店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
甘辛いたれが絶品の「みそポテト」
埼玉の人気観光スポット・秩父は、味噌作りで有名な地域です。「大豆の産地」「寒暖差が激しい」「荒川の原水が身近にある」という環境のおかげで、秩父では古くから味噌作りが盛んでした。
その影響もあり、秩父には味噌を使ったおいしいレシピが多数あります。そんな秩父で昔からよく食べられているじゃがいも&味噌レシピが「みそポテト」です。
みそポテトはこんなグルメ
秩父・みそポテトは、地元ではよく知られている郷土料理です。スーパーの総菜コーナーに行けば簡単においしいみそポテトが手に入りますし、子供の学校給食にも秩父・みそポテトが登場します。
レストランや食堂のメニューにも「みそポテト」の文字がよくありますし、観光スポットでは食べ歩きグルメとしてもおすすめです。ちなみに地元では「手軽に作れる家庭料理レシピ」としても定番ですが、たれの味付けでよって違った味のみそポテトレシピにもなります。
農作業の合間の「小昼飯」
「みそポテト」で有名な埼玉・秩父は、古くから農業が盛んな地域です。東京からほど近い場所にありますが寒暖差が大きくきれいな水に恵まれていることから大豆の栽培が盛んで、良質な大豆の産地としてもよく知られています。
そんな秩父では、大豆を主原料とする味噌も有名です。味噌作りにも温度ときれいな水が欠かせませんので、秩父特有の環境は味噌作りにも適しているといえます。味噌は和食に欠かせない調味料ですが、味噌を使ったレシピも多いです。
程よい塩味と香ばしい大豆の風味は白飯や野菜の味付けにもぴったりで、秩父の農家では腹持ちの良いじゃがいもに味噌味のたれをつけて食べる「秩父・みそポテト」を子昼飯(まかない飯)としていました。
埼玉県のB級グルメに選ばれ全国的に有名に
「秩父・みそポテトがいつ頃から食べられるようになったのか」については、「よくわかっていない」というのが正しい答えです。
「秩父・みそポテトは戦前から食べられていた」という説もあれば、「1950年代(昭和25年~昭和34年)には秩父・みそポテトのレシピがあった」という説もあります。
いずれの説でも「秩父・みそポテトが地元でよく知られている郷土料理である」という点は共通しています。ただし現在のように全国的に有名なレシピとして秩父・みそポテトが知られるようになったのは、比較的最近のことです。
そもそも味噌味のたれをつけたじゃがいもを小昼飯としていたのが秩父・みそポテトなので、「みそポテト=秩父の郷土料理」ですが「みそポテト=秩父の家庭料理」でもあります。
そんな秩父・みそポテトが注目されるようになったきっかけは、みそポテトを含む「秩父・小昼飯の普及活動」でした。それまで各家庭で作られていたみそポテトがレストランやスーパーなどで商品として販売されるようになり、秩父以外でも注目されるようになります。
そんな中で参加した2009年・埼玉B級グルメ王決定戦にて優勝を果たすと、秩父・みそポテトの知名度は急上昇しました。「人気観光地で食べられるおいしいB級グルメ」としても話題となった秩父・みそポテトは、その後も進化を続けます。
本家である秩父・みそポテトは通販お取り寄せ商品にもなりましたし、みそポテト味ポテトチップスやみそポテト風スイーツなども登場し話題となりました。ちなみに味付けとなるたれはアレンジ可能なので、砂糖を使わないたれの場合はおつまみにもおすすめです。
おいしい!みそポテトのおすすめレシピ
簡単に作れる郷土&家庭料理「秩父・みそポテト」は、手に入りやすいじゃがいもに秩父名産の味噌を使ったたれで食べます。たれの味付けは家庭や作り手によって違いますが、甘辛味に仕上げるのが定番です。
材料
秩父・みそポテトレシピで欠かせない材料が「じゃがいも」と「味噌」です。じゃがいもは一年中スーパーで手に入る食材ですし、熱々でも冷めてもおいしい点で人気があります。そんなじゃがいもに合わせるのが「味噌」です。
味噌は大きく分けると米味噌、麦味噌、豆味噌、混合味噌の4種に区分されますが、基本的にどのタイプの味噌を使っても構いません。ただし秩父・みそポテト定番のたれは甘辛ベースなので、味噌の種類によって加える調味料の量を変えます。
なおみそポテトで有名な秩父では、「おなめ」という農家で古くから作られているかなり塩辛い味噌をみそたれに使うことがあります。
おなめには味噌の中にショウガやナスなどを刻んで混ぜているので、おなめを秩父・みそポテトのたれにする場合はそのまま使うことが多いです。ちなみにみそたれ作りには、味噌のほかに砂糖・みりん・酒を使います。
作り方
秩父・みそポテトの作り方はとてもシンプルです。メインとなるじゃがいもはひと口大にカットし、小麦粉&水で作った衣をつけて揚げれば出来上がります。冷めてもおいしい秩父・みそポテトにするなら、揚げる前に蒸す伝統的なレシピがおすすめです。
じゃがいものほくほくした食感を手づかみで楽しむのが秩父・みそポテトの魅力なので、衣は揚げ色を付けすぎないようにしてください。
小麦粉の白い色がそのまま残った状態が理想的な揚げ色なので、本場の味に近づけるなら揚げ過ぎを防ぐためにも「蒸す→揚げる」が良いでしょう。
味付けとなるみそたれは、鍋に材料を入れて弱火でじっくりと練ってください。味噌の種類によって甘み・塩味が変わるので、味を見ながらお好みで調整するようにしましょう。なお出来上がったみそたれは「冷ましてからつける」が秩父流です。
さっぱりと食べたい場合はじゃがいもが熱いうちにたれをつける食べ方がおすすめですが、おかずやおつまみとして食べる場合は、たれをつけてから冷まして食べると味がしみておいしいです。
簡単!フライドポテトを使ってみそポテト風に
じゃがいもさえあれば、冷蔵庫にある材料だけで作れるシンプルな家庭料理なのが「秩父・みそポテト」です。ただし洗ったり芽を取ったりする手間はかかります。そんな時には、下処理が必要ないフライドポテトを使った「秩父・みそポテトレシピ」がおすすめです。
材料
フライドポテトを使った秩父・みそポテトレシピのポイントは、フライドポテトの選び方にあります。秩父・みそポテトはほくほくしたじゃがいもに甘辛ベースのみそたれをかけて食べますから、シューストリングタイプ(細長いフライドポテト)は避けた方が良いです。
冷凍フライドポテトで秩父・みそポテトにおすすめなのが、ステーキやハンバーグの付け合わせに人気のウェッジカットタイプ(串切りフライドポテト)になります。
ウェッジカットタイプならじゃがいもらしさがしっかりあるので、甘辛ベースのみそポテトたれとの相性もおすすめです。なお小麦粉を使った衣を付けませんので、たれにはみりんではなく醤油を少々加えてさらりと食べられる特製みそたれにしてみましょう。
作り方
冷凍フライドポテトは、揚げ油で表面がこんがりとするまで揚げます。味付けとなるみそたれは冷めない間に絡ませるのがフライドポテトみそポテトレシピのポイントなので、揚げている間に別の鍋でみそたれを作るのがポイントです。
たれの材料をすべて鍋に入れ中火で煮詰めるのですが、煮詰めすぎると塩辛くなるので、砂糖が溶けた時点がたれの完成の目安としましょう。たれが出来上がったら油をきったフライドポテトを鍋に入れ、全体的にたれを絡めれば完成です。
みそポテトを買えるおすすめ通販サイト
かつて農作業の合間に食べられていた秩父・みそポテトですが、今ではさまざまな店でメニューとして提供されるほど人気があります。そんな秩父・みそポテトは、通販でお取り寄せが可能です。
「みそぽてと本舗 みそポテト」
通販で秩父・みそポテトをお取り寄せするなら、「みそぽてと本舗 みそポテト」がおすすめです。「みそぽてと本舗 みそポテト」は手軽に自宅で本場の味が楽しめるおすすめ通販商品で、冷凍されたみそポテトに付属のたれをつけるだけで食べられます。
冷凍保存が可能な通販商品ですから食べたい分だけ調理して食べられますし、たれも「定番・甘みそたれ」と「柚子みそたれ」の2種類があります。子供のおやつには定番・甘辛たれがおすすめですし、爽やかな柚子みそたれは酒の肴におすすめです。
なお通販商品「みそぽてと本舗 みそポテト」には秩父名産・冷凍いちごをセットにした通販商品もありますから、お取り寄せだけでなくギフト商品としても人気があります。
みそポテトは秩父生まれの素朴でおいしい郷土料理
秩父・みそポテトは、良質な大豆がとれる味噌で有名な秩父ならではの郷土料理といえます。秩父・みそポテトは熱々のうちに甘辛たれを絡めて食べるのもおいしいですが、冷めたみそポテトもしっとりしたじゃがいもに味噌が染みこんでおいしいです。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。
みそぽてと本舗 みそポテト
サイトを見る