店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
みかんの簡単デザートレシピ
寒い季節になるとスーパーの店頭にはたくさんのみかんが並び、温かいこたつに入ってみかんをたべるのが至福の時という人も多いことでしょう。
よく、みかんを食べると風邪をひきにくくなるといわれますが、これはみかんには免疫力をアップさせるビタミンCが多く含まれているためです。また、みかんに含まれるビタミンCは、皮膚や爪などを健康に保つ働きもあるため、女性のお肌にとってもうれしい効果が期待できます。
しかもみかんの果皮は柔らかい上に薄く、手で簡単にむけるので、そのまま生ですぐに食べることができ、気軽にビタミンCを摂ることができます。
毎日食べても飽きないみかんですが、時にはみかんを使ったおいしいレシピを作ってみると、目先も変わっておすすめです。まずは、みかんを使ってできる簡単なデザートのレシピからご紹介します。
みかんゼリー
最初にご紹介するみかんの簡単デザートレシピは、みかんの果肉がたっぷり入ってひんやりおいしい「みかんゼリー」のレシピです。「みかんゼリー」2個分のレシピに必要な材料は、みかん2個、100%オレンジジュース120CC、粉ゼラチン5グラム、水大さじ1杯です。
みかんは外側の皮と薄皮の両方をむき、粗く刻んでおきます。小さいボウルなどに粉ゼラチンを入れ、水を加えてふやかします。耐熱ボウルに刻んだみかんとオレンジジュースを入れて軽く混ぜ、そこへふやかしたゼラチンを加えて混ぜ合わせます。
600Wの電子レンジで1分30秒加熱し、ゼラチンを溶かします。大きめのボウルに水と氷を入れてその上に耐熱ボウルを浮かべ、ゼリーが少し固まってくるまで泡だて器などで混ぜ合わせます。
器にゼリーを入れたら冷蔵庫で20分~30分冷やせば、果肉たっぷりでおいしいみかんゼリーのできあがりです。甘めのゼリーがお好みの場合は、フロストシュガーなどを少量振りかけて食べるのもおすすめです。また、みかんの缶詰を使えばさらに簡単なレシピになります。
みかんの牛乳寒天
次にご紹介するみかんの簡単デザートレシピは、どこか懐かしい味わいの「みかんの牛乳寒天」のレシピです。「みかんの牛乳寒天」2個分のレシピに必要な材料は、牛乳200CC、水200CC、砂糖50グラム、みかん1個、粉寒天4グラムです。
みかんは前述のゼリーのレシピ同様に、外側の皮と薄皮の両方をむいておきます。牛乳を耐熱ボウルなどに入れて600Wの電子レンジで40秒~1分ほど温めます。
鍋に水200CCと粉寒天を入れて火にかけ、沸騰したら弱火で1~2分静かにかき混ぜながら加熱し、さらに砂糖を加えて混ぜ火からおろします。器にみかんを並べ入れ、その上から粗熱のとれた牛乳寒天液を注ぎます。
冷蔵庫で1時間ほど冷やし固めれば、お子様のおやつにもぴったりの「みかんの牛乳寒天」の完成です。なお、ゼリーのレシピ同様に、みかんの缶詰をシロップごと使うと更に簡単です。その場合には水と砂糖の代わりにシロップを200CC入れた鍋に粉寒天を入れてください。
色々使えるみかんの保存レシピ
たくさんみかんが手に入った時などのために、保存のきくみかんのレシピを知っていると大量消費できて便利です。ここでは、色々使えておすすめのみかんの保存レシピをご紹介します。
みかんの缶詰風
最初にご紹介するみかんの保存レシピは、皆さんもよく目にする「みかんの缶詰」風にみかんをシロップに漬けるレシピです。
「みかんの缶詰風シロップ漬け」5個分のレシピに必要な材料は、みかん5個、砂糖100グラム、水200CC、レモン果汁小さじ1杯と、みかんの薄皮をむく用に水1リットルと重曹大さじ1杯です。はじめにみかんの皮をむき、房をばらばらにします。
前述のレシピではご紹介しませんでしたが、みかんの薄皮は水と重曹を使うと簡単にむけます。水1リットルを鍋に入れて火にかけ、沸騰したら重曹を加え、みかんも入れます。弱火で5~6分煮て薄皮が少しはがれて浮いてきたら火を止め、冷水をはったボウルにみかんをそっと移します。
手で優しくみかんの薄皮をむき、キッチンペーパーなどでみかんの水気をそっとふきとります。鍋に200CCの水と砂糖を入れてかき混ぜたら火にかけ、ひと煮たちしたら火を止めてレモン果汁を加えて混ぜ、シロップを作ります。
煮沸消毒した瓶などの保存容器にみかんを入れ、そこへシロップを静かに注いで蓋をし、粗熱がとれたら冷蔵庫で浸けておきます。
だいたい半日以上シロップに漬けておけば「みかんの缶詰風」のできあがりです。冷蔵庫で2~3日は持ちますので、ケーキに乗せたり、ヨーグルトをかけて食べたりアレンジができておすすめです。
みかんのコンポート
次にご紹介するみかんの保存レシピは、前述にご紹介したみかんの缶詰風レシピより、さらにおしゃれにみかんをまるごとシロップ漬けにした「みかんのコンポート」のレシピです。
「みかんのコンポート」5個分のレシピに必要な材料は、みかん5個、砂糖50グラム、水500CC、レモン果汁小さじ1杯、あればブランデー少々、お湯1リットル、重曹大さじ1杯です。
みかんは外側の皮をむいたら白い筋を取り除き、前述のレシピでご紹介した重曹水にまるごとみかん入れて冷水にとり、薄皮を手で優しくむきます。
鍋に水500CCと砂糖、ブランデーを入れて火にかけ、沸騰したらレモン果汁とみかんを入れ、中火にして7~8分煮れば、「みかんのコンポート」の完成です。きれいな保存容器にシロップごと移し、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やして保存します。
みかんのドリンクレシピ
次にご紹介するのは、みかんを使って作る簡単なドリンクのレシピです。とても簡単なのでみかんを大量消費したいときなどにも、ぜひトライしてみてださい。
フレッシュみかんジュース
みかんを使って作るドリンクといえば、子供の離乳食を作る時や、レモンを絞るときに使う「絞り器」で、半分に切ったみかんを絞るだけの超簡単なみかんジュースがありますが、ここでは少しだけ手を加えた「フレッシュみかんジュース」のレシピをご紹介します。
「フレッシュみかんジュース」2人分のレシピに必要な材料は、みかん4個、はちみつ大さじ1杯、氷適量です。
みかんの皮をむき、白い筋を取り除いたら房にばらしておきます。ミキサーに、みかんと氷4個、はちみつを入れて蓋をし、なめらかなジュースになるまで攪拌します。グラスに半量を注ぎ、お好みで氷数個を浮かべればフレッシュみかんジュースの出来上がりです。
氷も一緒に撹拌しているので、氷を浮かべなくてもひんやりと美味しく飲めます。はちみつを入れるとみかんの酸味がとれるのですが、ない場合には風味は変わりますが砂糖大さじ2杯でも代用できます。
みかんの大量消費におすすめなジャムレシピ
みかんは果物の中でも比較的安価に手に入り、お正月に向けて箱で購入するご家庭もあるようです。また、みかんの木を自分の庭で育てて、毎年たくさんみかんがなったり、ご近所からたくさんみかんをいただくこともあるでしょう。
毎日食べてもなかなかみかんがなくならない時には、みかんが大量消費できるレシピがあれば腐らせてしまうこともないでしょう。ここでは、みかんの大量消費にもおすすめで、簡単に作れておいしい「みかんジャム」のレシピをご紹介します。
みかんジャム
みかんの大量消費におすすめなレシピは、たくさん作って冷蔵庫で保存できる、甘酸っぱい「みかんジャム」のレシピです。早速、おいしい「みかんジャム」のレシピをご紹介します。
200CCの瓶1杯分のみかんジャムのレシピに必要な材料は、みかん5個、グラニュー糖1カップ(180グラム)、レモン果汁大さじ1杯です。
みかんは皮をむいて、フードプロセッサーで刻みます。フードプロセッサーがなくても、包丁で刻むだけでも大丈夫です。刻んだみかんを果汁ごと鍋に入れて火にかけ、沸騰したらアクを取り除き、グラニュー糖とレモン果汁を加えて弱火にし、耐熱ヘラなどで混ぜながら30分ほど煮ます。
トロミが出てきたら火を止め、煮沸消毒して乾かした瓶などに詰めれば、みかんジャムの完成です。なお、グラニュー糖の代わりに普通の砂糖でも大丈夫です。ゴロゴロとした果肉の食感を残したい場合は、みかんを刻む時に粗く刻むとよいでしょう。
ジャムを使ったアレンジレシピもおすすめ!
手作りみかんジャムは、そのままパンやクラッカーなどに塗って食べるだけでもおいしいですが、ちょっと一工夫するだけで、一味違ったさらにおいしいメニューになります。
ここでは、手作りみかんジャムを使った簡単なアレンジレシピ「みかんジャムたっぷりチーズトースト」をご紹介します。
「みかんジャムたっぷりチーズトースト」1人分に必要な材料は、6枚切り食パン1枚、バター20グラム、手作りみかんジャム大さじ2杯、とろけるクッキングチーズ大さじ3杯です。
食パンにバターをぬり、その上からみかんジャムをたっぷりのせます。さらに、その上にクッキングチーズをまんべんなくのせたら、トースターでチーズが溶けて、少し焦げ目がつくまで焼くだけの簡単なアレンジレシピです。
食パンの裏側が焦げやすいので、アルミホイルをトースターに敷いて、その上にパンをのせて焼くとよいでしょう。みかんジャムの酸味と、バター、チーズのコクがとてもよく合う、簡単でおすすめのレシピです。
みかんのおいしいレシピを作ってみよう!
そのまま食べてもおいしいみかんを使った、簡単なデザートレシピや、大量消費できる保存レシピ、ドリンクレシピなどをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。ビタミンCが豊富なみかんを使って、本記事を参考に、ぜひおいしいレシピを作ってみてください。