実は簡単なパエリアの作り方！炊飯器やフライパンでできるレシピをご紹介

美味しいパエリアが自宅で簡単に作れると口コミで話題になっています。具材の準備や特別なフライパン、難しい工程のイメージがあるパエリアですが、実はとても簡単に作ることができます。

今回は炊飯器で作れる美味しくて簡単なパエリアやフライパン1つで手軽＆簡単に挑戦できる美味しいパエリアの作り方をご紹介します。

料理初心者でも簡単に作れるレシピや上級者向けのコツなどもご紹介しますのでぜひご覧ください。簡単なパエリアレシピを参考にして美味しいパエリアを作りましょう。

パエリアとはスペイン発祥のお米料理です。パエリアの他に、パエーヤ、パエージャなどとも呼ばれます。米の他に野菜や魚介類、肉類などの食材を使い、スープと一緒に炊き込む料理です。

パエリアはスペインを代表する世界的に人気の料理の一つで、本場スペインのバレンシア地方ではパエリア祭りなども開かれています。日本ではスペイン料理専門店の他、イタリアン系のレストランなどで食べることができます。

また、冷凍食品のパエリアもたくさんの種類が販売されていますので身近なスペイン料理として日本人にも親しまれています。他にパエリアの素など便利で簡単に作れる食材なども販売されています。

今回は本場の味に負けない美味しいパエリアが自宅で簡単に作れるレシピをご紹介します。フライパンや炊飯器を使った簡単レシピが3つ登場しますのでぜひチェックしてみてください。

本場スペインのパエリアはパエジェーラと呼ばれる専用のパエリア鍋を使って作られます。パエジェーラは両側に取っ手のついた浅くて丸いパエリア専用のフライパンのことです。たっぷりの具材を炒め、米と水、黄色の着色料としてサフランを加えて炊き上げます。

食材の種類は白身魚や海老、ムール貝、イカなどの魚介類を中心としたパエリアが有名ですが、鶏肉やいんげん豆、パプリカなど肉や山の幸などをつかうパエリアもあります。

シーフードのパエリアはパエージャ・デ・マリスコス、ソーセージ数種を炊き込んだパエリアはアロス・コン・コストラ、イカスミのパエリアはアロス・ネグロなどと呼ばれます。

フライパンを使ったパエリアの簡単な作り方をご紹介します。ほとんどのご家庭にあるフライパンは炒める、煮る、揚げる、茹でる、蒸すなど様々な調理方法に活用できる便利な調理器具です。今回ご紹介する「フライパンパエリア」はとても簡単で美味しいと評判のレシピです。

パエリア鍋など特別な調理器具を使用しなくても普段使っているフライパンでOKなのでぜひレシピを参考に挑戦してみてください。カラフルな彩りの具材や美味しい出汁の出る具材を使って簡単に美味しいスペイン風炊き込みご飯のパエリアを作りましょう。

簡単に作れるフライパンパエリアの材料は米2合、鶏手羽先肉8～10本、パプリカ赤と黄1／2個ずつ、玉ねぎ1／2個、あさり150g、海老8～10尾、にんにく1片、トマト1個です。

途中投入する出汁スープの材料は水2カップ、白ワイン（又は料理酒）大さじ2～3、コンソメキューブ1個、サフラン一つまみです。出汁スープの材料を全て合わせてサフランの色を出しておきましょう。玉ねぎとにんにくはみじん切り、パプリカは縦に細長く短冊切りしておきます。

海老は背ワタを取っておきます。トマトは大きめのさいころ切りにしておきましょう。フライパンにオリーブオイルを熱しにんにく、玉ねぎを炒めます。次に鶏手羽先肉を入れ焼き色を付け、続けてパプリカも合わせて炒めます。

ある程度火が通ったらフライパンの具材をいったん取り出します。この後スープを入れて煮込みますので鶏手羽先肉は完全に火が通っていなくてもOKです。

同じフライパンにオリーブオイルを少し敷き、米を研がずに入れて炒めます。弱火から中火くらいの火加減で炒め、米が透き通るまで約5分炒め続けましょう。

次に出汁スープとトマトを入れて全体を混ぜます。先ほどフライパンで炒めた具材とあさり、海老を入れ、放射状になるようにきれいに並べます。パプリカと鶏手羽先肉を中心から放射状に並べ、その間に海老やあさりを並べると簡単に美しく仕上がります。

出汁スープが沸騰したらフタをして弱火で約15分加熱します。15分後にフタを開け米の状態を確かめ、ちょうど良い固さになっていたらそのまま再度フタをして10分蒸らし完成です。そのままテーブルに出せば盛り上がること間違いなしの華やかなパーティーメニューになります。

取り分けた後はぜひレモンをしぼって酸味のアクセントをプラスして召し上がってみてください。フライパン一つで簡単に作ったとは思えない、本格的で美味しいパエリアをぜひお試しください。

続いては炊飯器を使ったパエリアの簡単な作り方をご紹介します。便利な調理家電の炊飯器を活用すれば本格的なパエリアに簡単に挑戦することができます。

火を使わずにパエリア作りの全工程を行えるので簡単で危険も少なく子供と一緒に作る料理としてもおすすめです。また火加減の調整や焦げてしまう心配などをする必要がありませんので簡単にチャレンジできるのも炊飯器調理のメリットです。

誕生会やクリスマスなどのイベントでホームパーティーなどを行う際にも炊飯器パエリアは便利且つ簡単です。お米とカットした具材、調味料を炊飯釜に入れ、スイッチを押すだけという超簡単な工程で炊き立てのパエリアが食べられます。

落ち着いて事前準備をすることができるのでパーティーメニューにぴったりです。パエリアというと薄いフライパン、いわゆるパエリア鍋で作るのが一般的で本格的な作り方ですが、炊飯器でも十分に美味しくできます。何より簡単で美味しくできますのでぜひお試しください。

「炊飯器パエリア」の簡単レシピをご紹介します。材料は米2合、鶏もも肉1枚、ベーコン50g、パプリカ赤と黄1／2個ずつ、ピーマン2個、トマト中サイズ1個、マッシュルーム4個です。

調味料はにんにくチューブ2cm分、コンソメキューブ1個、ケチャップ大さじ1、醤油小さじ1、塩1つまみです。米は通常通りにといで30分浸水させ、ザルにあげ水気を切っておきましょう。鶏もも肉はひと口サイズにカットし、塩こしょう・酒少々をもみ込んでおきます。

ベーコンは1cm幅にカット、パプリカとピーマンは1cm角にカットしておきましょう。マッシュルームは厚めの薄切りにします。トマトは皮付きのまま1～1.5cmの角切りにします。

フライパンにオリーブオイルを熱し鶏もも肉、ベーコン、パプリカ、ピーマン、マッシュルームを入れ炒めましょう。この後炊飯器で加熱するので完全に火が通らなくてもOKです。適度に焼き色がつく程度に炒めればOKです。

炊飯器にといだ米を入れ調味料（にんにくチューブ、コンソメキューブ、ケチャップ、醤油、塩）を入れ、水加減を1.5合の目盛りに合わせて調整します。

この時コンソメキューブは包丁で細かくカットしてから入れるとより溶けやすくなるのでおすすめです。最後にトマトをのせて通常通り炊飯スイッチを押します。

材料を入れてスイッチを押すだけなので簡単です。炊き上がったらよく混ぜてお好みで粗びきコショウをふり完成です。盛りつけたらパセリのみじん切りをふりかけたり、カットしたレモンを添えればより一層本格的なパエリアが簡単に楽しめます。

炊飯器ですが内釜の下の部分にはおこげもできる可能性が高いのでおこげの香ばしい美味しさも楽しめます。簡単で美味しい炊飯器パエリアをぜひお試しください。

フライパンを使った簡単パエリアレシピ、炊飯器を使った簡単パエリアレシピをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。続いてはとても簡単なパエリアの美味しいレシピをご紹介します。

今回ご紹介する「簡単＆美味しいパエリア」はカレー風味です。パエリアはサフランで黄色いカラーを付けることが多いですが、今回ご紹介する簡単レシピはカレー粉を使います。

食欲をそそる香り、食欲をそそる味、そして食欲をそそるカラーが出る一石三鳥の簡単カレーパエリアをぜひお試しください。キャンプ飯やホームパーティーなどにおすすめの簡単メニューです。簡単＆美味しいカレーパエリアの作り方をご紹介します。

材料は米2合、鶏もも肉200g、ミックスベジタブル（にんじん、コーン、いんげんなど）60g、玉ねぎ1／2個、にんにく1片です。調味料はカレー粉大さじ2、コンソメキューブ1個、塩こしょうです。

鶏もも肉は食べやすい大きさにカットしましょう。玉ねぎとにんにくはみじん切りにしておきます。カレー粉とコンソメキューブはお湯2カップと合わせて混ぜておきましょう。フライパンにオリーブオイルを熱しにんにくと玉ねぎを炒めます。

香りが立ってきたら鶏もも肉を入れこんがりと焼き色を付けましょう。続いて米をとがずに加え全体を混ぜながらよく炒めます。

じっくりと約5分炒め、米が透き通ってきたらミックスベジタブルを加えて炒めます。ミックスベジタブルは冷凍のものであれば、冷凍のまま入れてOKです。

続いて用意しておいたカレー粉＆コンソメスープを投入します。全体をよく混ぜ、鶏もも肉を米の上に並べましょう。スープがぐつぐつしてきたらフタをして弱火にし約15分加熱します。15分後に米の状態を確認し、良ければ再度フタをして約10分蒸らし完成です。

カレーの香りが食欲をそそる美味しいパエリアになります。ゆで卵やゆでたブロッコリーを飾るとさらに華やかさが増します。子供にも人気の簡単カレーパエリアをぜひお試しください。

簡単パエリアのレシピを3つご紹介しました。フライパンで作れる簡単パエリア、炊飯器を利用した簡単パエリア、食欲をそそる簡単で美味しいカレーパエリアなどどれも手軽に挑戦できるレシピなのでぜひお試しください。