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熊本の郷土料理・からしれんこんとは?
今回は、からしれんこんについて紹介をします。からしれんこんといえば、熊本県で生産されている、伝統的な郷土料理として知られています。食感の良いシャキシャキとしたれんこんと、つんと鼻をつくからしを使用したからしみそが組み合わさった、歴史のある料理です。
からしれんこんが作られ始めたのは、江戸時代初期であるとされています。初代熊本藩藩主の細川忠利は病弱で食欲が少なく、その体力のなさが心配されていました。そこで栄養価の高いれんこんをすすめたものの、藩主は「不浄なもの」として、好んで食べることはありませんでした。
さらに健康食として魅力のある食べ方はないかと考えた結果生まれたのがからしれんこんであるといわれています。当時、非常食として生産していたれんこんを使い、さらに麦みそ、もしくは和からし粉を混ぜてレンコンの穴に詰めて、さらに衣をつけて揚げ調理をしました。
このからしれんこんという料理を、藩主は大変喜んで食べたといわれています。からしれんこんを輪切りにした際の切り口が、細川家の家紋である九曜紋(くようもん)に似ているということから、熊本藩の秘伝料理として他の地域に広まることはなく、地元だけで食べられていました。
一般家庭でからしれんこんが利用されるようになったのは、明治時代になってからであるとされています。からしれんこんの味は、登場した江戸初期からほとんど変わらず、伝統的な製法が継続されていると伝えられています。まさにからしれんこんは郷土料理として長く利用されています。
今では、からしれんこんは地元民の間では日常的に食事で利用されています。おつまみやおかずの一品として利用されることが多く、地元に根差した料理として伝わります。材料を揃えてしまえば比較的簡単に作れるレシピも公開されていますし、通販での市販品購入も手軽に行なえます。
からしれんこんのおいしい食べ方
からしれんこんは、どのようにして食べるのがおすすめでしょうか。様々な食べ方が考えられ、食事に入れて調理する際にも適しています。熊本県の地元では、正月のおせち料理に欠かせない食材として利用されています。素材のおいしさをしっかり感じられるのはどの食べ方でしょうか。
からしれんこんは、市販品でもそのままで食べられるような状態で販売されているものもあれば、自宅で自分好みの味付けに仕上げるという方も多く、広く利用されています。
からしれんこんの食べ方のうち、今回は代表的な方法を2種類紹介します。今回は基本的な食べ方の紹介になりますが、からしれんこんを使ったアレンジレシピもSNS上などで多く公開されているので、ぜひご自身や家族が美味しく楽しめる食べ方を見つけてみてください。
輪切りにしておつまみに
からしれんこんのおすすめの食べ方の1つ目は、そのまま輪切りにしておつまみとして食べる方法です。からっと揚げられたれんこんは、やわらかく噛みやすい状態になっています。からしれんこんは、おつまみに最適で、少しピリッとした風味と味わいがお酒に合います。
特に、からしれんこんをおつまみに利用する場合は、温かい状態にして食べる方が良いです。冷蔵庫で保存して冷えた状態で食べるのもおいしいですが、電子レンジなどで温めてから食べることで、からしれんこんのからしの味わいがより引き立ち、お酒の肴としてより質が増します。
からしれんこんのままで味付けをする必要は基本的にはありませんが、お好みでしょうゆなどを付けると風味が増します。からしれんこんの辛味をお酒とともに味わいましょう。
チャーハンもおすすめ!
からしれんこんのおすすめの食べ方の2つ目は、チャーハンに混ぜる方法です。食べきれず余ったからしれんこんは、様々な料理に具材として入れてもおいしく食べられます。
おつまみとして楽しんだ後、余ったからしれんこんを細かく刻んでチャーハンなど炒め物の料理に加えるだけでとても美味しくアレンジできます。調理手順とは変える必要がありません。からしの辛味がほんのりと感じられて、料理の中でアクセントとして機能させることができます。
チャーハンなど炒め物料理に加えて調理することで、辛味がきつくなくほんのりと感じる程度になり、料理の中で程よく絡んでくれます。からしれんこんの辛味が苦手という方にも美味しいと好評を得やすい、万人受けする食べ方です。他にも様々なレシピに活用してみましょう。
からしれんこんの簡単レシピ
続いて、からしれんこんを自分で作る際の簡単なレシピを紹介します。からしれんこんは熊本県の名産品ではありますが、材料を揃えられれば自宅でも簡単に作ることができます。通販でも販売しているので手軽に取り寄せをするのもおすすめですが、自分で作ってみるのもおすすめです。
からしれんこんの郷土料理として伝わる味わいとはまた一味違う、家庭独自の味わいを楽しみたい方におすすめのレシピが、SNS上でも紹介されているのでぜひ挑戦してください。
今回は、からしれんこんのレシピのうち、簡単で取り組みやすいおすすめの内容を紹介します。店頭で販売しているのとはまた違う、自分だけのアレンジレシピに挑戦したい方は、自分での調理に挑んでみてください。味付けのアレンジを加えつつ、自分の好みに合う調理を目指しましょう。
材料
からしれんこんを自分で作る簡単なレシピに必要な材料を紹介します。まず、れんこんとお酢・サラダ油を用意します。からしみそを作るための調味料は、白みそ・からし・生パン粉・砂糖・みりんが必要になります。揚げ調理用にはてんぷら粉とターメリック、水を用意します。
基本的な材料としては以上ですが、アレンジを加える場合はお好みで具材をプラスしましょう。おすすめの追加具材としてはチーズがあります。揚げた後に上に乗せるか、からしれんこんのからしみそを作る際に混ぜるなどの活用方法があります。自分だけのからしれんこんを作りましょう。
作り方
からしれんこん用の材料を揃えたら、さっそく調理に取り掛かりましょう。からしれんこんの基本的な作り方を紹介します。鍋に輪切りにしたれんこん、お酢を入れ、具材がしっかりと浸るくらいまで水を入れ、加熱します。沸騰して5分ほど加熱したらザルにあげて水を切って冷まします。
からしみその具材をボウルなどに入れてしっかりと混ぜ合わせます。れんこんの切り口に作ったからしみそを詰め込み、余ったからしみそは取り除きます。揚げる用に用意したてんぷら粉とターメリックに具材を絡ませ、170度でからりと揚げればからしれんこんの完成です。
からしれんこんのおすすめ通販商品
最後に、からしれんこんのおすすめ通販商品を紹介します。からしれんこんは、様々な商品が通販でも手軽に購入できるので、遠方に住んでいる方でも普段の食卓に利用することができます。自分でからしれんこんを作るのが難しいかたは、ぜひ通販で市販品を試してみてください。
今回は、数あるからしれんこん商品のうち、定番の商品を1種類紹介します。おつまみとしても、一品料理としても、自分なりのアレンジレシピに加えて調理する際にも様々な目的で利用できるからしれんこんをぜひ通販で購入して普段の食卓に生かしてみてください。
廣田蒲鉾店/揚げたてからし蓮根
通販でおすすめのからしれんこんといえば、廣田蒲鉾店の「揚げたてからし蓮根」があります。自宅に届けられてすぐに食べられる手軽さが魅力です。熊本県の郷土料理らしく、昔ながらの製法と具材を用いて作られている商品で、昔からの伝統をしっかりと感じられます。
お酒と非常に相性が良いので、おつまみとして利用する方がとても多いです。熊本県の日常的な食材として広く利用されているからしれんこんを、本場の味わい同様に通販で購入できるというだけあって、広く全国的に親しまれています。ギフトなどにも最適な商品です。
からしれんこんは辛さがクセになる郷土料理!
以上、熊本県名産のからしれんこんについて紹介をしましたがいかがでしたでしょうか。熊本県では歴史のある郷土料理で、健康に効果のあるおすすめの商品として親しまれています。
からしの辛味が逆に癖になるという方が多いように、全国的にファンがいます。通販で手軽に購入できるので、ぜひ普段の食卓やお客様用のおもてなし品、ギフトとして友人知人にプレゼントするなど、様々な目的でからしれんこんを利用してみてください。
【揚げたてからし蓮根】 1本(大)280g
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