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神仏の郷と呼ばれる国東半島ってどんな場所?
大分県の北東部に国東半島があります。国東半島の中心部分には標高721メートルの両子山(ふたごさん)があります。両子山から放射状に伸びる谷が海岸へ向かって伸びており、半島全体は円形のような形をしているのが特徴です。
国東半島は神仏の郷と呼ばれ、奈良時代から平安時代にかけて、仏教に山岳信仰を取り込み六郷満山を形成しました。そして今なお、仏教と神道の混ざった独特の信仰を伝えています。この神仏習合の独特の信仰が発祥したとされるこの地では、数多くの寺院が建てられたのです。
古くから仏教で栄えた地域なので歴史的な建造物も多く残っており、信仰に関係なく観光を目的として楽しむことができます。
国東半島までの主なアクセス方法や交通事情
山口県の徳山港と国東半島の竹田津港までフェリーが出ています。2019年9月現在は一日5便が運航していますが、ダイヤは変更になることもあるので、事前に確認してくとよいでしょう。
空路であれば大分空港を利用することになります。大分空港があるので東京や大阪など主要都市からのアクセスは非常によいです。ただし、大分空港や竹田津港を利用する際には、国東半島についてからの移動手段がないのでレンタカーの予約を忘れないでください。
また、JR大分駅からバスツアーを利用するのもおすすめです。大分駅を出発して国東半島の主要な観光名所をもれなく見て周ることができます。バスツアーは予約制になっているので、事前に予約して出発時刻や詳細なルートを確認しておくとよいでしょう。
国東半島の気候や観光におすすめのシーズン
国東半島の降水量は非常に少なく、冬でも晴れていることが多い地域です。温暖な地域なので一年を通して気温に急激な変動はなく安定しています。
春から夏にかけて国東半島を訪れれば、新緑の中をハイキング気分でお寺をめぐることができます。また、秋から冬かけての紅葉の時期もおすすめです。紅葉した山々を背景に歴史ある建物を写真に撮れば思い出の一枚になることは間違いないでしょう。
国東半島が神仏の郷と呼ばれる理由
今からおよそ1300年前に、仁聞菩薩が宇佐八幡神の生まれ変わりとして、宇佐国東に神仏習合の原点になっている山岳宗教の六郷満山を開きました。