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東京都檜原村とは?
東京都檜原村は滝の宝庫といわれている場所で、アウトドアが好きな人たちの間で人気のスポットです。滝の宝庫と呼ばれている東京都檜原村には絶景の滝以外にも様々なおすすめスポットがあります。
東京都檜原村のおすすめの人気スポット・アウトドア施設・おすすめの温泉・名産品など東京都檜原村の魅力を厳選して紹介していきます。
80%が秩父多摩甲斐国立公園に含まれる自然豊かな村
檜原村は東京都の西に位置している村で、村の一部分が神奈川県と山梨県に接しています。檜原村の面積は約105.41平方キロメートルで、村の総面積の約93%が林野になっています。また、檜原村の約80%が秩父多摩甲斐国立公園に含まれている、自然にあふれる豊かな村です。
檜原村の中央には標高900mから1000mの尾根が東西に走っていたり、両サイドに南北秋川が流れていたり、南北秋川沿いには集落が点在しています。檜原村は自然の宝庫であるため東京都の奥座敷とも呼ばれており、奥秋川の清らかな流れと緑あふれる奥深い山々で動植物が棲息しています。
檜原村の歴史
檜原村は明治22年に村が誕生して以降、100年以上名称・区域に変わりがなく秋川源流の自然の中で歴史を積み重ねています。檜原村では檜原村の北谷の奥の山の上から9000年近く昔にも人が住んでいた形跡が見つかっており、東京都で一番高い位置にある遺跡となっています。
また縄文時代の石器や土器なども数多く発掘されており、はるか昔から人々暮らして生活をしていたことを伺えるようになっている歴史の深い村です。
古来は狩りや木の実などを集めることを仕事としていた形跡が残っています。山での仕事が主であったとされており室町時代の記録では炭を年貢として納めていた記録が残されています。
檜原村の人気スポット
さっそく檜原村の人気スポットを見ていきましょう。美しい景色を眺めることができるスポットや、子ども連れでも楽しむことができるスポットを2カ所紹介します。
払沢の滝
檜原村の人気スポット1つ目は「払沢(ほっさわ)の滝」になります。全長約60m・奥行約50mの4段に分かれている滝です。
滝の名前は、水が流れ落ちていく様子が僧侶の使用する払子が垂れているように見えたことに由来するという説が有力で、昔は払子の滝と呼ばれていました。払子の滝がある沢から払子の滝沢・払子沢・払沢の滝へと名称が変化したといわれています。
払沢の滝の落差は一の滝26.4m・二の滝16.8m・三滝13.7m・四の滝2.3mとなっています。払沢の滝は江戸時代のころから景勝の場所として知られている滝で、東京都では唯一日本の滝百選に選ばれている檜原村の人気スポットです。
古来では滝つぼには大蛇が棲んでいると信じられており神秘性のある場所で、昔は雨ごいの場所にもなっていたとされています。沢沿いには遊歩道が整備されていますので、お子様連れも比較的安心して楽しむことができます。
専用の駐車場もありますので、自動車でのアクセスも可能です。またバスも運行していますのでバスでのアクセスも可能です。
春から秋には4段に分かれている滝からキレイな水が流れていく様子を眺めることができますが、厳寒期には滝が氷瀑となることがあります。真冬になると異なる世界観を見せてくれる檜原村の人気スポットです。
名称 | 払沢の滝 |
住所 | 東京都西多摩郡檜原村本宿 |
ひのはらファクトリー
2つ目に紹介する檜原村の人気スポットは「ひのはらファクトリー」になります。2021年の7月にオープンした檜原村じゃがいも焼酎製造等施設です。檜原村のじゃがいもを使用した焼酎の製造施設の見学をすることができる施設で、焼酎が製造されていく過程を知ることができます。
また、カフェスペースもありますので、コロッケ・クレープ・アイスなどの、軽食を楽しむことができます。
ひのはらファクトリーは、焼酎の製造過程の見学だけでなく檜原産ヒノキのエッセンシャルオイルをはじめとした香水・ルームフレグランス・マスクスプレーなどの香り製品の取り扱いもしているため、お土産としても喜ばれています。
なお、お子様連れのファミリーにも楽しんでもらえるような工作キットなどもありますので、子どもから大人まで楽しむことができる施設となっています。
名称 | ひのはらファクトリー |
住所 | 東京都西多摩郡檜原村小沢4023-1 |
檜原村のおすすめアウトドア施設
続いて檜原村のおすすめアウトドア施設を見ていきましょう。自然豊かな檜原村には自然の魅力を充分に楽しむことができるスポットがたくさんあります。檜原村のおすすめのアウトドア施設を2つ紹介します。
トラウトファーム秋川
1つ目に紹介する檜原村のおすすめアウトドア施設は「トラウトファーム秋川」になります。八王子インターチェンジから約1時間でアクセスすることができる都内からもアクセスのしやすいスポットです。
秋川渓谷の源流の豊かな自然の中でヤマメ、マスのつかみ取りなどの体験をすることができる川遊びスポットになります。バーベキュー設備もありますのでヤマメやマスをつかみ取りしながらバーベキューで食事も楽しむことができるアウトドア施設です。
秋川渓谷のきれいな水で育てられたヤマメやマスを釣ってすぐ焼いて食べることができますので、新鮮な魚の味を堪能することができます。自然の中で貴重な体験をすることができるスポットとして、子どもから大人まで楽しむことができる檜原村のおすすめアウトドア施設です。
バーベキュースペースは最大で約8グループほど利用することができ、木々が生い茂っていますので夏場でも比較的涼しいため過ごしやすい環境です。
駐車場スペースが12台分ほどの収容スペースのみになっていますので、ハイシーズンなどは満車となってしまうことがありますので、事前に駐車場の予約をしておくか当日駐車場の空き状況を事前に電話などで確認しておくのがおすすめです。
名称 | トラウトファーム秋川 |
住所 | 東京都西多摩郡檜原村4426 |
ふれあい広場
檜原村のおすすめアウトドア施設2つ目は「ふれあい広場」です。グランピング・バーベキューを楽しむことができる施設で、グランピング棟は3名用・4名用が1棟ずつ6名用が2棟あります。
バーベキューエリアも、リバーサイドで遊びながら屋根付きのソファーも完備されている豪華な空間のテラスサイトや、最大25名まで利用することができるプライベート渓谷・浅瀬でお子様も楽しめるKADOYAプライベートなどがあります。
また特別オプションがあり、1日1組限定オプションで「KEIKOKUサウナ特別オプション」を付けることもできます。天然の水風呂とテントサウナを自由に他人と触れ合うことなく自分たちだけの贅沢な空間にすることができる、特別オプションとなっています。
東京都にありながら大自然の中で贅沢でゆっくりとした時間を過ごすことができるグランピングスポットになっています。駐車場も15台ほど収容可能な駐車場がありますが、バスでのアクセスも可能で、郷土資料館のバス停から歩いて2分ほどでアクセスできるようになっています。
名称 | ふれあい広場 |
住所 | 東京都西多摩郡檜原村3186 |
檜原村でおすすめの温泉
次に檜原村のおすすめ温泉を紹介します。自然豊かな檜原村で1日遊んだ後には温泉で疲れを癒すのもおすすめです。檜原村のおすすめの温泉を2つ見ていきましょう。
檜原温泉センター 数馬の湯
1つ目に紹介する檜原村のおすすめ温泉施設は「檜原温泉センター 数馬の湯」になります。アルカリ性単純温泉の日帰り温泉施設で、レストランもありますので温泉と食事も楽しむことができます。
温泉利用者限定の川遊び場・バーベキュー場もありますので、1日を通して楽しむことができる施設となっています。周辺には三頭山・大沢山から東の方にある砥山までの約200ヘクタールの広大な山岳公園の都民の森や三頭大滝などがあります。
都民の森では冒険の森コースやブナの路コース・三頭山周遊コースなどのおすすめの散策コースがたくさんあります。檜原温泉センター 数馬の湯の入浴料金は大人1人880円・子ども1人440円となっています。なお、未就学児のお子様の入浴料は無料となっています。
リラクゼーション施設もあり、足圧整体・足裏マッサージなどの他に女性限定のフェイシャルエステやオイルマッサージも堪能することができます。1日中遊んで疲れた身体を温泉に浸かってゆっくりと温めたうえで、リラクゼーションで身体の疲れを落としてみてはいかがでしょうか。
名称 | 檜原温泉センター 数馬の湯 |
住所 | 東京都西多摩郡檜原村2430 |
蛇の湯温泉 たから荘
2つ目に紹介する檜原村のおすすめ温泉は「蛇の湯温泉 たから荘」になります。築300年以上のかぶと造りの宿となっており、東京に残された唯一の秘湯の宿といわれています。
清らかな秋川源流のせせらぎとかぶと造りの重厚感のある建物が、檜原村の自然に融合しており懐かしい昔の家の香りと温泉を楽しむことができます。
蛇の湯温泉の名前の由来は、大昔に傷を負った大蛇が河原に湧いていた湯で傷を癒した言い伝えられていることから蛇の湯温泉と付けられています。蛇の湯温泉は歴史が非常に古く、武蔵野風土記にも記載されている名湯になります。
浴室の窓の下に流れている渓流の音を聞きながらゆっくりと温泉を満喫することができるようになっています。
日帰り入浴は通常10:00から18:00までとなっており、中学生以上は1人1000円・小学生は1人700円・3歳以上小学生未満は1人500円で、2歳以下のお子様は無料となっています。
名称 | 蛇の湯温泉 たから荘 |
住所 | 東京都西多摩郡檜原村2465 |
檜原村の名産品
最後に檜原村の名産品を紹介していきます。変わった味のアイスやお土産にも最適のお酒などが檜原村の名産になっています。檜原村の人気の名産品を2つ見ていきましょう。
じゃがいもアイス
1つ目に紹介する檜原村の名産品は「じゃがいもアイス」になります。檜原村のじゃがいもを細かくしてミルクアイスと合わせたアイスです。
アイスとじゃがいもの一見すると合わないような組み合わせの商品となっている新感覚のアイスで、男爵いもとおいねいも2つの品種のフレーバーを楽しむことができます。
おいねいもはじゃがいもの中でも味が濃いとされている品種で、小さくカットされたおいねいもの粒が入っているため、食感と味のアクセントになっています。おいも感たっぷりのじゃがいもアイスで、ミルクジェラートとの相性も抜群のおいねいものフレーバーとなっています。
男爵いものフレーバーは、ミルクジェラートの味わいの後からじゃがいものポタージュを飲んだ時のような舌触り・風味を味わうことができるようになっています。
じゃがいもアイスは檜原村観光協会・特産物直売所 やまぶき屋・檜原温泉センター数馬の湯・神戸国際マス釣場などで購入することができます。
檜原村を訪れた際には檜原村の特産品のじゃがいもアイスを味わって、おいねいもと男爵いもの品種の違いによる味・風味・食感の違いを食べ比べしてみてはいかがでしょうか。
柚子ワイン
檜原村の名産品2つ目に紹介するのは「柚子ワイン」になります。秋になると檜原村は柚子の爽やかな香りに包まれます。柚子ワインは檜原村の柚子を漬けて香りづけしたワインで、お土産としても人気があります。
アルコール度数は4度と低めの度数になっていますので、アルコールが苦手な人でも比較的に飲みやすいワインとなっています。柚子の爽やかな味わい・香りと甘めな味が特徴のワインになっていますので、女性を中心に人気を呼んでいます。
特産の柚子を凝縮したワインで特産物直売所 やまぶき屋・山の店・谷合商店・角屋商店・西川屋商店・松坂屋商店などで購入することができます。
友人へのお土産や檜原村を訪れた記念に購入してみてはいかがでしょうか。購入することができるお店の営業時間については、直接お店に確認をするか檜原村観光協会の公式ホームページで確認をしましょう。
檜原村の柚子ワインは、デザートワインとしても楽しめるようになっていますので、チーズやフルーツ・アイスクリームなどを一緒に食べると、さらに美味しくワインを飲むことができます。
檜原村は自然がいっぱいで観光におすすめ!
自然豊かな檜原村の魅力を紹介してきました。檜原村は村のほとんどが自然に囲まれた地域で、絶景を眺めることができるスポットや、アウトドア施設・日帰りで利用することができる温泉など1日を通して楽しむことができる場所です。
魅力いっぱいで観光・アウトドアにも最適の檜原村は、子どもから大人まで楽しむことができる檜原村です。檜原村で日ごろの喧騒から離れてリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
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