなくなるまでかき混ぜ、全体が馴染んだら牛乳(300ml)を加え、とろみがつくまで混ぜ合わせます。
塩と黒胡椒で味を整え、くり抜いたバターナッツかぼちゃの器に流し入れます。ピザ用のチーズをたっぷりと乗せ、アルミホイルを敷いたトースターで焦げ目がつくまで5分ほど焼きます。これでバターナッツかぼちゃの丸ごとかぼちゃの完成です。
バターナッツかぼちゃの煮物
次に紹介するバターナッツかぼちゃを使ったおすすめおかずレシピは「バターナッツかぼちゃの煮物」です。
通常のかぼちゃで作る煮物はホクホク感を楽しめる料理が多いですが、バターナッツかぼちゃの煮物は甘くてねっとりとした食感が魅力です。いつもとはちょっと違ったおいしいかぼちゃの煮物をお楽しみください。
バターナッツかぼちゃの煮物の作り方です。バターナッツかぼちゃの種とワタを取り除き、皮を剥き、食べやすい大きさに切ります。鍋に水(100cc)、みりん(大さじ1)、砂糖(大さじ1)、和風顆粒出汁(小さじ1)を入れ、煮立たせます。
鍋にバターナッツかぼちゃを入れ、落とし蓋をして5分ほど煮ます。醤油(大さじ1)で味を調整しながら、さらに3分ほど煮たら完成です。
バターナッツかぼちゃの簡単おすすめレシピ(スープ)
バターナッツかぼちゃは、バターのような滑らかでねっとりとした食感が特徴です。そんなバターナッツかぼちゃの特徴を活かすにはスープが最適です。バターナッツかぼちゃは繊維も少ないので簡単に滑らかな口当たりのスープを作ることができます。
ここではバターナッツかぼちゃを使ったおすすめのスープレシピを紹介します。バターナッツかぼちゃの口当たりの良さと甘さを堪能できる簡単レシピをピックアップしました。
バターナッツかぼちゃのポタージュ
ここで紹介するバターナッツかぼちゃを使ったおすすめスープレシピは「バターナッツかぼちゃのポタージュ」です。
バターナッツかぼちゃの鮮やかなオレンジ色を活かした見た目も鮮やかなおいしいスープです。とても簡単に作ることができるので、かぼちゃのスープがお好きな方はもちろん、洋食のお供にぜひお試しください。
バターナッツかぼちゃのポタージュの作り方です。バターナッツかぼちゃは種とワタを取り除き、皮を剥きます。バターナッツかぼちゃの実を一口大に切り、沸騰したお湯(300ml)で柔らかくなるまで煮込みます。
粗熱を取り、ミキサーに流し入れ、滑らかになるまで撹拌させます。再び鍋に戻し、牛乳(300ml)、コンソメ(2個)を加え、弱火でじっくりと煮ます。お皿に盛り付け、お好みで生クリームやパセリを散らして完成です。
バターナッツかぼちゃのおすすめレシピ(お菓子)
バターナッツかぼちゃは、ナッツのような濃厚な甘味が特徴です。繊維が少なく口当たりが滑らかなので、お菓子作りにもおすすめです。バターナッツかぼちゃの皮を器に見立てても、かわいいお菓子を作り上げることができます。
ここではバターナッツかぼちゃを使ったおすすめのお菓子レシピを紹介します。バターナッツかぼちゃの甘さをお菓子で楽しめる簡単レシピを集めました。パンプキンスイーツがお好きな方はぜひお試しください。
バターナッツかぼちゃのプリン
まず紹介するバターナッツかぼちゃを使ったおすすめお菓子レシピは「バターナッツかぼちゃのプリン」です。
バターナッツかぼちゃでお菓子を作る時にはプリンは定番中の定番です。濃厚で口当たりが滑らかなおいしいプリンが出来上がるので、おやつや食後のデザート用にぜひお試しください。
バターナッツかぼちゃのプリンの作り方です。バターナッツかぼちゃは種とワタを取り除き、ラップで包み5分ほど加熱し、実を取り除きます。バターナッツかぼちゃの皮の部分を器として使いたい場合には、皮に穴が開かないよう注意しましょう。
ミキサーにバターナッツかぼちゃの実と卵(2個)、砂糖(40g)、牛乳(200ml)、生クリーム(50g)を入れ、滑らかになるまで撹拌します。
バターナッツかぼちゃの器やココットにバターナッツかぼちゃ液を流し入れます。バットにお湯を2cmほど入れ、器を置きます。160度に予熱しておいたオーブンで30分から1時間ほど焼きます。焼き時間は器が大きいほど長くなります。粗熱が取れたら完成です。
バターナッツかぼちゃのマフィン
最後に紹介するバターナッツかぼちゃを使ったおすすめお菓子レシピは「バターナッツかぼちゃのマフィン」です。
マフィンは子供も大好きなお菓子です。このレシピではホットケーキミックスを使っているのでとても簡単に作ることができます。お子さんとお菓子作りがしたいという時にもぴったりなのでぜひ試してみてください。
バターナッツかぼちゃのマフィンの作り方です。バターナッツかぼちゃは種とワタを取り除き、皮を剥いて1cm角に切ります。耐熱皿に入れ、ラップをして5分ほど加熱し、粗熱を取ります。
ボウルに卵(1個)と砂糖(50g)を入れ、よく混ぜ合わせます。ホットケーキミックス(200g)、牛乳(40ml)、溶かした無塩バター(50g)、バターナッツかぼちゃを加え粉っぽさがなくなるまで、さっくりと混ぜ合わせます。
マフィン型に生地を入れ、空気を抜き、200度のオーブンで20分ほど焼いてバターナッツかぼちゃのマフィンの完成です。
バターナッツかぼちゃでおいしい料理を作ろう!
バターナッツかぼちゃは、グラタンなどのおかずとしても、プリンなどのお菓子にしてもおいしいかぼちゃです。バターナッツかぼちゃを見かけた時には、ぜひ手に取ってその美味しさを体感してみてください。