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山梨の名産品・枯露柿とは?
今回は、山梨県の伝統の食べ物として有名な「枯露柿」について紹介をします。枯露柿は、干し柿と似た形状をしている濃厚な味と甘さが特徴の食べ物です。枯露柿が山梨県で生産されるようになったことには長い歴史があり、その歴史は戦国時代まで遡るといわれています。
戦国時代に甲府地方を治めていた武田信玄が作ったのが、枯露柿の始まりだといわれています。もともと生産量が多かった柿を「非常食として利用することはできないか」と考えて開発されたとされています。長期間おいしい甘みを継続できて、日持ちもするため長く愛されています。
枯露柿の生産時期は、秋の終わりごろが旬になります。昔から生産されていた枯露柿を武田信玄が山梨県を治めるころからさらに普及していきました。その後山梨県の名産品として全国的に知られるようになり、今ではお土産品としても親しまれています。
枯露柿は、ひとつひとつ丁寧に手作業で作られています。行程は干し柿と同じで、見た目も似ていますが、枯露柿は使用する柿に対するこだわりが強いです。地元山梨で生産されている安全でおいしい柿のみを使用し、品質の良い枯露柿として生産し広い地域向けに販売しています。
地元の名産品としてお土産品としての認識が強いですが、通販でも購入することができるので、全国各地で日常的に楽しむことができるおすすめの食べ物です。旬の時期になると、たくさん販売されており、特に冬の最初のころだとおいしい品質の良い枯露柿をたくさん味わえます。
枯露柿は、そのまま食べるのももちろんおすすめですが、様々なアレンジレシピに活用することもできます。実際に、SNSなどでもたくさんのレシピが公開されています。枯露柿を通販で取り寄せて、様々なアレンジレシピに挑戦するのも楽しいです。おすすめの購入方法も紹介します。
枯露柿と干し柿の違い
枯露柿と干し柿は、製法も見た目も似ていますが、どんな違いがあるのでしょうか。基本的には違いはなく、地域ごとの呼び方の違いであると考えられています。細かくいうと様々な説が存在しますが、基本的にはおいしい味わいや見た目、作り方に違いはありません。
干し柿は、全国で作られていますが、枯露柿は山梨県甲府地方が生産されている干し柿を呼ぶ独特な名称であるとされています。枯露柿も干し柿も、両方とも渋柿を干して作ります。渋柿に含まれているタンニンは苦みを発しますが、長時間干すことで渋みがなくなり甘みを強く出します。
枯露柿の方が水分量が少ないという説もありますが、両方とも干している製法である為、水分量の違いも食感の面では感じられません。一般的な干し柿よりも枯露柿の方が甘みが強いとする説もありますが、商品ごとに違いもあるので、一概に甘さが違うとも言いづらい面があります。
枯露柿の生産地である山梨県では、昔から様々な文献で枯露柿という名称が見られます。例えば「山梨百科事典」では、干し柿を茶菓子として利用したものを枯露柿と呼ぶという記述があります。枯露柿という名称は、甲府地方の限定的な呼び方であると記載されています。
また「日本国語大辞典」や「日本語源大辞典」では、干し柿の小さくて丸いものを枯露柿と呼ぶ、という記述があります。一般的な干し柿といえば、少し細長い形状をしているものが多いですが、枯露柿はコロコロとした丸い形状をしているという点に特徴があるとされています。
とはいえ、干し柿と枯露柿には大きな違いはないと考えて差し支えありません。山梨県で作られている干し柿の呼び方として枯露柿が普及したと考えられます。
枯露柿のおいしいアレンジレシピ
続いて、枯露柿を使ったおすすめアレンジレシピを紹介します。枯露柿はもちろんそのまま食べてもおいしく、手軽に楽しめますが、様々な方法でアレンジして調理して食べてもさらにおいしい味わいを楽しむことができます。工夫次第で様々な料理に活用することができます。
今回は、枯露柿を使ったおすすめおいしいレシピの代表例を2種類紹介します。いずれもお茶菓子として利用できるスイーツメニューのレシピとして親しまれています。
枯露柿をスイーツなどに取り入れて作ることで、素材のアクセントが効き、魅力的なメニューに生まれ変わります。今回紹介したレシピだけでなく、SNSなどで様々なレシピが公開されているので、ぜひ自身の好みに合うレシピを見つけて調理に挑戦してみてください。
枯露柿のチーズサンド
枯露柿を使ったおすすめレシピの1つ目は、枯露柿にチーズを挟み込むというアイデアメニュー「枯露柿のチーズサンド」です。柿とチーズの組み合わせを意外に感じる方も多いかもしれませんが、おやつだけでなくワインとも相性が良く、お酒のあてに活躍します。
枯露柿のチーズサンドを作る為の材料は、枯露柿とお好みのチーズのみです。お好みでバターを加えると、スイーツ感が強くなりよりおいしくなります。調理方法は、食べやすい大きさに枯露柿を切って、間にチーズなど具材を挟み込むだけという簡単な内容になっています。
クリームチーズと有塩バターを混ぜ合わせたものを挟み込むこともおすすめです。さっぱりとしたクリームチーズの風味と、しっかりと甘みを持った枯露柿の肉厚たっぷりの食感を相性よく楽しむことができます。一般的なプロセスチーズでも簡単に仕上げることができます。
ほうじ茶と枯露柿のパウンドケーキ
枯露柿を使ったおすすめレシピの2つ目は、ティータイムにおすすめの茶菓子として活用できる「ほうじ茶と枯露柿のパウンドケーキ」です。ほうじ茶のほろ苦い香ばしい風味と、柿の甘味が相性よく溶け込んだ洋菓子で、紅茶やコーヒーと相性の良いスイーツになります。
ホットケーキミックス、砂糖、油、牛乳、卵、ほうじ茶と枯露柿を用意します。すべての具材をボウルに入れて混ぜ合わせます。オーブンペーパーを敷いた型に入れて、温めたオーブンに入れて180度で15〜20分ほど加熱すれば完成です。さっぱりさわやかで美味しいお菓子になります。
硬くなった干し柿を柔らかくする方法
干し柿は長期間日持ちする食べ物ではありますが、時間が経過しすぎると固くなって食べにくくなってしまいます。一度固くなってしまった干し柿を再び食べやすく柔らかくする方法はあるのでしょうか。固くなった干し柿は砂糖とぬるま湯があれば、再び柔らかい食感に生まれ変わります。
ボウルに砂糖とぬるま湯を入れ、干し柿がしっかりと浸るように入れます。そのまま一晩おき、柔らかくなったか確認をします。ザルなどで柿を取り出せば、そのまま食べられます。そのまま食べるだけでなく、アレンジレシピで調理する素材としても活用できるようになります。
枯露柿のおすすめ通販
最後に、枯露柿を通販で購入する際のおすすめ商品を紹介します。枯露柿は山梨県の名産品で、地元のお土産屋などで販売されていますが、現在は通販でも気軽に購入することができます。全国どこにいても取り寄せておいしい柿を楽しむことができるので便利です。
大手通販サイトでも購入することができるので、便利に活用することができます。普段から通販サイトを利用している方は、手続きをスムーズに行うことができるので、ぜひ日常的に楽しむ素材として枯露柿を活かしてみてください。知人と会う際の茶菓子としても最適です。
叶屋 枯露柿 特大サイズ
通販で販売されているおすすめの枯露柿商品は「叶屋 枯露柿 特大サイズ」です。ひとつひとつ丁寧に作られた干し柿で、表面に白い粉状の「こう」と呼ばれる糖分がしっかりと浮き出ている点が特徴です。しっかりとした肉厚を楽しめる食感豊かな商品です。
6個入りと12個入りの2種類が販売されています。大手通販サイトの楽天市場でも販売されているので、ポイントを活用しながらお得に購入できます。豊かな甘みと風味をしっかりと感じることができるスイーツとして喜ばれているおすすめの通販商品です。
枯露柿は甘くておいしい伝統食!
以上、枯露柿について紹介をしてきましたがいかがでしたでしょうか。干し柿と似ている枯露柿は、山梨県で昔から作られてきた伝統食としてしっかりと地域に根付いている名産品です。
そのまま食べるのももちろんおすすめですが、アレンジレシピに加えることもできるおすすめ素材です。地元だけでなく通販でも購入することができるので、ぜひ日常的に活用してみてください。
叶屋 枯露柿 特大サイズ 6個入り
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