北海道銘菓【白い恋人】を大特集！お土産に嬉しい人気商品やおすすめ観光スポットも

北海道銘菓として発売以来ロングセラーとなっている「白い恋人」は、1976年12月に発売されました。北海道・札幌にある菓子メーカー「石屋製菓」の洋菓子で、ランドグシャにチョコをはさんだシンプルなスタイルの洋菓子です。

チョコをはさんだ焼菓子ですが、甘すぎず食べやすいこともあり、年齢問わず人気があります。全国的にも知名度が高く、デパートなどで行われる北海道物産展に出店すれば、即完売することもあるほどの人気商品です。

そんな北海道銘菓・白い恋人は年間約2億枚を売り上げる大人気商品で、お土産だけでなくギフト商品も人気があります。

発売から40年以上たった今でも年間約2億枚を販売する大ヒット商品・白い恋人には、知ると「なるほど」とうなってしまう誕生秘話があります。

フランスの代表的な焼菓子・ラングドシャにチョコをはさんだシンプルな洋菓子ですが、チョコをはさんだきっかけは開発当時に起こったホワイトチョコブームにありました。

もともとは駄菓子をメインに製造・販売していた石屋製菓でしたが、高級菓子事業へ方向転換するタイミングでホワイトチョコブームが起こります。

この時に「手を汚さずにホワイトチョコが食べられる高級菓子を作ってみよう」と開発を始めたのが、のちに北海道銘菓となる白い恋人です。

「白い恋人」という商品名もインパクトがあるのですが、ここにも知られざる秘話があります。創業者がたまたま網走でスキーを楽しんでいた時のことです。

帰り道に雪が降ってきたのを見て、ぽつりと「白い恋人たちが降ってきた」といった一言が、インパクト大の商品名「白い恋人」の由来だといわれています。

個別包装のパッケージに北海道らしさを演出していることも、北海道銘菓となったきっかけといってよいでしょう。パッケージは青と白の2種類ありますが、どちらも北海道で見られる雪景色をイメージしたイラストを使用しています。

このことから「北海道のお土産」というイメージが定着し、観光や出張で北海道を訪れた人がお土産として購入するようになったことで瞬く間に人気商品となりました。

お土産やギフトとして人気の北海道銘菓・白い恋人は、長年愛される人気スイーツです。4角形のラングドシャにチョコをはさんだシンプルなスタイルですが、そこにはさまざまなこだわりが詰まっています。

手を汚さずにホワイトチョコが食べられる洋菓子して開発された北海道銘菓・白い恋人には、ホワイトチョコのほかにブラックチョコがあります。誰もがおいしいと思えるチョコづくりを目指して開発されたチョコは、白い恋人オリジナルチョコを使用しています。

1976年発売以来北海道を代表する銘菓として人気の商品ですが、40年以上たった今でも中身を一切変えていないのがこだわりです。これは「いつでも同じ味が楽しめるように」という創業者の想いが強く反映されています。

年間約2億枚を売り上げている大人気商品ですが、実は北海道にしか実店舗を持っていません。パッケージや商品名など細部に至るまで北海道にこだわって作られた商品だからこそ、販路も北海道に限定しています。こうしたこだわりも北海道銘菓として有名になった理由です。

年間約2億万枚を売り上げる北海道銘菓・白い恋人は、お土産だけでなくギフト商品としても人気です。ただし北海道限定販売なので手に入れるには、「北海道物産展で購入」「北海道に足を運んで購入」「オンラインストアでお取り寄せ」のいずれかになります。

ただし物産展に出店すれば初日から行列ができ、すぐに売り切れるほどの人気です。オンラインストアでお取り寄せも良いのですが、取り扱いアイテム数が限定されているうえにグッズの購入もなかなかできません。

そこでおすすめしたいのが、北海道にある「白い恋人パーク」です。白い恋人パークは北海道限定販売・白い恋人のバリエーションも豊富ですし、限定品やコラボ商品も購入できます。

しかもパーク内はライトアップや整備された庭園があるので、地元ではお出かけスポットとしても人気です。さらに建物の中には直売所だけでなく白い恋人製造工場もあるので、観光スポット＆レジャースポットとしても人気があります。

白い恋人パークは「施設エリア」「ショップエリア」「アトラクションエリア」「レストランエリア」の4つに分かれています。

白い恋人パークのシンボル・からくり時計はチョコトピアハウスのすぐ近くにあるのですが、からくり時計の横の通路を奥に進むと、白い恋人およびバウムクーヘン製造工程が見学できる「チョコトピアマーケット」があります。

チョコトピアファクトリーは有料施設ですが、入場料にチョコトピアファクトリー入場料が含まれていますから、入場チケットを提示すれば追加料金なしで見学ができます。

なおチョコトピアファクトリーの営業時間は10時～17時ですが、広大な工場となっているため、入場の最終受付時間は16時です。

2022年2月現在、施設は通常通り営業しておりますが、新型コロナ感染対策で営業時間の変更および臨時休業と可能性もあります。そのため見学の際には事前にパーク専用サイトの「施設案内）にて営業時間および定休日の確認をしてください。

白い恋人パーク内の「チョコトピアマーケット（チョコトピアファクトリーと同じ建物内にある）」では、自分だけのオリジナル白い恋人が作れる体験コーナーがあります。中でもおすすめなのが、1人から参加ができる「私の白い恋人作り」です。

私の白い恋人作りは「焼き上げコース」「お絵描きコース」の2コースから選べます。焼き上げコースでは、約14cmの大きなハート型白い恋人が手作りできる人気の体験コースです。

材料は定番・白い恋人と同じものを使いますので、ハート型の白い恋人ですが味はいつもの北海道銘菓・白い恋人と同じです。生地を伸ばし焼いた後は白い恋人オリジナルチョコをはさみ、チョコペン（別途税込み300円が必要）で自由にお絵描きをします。

お絵描きが終わったら冷やし固め袋詰めをすれば完成なので、体験当日に受け取りが可能です。お絵描きコースでは、すでに焼き上がっている北海道型クッキーにチョコペンでお絵描きをしたりシュガーをトッピングしたりしてオリジナル白い恋人が作れます。

どちらのコースも絵だけでなくメッセージをチョコペンで書き入れることができますから、北海道ならではの特別なギフトとして体験コースに参加する人も多いです。なお「私の白い恋人」作りは、幼児でも参加ができます。

生地作りから行う焼き上げコースは1人税込み1500円で、お絵描きコースは1人税込み1200円です。基本的に予約制となっており、電話予約またはWEB予約での受け付けとなっています。

WEB予約は来館希望日の前々日23時59分までの受け付けですが、電話予約なら来館希望日前日の17時まで受付可能です。

なお当日に予約の空きがあれば、店頭受付もできます。私の白い恋人作りができるチョコトピアマーケットの営業時間は10時～17時ですが、最終入場は16時30分です。

ギフトに人気の「白い恋人缶入」のパッケージ缶を手作りすることもできます。手作りオリジナル缶は、わざわざ白い恋人パークに行かなくてもメールで注文ができます。

蓋の中央にあるハート形の枠の中に、イラスト（著作権上問題がないイラストに限定）や子供・家族の写真をプリントできるサービスです。プリントするイラスト・写真は専用の申し込みフォームからデータを送るだけですから、全国どこからでも注文ができます。

受け取り方法は「来館して受け取る」「自宅に配送」の2種類から選択することが可能です。来館して受け取る場合も製作までに時間がかかるので、予約は事前にメールの専用ホームを利用し、来館予定日に商品を受け取ります。

来館受け取りの場合、支払いは当日でもOKです。配送を希望する場合は「銀行振り込み」「代金引換」が選べますが、銀行振り込みは配送料と手数料が商品代とは別にかかります。なお代金引換も配送料が別途かかりますが、手数料が無料ですからお得です。

白い恋人パークのショップ・ピカデリーでは、パーク内限定販売のギフト商品やグッズの販売も行っています。特にグッズはネットストアや実店舗でも手に入らないパーク限定レアグッズもあるので、お土産や北海道の記念としておすすめです。

パーク限定オリジナルグッズの中でも人気があるのが、パークのメインキャラクターのぬいぐるみ「ひぐまのトロンぬいぐるみ」です。パーク内にはさまざまなフォトスポットがあるので、トロンと一緒にパーク内で記念写真をとれば気分も盛り上がります。

期間限定＆パーク限定販売のオリジナルグッズでは「白い恋人手袋」「白い恋人ネックウォーマー」「白い恋人イヤーマフラー」「白い恋人ブランケット」があります。

プチギフトとしてオリジナルグッズを買い求めるなら、「今治産ハンドタオル白い恋人雪の結晶」「今治産ハンドタオル白い恋人ハート柄」がおすすめです。

今治産ハンドタオル白い恋人雪の結晶は、個別包装に使われているイラストをデザインしたシンプルなデザインになっています。ハート柄はギフトで人気のオリジナル缶のデザインを採用しているので、オリジナル缶入り白い恋人とセットで購入するのもおすすめです。

他にもオリジナルグッズには「白い恋人がまぐち」「白い恋人ランチトートバッグ」「白い恋人クリアファイル（雪の結晶タイプとハート柄タイプ）」など、お土産やギフトにぴったりなオリジナルグッズが多数あります。

北海道内にしか実店舗を持たず基本的に道外での販売を行わない北海道銘菓・白い恋人には、定番の白い恋人以外にもギフトやお土産・お取り寄せにおすすめの商品があります。

北海道銘菓・白い恋人は、少量パックだと紙製白い恋人オリジナルパッケージに入っていますが、お土産やギフトにするなら大容量パックの「白い恋人缶入り」がおすすめです。

白い恋人缶入りに使われる缶パッケージは、白い宝石箱のようなおしゃれでかわいい白い恋人オリジナル缶が使われています。

正方形タイプ缶1種類と長方形タイプ缶2種類の計3種類があり、正方形タイプは「白い恋人36枚缶入」、長方形タイプは「白い恋人27枚缶入」と「白い恋人54枚缶入」です。

白い恋人27枚缶入は定番・白い恋人（ホワイトチョコ）のみの詰め合わせですが、スリムな長方形サイズの缶パッケージなので、文房具やコスメアイテムの収納ボックスにして楽しめます。

正方形タイプの白い恋人36枚缶入および長方形タイプの白い恋人54枚缶入は、定番・白い恋人（ホワイトチョコ）と白い個別包装がかわいいブラックチョコ入り白い恋人の詰め合わせです。

白い恋人36枚缶入は、ホワイトチョコ白い恋人が27枚にブラックチョコ白い恋人が9枚入っています。大容量タイプ・白い恋人54枚缶入は、ホワイトチョコ白い恋人が36枚、ブラックチョコ白い恋人が18枚入る大容量タイプ・白い恋人オリジナル缶です。

手帳やミニノートを入れても余裕のある大型サイズの缶なので、食べ終わった後は手紙や小物の整理ケースとして使うのにおすすめです。

ちなみに白い恋人オリジナル缶は男女問わず人気があるのでお土産やギフトにおすすめですが、白い恋人オリジナル缶目当てで自分用にお取り寄せすることもあるほど人気です。

「白い恋人 花よりずんだでば」は、新型コロナによって元気がなくなってしまった日本を「お土産の力で元気に!」という想いから始まったお土産協同プロジェクト・ニッポンのおみやげげんきプロジェクトで誕生した白い恋人コラボ商品です。

プロジェクトには「石屋製菓（北海道）」「菓匠三全（宮城）」「明月堂（福岡」の3社が参加しています。「白い恋人 花よりずんだでば」は、宮城のお土産・ギフトに人気の「萩の月」「伊達絵巻」を手掛ける菓匠三全と、白い恋人で有名な石屋製菓のコラボ商品です。

白い恋人とコラボしたのは菓匠三全の人気菓子「ずんだ餅」で、ずんだ餡に使われる若い枝豆を粉末状にし、ラングドシャの生地に練り込んでいます。

そのため「白い恋人 花よりずんだでば」のラングドシャは、定番・白い恋人のまっ白なランドグシャとは違いほんのり枝豆色をしています。

サンドするのは白い恋人定番のホワイトチョコですが、チョコに抹茶の風味が加えられているので、「白い恋人 花よりずんだでば」ではホワイトチョコでも新しい白い恋人の味が楽しめるところがおすすめです。

口に入れた瞬間感じるずんだ特有の風味とほんのり感じる塩味の「白い恋人 花よりずんだでば」は協同プロジェクトによる限定商品ですから、気になる人はお早めにお取り寄せしてみてはいかがでしょうか?

サクサクした軽い食感が特徴の北海道銘菓・白い恋人では、オリジナルホワイトチョコを使った「白い恋人ホワイトチョコレートプリン」もおすすめです。チョコレートプリンなので「甘すぎるプリンなのでは?」とイメージするかもしれません。

ただし使用しているのはほど良い甘さとくちどけの良さが特徴の白い恋人オリジナルホワイトチョコですから、ホワイトチョコ特有の濃厚なコクが楽しめるホワイトプリンに仕上げています。

4角い形のホワイトプリンには、北海道・苫小牧が産地として有名な不老長寿の実「ハスカップ」をトッピング用ソースにしているのが特徴です。ハスカップは栄養豊富な果実で、ポリフェノール・カルシウム・鉄分などが豊富に含まれています。

栽培が難しく傷がつきやすいためほとんど流通しない貴重な果実なのですが、同じ北海道の食材ということもあり「白い恋人ホワイトチョコレートプリン」ではプリンのトッピングとして組み合わせました。

色はブルーベリー色ではなくいちごのような赤い色をしていますから、ハスカップソースを加えるだけで華やかなスイーツになります。なお「白い恋人ホワイトチョコレートプリン」は常温保存ができため、お土産だけでなくギフトにしても喜ばれます。

どれだけ売れても北海道限定販売を貫く銘菓・白い恋人は、子供から大人まで食べられる軽い食感がおすすめのスイーツです。

北海道お土産の定番ですが、白い恋人パークに行けば白い恋人手作り体験やパーク限定オリジナルグッズなど、白い恋人パークでなければ手に入らないスペシャルグッズもあります。

ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。