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ドライトマトの栄養
ドライトマトはトマトの何倍もの栄養素が詰まった保存食です。ドライトマトは美容やダイエット、睡眠にいい影響を与える栄養素が豊富に含まれています。ドライトマトの具体的な栄養素と期待される効能を知り、ダイエットなどに活用しましょう。
ドライトマトにはトマトの赤色の正体である、リコピンやβ-カロテンと言われる成分が多く含まれています。β-カロテンは体の中で必要な分だけビタミンAに変わる性質を持つ栄養素です。リコピンは体の中で作ることができないので、トマトはリコピンを摂取できる貴重な野菜です。
生のトマトをドライトマトに加工することにより、含まれるリコピンや旨み成分は大幅に増えます。ドライトマトに含まれるリコピンは生のトマトの約40倍に相当します。
ドライトマトには鉄分も豊富です。女性に不足しがちな鉄分をおいしく補ってくれるドライトマトは、鉄分が豊富な食材であるプルーンの倍以上の鉄分が含まれています。
ドライトマトには他にも、ビタミンCやビタミンE、カルシウム、カリウムなと豊富な栄養素が含まれています。栄養豊富なドライトマトを食べて、健康な体作りに励みましょう。
オーブンで作るドライトマトの作り方
ドライトマトの作り方は、天日干しやオーブンや電子レンジで加熱する方法などがあります。今回はオーブンを使ってのドライトマトの作り方とと電子レンジを使ってのドライトマトの作り方を紹介しますが、まずオーブンでの作り方を説明します。
ドライトマトはスーパーなどで買うのもいいですが、オーブンを使えば約1時間半で簡単に作れる保存食です。お菓子作りや料理を頻繁にする人であれば、オーブンを持っていることも多いはずです。
トマトを買いすぎてしまった時や、旨みや栄養の凝縮したドライトマトを食べたい場合に挑戦してみましょう。生のトマトの青臭さや食感が苦手な人もドライトマトにすれば、青臭さが消え、食感が変わるので、おすすめです。
材料・レシピ
ドライトマトを作る際の材料と作り方を紹介します。オーブンでドライトマトを作る時には、トマトとお好みで塩を用意します。塩は味をつけたドライトマトを作りたい人は用意しましょう。
トマトは小さく切れば切るほど、火が通りやすく短時間でドライトマトが完成します。しかし、ドライトマトが出来上がったあとの使い方次第で大きさを調整しましょう。おすすめの大きさは厚さ5ミリほどか、1cm角ほどです。ミニトマトを使って作る場合は、半分に切ります。
キッチンペーパーの上に切ったトマトを置き、余分な水分を吸わせます。ミニトマトなら切り口を下にしましょう。
天板の上にクッキングシートを敷き、オーブンを130度に温めておきます。温度が高いとドライトマトを作る際に焦げてしまうので注意しましょう。低音でじっくりと火を通すことで、おいしいドライトマトに仕上がります。
切り口を上にして天板に切ったトマトを並べ、塩味をつけたい人はここで塩を満遍なくトマトにふりかけておきます。130度に温められたオーブンで約1時間から1時間半ほど火を通して、表面がしわしわになったら完成です。焦げないよう、常にオーブンの中のトマトに気を配りましょう。
ドライトマトの表面がしわしわになったら、オーブンから取りだし、自然乾燥させて完成です。オーブンで簡単に作れるドライトマトは、イタリア料理やおつまみにおすすめです。
レンジで作る簡単ドライトマトの作り方
ドライトマトは電子レンジでも簡単に作れる保存食です。天日干しでのドライトマトの作り方は時間と手間がかかるから面倒だし、家にオーブンがないという方におすすめです。
電子レンジはオーブンよりも持っている人の多い家電製品なので、気軽に家でドライトマトを手作りしてみましょう。スーパーなどのセールでたくさん安いトマトを買ったけど食べきれない場合や、一人暮らしでトマトが余ってしまったという場合にドライトマトにしておくのがおすすめです。
夏野菜として有名なトマトはパスタやサラダなどに重宝する食材ですが、腐りやすく保存が効かないのが難点です。しかし、ドライトマトに加工されたトマトは、生のままのトマトより長い期間保存できます。
材料・レシピ
電子レンジでのドライトマトの作り方もオーブンとさほど変わりませんが、電子レンジの特性を活かしたドライトマトの作り方を紹介します。材料はトマトやミニトマト、塩を用意しましょう。塩を振れば味付けもできるほか、水分が出やすくなり、より短時間でドライトマトができます。
トマトをドライトマトに加工したあとの使い方に合わせてお好きな大きさに切り、塩をふりかけます。水分が出てきたら、キッチンペーパーで拭き取ります。電子レンジで5分加熱して、水分をキッチンペーパーで拭き取るという工程を、トマトが乾燥するまで繰り返します。
常にトマトの様子を確認しながら、おいしいドライトマトを作るようにしましょう。電子レンジなら約30分から1時間でおいしいドライトマトができあがります。トマトの種の部分を取り除くと、より簡単に素早くドライトマトを作れます。
オーブンで作るドライトマトより電子レンジで作るドライトマトの方が、時間は短時間でできますが、少し手間がかかります。しかし、簡単に作れることに変わりはありませんので挑戦してみましょう。
ドライトマトのおすすめの使い方
ドライトマトは簡単に作れるのに、栄養満点でおいしく、日持ちもする食べ物です。おすすめの使い方は、パスタやピザなどのイタリア料理などです。そのままかじりながらお酒をたしなむ人もいます。
ドライトマトはあればスープにさっと入れたり、水で戻してサラダに入れたり、さまざまな使い方ができる便利な食材です。
ドライトマトの使い方は多岐に渡りますが、さらにドライトマトを長持ちをさせる方法もあります。ここでは、ドライトマトの保存方法や使う際の戻し方、おすすめのレシピを紹介します。
ドライトマトのオイル漬け
ドライトマトはオイル漬けにすると常温で約6ヶ月も日持ちがする保存食となります。オイル漬けにしたドライトマトをパスタ、ピザなどに入れると、オリーブオイルの香りが豊かなおいしい料理が完成します。
ドライトマトのオイル漬けの作り方は簡単です。まず、ドライトマトを水で戻します。ドライトマトを水で戻す方法は後に紹介するので、参考にしてみましょう。
ドライトマトが柔らかくなったら、半日ほどかけて乾燥させます。時間を短縮したい方は、キッチンペーパーで表面の水を拭き取りましょう。殺菌した保存容器にドライトマトを入れ、オリーブオイルをドライトマト全体が完全に被るまで入れます。
お好みでニンニクやハーブなどを入れると、よりオリジナリティ溢れるドライトマトのオイル漬けの完成です。ハーブは、バジルやローズマリー、オレガノなどがおすすめです。
ドライトマトの戻し方
ドライトマトを使う際には、水で戻すという工程が必要になります。少々面倒に感じる人も多いですが、おいしくドライトマトを食べるために必要です。ドライトマトのおすすの戻し方を紹介します。
まず、酢と水を1:3の割合になるように合わせ、鍋で沸騰させます。ドライトマトをボウルに入れ、先程沸騰させた液体をドライトマトにかけて置いておきましょう。10分くらいでドライトマトが柔らかくなります。
水だけでなく酢を入れるのは、ドライトマトの旨みを逃がさないためです。また、味も深みが増し、酢の殺菌作用で賞味期限も長持ちします。
ドライトマトとキャベツのパスタ
ドライトマトはオリーブオイルやチーズとの相性がいい食材です。今回はドライトマトとオリーブオイルを使ったおいしいパスタのレシピを紹介します。普段の手作り料理のレパートリーに取り入れてみましょう。
まずニンニクを薄切りにし、ドライトマトを水で戻しておきます。キャベツとアンチョビはお好みの大きさに切っておきましょう。
熱したフライパンにニンニクを入れ、ニンニクのいい香りがしてきたら、アンチョビを加え炒めます。次にキャベツとドライトマトを加え、キャベツがしんなりするまで、さらに炒めましょう。
次にパスタを加え、塩やあらびき黒胡椒などで味を整えて完成です。出来上がったパスタに粉チーズなどを振ると、より深みのある味に仕上がります。
ドライトマトは簡単に作れて便利なおいしい保存食!
ドライトマトはダイエット効果や美容効果などが期待できる、栄養たっぷりの食材です。簡単に作れ、使い方も多岐にわたるので、あれば大変便利です。ドライトマトを作って、日々の料理の幅を広げてみましょう。