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北海道を代表する銘菓「ノースマン」
自然豊かな大地が魅力の北海道は、毎年多くの人が足を運んでいます。老若男女問わず人気のノースマンは、北海道を代表する銘菓の1つで、多くの人から長年親しまれている人気のお菓子です。ノースマンの誕生の歴史や、ノースマンの美味しさの秘密などについて詳しく見ていきましょう。
ノースマンの誕生秘話
さっそくノースマンの誕生秘話について見ていきましょう。北海道のお土産の定番商品の1つにもなっているノースマンには、歴史深い誕生秘話があります。
昭和49年に発売
ノースマンは昭和49年に千秋庵製菓から誕生したお菓子です。スノーマンを製造・販売している千秋庵製菓は、和菓子・洋菓子・チョコレートなどを製造・販売しているお菓子の専門店です。
和菓子においては日本伝統の食文化の1つとして、創業以来手づくりであることを大切にし、伝統の製法を守り続けています。千秋庵製菓は大正10年に創業した100年の歴史を持つ老舗のお菓子専門店です。
開店当初より札幌では珍しかったスイートポテトやシュークリームなどを発売し、多くの人から注目を集めていました。その後も喫茶店などもオープンし、老若男女問わず人気となりました。
多くの人から親しまれている千秋庵製菓は、昭和49年に北海道を代表する銘菓となった、ノースマンが誕生しました。
和洋折衷のノースマンは、外はサクサクのパイ生地で、中には北海道の小豆を使用しています。こし餡をたくさん使い生地で包みこんだ甘みの抑えた、しっとりした味わいに仕上げています。
ノースマンは北の大地に生きる人々を表現したお菓子
ノースマンは、北の大地・北海道でたくましく生きる人々を表現したお菓子となっています。ノースマンのお菓子はパッケージにも歴史があります。昭和49年の創業以来変わらぬパッケージとなっていましたが、2020年に新しいパッケージとなっています。
創業当初から使われていたパッケージには、当初の札幌の歴史は新しく清涼感と活気にあふれており、大自然と先進的な施設が混在していました。北の大地には、大自然の厳しい耐え抜いてきた文化があり、落ち着いた美しさと心温まる人間性をイメージしたパッケージとなっていました。
2020年に新しくなったノースマンのパッケージは、2つあります。ステンドグラスをイメージしたパッケージは、窓の内側・一息つきたいときに暖かな空間のほっこりした時間をノースマンと過ごしてほしいイメージを表しています。
和を基調としたグラデーションのパッケージは、和と洋が混在しているノースマンの雰囲気をイメージしている他、春に向かって暖かくなっていく雪解けの様子を表現しています。
開発のヒントは「パイまんじゅう」
ノースマンの開発のヒントになったのは横浜の中華街で発売されていた「パイまんじゅう」になります。パイ生地と北海道を代表する餡を使い、和洋折衷なお菓子にしたいという思いから、1年間の研究を重ね誕生させたのがノースマンです。
ノースマンのおいしさの秘密
続いてノースマンの美味しさの秘密について見ていきましょう。お土産にもおすすめの、北海道を代表するお菓子ノースマンは1年間の研究を重ねて完成した自慢のお菓子です。試行錯誤の研究を重ねて誕生したノースマンの美味しさの秘密を2つ紹介します。
甘さをおさえた北海道産小豆
1つ目に紹介するノースマンの美味しさの秘密は「甘さをおさえた北海道産小豆」になります。ノースマンに使用されている小豆は、北海道の大地で育った生の小豆を使っており、小豆の皮を剝く一手間を工程に加えた小豆餡をパイで包みあげています。
研究段階では粒あんで試行錯誤をしていましたが、粒あんでは皮の渋みが残り過ぎることが分かりました。皮を丁寧に剝いて蒸していくことにより、甘さをおさえた口当たりの良い餡となり生地との相性も抜群のノースマン特製の餡となっています。
皮を丁寧に剝くという手間暇のかかる作業をして作られるため、しっとりとした食感と優しい甘さを生み出しています。
100層以上に折り重ねたパイ生地
2つ目に紹介するノースマンの美味しさの秘密は「100層以上に折り重ねたパイ生地」になります。ノースマンの開発当初は、生地には小麦粉にあらかじめバターを混ぜ込んだ生地を使い試していました。
しかし、あらかじめバターを混ぜ込んだ状態では、油っぽすぎたために、小麦粉で作った生地とバターを幾層にも重ねて焼いていくことにより、食感が良くなることが分かりました。
試行錯誤の末に現在の100層以上に折り重ねたパイ生地が誕生しましたが、パイ生地の温度管理は難しく季節によっては微妙な温度調整が重要となっています。
ノースマンのラインナップ
最後にノースマンのラインナップを見ていきましょう。北海道を代表する銘菓ノースマンの豊富なラインナップを紹介します。
「ノースマン」
1つ目に紹介するノースマンのラインナップは、定番の「ノースマン」です。ノースマン誕生当時から変わらない味と人気を誇る商品です。ノースマンを初めて食べる際や、味に迷った時などには、定番のノースマンがおすすめです。
ノースマンの長い歴史を感じることができるようになっており、北海道産の小豆を使ったこし餡と、100層以上に折り重ねられたサクサクのパイ生地との相性を味わうことができます。
店頭では1個から販売しているお店もあり、オンラインショップでは5個入り・8個入り12個入り・18個入りなどがあり、人数などに合わせて選ぶことができます。
また、アソートBoxやWeb販売限定の食べ比べセットなども用意されていますので、気になる場合は千秋庵製菓のホームページをチェックしてみましょう。
「ノースマン かぼちゃ」
2つ目に紹介するノースマンのラインナップは「ノースマン かぼちゃ」になります。ノースマン かぼちゃは、通常のノースマン発売から40周年を迎えた平成26年に姉妹品として誕生しました。
ノースマン かぼちゃに使用しているかぼちゃも北海道産のかぼちゃを使用しています。かぼちゃに白餡を加えた餡を100層以上に折り重ねたノースマン特製のパイ生地で包んで、しっとりとした口当たりに仕上げています。
かぼちゃの優しい甘みが口の中で広がる、北海道の大地の恵みがたくさん詰まっています。ノーマルなノースマンに次看板商品となっています。
かぼちゃが苦手な子どもでも、白餡の優しい甘さとのバランスにより美味しく食べることができるため、子どもから大人まで幅広い世代におすすめとなっています。
「ノースマン チョコ」
ノースマンのラインナップ2つ目に紹介するのは「ノースマン チョコ」になります。ノースマン チョコは、冬限定で販売されている商品です。チョコレートを白餡にたっぷりと練りこんだ特製のチョコ餡となっています。
チョコレートと餡子、まさにノースマンのコンセプトである和洋折衷の商品です。和菓子もチョコレートも両方好きな人にもおすすめの商品で、カカオの豊かな風味が広がるチョコ餡です。
冬限定で販売されるノースマン チョコは、おおむね毎年12月初旬ごろから2月中旬ごろまで販売されています。
千秋庵製菓の公式ホームページやSNSなどで情報をチェックしましょう。1個から販売されていますので、バレンタインの際の友人への贈りものとしてもおすすめの商品となっています。
「ノースマン さくら」
3つ目に紹介するノースマンのラインナップは「ノースマン さくら」になります。ノースマン さくらは、春限定で販売されている商品となっていて、さくらの葉を刻み白餡と練り合せたさくら餡です。
さくらの香りがほのかに香るため、さくら餅を食べているような懐かしい気分や春の訪れを感じることができる1品となっています。入学や卒業・就職など、新生活への門出をお祝いする贈りものとしてもおすすめです。
春限定で販売されている、さくらの販売期間は毎年2月1日ごろから4月末ごろまでとなっています。期間限定の販売となりますので、食べてみたい人は早めに購入をしましょう。
ノースマン さくらの毎年の販売期間については、お店の公式ホームページやSNSでチェックをして買い忘れの無いように注意をしましょう。
ノースマンは北海道のお土産にもおすすめ!
北海道を代表する銘菓・ノースマンの誕生秘話や美味しさの秘密・ノースマンのラインナップについて詳しく紹介をしてきました。ノースマンは100年の歴史を誇る千秋庵製菓から誕生した、千秋庵製菓自慢の和洋折衷お菓子となっており発売当初より変わらぬ人気を誇っています。
ノースマンには通常の味だけでなく、かぼちゃや期間限定の味などもありお土産にもおすすめです。北海道に訪れた際にはノースマンをお土産に購入してみてはいかがでしょうか。
ノースマン 12個入
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