竹富島のおすすめ民宿を厳選！島を満喫できる古民家やゆんたくが楽しいお宿も！

竹富島は沖縄県の八重山列島にある島で、全島が沖縄県八重山郡竹富町に属しています。八重山諸島は琉球列島の最南端に属しており、竹富町は9つの有人島と7つの無人島からなります。竹富島周辺には黒島や新城島、波照間島、西表島などがあり、国内でも人気の観光スポットです。

本記事でご案内する竹富島は昔ながらの町並みが残る風景が特徴的で、赤瓦屋根の家と石垣が残る集落などを眺めながらゆっくり過ごすこともできます。竹富島は沖縄ならではの風景やアクティビティと、離島のリゾート感を堪能できる島の一つで、カップルや家族連れにもおすすめです。

竹富島はサンゴ礁の隆起によって生じた小さな島のため、白い砂浜やエメラルドブルーの美しい海が人気です。また、遠浅で波が穏やかな場所もあり、海水浴を楽しみたい人にも選ばれています。竹富島は昼間の風景も素晴らしいですが、古民家や民宿に泊まって体験する島時間も評判です。

竹富島は石垣島から約6kmの場所に所在し、高速船の便数が多く、高速フェリーの利用で約10分です。竹富島の大きさは面積が約5キロ平方メートルで、海岸線長が約9kmになります。島内の移動には乗り合いバスやレンタサイクルの利用が可能で、自転車で島内を散策する方法もおすすめです。

竹富島には様々な宿泊施設があり、昔ながらの情緒を漂わせた古民家や安い宿泊料金が特徴的な民宿、さらには子連れファミリーに人気のホテルもオープンしています。今回は数ある宿泊施設の中から竹富島の古民家民宿とゆんたくが評判の民宿、安いおすすめ民宿を厳選してご紹介します。

民宿は親しみやすさや田舎の親戚の家に集まったようなリラックスした雰囲気が特徴的な宿泊施設です。また、有名ホテルなどに比べて安い料金で泊まれる民宿も多く、竹富島の島時間や地域性・文化を楽しみたい人や観光・アクティビティに費用を充てたい人にも利用されています。

主に民宿は旅館やホテルよりも小規模であり、個人や家族で経営していることの多い宿泊施設です。元来、民宿は農業や漁業を本業とする民家が旅行者を宿泊させるために自宅の一部を客室として開放したものをいい、観光シーズンに副業としてオープンしている施設もあります。

民宿は土地や地域ならではの食材を使った料理や郷土料理を安い価格で味わえたり、経営者やその家族、他の宿泊者と仲良くなったり、旅館やホテルとは違った楽しみ方ができる施設もあるようです。また、個性豊かな民宿から自身に合うものを選べる点も人気のポイントです。

旅はその地ならではの雰囲気を肌や空気で感じるのも醍醐味の一つです。竹富島にはホテルや旅館などがありますが、こちらでは古民家タイプのおすすめ民宿をチェックしましょう。

竹富島のおすすめ古民家民宿の一つは「竹富島そうりゃ」です。竹富島そうりゃは石垣造りに広い庭付きの赤瓦の一軒家で、国の重要伝統的建造物に認定されている赤瓦家には6名まで宿泊可能です。古民家民宿の竹富島そうりゃは離島の別荘に泊まっているような感覚を楽しめます。

竹富島そうりゃは築100年の歴史ある古民家民宿で、部屋の広さは計20畳、仕切りを使って4つの部屋にできます。キッチンには冷蔵庫や炊飯器、調理器具などがあり、バーベキューグリルも用意しています。また、ウッドデッキに温水も出るジャグジープールがあります。

竹富島そうりゃでの食事は集落内の食事処もしくは自炊のため、好きな時間に食べたいものを食べられる自由さも魅力の一つです。民宿には広々として手入れされた庭とウッドデッキがあり、子連れファミリーにもおすすめです。

「すかぶら」は一日一組泊まれる竹富島仲筋集落の人気民宿です。緑豊かな集落に佇む民宿のすかぶらは竹富島の心地よい風や美味しい料理が評判で、喧騒から離れた静かな場所で過ごしたい人におすすめです。家具は琉球松のベッドや南城市の家具作家による椅子などを使っています。

竹富島のすかぶらは3名以上の宿泊と10歳未満の利用を受け付けておらず、夫婦やカップル、友人でゆっくり過ごせる民宿になります。民宿は離れと母屋があり、母屋には朝・夕食の食事処とカウンターバーを用意しています。食事ではできる限り八重山の野菜を使ったおかずを提供します。

竹富島の人気民宿のすかぶらは珍しい沖縄の魚や豚肉を使った沖縄料理などを食卓に並べていますが、素材の味を活かしたシンプルな料理にこだわって作られています。

また、調味料や米にも独自のこだわりがあり、岡山産玄米や合鴨農法で育てた白米、黒糖、海塩3種の使い分けなど丁寧で安全な食事を心掛けている竹富島の古民家民宿すかぶらです。

ゆんたくは沖縄で使われている方言です。竹富島の一部の民宿ではゆんたくを開催しており、ゆんたくを楽しみに毎年訪れる旅行客もいます。

竹富島で創業50年以上の歴史を持つ「民宿 のはら荘」はアットホームな雰囲気が評判です。民宿 のはら荘はリピーターの多い宿で、宿泊客同士のコミュニケーションも楽しみたい人におすすめでしょう。立地は西桟橋から徒歩約5分で、夕日や満天の星空を眺めることもできます。

竹富島の民宿 のはら荘は自家栽培の野菜を使った料理やボリュームたっぷりの食事を提供しています。民宿周辺にはコンドイビーチがあり、白い砂浜と遠浅の海が特徴的です。海辺でのんびりしたり、子供と海水浴したり、竹富島の美しい自然を堪能できると評判です。

竹富島の民宿 のはら荘ではゆんたくを楽しめます。ゆんたくとは沖縄の方言で「おしゃべり」や「井戸端会議」を意味し、民宿のゆんたくでは宿泊客同士で語らい、酒を酌み交わすことをいいます。夏の民宿 のはら荘は星空の下で三線を聴いたり、歌ったりすることもあります。

食事は宿泊客同士でテーブルを囲むため、互いの旅の情報交換やおすすめスポットを教えてもらうこともできるでしょう。夕食後には御主人や宿泊客が集まり、アットホームな雰囲気の中で竹富島のゆんたくを体験できます。ゆんたくの開催頻度や開催している民宿についてはご確認ください。

こちらでは比較的安い料金（税込み4000円台～7000円台）で泊まれる竹富島の民宿をご案内しますが、時期や利用人数などプランによって異なるため、最新情報をご確認ください。

竹富島の安いおすすめ民宿の一つは「竹富島ゲストハウス＆ジュテーム」です。竹富島ゲストハウス＆ジュテームはドミトリーと個室の民宿になり、客室はアジアンテイストに仕上げています。バスとトイレは個室・ドミトリー共に共同で、民宿は町並み保存地域の中心にあります。

竹富島ゲストハウス＆ジュテームの館内では飲食不可となり、夜間は周辺の食事処で済ませます。また、21時半からゆんたくを開催し（雨天中止）、泡盛を飲みながら宿泊客同士で会話を楽しめる時間があります。

竹富島ゲストハウス＆ジュテームは禁煙で、掃除も丁寧にしており、女性や一人旅の利用にもおすすめです。個室は1部屋2名まで、ドミトリーは1部屋4名までの相部屋になります。竹富島ゲストハウス＆ジュテームは島内をゆっくり観光する場合の連泊にも利用されている宿泊施設です。

安い料金で泊まれる人気の古民家は「民宿 小浜荘」です。民宿 小浜荘は家族経営の昔ながらの古民家で、一人旅やカップル、家族、友人同士など幅広く利用されています。民宿 小浜荘は襖で仕切られた和室の造りで、バスルームとトイレは共同です。

食事は下準備から手間を掛けており、沖縄料理などを食堂で頂きます。民宿 小浜荘の中庭ではゆんたくが開催され、ゆんたくを楽しみに訪れる客もいます。

竹富島は石垣の連なりや赤瓦の民家、白い砂の道など沖縄の懐かしい景観や自然が豊かなエリアで、都会の喧騒を忘れて過ごしたい人からも好評を得ています。竹富島の民宿には知らない人と交流できる宿や静かに過ごせる一日一組限定の宿があり、好みに合わせて選べます。