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みかんの缶詰ができるまで
保存食に便利な缶詰食品は、もともと軍の食料品として開発された食品貯蔵法によって作られています。缶詰の歴史は非常に古く、フランス統一を果たした皇帝ナポレオンが兵士たちの栄養補給と士気向上のための食品貯蔵法を公募したのが缶詰のルーツです。
ナポレオンの号令によって発案されたのが缶詰の原点となる加熱殺菌保存法ですが、発明された当時のものは保存容器にガラス瓶を使用しているので、現在のような缶詰のイメージとは異なります。
保存容器にブリキ缶が使われるようになったのはフランスではなくイギリスで、ブリキ缶の登場によって現在の缶詰スタイルの基本ができました。さらにイギリスの缶詰がアメリカに渡ると、さまざまな食材を長期保存する保存法として注目され、缶詰製造が本格化します。
ちなみに日本の缶詰食品が初めて作られたのは1871年のことで、いわしのオイル漬け缶詰が国内第1号の缶詰商品です。今では魚だけでなくみかんのような果物も缶詰商品化されており、普段から缶詰食品を食事に活用している人も増えています。
みかん缶詰もそんな日常使いに便利な缶詰食品として人気が高く、さまざまなみかん缶詰商品があります。どのみかん缶詰食品も基本的な作り方は同じです。大量のみかんを効率よく加工するため、皮剥きもスチームで外側を柔らかくしてから専用の皮むき器で剥きます。
房になっているみかんも果肉をつぶさない絶妙な水圧によってばらばらにするので、大量のみかんも缶詰工場なら一気に下処理が終わります。
その後長期保存のための専用液に漬け込むと、みかんのサイズ(大粒・通常・小粒)に分けて保存用アルミ缶に入れ、シロップを加えたのちに蓋をして密閉します。
これだけでも生みかんよりは保存期間が長いのですが、さらに長期保存が可能になるよう、密閉した缶詰を加熱殺菌するとみかん缶詰の完成です。
みかんの缶詰おすすめランキング(第7〜5位)
「みかん=こたつで食べる定番のフルーツ」というイメージがありますが、美容や健康維持に役立つ栄養成分が豊富に含まれているみかんは、旬以外でも食べたい果物です。そんな栄養満点で幅広い世代に人気のみかんは、缶詰食品も人気があります。
第7位:甘さ控えめの「甘みあっさり みかん」
「甘みあっさり みかん」はみかん缶詰だけでなく、さまざまな缶詰商品を発売しているはごろもフーズの人気缶詰商品です。手頃な価格に設定しているので毎日の朝食や子供のおやつにもおすすめですし、スーパーで気軽に購入できる点も人気があります。
「甘みあっさり みかん」はシロップ漬けしたみかんが入っていますが、シロップ液も含め1缶当たりのカロリーが136kcalと控えめなところが人気です。
実はシロップ漬けに使用しているのは人工甘味料のステビアなので、通常のシロップ漬けみかん缶詰よりもカロリーが抑えられています。
さらにみかん本来のおいしさが楽しめるよう、保存用のシロップの糖度を14%未満に抑えているところもおすすめです。使用しているみかんは国産みかんではありませんが、安全・安心して食べられるよう徹底した品質管理が行われています。
第6位:薄皮のついた「海辺で育った果実たち みかん」
「海辺で育った果実たち みかん」は、一般的なみかん缶詰とは違い、薄皮を取らずに缶詰加工しているおすすめアイテムです。みかんの産地として有名な愛媛の果樹園が製造していることから、商品名に「海辺で育った果実たち」というフレーズが使われています。
1缶あたり税込み324円なので、気軽に食べられるみかん缶詰というよりも、ご褒美缶詰またはギフト用みかん缶詰として選ばれる人気缶詰です。
使用しているのは農園で栽培したみかん(早生タイプみかん)で、シロップにも甘さが魅力の愛媛みかんストレートジュースを使っています。
内皮つきですから限りなく生の愛媛みかんに近いですし、シロップにみかんストレートジュースが使われているので、シロップもみかんジュースとして飲めるところがおすすめです。
第5位:食べ応えばっちり「大粒みかん」
おいしいみかん缶詰商品は多数ありますが、大粒みかんを使用した「大粒みかん缶詰」はなかなかありません。
大粒みかんだと大味になることもあるのですが、サンヨー「大粒みかん」は大粒みかんでも甘みとジューシーさがしっかり感じられるみかんを使用しているので、みかん好きでも満足できる内容です。
さらに大粒みかんですから、トッピングとして使うことが多い通常・小粒サイズみかんとは違い、大粒みかんだけでも食べ応えがあって満足できます。
プロ仕様みかん缶詰として人気のサンヨー「大粒みかん缶詰」ですが、業務スーパーや大型ディスカウントショップの中には取扱っている店舗もあります。
みかんの缶詰おすすめランキング(第4〜2位)
お手頃価格のみかん缶詰は普段使いに便利ですが、みかん缶詰の中には国産の高級みかんを使った贅沢なみかん缶詰もあります。高級みかんを使用したみかん缶詰ならご褒美スイーツとしてもおすすめですし、ギフト商品としても人気です。
第4位:高級ならではの味「紀州有田 田村みかん」
大粒系みかん缶詰の中で「高級みかん缶詰」という点が人気なのが、「紀州有田 田村みかん」です。紀州有田の田村みかんは高級みかんとして全国的にも有名なみかんで、生みかんは贈答品としても人気があります。
そんな高級みかんを贅沢に使ったみかん缶詰「紀州有田 田村みかん」は、粒の大きさにこだわりが強いみかん缶詰です。
なんと缶詰加工に使われているのは、高級みかん・田村みかんの中でも特に人気のあるLサイズ以上のみかんで、大粒みかんならではのしっかりしたつぶ感が楽しめる点も人気があります。
なお味の良さでも定評のある田村みかんですから、田村みかん特有の甘み&酸味が楽しめるよう、使用しているシロップも甘さ控えめです。
第3位:定番の缶詰「国産 みかん」
はごろもフーズの定番みかん缶詰ですが、「国産みかん使用」という点が人気のはごろも「国産みかん」はそのままでもおいしく食べられる人気のみかん缶詰です。
大手メーカーの定番みかん缶詰の多くは海外産のみかんを使用していますが、はごろもフーズ「国産みかん」は正真正銘・国産みかんを主原料として使っています。
ですから「安心・安全な食材を子供に食べさせたい」「毎日食べたいからこそ産地にこだわりたい」という人に人気です。1缶あたり170gの国産みかんが使用されているので、ボリュームもたっぷりあります。
しかも比較的粒の大きな国産みかんを使用していますから、ケーキやスイーツのトッピングだけでなく単品で食べられる点もおすすめです。なおシロップも含めたカロリーが185kcal/1缶という点も、普段使いに人気といわれる理由でしょう。
第2位:ブランドみかんを使用「愛媛県産 真穴みかん」
みかん産地として全国的に有名な愛媛の中でも特に希少価値の高いブランドみかん・真穴みかんを贅沢に使用したのが、ランキング第2位のおすすめ商品「愛媛県産 真穴みかん」です。
みかんそのものが国産みかんのなかでもトップクラスといわれる真穴みかんですから、「愛媛県産 真穴みかん」は真穴みかんのおいしさをとことん追求したみかん缶詰商品といえます。
果物の長期保存法としては砂糖を使った加工法が定番ですが、使用する砂糖の甘さがみかん本来の味を失わせる場合も多いです。
そこで「愛媛県産 真穴みかん」は、「白ざら糖」と呼ばれる高級和菓子に人気の砂糖を使用し、真穴みかんの濃厚な甘みを活かした上品なみかん缶詰に仕上げています。
真穴みかんとは?
みかん王国・愛媛の中でもトップクラスの人気を誇るブランドみかん「真穴みかん」は、愛媛・真穴地区でのみで生産されている地域ブランドです。
もともと愛媛産みかんは糖度が高く果汁をたっぷり含んでいるのが特徴ですが、真穴みかんとして出荷できるのは、「真穴地区産である」という前提条件のほかに、独自で設定した非常に厳しい基準をクリアしたみかんに限られます。
そんな真穴みかんは温州みかんの中でも特に皮が柔らかく、濃厚な甘みの後にほど良い酸味が追いかけてくるところも魅力です。そのため真穴みかんは、高級贈答品としても非常に人気があります。
みかんの缶詰おすすめ第1位は「朝からフルーツみかん」!
安全・安心な「国産みかん」や高級みかんといわれる「ブランドみかん」を使ったみかん缶詰も魅力的ですが、毎日の食卓にみかんを取り入れようと思うのであれば、お手頃価格でおいしいみかん缶詰の方が魅力なのではないでしょうか?
そんな人におすすめなのが、はごろも「朝からフルーツみかん」です。はごろもフーズは「朝からフルーツみかん」のほかにも多数の人気みかん缶詰を展開していますが、シロップに国内で製造したガラクトオリゴ糖を使用しているのは「朝からフルーツみかん」になります。
1缶あたりの総内容量は190gですが、そのうちの100gが厳選されたみかんです。しかもシロップを含めたカロリーが98kcal/1缶ですから、朝食に限らずカロリーオフダイエット中にもおすすめのみかん缶詰といえるでしょう。
みかんの缶詰の人気商品を食べてみよう!
みかんは品種によって旬が違うので、いつでもお気に入りのみかんが食べられるわけではありません。その点みかん缶詰なら食べたい時にいつでも食べられますし、保存もできるところがおすすめです。
そんなみかん缶詰には国産高級みかんの缶詰もありますから、缶詰でいろいろな種類のみかんを食べ比べてみてはいかがですか?
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