安曇野で絶品ランチを！和食からイタリアンまでおすすめをご紹介

安曇野市は長野県の中央部に位置し、周囲を清流に囲まれた扇状地です。そのため、豊富な湧水を使ったワサビ栽培が盛んで、日本で最大のワサビ園「大王わさび農場」でも有名な都市です。

一年を通して多くの観光客が訪れる安曇野市は、西側には北アルプスの山々がそびえ、燕岳や常念岳などの山が連なっています。雄大な自然に囲まれた安曇野市は、四季折々に花が咲き乱れ、公園や美術館、温泉郷など見どころもたくさんあります。

自然豊かな安曇野には、安曇野ちひろ美術館、碌山美術館、安曇野市豊科近代美術館、安曇野ジャンセン美術館、絵本美術館・森のおうちなど、いくつもの美術館があり、アートの街としても知られています。

また安曇野には中房温泉、有明温泉、蝶ヶ岳温泉、天然ラドン温泉、安曇野温泉、豊科温泉など数多くの温泉があり、異なる泉質の湯がわき出ています。なかでも穂高温泉郷や中房温泉のお湯は、柔らかく肌に優しい「美肌の湯」と言われています。

その他にも、国営アルプスあづみの公園や大王わさび農園、安曇野スイス村などの観光スポットも多く、ガラス工房での体験や、清流下りなどのアクティビティーも楽しめます。

安曇野は、きれいな水とおいしい空気が自慢の観光地ですから、新鮮な食材を使った美味しい和食ランチが味わえるお店もたくさんあります。その中から今回は、一日4組限定の高級懐石店や釜めしが自慢の和食レストランなど6店をご紹介します。

長野県穂高有明の住宅街にたたずむ「茶懐石 昇月」は、店内に和室が2部屋のみで、昼2組、夜2組と、一日合わせて4組しか入れない人気の高級懐石料理店です。

20年前に「昇月」を開店した関西出身のご主人は、これまでに有名な料理店で修業をされてきたそうです。「昇月」の料理で使われる野菜や米などの食材はもちろん、味噌や醤油など調味料も全て、安曇野の澄んだ空気と綺麗な水でご主人夫婦に育てられたものを使っています。

ランチメニューも、ディナーメニューも8000円からあり、お客さんの希望の値段に応じて提供されるお任せ料理となっていますので、予算に合わせて注文できます。大変人気のお店なので、安曇野観光する際には早めに予約することをおすすめします。

大糸線豊科駅からタクシーで5分ほどのところにある「百家（ももや）」は、肉厚でジューシーなとんかつと、大ぶりのエビフライが美味しいとランチにもピッタリの和食レストランです。

ランチメニューのとんかつ定食には、ヒレカツ、ロースかつ、エビフライ、ミックスの4種類があり、特に人気なのはボリューム満点の大エビフライとヒレとんかつ定食です。柔らかいヒレ肉とサクサクの食感、お皿からはみ出るほどの大きなエビフライが魅力です。

ご飯、お味噌汁、付け合わせのキャベツはおかわり自由なので、体育会系男子のお腹も満たしてくれることでしょう。

JR大糸線豊科駅から車で6分、長野道安曇野ICから車で11分ほどのところにある「肴」は、その名の通り魚介類を使った料理が美味しい和食ダイニングです。人気の店のためいつも予約客でいっぱいですが、ぜひ一度ランチタイムに味わいたい店の一つです。

店内にはカウンター席とテーブル席、小あがりがあり、高級感が漂う雰囲気です。奥の厨房でエビのてんぷらなどを揚げ、目の前では刺身を切る様子が見えるので、カウンター席でいただくのもおすすめです。

一番人気のランチメニューは、大きめのどんぶりに入ったご飯の上に、ご飯が全く見えないほど刺身が乗せられた海鮮丼です。

大糸線穂高駅から徒歩10分のところにある「わたべ亭」は、豊洲直送の新鮮な魚介類を使った創作料理が自慢の和食料理店です。木のぬくもりが温かい店内に、カウンター席、テーブル席、小上がり席のほかに、座敷にも28席もあり、お子様連れにもおすすめです。

地元の人にも人気のランチメニューは魚介類を中心にした「日替わり定食」で、日曜・祭日のランチタイムにも食べられるのは嬉しいポイントです。

特にランチにおすすめのメニューは安曇野名産のサーモン丼ですが、創作串揚げも美味しいと評判です。また、日本酒、ウイスキー、ワインに、こだわりの焼酎も揃い、夜は居酒屋としてもにぎわっています。

JR篠ノ井線田沢駅から車で2分ほどの国道19号沿いにある「穂の香」は、炊き立てのふっくらした釜めしが人気の和食レストランです。釜めしはもちろんのこと　定食のご飯も注文を受けてから1つ1つ釜で炊いた、ほかほかのご飯が食べられます。

特にランチにおすすめのメニューは、厚手の鶏モモ肉がジューシーな山賊焼き定食（950円）で、炊き立ての白米が軽く2杯は食べられると評判です。田沢湖観光の合間に、立ち寄ってみてはいかがでしょう。

大糸線豊科駅、柏矢町駅から車で10分ほどのところにある「一絲 ito 創作精進料理」は、築100年以上の古民家を利用した和食レストランです。縁側や庭もある店に入ると、囲炉裏、和箪笥、古道具などのある落ち着いた空間でランチを味わうことができます。

自慢の創作料理は動物性の食材を一切使わず、新鮮な野菜や豆腐、麩などで作られています。おすすめは創作精進料理「一絲 ito をかし御膳」で、砂糖もみりんも使わないりんごの天ぷら、ごぼうのポタージュ、切り干し大根など、野菜の自然な甘みが口いっぱいに広がります。

かまどで炊いた玄米ご飯は甘く、食後のデザートも全て果物など自然の甘みで作られています。完全予約制ですが、今話題のマクロビメニューをぜひ一度ご賞味してみてください。

安曇野には、和食以外にも信州の名産を使ったイタリアンランチが味わえる人気のレストランがたくさんあります。

その中から厳選して、生パスタや本格的なイタリアの石窯で焼いたピッツァが自慢の店や、オーナーの畑で栽培された野菜を使った料理が評判のイタリアンレストランなど6店についてご紹介します。

「La Felicita（ラ・フェリチタァ）」は、自家製の生パスタと、薪を使った石窯焼きピッツァが自慢のイタリアンレストランです。ウッド調の店内には、完全個室や半個室、テラス席などがあり、ランチタイムには友人、家族、グループなど幅広い客層に利用されています。

さらにテラス席では、お食事をペットと一緒に楽しむこともできます。パスタ料理には、バベッティーネ、リングイネ、プカティーニなど食材やソースに合わせて6種類のパスタが使われ、自分の好みで選ぶこともできます。

ピザはローマのピッツァをイメージして配合したオリジナルの生地を使い、注文してから1枚ずつ高温の石窯で焼きます。生パスタ同様、ピザもサクサクでもちもちの食感が人気です。

南豊科駅から車で5分ほどのところにある「ナポリピッツァTASUKU」は、地元安曇野の食材を使った古民家風のイタリアンレストランで、ランチタイムには行列ができるほどの人気です。

初めて行かれる方には、まずはマルゲリータがおすすめですが、ゴルゴンゾーラにたっぷり蜂蜜がかかったピザも人気のメニューです。他にも、もちもちとした生地に、地元産のルッコラやアスパラ、トマトなど、野菜がたっぷり乗ったピザがあり女性に大人気です。

ただし、2016年3月から小学生以下のお子様はご遠慮くださいとのことです。子育てて忙しいママたちも、たまには旦那様やご両親にお子様を預けて、のんびり女子会ランチもいいのではないでしょうか。

イタリアンレストラン「スタジオーネ」は安曇野追分駅から徒歩10分ほどの、安曇野の風景が楽しめる田園の中にあるお店です。併設の畑で栽培された新鮮な野菜をふんだんに使った料理が自慢です。

イタリアンランチメニューは、1600円のパスタランチ、二人で食べるシェアランチ（一人2200円）、コース料理のBランチ（3000円）の3種類から選べ、自家農園栽培のフレッシュサラダが美味しいと評判です。

穂高駅から徒歩5分、住宅街の中にあるイタリアンレストラン「トレンタ トレ」は、ウッド調の外観が目印のまだ開店して数年の新しい綺麗なお店です。

パスタランチは、前菜2種類、自家製パン、ドルチェ、飲み物がセットになって1250円とリーズナブルです。3種のお肉（ラム肉、牛肉、豚肉のミックス）のハンバーグランチや、備前牛のビーフシチューランチも人気のランチメニューです。

安曇野ICから車で20分ほどの農道沿いにある一軒家パスタとピッツァのお店「Rosso Bianco」は、白い壁に三角の屋根が目印のおしゃれなイタリアンレストランです。

表面はカリカリで中がふわふわのピッツァは、高温の窯で焼き上げられ絶品です。また、乾麺ながらも生パスタのような食感が評判で、渡り蟹やウニ、エビなどの海鮮パスタも人気です。地元食材を使ったちょっぴり甘い「安曇野林檎ナポリタン」もランチにおすすめです。

サラダとドリンクのついたパスタランチセット、ピッツァランチセットは1280円からとお値段もリーズナブルで、ほうじ茶ティラミスなどのドルチェも充実しています。大変人気のお店なので、特に週末のランチタイムは事前に予約しておくほうがいいかもしれません。

安曇野イタリアン食堂「タヴェルナ ラピュタ」は安曇追分駅から、車で有明山に向かっていく道沿いにあるまさに隠れ家のようなお店です。その名の通り、店内には映画さながらの「天空の城」が描かれた絵が飾られ、ジブリの世界に迷い込んだような雰囲気です。

ランチメニューはピザかパスタが選べ、スープ、サラダ、ドリンク、自家製ドルチェがついています。パスタは無料で大盛にすることもできて1280円と大変コスパがいいのも魅力です。

空気も水も綺麗な安曇野は、デートにも人気の観光スポットです。そんな安曇野の田園風景の中にたたずむカカフェや、美術館に隣接した大人の雰囲気のカフェ、スープカレーが自慢のレストランなど、デートランチに最適なお店をご紹介します。

「ちゃぶだい」はJR大糸線豊科駅から車で4分ほどの、のどかな田園風景の中に佇むカフェレストランで、店内の小あがりには店名の通りに「ちゃぶだい」もあります。ランチメニューとしてはフレンチと和食のどちらも選べ、どちらも全て手作りの温かみが感じられると人気です。

気取らずに味わえるフレンチや、季節の食材を使った和食とメニューも豊富なので、初めてのランチデートに、どんなレストランへいったらよいか迷ったらこちらがおすすめです。

ヨーロッパの山小屋のようなレトロな店内には暖炉もあり、テーブル席やカウンター席のほかに、ソファー席も利用でき、恋人とゆっくり食事が楽しめることまちがいないでしょう。ランチは和ランチ、洋ランチ、パスタランチの3種類があり全て1000円とお得です。

安曇野追分駅から車で約5分の、別荘が点在する森の中にある「cafe安曇野文庫」は、広いガーデンの敷地内に大熊美術館が隣接している落ち着いた大人な雰囲気のカフェレストランです。

お店で使われている食器は全てロイヤルコペンハーゲンで、隣の美術館にもカフェのオーナー夫妻が集めてこられたロイヤルコペンハーゲンのコレクションが展示されています。

教会を思わせる美術館を鑑賞した後は、隣の「cafe安曇野文庫」でゆったり過ごすのもよいでしょう。デンマーク産のチーズをふんだんに使ったレアチーズケーキと紅茶、ランチメニューのオムレツやパスタも美味しいのでおすすめです。

JR大糸線穂高駅から徒歩で20分の、周囲を緑で囲まれた「ハンジロー安曇野店」は、辛さも自分の好みで選べるスープカレー専門のレストランです。店内には、温かみの感じられる小さな木のテーブル席が5つと窓に向かったカウンター席があります。

ハンジローでは、安曇野の綺麗な天然水を使い、具材の種類も多く彩り豊かなスープカレーが味わえます。ランチには、素揚げされた7種類の彩どり野菜のさっぱりとしたスープカレーや、柔らかく骨離れの良い骨付きチキンのスープカレーが特におすすめです。

期間限定のスープカレーも人気で、コーヒー、紅茶にビール、チャイなどドリンクの種類も多く、おしゃれでちょっと贅沢なスープカレーランチはデートにおすすめです。

JR大糸線の穂高駅から車で7分ほどのところにある「あずみ野の朝」は、金曜日～日曜日の週末のみ営業している安曇野でも人気のパン屋です。

「心のかよったパンづくり」、「美味しい料理・美味しいお菓子のようなパンづくり」、「その場でも味わえる美味しさ」の3つをコンセプトにし、毎日約60種類の焼き立てパンが店頭に並びます。

安曇野の綺麗な空気と美味しい水で作られた焼き立てのパンは、保存料など添加物は一切使わず、旬の素材を使ったスープとともに店内のイートインコーナーやテラス席で食べることができます。デートの途中で安曇野の景色を楽しみながらのランチにおすすめです。

JR安曇野追分駅から車で10分ほどのところにある「七ヶ月」は、木陰の中にひっそりとたたずむおしゃれなカフェレストランです。白を基調とした店内には可愛らしい雑貨も並び、夏にはテラス席も利用できるため、女性客やデートにも人気です。

パフェやパイなどデザートの種類も豊富ですが、皮目がパリっと焼かれたチキンに、サラダなど彩よく盛られえたワンプレートランチ「お昼ごはん」、焼きカレー、バケットサンドなどの数量限定ランチも美味しいと評判です。

安曇野にはスイス村などの子供が楽しめる観光スポットも多く、清流下りや乗馬体験、果物狩りなどに訪れる家族でにぎわいます。

ファミリーでワイワイと楽しみながらランチが食べられるお店の中から、個室が完備されてるレストランや、 家族大勢で食べてもリーズナブルなレストラン、安曇野で人気のラーメンが食べられるお店などを紹介します。

田沢駅から、車で5分ほど国道沿いにある「レストラン ぱぴえ」は、テーブル席の他に大人数でも利用できる個室も完備され、家族連れにもおすすめの人気レストランです。

サービスランチはハンバーグや生姜焼き、エビフライなど13品の中から2品を選ぶことができ、ボリューム満点で、コーヒーもついて750円と、大変リーズナブルです。他にもカレーやグラタン、ステーキにオムライスなど、昔ながらの洋食屋さんといったメニューも豊富です。

穂高駅から車で15分のところにあるcafe and dining NICONAは、オーナー夫妻が手作りでリフォームしたアットホームなカフェです。宿泊もできるので「お宿カフェ NICONA」としても知られています。

おすすめのランチは平飼いたまごのオムライス（850円)で、自家製のトマトソースが絶品です。デザートには、長野産のそば粉を使ったそばタルトもおすすめです。半個室にもできるソファー席や、ペット連れでも大丈夫なオープンテラス席もあり、ファミリーにも人気です。

長野自動車道の豊科ICから車で20分ほどのところにある「ひさりな食堂」は、おしゃれな一軒家風の建物ながら、ラーメン、カレー、オムライス、かつ丼などランチにぴったりな昔ながらの味わいの定食屋です。

「ひさりな」の名前の由来は、オーナーのご家族4人の名前の頭文字を合わせたもので、名前からも家族の仲の良さがうかがえます。特にラーメンの種類は豊富で、おすすめは中華めん（680円）です。全国4種類のしょうゆを使った懐かしい味が、誰の口にもあいそうです。

和食やイタリアン、カフェなどのおしゃれなレストランが多い安曇野ですが、せっかく安曇野に行ったのなら安曇野名物は食べておきたいものです。そんな安曇野名物本わさびを使った丼やアイスクリーム、おいしい信州そばがランチで食べられるレストランをご紹介しましょう。

「レストラン大王」はJR大糸線の穂高駅から車で10分ほどのところにあり、安曇野の綺麗な水を使ってわさびを栽培している「大王わさび農場」内にあります。人気のランチメニューはなんといっても安曇野名物の「本わさび丼」です。

鰹節、ネギ、海苔、胡麻が乗ったご飯の上に、自分ですりおろした生わさびをたっぷりのせていただきます。わさびですからもちろん辛いのですが、ただ辛いだけでなく風味豊かで自然の甘みも感じられます。

他にもわさびソフトクリームやわさびの葉のてんぷらなども味わうことができ、お土産に生わさびを買って帰る観光客も多いです。

長野県といえば信州そばの名産地でもありますが、穂高駅から 車で約10分ほどの「安曇野翁」は、中でも人気のそば屋です。長野だけでなく北海道と茨城の契約農家からも仕入れた玄蕎麦を使い、製粉から蕎麦打ちまで全て店で行った、香りとのど越しの良いそばが自慢です。

すぐそばに見える北アルプスの雄大な自然を眺めながら、ランチに美味しいそばを味わうのもまた格別です。白い麺のざるそばと、やや黒くて太めのいなかそばの2種類を食べ比べるのもいいでしょう。

安曇野ICから車で15分ほどのところにある「あずみのご飯風ゆら」は、安曇野の旬な地場産素材を使った優しい家庭料理が味わえるレストランです。眼下に広がる犀川や、周囲に見える北アルプスの景観を楽しみながら食事をすることができます。

ランチメニューは「風ゆらお膳」のみですが、9種類ものおかずが味わえ、ボリュームも満点です。土鍋で炊いたご飯は自家菜園で採れた米を使い、漬物も自家製で安曇野の自然の恵みがたっぷり味わえます。

空気と水が美味しい自然豊かな安曇野で、美味しいランチが味わえるお店を多数紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。北アルプスの自然を満喫でき、観光スポットの多い安曇野をぜひ一度訪れ、絶品ランチを味わってみてください。