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ダイソーのスチールラック(メタルラック・ワイヤーラック)とは?
スチールラックが全国に展開する百円均一の大手ダイソーで手に入ることをご存知でしょうか。まずはじめにスチールラックについて紹介します。メタルラックやワイヤーラックなどと呼ぶこともあります。ダイソーで展開されている正式商品名は「ジョイントラック」となっています。
ちなみにメタルラックという呼び名はアイリスオーヤマの登録商標です。実際はどれも同じ用途で変わりはありませんが、メタルラックやワイヤーラックなどさまざまな呼び方がされています。ではみなさんはスチールラック、メタルラック、ワイヤーラックの特徴をご存知でしょうか。
ダイソーのスチールラック、メタルラック、ワイヤーラックにはさまざまなパーツが展開されています。ジョイントラック用シリーズは2006年ごろから発売されている人気商品です。
スチールラックは好きな高さ、好きな形、好きな段数など自由にDIY、カスタマイズすることができます。隙間収納や棚を増やしたい場所への導入もおすすめです。
ダイソーではスチールラック、メタルラック、ワイヤーラックの棚板だけでも種類豊富に取り揃えられています。最近ダイソーのジョイントラック用シリーズでは、カラー展開もされるようになりました。詳しくはそれぞれ後述していくので参考になさってください。
ジョイントラックCHRシリーズ
先述しましたが、ダイソーのスチールラック、メタルラック、ワイヤーラックは「ジョイントラック用」という名前で展開されています。
大きなダイソーの店舗に行けば、ジョイントラック用のパーツがずらりと並んだコーナーも設けられているでしょう。その光景はまるでホームセンターのような迫力です。
ダイソーのジョイントラック用パーツは、基本的に棚板、ポール、固定部品の3点が基本です。通常のスチールラック、メタルラック、ワイヤーラックと同様です。ダイソーではオプション要素のパーツも展開されるようになり、今ではDIYの幅がとても広くなり自由度が増しました。
シルバー・ブラック・ホワイトの3色展開
ダイソーのジョイントラック用シリーズは、販売し始めた当初はブラックカラーのみでした。昨今ではジョイントラック用シリーズでカラー展開もされるようになりました。
実際にいま現在ダイソーで手に入るスチールラックやメタルラック、ワイヤーラックのカラーには、ブラックの他にホワイトとシルバーがあります。
ダイソーではカラー展開することで他のスチールラック、メタルラック、ワイヤーラックなどと差別化され、より人気が高まりました。家族別にカラーを分けてみたり、収納場所や収納アイテムによってカラーを変えるユーザーがたくさんいるのです。
ダイソーのスチールラックの特徴
ダイソーではカラー展開の他にどのようなスチールラックの特徴があるのでしょうか。他のスチールラック、メタルラック、ワイヤーラックと異なる点を挙げてみました。
これからスチールラック収納やDIYを考えている方は、ダイソーのスチールラックの魅力についてを参考に、好みの形を考えてみてください。収納したい場所や収納したいアイテムにぴったりな条件が、ダイソーのスチールラックで叶うかもしれません。
また百円均一のダイソーなので、値段の比較もしやすいことでしょう。百円ではないパーツについてはのちほど価格紹介もしていきます。
棚・ポール・固定部品を組み立てる
まずダイソーのスチールラックは棚板、ポール、固定部品を組み立てることによってできあがります。これは他のスチールラック、メタルラック、ワイヤーラックと同じです。
ここで唯一、ダイソーらしい魅力を挙げるとすればカラー展開がある点です。それぞれのカラーを組み合わせているユーザーさんもいるので、例えばモノクロを好む方であれば白と黒でパンダカラーのスチールラックもできてしまいます。これも個性的でおすすめです。
基本の組み立て方さえマスターすれば、より自由なDIYが楽しめます。ダイソーには非常にさまざまなパーツが販売されているので、まずはパーツを知ることをおすすめします。
棚のサイズが選べる
ダイソーのスチールラックの特徴で魅力的なのが、棚板のサイズが選べる点です。自分で組み立てられるうえに、サイズ展開があるのでより自分好みのスチールラックをDIYできます。
小さなものを置きたいときにはダイソーの小さなサイズのパーツを揃えます。大きめなアイテムを乗せたいときにはダイソーの大きな棚板などを選べばいいのです。
ダイソーの棚板の強度、耐荷重は棚全体でおよそ10Kgとなっています。この目安を超えないアイテムを前提に、置き場所などを考えてみましょう。ダイソーで展開しているサイズならではの使い方が思い浮かぶかもしれません。
特別な工具は必要なし
ダイソーのスチールラックで何より嬉しいのが、特別な工具を揃える必要がないという点です。基本の棚板、ポール、固定部品があれば素手で十分組み立てられます。
ダイソーのスチールラックの名称にもあるジョイントというのが、固定部品のことをさしており、このジョイントをまずポールに組み込みます。溝のついたポールなので取り付けは簡単です。すべてのポールの同じ溝部分にジョイントをつけるのがポイントです。
あとは棚板にポールに通せば、スチールラックの完成です。女性でも比較的簡単に組み立てられるので、工具が必要なカラーボックスよりもおすすめかもしれません。
ダイソーのスチールラックのサイズとパーツの種類
具体的にダイソーではどのようなパーツが展開されているのでしょうか。ダイソーで販売されているパーツごとに調べました。これを参考にぴったりなスチールラックをDIYしてみましょう。
まずはダイソーでつくるスチールラックの基本となる棚板、ポール、固定部品の紹介をします。そのあとで、DIYがより一層楽しめるその他の便利なパーツも紹介していきます。
非常に種類の多いダイソーのジョイントラック用シリーズなので、ぜひ店舗で実際にパーツを探してみてください。種類が多いため、ダイソーによっては取り扱っていないパーツもあるかもしれません。取り寄せや予約などもできる可能性があるので、問い合わせてみましょう。
棚板は5種類
まず最初に紹介するのは、ダイソーのスチールラックパーツの要である「ジョイントラック用棚」です。ダイソーでの種類展開はなんと5種類にもおよびます。
ダイソーで展開されている棚板のサイズは30×15cm、30×30cm、40×25cm、45×20cm、45×25cmの5種類となっています。もっとも小さな30×15cmが税込み110円とダイソーらしい価格となっており、その他のサイズはすべて一定の各税込み330円となっています。
ポールの長さによっても必要な棚板の数や、組み込める棚板の数が変わってきます。スチールラックを置きたい場所が決まったら、希望する高さも測っておきましょう。
ポールは3種類
ダイソーではスチールラックの高さを決める重要なポールも、サイズ展開がされています。ポールのサイズは全部で3つあり、1本ずつ販売されているので注意してください。
ダイソーで販売されている基本的なポールは25cm、39cm、47cmの3種類になります。それぞれ長さは異なりますが価格はすべて税込み110円です。
基本的には同じ長さのポールを4本揃えることで基本のスチールラックが完成します。ですが人によってDIYの完成形が異なる場合があります。希望の形によってポールの長さを変えられるのもまた、ダイソーの種類豊富なパーツ展開が魅力であるポイントです。
延長ポールは2種類
先述したポールだけじゃ長さが足りないという方に、延長ポールという嬉しいパーツの展開もあります。延長ポールを1本使えば最長で85cmの高さまで可能になります。
延長ポールの種類は全部で2つあり、それぞれ先ほどの基本的なポールとの組み合わせによって微妙な高さ加減を調整することが可能です。展開されている延長ポールの長さはそれぞれ24cmと38cmになります。各税込み110円というこれまたダイソーらしい価格です。
延長ポールをさらに延長するといった方法もあるのですが、精度としては落ちてしまいかねません。耐荷重なども考慮すると、延長ポールの利用はプラス1本が妥当かもしれません。
固定部品
続いて紹介するのがダイソーのスチールラックをつくるのに欠かせない、固定部品です。この固定部品をポールの溝に合わせてつけるだけで、棚板を好きな高さに設置することができるのです。固定部品は4個セットで売られているため、棚板の枚数分購入しましょう。
固定部品には黒と白のカラー展開があります。スチールラックの棚板やポールのカラーに合わせて、固定部品を組み合わせるのも楽しいものです。
置きたいものや場所、インテリアに合わせて組み合わせられるので選ぶところから楽しめます。ぜひ個性的な組み合わせのカラーも試してみてください。
補強バー
ダイソーのスチールラックには補強バーというパーツも取り扱われています。どのような使い方をするのかというと、大きめなスチールラックをつくる際、不安定になりがちなときに使用します。長さは15cmと30cmが用意されています。
スチールラックに乗せるものが落ちそうな際の支えとしても活用できるので、スチールラックの使い方次第では必須アイテムとなります。
専用キャスター
便利なパーツとしてキャスターも販売されています。「ジョイントラックCHRシリーズ専用キャスター」というキャスターは2個セットで、シリーズのポールの足部分に取り付けることができます。ナイロンタイプで安いセットとなります。
それとは別に、フローリングへの傷を考慮したポリウレタンタイプのキャスターも1個入りで販売されています。こちらは回転式のタイヤで、車輪の幅は32mmと細めです。
専用キャスターでコストカットを叶えるか、ポリウレタンタイプで床を大事にすることを優先するか、選択肢のある点が魅力的なダイソーです。
ダイソーのスチールラックの組み立て方
ダイソーでスチールラックをつくるのに必要である基本的なセットを集めたら、今度は組み立て方が重要です。非常に簡単にできますが、基本的な流れを知っておくとよりスムーズにつくることができます。
木材であったりネジを使ったりすると細かいゴミが出てしまいがちですが、スチールラックであればそのような心配がありません。小さなお子様やペットなどがいる自宅では、ホコリが舞いにくい素材という点がおすすめなポイントです。
ポールに固定部品を取り付ける
まずすべての素材を袋から取り出しておきましょう。最初に組み立てるのは、ポールと固定部品です。まずは一番下の棚を設置したい場所に固定部品を取り付けます。
固定部品を取り付ける際に、絶対に注意するべき点は固定部品を付ける溝の位置を合わせることです。4本のポールをバラバラな状態で組み立てなければならないため、溝の位置を間違えてしまう方が多くいます。そうなると棚板が上手く平行に設置できず、危険です。
1本でも固定部品の位置をずらしてしまうとやり直しです。固定部品を付けるときにはポールを揃えて、最終確認することをおすすめします。
ポールに棚板パーツをはめ込む
4本のポールすべての同じ位置に固定部品が取り付けられたら、今度は棚板をポールに通していきます。このとき近いからといって、下から棚板を入れてはいけません。
上から棚板をポールに通し、固定部品のところで少し力を込めて固定させます。一番下の棚板が入ったら、今度は2段目の棚を設置したいところに固定部品を付けます。
最初と同じように固定部品の位置を間違えないよう注意しましょう。2段目も棚板は上から入れていきます。この作業を、設置したい棚板の数だけ繰り返していきます。道具も力もそれほど必要なく完成形までもっていけます。
ダイソーのスチールラックを使ったDIY
それでは具体的にみなさんが使っているダイソーのスチールラックの一例を紹介していきます。スチールラックをつくってみたいけどまだ何を置くか決まっていないという方、必見です。自分では気が付かなかった使い方も知ることができるかもしれません。
自由度の高いダイソーのスチールラックなので、いま現在の収納方法を見直すという視点からも参考にしてみてください。
スパイスラックとして
特に主婦の方から絶大な人気を誇るダイソーのスチールラックは、小さなタイプのパーツでできるミニスチールラックが大活躍しています。その場所というのがキッチンです。
キッチンには細々とした調味料やパック素材など、さまざまなアイテムが散乱します。片付けが得意ではないという方も、このスチールラックでスパイスラックをつくってみませんか。
スチールラックには隙間がたくさんあいていたり、磁石をくっつけることも可能です。ミニスチールラックをキッチンの側に置いて、フックやミニカゴを設置してみたり、細かいものを入れる磁石付きのケースを置いてみましょう。きっと使い勝手がよくなります。
シューズラックとして
また、ダイソーのスチールラックをシューズラックとして使っている方もいます。靴が好きでつい増やしてしまう方も、安価でDIYが簡単に楽しめるダイソーのスチールラックなら靴の数に合わせて形状を変えることもできます。引越しに合わせて形の変更もできておすすめです。
玄関収納がないところでも、部屋の中にシューズラックを置きたいときでも、インテリアに馴染ませやすいスチールラックならオシャレな雰囲気を醸し出せます。
ダイソーの小さいタイプのスチールラックであれば、お子様が自分で靴を選べます。子ども用のシューズラックとしてもおすすめです。
本棚として
ダイソーのスチールラックを耐荷重10kgという制限を守りながら、本棚として利用している方も多くいます。奥行きの浅いものを選べば、漫画をちょっと置きたいときにも最適です。
棚板には穴が空いているため、本棚として利用する際には天板を置くのがおすすめです。ダイソーにはカラーカーボンや大きな台紙も販売されているので、上手に組み合わせることでオシャレな天板付きの本棚もつくることが可能です。
お子様の背丈にもちょうど良い高さのスチールラックなので、小さな絵本を飾るスペースとしての利用もおすすめです。
ダイソーのスチールラックでスッキリ収納!
ダイソーのスチールラックはいかがでしたか。ここで紹介した以外にも取り付けられるパーツは非常に多く取り揃えられています。ぜひダイソーへ立ち寄った際にはスチールラックのコーナーも見てみてください。パーツを見たら新たな収納アイデアが浮かぶかもしれません。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。