店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
今が旬!皆が大好きな人気フルーツ「桃」
夏におすすめの高級フルーツ・桃は、世界中で栽培されている人気食材です。気温が高いと食欲が落ち夏バテしがちですが、甘みの強いジューシーな桃は食欲がない時でも食べられますし、栄養も豊富なので健康にもおすすめのフルーツといえます。
シンプルにカットした桃もおいしいですが、甘みの強い桃は加工品にしてもおいしいです。そんな桃は夏ギフトにも人気で、旬の桃は高級贈答品としても人気があります。
桃の最盛期は7〜8月の夏
高級夏ギフトとして人気の桃は、お中元シーズンである7月~8月に旬を迎える夏フルーツです。桃はバラ科の植物で、3月下旬~4月上旬に薄い桃色の花を咲かせます。一つの枝からたくさんの花が咲くため、花が咲いた後にできる実(桃)もたくさんなります。
そのため海外では桃のことを「ピーチ(Peache)」呼びますが、和名の桃は「百→モモ→桃」となったと言われています。そんな桃ですが、収穫時期は意外と長いです。
そもそも人気の高いフルーツのため、積極的に品種改良が行われてきました。桃の栽培方法も研究が進みハウス栽培が可能になったことで、今では夏フルーツの代表である桃も5月初旬には早々に収穫ができます。
ちなみに俳句や和歌の季語に桃がありますが、桃の季語は夏ではなく「秋」です。なぜ秋の季語なのかについては諸説ありますが、桃の品種によっては9月初旬~9月中旬に収穫のピークを迎えるものもあります。
なにしろ日本で栽培されている主な桃の品種だけでも30品種以上があるのですから、品種ごとに収穫時期が違うのは当然です。とはいえ多くの品種の中でも収穫のピークが集中しているのは7月~8月なので、一般的に桃は夏のフルーツとされています。
知っておきたい!食べごろの桃の見分け方
品種によっても香り・味・食感などが違う桃ですが、子供から大人まで大好きな味であることには違いありません。収穫時期になると街のスーパーでも桃が販売されるようになりますし、お盆のお供え物として桃を購入することも多いです。
とはいえ高級フルーツとしても有名な桃ですから、旬の時期であっても気軽に楽しむにはやはり値段が気になります。
夏になるとスーパーの目玉商品として販売されることもある桃ですが、値段の安い桃の中には果肉が固い桃もありますし、甘みが薄く果汁が少ない桃にあたってしまうこともあります。
それでも夏にしか出回らない貴重なフルーツですから、おいしい桃の見分け方や食べ頃を知っておくと、特売品の桃の中からでもおいしい桃を見つけ出すことができます。
桃ってどんなフルーツ?
桃は独特の甘味とジューシーな果汁、そしてなめらかな食感がおすすめのフルーツです。日本が原産のフルーツではありませんが、世界トップクラスの栽培技術と品種改良によって、日本で栽培される桃は世界でも高品質でおいしいフルーツとして高く評価されています。
そんな日本の桃ですが、「おいしいフルーツ」としての認知度は高いものの、「どのようにして日本に移入してきたのか」「日本の桃のルーツはどこにあるのか」などについてはあまり知られていません。
3000年以上前から中国で食べられていた
今では日本国内に多数の産地がある桃ですが、日本は桃の原産地ではありません。桃の原産地は中国西北部の高山地帯といわれていて、中国では3000年以上前から桃を食す文化があります。
そんな中国原産の桃は、ペルシア(現在のイラン周辺)を経由するシルクロードを通って世界中に広まりました。英名で桃のことを「ピーチ」と呼ぶのも、ペルシア経由のフルーツであることに由来します。
もともとピーチ(Peach)には、「ペルシアの」という意味があります。そのことから「ペルシアのフルーツ」という意味でピーチと呼ばれるようになったという説が有力です。
ちなみに観賞用としての桃は日本でも縄文時代にはあったようで、縄文時代の遺跡から桃の種が見つかっています。ただし当時から食用として栽培していたかは分かっておらず、食用桃としての栽培および品種改良は原産地・中国から輸入されて以降本格化しました。
日本の桃の元祖は岡山県にあり
今では世界的にも高く評価される日本産の桃ですが、食用としての桃の栽培が始まったのは江戸時代からです。
ただし当時の桃は観賞用として栽培されていた日本の桃を食用として栽培するのが主流だったようで、現在のような高級フルーツ・桃としてのイメージとは少し違います。
現在の日本産桃のルーツは中国の水蜜桃と呼ばれる品種で、ジューシーな果汁と蜜のように甘い果肉が特徴です。この品種が中国から日本に輸入されるようになると、日本国内で水密桃を品種改良した桃の原型が出来上がります。
その原点となる日本品種の桃が「白桃」です。日本の桃・白桃は岡山で生まれました。水密桃の特徴であるジューシーな果汁・甘み・柔らかな食感が特徴の岡山・白桃は、その後おいしい桃の品種改良に使われていきます。
ただしどのような経緯で中国の水密桃から日本産・桃の原点である白桃が生まれたかについては、正直なところよくわかっていません。
とはいえ日本で品種改良が行われるきかっけとなったのは中国から輸入された水密桃ですし、岡山生まれの白桃はさまざまな日本産桃の原点にあるので、「岡山の桃=日本産桃の元祖」といわれています。
全国で100以上の品種が栽培
岡山で品種改良された白桃をベースに、現在ではさまざまな種類の桃が誕生しています。その数は全国で100品種以上といわれていて、すべての品種の特徴を紹介することは難しいです。品種が違うと色や見た目が変わるので、おいしい桃を見分けるのも難しくなります。
とはいえ日本生まれの白桃からさまざまな品種が生まれているため、品種が違ってもおいしい桃を見分けるポイントは共通します。日本産桃のほとんどは丸い形をしており、中心部に割れ目のような溝(縫合線)を持つのが特徴です。
この溝を境に左右のバランスが均等な桃は、おいしい桃といえます。さらに表面の皮に張りがあることも、おいしい桃に共通するポイントです。
手に持ったときにずっしりとした重さを感じることも、おいしい桃を見分けるおすすめの方法といえます。ちなみに皮にそばかす状の白斑点が見られることがありますが、これは病気のせいではありません。
高級フルーツとして取引される桃では見た目も重要なポイントになるので斑点がないものが選ばれますが、自宅用として購入するのであれば白斑点入りの桃を選ぶのもおすすめです。
桃の白斑点は、甘みが強く果肉がたっぷり詰まっていないと現れません。ですから白斑点があるお手頃価格の桃を見つけたら、即買いするのがおすすめです。
これらのポイントを覚えておけば、全国に100品種以上の桃がありますが、初めて見る品種であってもはずれのないおいしい桃を探し当てることができます。
おいしい桃の産地といえば
全国各地で栽培されている日本産の桃ですが、生産量で見ると圧倒的に山梨が多いです。取り扱う品種も多いので収穫時期が長いのも山梨の特徴ですし、桃狩りを楽しむことができる果樹園も県内に多数あります。なお山梨に次いで生産量が多い福島と長野も、人気の産地です。
ちなみに山梨・福島・長野の3エリアで栽培される桃は、全国で収穫される桃の約1/3にあたります。もちろん日本産桃の元祖である岡山も桃の産地として有名ですし、フルーツ王国として全国にPRしている福島もおいしい桃がたくさんとれる人気の産地です。
おすすめの桃の加工品
シンプルにカットしただけでも贅沢な味わいが楽しめる桃ですが、甘みが強くジューシーな桃は加工品としても人気があります。
桃の缶詰
夏が収穫のピークである桃の加工品で人気が高いのが「缶詰」です。缶詰はフルーツの加工品として定番ですが、ひとことで「桃の缶詰」といってもさまざまなタイプがあります。
日本産桃は世界的にも人気が高いので、「メイドインジャパン」と表示された桃の加工品は外国でも人気です。生の桃は収穫から食べ頃までの期間が短いため、生食用として栽培される日本産桃のほとんどは長期保存ができません。
そんなデリケートな日本産桃ですが、加工品にすれば長期保存も可能になります。生食に近い味や食感を楽しみたいときには、加工品の中でも缶詰を選ぶのがおすすめです。桃の定番加工品・缶詰も、さまざまなタイプがあります。
たとえば希少な桃を使ったこだわりの桃・缶詰は、贅沢な夏スイーツとしてお取り寄せも人気ですし、贈答品にもおすすめです。お手頃価格で販売している桃の缶詰なら、ヨーグルトと組み合わせて朝食として食べる方法も人気があります。
意外かもしれませんが桃には健康維持や美容に効果的な栄養成分が豊富に含まれているので、食欲が落ち気味な夏の栄養サポート食材としてもおすすめです。
フルーツの缶詰なのでシロップ漬けの加工品が多いのですが、健康のためにカロリーを意識する人が増えたことで、カロリーオフタイプの桃・缶詰も発売されています。
値段も手頃ですし、スーパーやコンビニなどで販売されている商品は食べきりサイズが多いので、1人暮らしでも気軽に桃を使ったレシピにチャレンジできるところが人気です。
桃のジュース
果汁たっぷりの夏フルーツ・桃だからこそおすすめの加工品が「桃のジュース」です。桃のジュースといっても商品によって製造方法が違うため、おすすめの飲み方にも違いがあります。余計な手を加えていないシンプルな桃のジュースは、お取り寄せでも人気です。
桃の甘味を活かして作られるジュースなので、桃の香りと濃厚な甘みが楽しめます。もちろん使用する品種によっても味や風味は違いますが、ストレートタイプであればジュースであってもしっかりと桃のおいしさを感じられるでしょう。
なおストレートタイプのジュースは、お取り寄せだけでなく夏ギフトとしても人気です。コンビニやスーパーでもおいしい桃のジュースが手に入ります。
値段を抑えて気軽に楽しめるようにしている商品が多いのでストレートタイプではないのですが、それでも十分に桃の風味や甘みが楽しめます。桃本来のおいしさを楽しみたい時には、使用している果汁の比率をチェックするのがおすすめです。
使用している果汁が多いほど桃本来の味に近くなるので、ストレートタイプよりもお手頃な価格で夏が旬の桃が楽しめます。なおコンビニやスーパーでは夏になると人気が高まる桃ジュースの新商品も発売されるので、こまめに新商品をチェックするのもおすすめです。
桃のゼリー
桃のゼリーは、夏に人気のゼリーに夏が旬の桃を組み合わせた「夏・最強スイーツ」といっても過言ではないでしょう。桃のゼリーの特徴はなんといっても涼しげな色と果肉の食感にあります。
レシピによっても違いはありますが、どちらかというと白桃系を使ったゼリーの方が人気です。冷やしたゼリーはカットしただけのシンプルな食べ方とはまた違ったおいしさがありますし、保存がきくところもおいしさの魅力といってよいでしょう。
もちろん桃のゼリーもお取り寄せ商品として人気が高いですし、贈答品や手土産としても人気があります。最近はスーパーやコンビニなどでも贅沢にカットしたフルーツを使ったゼリーが人気で、夏になると季節限定商品として桃のゼリーが発売されることも多いです。
中には希少価値の高い桃を使った贅沢なゼリーもあるので、こまめにチェックしていれば、お取り寄せするよりも気軽に絶品桃ゼリーが食べられるでしょう。
お取り寄せできる人気の桃
全国においしい桃の産地がある日本では、わざわざ現地に行かなくてもお取り寄せで新鮮な旬の桃を楽しむことができます。
あいたいよう「岡山県産 清水白桃」
「あいたいよう」は、日本産桃の元祖が生まれた岡山のおいしい食材を産地直送で販売する人気サイトです。お取り寄せだけでなくギフト商品としても人気が高い岡山県産の白桃を数多く取り扱っていますが、その中でも特におすすめしたいのが「清水白桃」です。
収穫時期が非常に短く、例年7月20日頃から8月1日頃までに収穫した清水白桃のみを予約順に発送していきます。ですから少しでも早めに予約をするのが、おいしい岡山の清水白桃をお取り寄せするおすすめのポイントです。
SHOP HIROHA「紀の里の桃」
フルーツのお取り寄せ商品やギフト商品の品揃えが豊富なSHOP HIROHAでは、西日本を代表する桃の産地・和歌山の人気ブランド「紀の里の桃」がおすすめです。
紀の里の桃は紀ノ川の豊かな水と温暖な気候の中で栽培された人気品種で、食べる直前に1時間~2時間を目安に冷やすとおいしく食べられます。地元では果肉が固い状態のままで食べるのが一般的なので、お取り寄せした直後は通常の桃と比べると固い印象があります。
そのままでも十分においしいですが、数日保存しておくと一般的な桃のイメージ通りの柔らかさに仕上がります。なお紀の里の桃は常温保存にしておいた方が美味しく食べられるので、冷蔵庫に入れるのは食べる直前に限定してください。
山梨県産「大糖領桃」
日本一の収穫量を誇る桃王国・山梨で特におすすめなのが、7月中頃から収穫が始まる「大糖領桃」です。甘みが強く糖度も高いため、口に入れただけで贅沢な気分が味わえます。
皮の色味も非常に美しいので、毎年お取り寄せして楽しんでいるリピーターも多いです。なお化粧箱の用意もあるので、ギフト商品としても人気があります。山梨県産・大糖領桃も、保存の際は常温です。
もともと気温が高い夏に収穫のピークを迎えるフルーツなので、冷蔵庫で長時間保存してしまうとせっかくの甘味や風味が失われてしまいます。ですから食べる直前に冷蔵庫で冷やすのが、大糖領桃のおすすめの食べ方です。
ジューシーで瑞々しい桃で爽やか気分に
夏が旬の桃は、シンプルにそのままで食べてもおいしいですし、加工品をお取り寄せして贅沢な夏時間を過ごすのもおすすめです。
贈答品としても喜ばれる桃ですが、生のフルーツをお取り寄せする場合は収穫時期に注意してください。特に人気品種はお取り寄せの予約も殺到するので、早めの予約・購入がおすすめです。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。