実食！旨みがぎゅっと凝縮！老舗監修のセブン「宇治抹茶テリーヌショコラ」

今年も抹茶の季節になり、コンビニにも抹茶スイーツがたくさん並ぶようになりました。セブンイレブンからは、抹茶の老舗「伊藤久右衛門」が監修したスイーツが新発売。さっそく実食レポートしてみました！

今回は、「宇治抹茶テリーヌショコラ」（税込み226円）を購入。抹茶をイメージした鮮やかな緑色のパッケージ。金色で囲まれた『伊藤久右衛門』の文字が目を惹きます。

『伊藤久右衛門』は江戸時代から続く京都・宇治の老舗お茶屋さん。抹茶スイーツの開発や抹茶のネット販売、SNSの活用などをいち早く取り入れ、急須で淹れたお茶だけでなく、時代のニーズに合った方法で抹茶を楽しめるお店です。

「宇治抹茶テリーヌショコラ」は、『伊藤久右衛門』とセブンイレブンがタッグを組んで開発された一品。どんな仕上がりになっているのか、気になります。

開封してみると、ペーパーカップに入った深緑色の、いかにも濃厚そうなテリーヌがお目見え。思ったよりもお手頃なサイズに思えますが、持ってみると結構ずっしり感があります。

カットしてみると、手ごたえは羊羹のようで、固めのぎゅっとつまった生地。しかし、危惧していた羊羹のようなねっとり感はなく、ほろっと崩れる食感はどこか洋菓子っぽくもあります。

食べてみると、舌先からじんわりと抹茶の旨みが広がり、芳醇な抹茶の香りが鼻に抜けていきます。べとつきもなく、お口の中でなめらかに溶けていき、すごく高級なスイーツを食べているみたいな、上品な味わいです。

ホワイトチョコレートのまったりした甘さと、抹茶のキレのある苦味という相反する2つのバランスがちょうど良く、たまごの風味も感じられ、奥深い味わいに。濃厚なのに、すっきりした後味で締められるのも好印象です。

えぐみや変な苦味がないので、誰にでもおすすめできる一品。苦味が物足りないと感じる人もいるかもしれませんが、コンビニスイーツにしてはかなり本格派と言えます。小さいかなと思っていましたが、食べてみると想像以上のずっしり感。1個で十分満足できます。

セブンイレブンの「宇治抹茶テリーヌショコラ」は、一口ごとに抹茶の苦味とチョコレートの甘さ、たまごの風味が新鮮に感じられる一品。小さめのサイズながらぎゅっとつまった抹茶の旨みを存分に感じられる、満足度の高いスイーツに仕上がっていました。