店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
ホクホクおいしい!みんなが大好き「コロッケ」
サクサクの衣の食感とジューシーな具材の食感がおいしいコロッケは、子どもから大人まで大好きな料理メニューの1つです。スーパーやお惣菜屋でも必ず並んでいる人気のコロッケは、具材なども豊富でお好みのおいしいコロッケを楽しむことができます。
老若男女問わず人気で、おかずとしても最適なコロッケにはたくさんの魅力が詰まっています。コロッケの魅力やおすすめのおいしいコロッケレシピ・揚げないコロッケのレシピや、コロッケを使ったアレンジレシピなどを紹介していきます。
コロッケは日本三大洋食のひとつ!
まずはコロッケについて見ていきましょう。コロッケは、カレーライスやとんかつと一緒に日本三大洋食の1つと呼ばれている料理です。コロッケの歴史について詳しく解説していきます。
西洋料理のクロケットがモデル
大人気のおいしいおかずのコロッケは、茹でて潰したジャガイモやクリームソースに挽肉や野菜などを混ぜ合わせ、衣で包み揚げた料理です。
コロッケはフランス料理のクロケットがモデルとなった洋食で、ホワイトソースがベースであったクロケットをジャガイモベースにして日本人の舌にも合うように開発されています。
大正時代に大衆化
コロッケは、大正時代の末期から昭和の初期にかけて洋食が普及してきた中で、都市部で大衆化してきた人気のおかずです。
フランス料理のクロケットをモデルにしているコロッケは、日本人の舌にも合うように開発され、サクサクの食感とジャガイモのジューシーさがおいしいと人気が広がり、人気のおかずへと進化していきました。
以前は高価な食べ物だった
今では家庭で調理されるようになっただけでなく、スーパーやお惣菜屋などでも販売されており、手軽に食べることができる人気のおすすめ料理の1つです。
ウスターソースやトマトケチャップ・醤油などをかけて食べるのが一般的となっており、他にもおすすめの味付けで楽しむことができます。
今でこそ、目にする機会の多いコロッケですが大衆化してきた当初は、非常に高価な食べ物でビーフステーキなどよりも高い金額で食堂などで提供されていました。コロッケが比較的安価となり、食べやすくなったのは、昭和初期に惣菜として商品化されるようになってからです。
コロッケの魅力
続いてはコロッケの魅力について見ていきましょう。おいしい味わいで食べやすく、老若男女問わず人気のあるおかずのコロッケには魅力がたくさんあります。おいしいコロッケの魅力を代表して2つ紹介します。
バリエーション豊富
コロッケの魅力1つ目は「バリエーションが豊富」なことです。一般的にコロッケはジャガイモをすり潰した具材がメインですが、イモ系だけでもサツマイモ・さといも・沖縄の紅イモコロッケなどのバリエーションがあります。
他の具材でも、カボチャ・おから・豆腐・クリーム・ライス・魚・魚肉など様々な具材を使うことができるため、おこのみの具材で作ることができるおすすめの料理です。
また、ジャガイモやカボチャなどベースとした具材に、刻んだゆで卵を混ぜたりチーズやツナ・枝豆などを混ぜ合わせて、色々な食感を楽しむことができるのもバリエーションが豊富なコロッケのおすすめポイントです。
どんな主食にも合う
コロッケの魅力2つ目は「どんな主食にも合う」ことです。コロッケはごはんのおかずとしてだけでなく、コロッケパンやサンドイッチの具材などにも使うことができます。
また、そばにコロッケをトッピングしたコロッケそばなども人気があり、何を主食としても合うおかずとなっています。
一番コロッケを食べている地域は?
続いてはコロッケを一番食べている地域を見ていきましょう。おいしいコロッケは人気が高く、子どもから大人まで大好きなおかずです。日本人に広く愛されているコロッケを一番食べている地域を紹介します。
福井県福井市
日本において一番コロッケを食べている地域は「福井県の福井市」になります。統計によると、福井県の福井市が日本では一番コロッケを食べている地域となりました。
理由としては、福井県は共働き率が60%となっており、日本で一位となっていることから晩御飯の時短として、スーパーやお惣菜屋などで手軽に購入することができるコロッケを取り入れているのではといわれています。
年間支出金額は3215円
日本国内で一番コロッケを食べている福井県の福井市では、スーパーやお惣菜屋で購入する人も多く人気の高い惣菜メニューです。
日本全国のコロッケの購入金額の平均は、一世帯当たり1800円ほどになっていますが、福井県では一世帯当たりのコロッケの購入金額は年間平均3215円です。
他の地域と比較しても年間の購入金額の平均が1000円以上差があることから、福井県でのコロッケの人気と購入率の高さが見られます。また、福井県ではコロッケ1個の価格も非常に安価であることも、晩御飯のおかずとしてコロッケが人気となっている理由の1つでもあります。
作ってみよう!コロッケのおすすめレシピ
続いては実際にコロッケを自宅で作る際のおすすめレシピを紹介していきます。基本を押さえておけば、コロッケは自宅でも簡単に作ることができます。また、最近ではヘルシー志向の人のために揚げないコロッケの作り方もあります。
今回の記事では簡単な基本のコロッケレシピと、ヘルシーな揚げないで作ることができるコロッケのレシピ2つを紹介していきます。
簡単!基本のコロッケのレシピ
まずは簡単に作ることができるおすすめの基本ポテトコロッケのレシピを見ていきましょう。揚げるため時間がかかると感じる人もいますが、コロッケは60分ほどで簡単に作ることができます。
3人から4人分のコロッケに必要な材料は、ジャガイモ500g・タマネギ1/2・合い挽き肉100g・サラダ油大さじ1杯・バター10g・小麦粉大さじ2杯・卵1個・パン粉適量です。まずはジャガイモの下ごしらえをします。
ジャガイモの皮を剝きカットして、鍋にカットしたジャガイモと水を入れ塩をティースプーン山盛り1杯を入れて中火で熱していきます。沸いてきたら火を弱めて10分ほど塩ゆでをします。ジャガイモを茹でている間に他の具材の準備をしましょう。
タマネギをみじん切りにしてフライパンにサラダ油を入れてタマネギを混ぜながらキツネ色になるまで炒めていきます。ジャガイモは竹串を通してスッと刺されば、ザルにあげてしっかりと水気を切ります。
炒めたタマネギにバターと合い挽き肉を加えます。合い挽き肉がダマにならないようにヘラなどでほぐしながら炒め、合い挽き肉に火が通ったら塩・コショウ・砂糖を適量加えて混ぜ合わせて火を止めます。
次はジャガイモを潰していきます。ザルに移していたジャガイモを茹でていた鍋に入れて潰していきます。マッシャーなどを使うと簡単にジャガイモを潰すことができます。
ジャガイモを茹でた際に使用した鍋を使うことで、洗い物の量を減らしたりキッチン周りの清掃を簡単にすることもできます。
ジャガイモを潰し終わったら、合い挽き肉のフライパンに入れて混ぜ合わせていきます。一度、味見をして塩加減などが足りないようであれば、足して味を調整しましょう。
あとは、具材を食べやすいサイズに整えて、小麦粉・溶き卵・パン粉の順番に表面に付けていき170度の油でキツネ色になるまで上げれば、基本のポテトコロッケの完成です。
ジャガイモを茹でている最中に、タマネギや合い挽き肉を炒めたり、調理器具を使いまわすことで調理時間の短縮や、調理後の片付けを簡単にすることができます。
工程は多いですが簡単に作ることができる基本のレシピなどで、基本を把握して具材を変えたアレンジコロッケを作っていきましょう。
ヘルシー!揚げないコロッケのレシピ
続いては揚げないでおいしいコロッケを作るレシピを見ていきましょう。コロッケは揚げ物のイメージが強いですが、カロリーなどを気にする人も多くヘルシー志向の人のために、揚げないで作ることができるコロッケもあります。
コロッケは食べたいけれど揚げるのが不安な人や、カロリーが気になるなどヘルシー志向の人などにおすすめのレシピとなりますので、是非揚げないで作れるコロッケを作ってみましょう。
用意する材料はジャガイモ2個から3個・挽き肉200gから300g・玉ねぎ1/2個・塩コショウ少々・醤油大さじ1.5杯・砂糖大さじ2杯・パン粉適量です。紹介した分量で2人前から3人前のコロッケを作ることができます。
ジャガイモの皮を剝き、600wの電子レンジで約5分加熱します。加熱したらつぶして粗熱をとっておきます。フライパンで挽き肉・タマネギの順番に炒めていき、塩コショウ・醤油・砂糖の調味料を入れて混ぜ合わせていきます。
炒め終わったらフライパンに粗熱をとったジャガイモを入れてしっかりと混ぜてコロッケのタネを作ります。ここからが揚げないコロッケのポイントになります。
通常の揚げるコロッケは、小麦粉や溶き卵・パン粉をコロッケのタネに付けて油で揚げていきますが、揚げないコロッケはパン粉だけをフライパンで炒めます。パン粉に焦げ目が付くまで炒めたら作っておいたコロッケのタネに炒めたパン粉をまぶすと、揚げないコロッケの完成です。
油で揚げないため、油の片付けの手間を省くことができるほか、ヘルシーで作りやすいため揚げ物を控えている人にもおすすめの揚げないコロッケとなっています。
余ったコロッケはリメイクして救済!
最後に晩御飯のときなどに余ってしまったコロッケをリメイクして違う味や食感を楽しむことができるコロッケのリメイクレシピを2つ紹介していきます。
あつあつコロッケグラタン
1つ目に紹介する余ったコロッケのリメイクレシピは「あつあつコロッケグラタン」になります。コロッケとグラタン2つの人気メニューを組み合わせたリメイクレシピです。
用意する材料は余ってしまったコロッケ1個から2個(一口サイズ用の小さいコロッケなら4個から5個でもOK)・タマネギ1/4・強力粉(なければ薄力粉でもOK)大さじ1杯・バター20g・牛乳100㏄・塩コショウ少々・ピザ用チーズと粉チーズ適量です。
まずはタマネギ・強力粉・バター・牛乳・塩コショウでホワイトソースを作ります。ボウルにタマネギに強力粉がしっかりと絡むように混ぜ、バターと牛乳を加えます。混ぜ合わせたボウルにラップをして500wの電子レンジで3分ほど加熱をします。
加熱が終わったら塩コショウで味を調えたらホワイトソースは完成です。グラタン皿に余ってしまったコロッケを食べやすいサイズにカットして入れます。一口サイズの場合は半分にカットで大丈夫です。
コロッケをグラタン皿に敷き詰めたら、ホワイトソースを入れて上からピザ用のとろけるチーズ・粉チーズなどをお好みの量振りかけます。
トースターで8分ほど焼き上げると、コロッケの食感とグラタンの食感・味を両方楽しむことができるおいしい、あつあつコロッケグラタンの出来上がりです。
コロッケホットサンド
2つ目に紹介する余ってしまったコロッケのリメイクレシピは「コロッケホットサンド」になります。晩御飯の際に余ってしまったコロッケを、翌日のランチなどのホットサンドにすることができる人気のリメイクレシピです。
用意する材料は食パン2枚・マーガリン・レタスもしくはキャベツの千切り・とんかつソースとマヨネーズをお好みの量・余ったコロッケです。食パンにマーガリンを適量塗りトースターで焼きます。
キャベツもしくはレタスの千切りをのせてマヨネーズととんかつソースをお好みの量かけます。コロッケを食パンの中央にのせてとんかつソースをかけてもう1枚の食パンでサンドします。この時に、2枚の食パンがずれないように確認をしてサンドしましょう。
半分にカットしたらコロッケホットサンドの完成です。食パンに挟む具材は、お好みでチーズを入れてもチーズとコロッケのおいしい食感を楽しむことができます。
なお、ランチなどで職場などに持っていく場合は、食べる前に少し温めると熱い状態のコロッケホットサンドを楽しむこともできますし、朝ごはんにもおすすめです。
前日の晩御飯で残ってしまったコロッケを有効に活用することができるリメイクレシピとなり簡単につくることができますので、是非コロッケが余ってしまったら作ってみてはいかがでしょうか。
コロッケは日本人が愛する人気のおかず!
子どもから大人まで大好きで、多くの人たちから愛されている人気のおいしいおかずコロッケの魅力について紹介してきました。コロッケは日本三大洋食の1つで、バリエーションも豊富でどのような主食にも合う万能のおかずとなっています。
コロッケは簡単に作ることがでるほか、揚げないでも作ることができます。また余るとリメイクレシピを作ることもできますので、コロッケを使って様々なレシピを開発してみましょう。