店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
大阪ではなぜ肉まんではなく豚まんと呼ぶのか?
冬になるとコンビニに登場する温かくて美味しいモノ、そう「肉まん」です。ついつい買ってしまいたくなるこの肉まんですが、大阪では肉まんではなく「豚まん」と呼ばれます。中身は基本的にどちらも豚肉ですが、大阪ではその豚肉が入っていることを強調しているのです。
「豚まん」と呼ぶのは、大阪とその近隣の兵庫県、京都府など関西だけで、全国的には圧倒的に肉まんと呼ぶ地域が多いのです。まさに関西、大阪のこだわりの食文化が名前にも現れているのが豚まんということになります。
大阪で肉といえば牛肉!という文化が根底にある
それでは、なぜ大阪では豚肉が入っていること強調するのでしょう。そこには、大阪近隣の関西では、肉といえば神戸牛や松坂牛など牛肉をさすイメージが強いという、大阪伝統の食文化があるのです。これら神戸牛のステーキなど、絶品の味を誇る牛肉がやはり肉の代表で、肉まんという名前を使いにくいのです。
豚肉しか使用していないから「豚まん」と呼ぶ
関西以外の肉まんと呼ぶ地域でも、最近では肉まんと豚まんを両方売っているコンビニもあります。豚肉を基本に牛肉などのエキスを混ぜて味付けを工夫している肉まんに対して、純粋に豚肉だけを使っている、これぞ豚まんという商品との違いを明確にしているのです。ここにも大阪のこだわりの名称「豚まん」の影響が現れています。
大阪で美味しい豚まん・肉まんが食べられる店5選
大阪には豚まんを扱うお店は数多くあります。大阪食文化を代表する名物商品にもなっている豚まんですが、その中でも特に美味しいと評判の豚まんを食べることができる、人気のお店を紹介します。大阪の各エリアからピックアップした、豚まんの食べられるお店おすすめ厳選5店です。
大阪南部にある豚まん専門店「龍福」
まず最初に紹介するのは、大阪市南部の近鉄南大阪線針中野駅から徒歩3分の所にある「龍福」 本店です。大阪ミナミで修行した店主が開業したお店で、市内を中心に5店舗を展開していますが、その本元に当たるのがこの本店です。
おすすめメニューは定番の豚まんで、国産豚肉とタマネギをコシのある生イーストで包み込んで蒸した豚まんは、ジューシーな肉汁がたまらない美味しさです。他にも豚バラ肉の食感を大事にしたチャーシューまんや野菜まんと揃っています。10:00~18:00の営業で火曜日が定休日です。
住所 | 大阪府大阪市東住吉区駒川5-7-18 |
電話番号 | 06-6654-7248 |
大阪谷町に新しくできた豚まん専門店「まつおか」
次は大阪中心部の谷町にある「まつおか」です。地下鉄谷町線の谷町六丁目駅から徒歩4分の所にある豚まん専門店で、2018年7月オープンという新しいお店です。お店の看板には視力検査のような丸印に近い文字が並んでいて面白いですが、近づいてよく見ると「まつおか」と書いてあります。
「まつおか」の豚まんは、一口サイズの小型の豚まんで値段は100円とお安く、ついついいくつも買ってしまいたくなります。小さくても濃厚な中身で大満足、持ち帰り用のお土産にも適したサイズですが、小さいお店ながらもイートインスペースがあるので店内で食べることもでき、辛味噌をつけていただくと美味しさ倍増です。10:00~19:00の営業で不定休です。
住所 | 大阪府大阪市中央区谷町7-6-1 |
電話番号 | 06-6765-6162 |
西心斎橋の中華料理店「李家風餃子房」
続いての紹介は、ミナミの繁華街に近い人気エリア、アメリカ村にある中華料理のお店「李家風餃子房」です。近鉄・阪神の大阪なんば駅や地下鉄各線なんば駅から、いずれも徒歩5分以内と好アクセスの西心斎橋大喜ビルの7階にあり、店名にあるように中国出身の李さんがオーナーで、雰囲気の良い木のテーブルで、カウンター席もあるので気軽に入れます。
同じく店名にあるように、餃子の美味しい店として人気になっているのですが、実は肉まんも負けず劣らず評判で、小さめですが値段も2個300円とリーズナブルです。日本人好みの味を追求したオーナー自慢の品が揃っているので、この店では肉まんと表記される豚まんを、餃子と共に味わうのが最高です。ランチとディナーに利用でき、年末年始以外は無休です。
住所 | 大阪府大阪市中央区西心斎橋2-4-8 |
電話番号 | 06-6484-3655 |
本格点心のお店「外灘紅緑灯 新なんば店」
続いてもミナミのお店で、ミナミの中心難波にある「外灘紅緑灯 新なんば店」です。コース料理もある本格中華のお店で、数ある点心の一品料理も最高の味を提供してくれます。府立体育館の近くにある裏通りへ入った隠れ家的な存在で、ランチもディナーもOKのお店になっています。
点心類の中での、お店自慢のおすすめメニューが小籠包です。小籠包、すなわち肉まんの小型版になります。4個入り690円とリーズナブルなお値段で提供されており、ジューシーな肉汁が旨味たっぷりで、調味料なしでそのまま食べてもOKの美味しさ抜群の味で、小型だけに、上品に味わう肉まんといった感じです。
電話番号 | 050-5282-1051 |
---|---|
住所 | 大阪府大阪市浪速区難波中3丁目1-6(地図) |
アクセス | 南海本線 難波駅 徒歩1分/地下鉄各線 なんば駅 徒歩3分 |
営業時間 | 月: 18:00~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30)火~日、祝日、祝前日: 11:00~15:00 (料理L.O. 14:30 ドリンクL.O. 14:30)18:00~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30) |
平均予算 | ランチ:1000円 宴会:5000円 通常:3000円 |
定休日 | 月: 18:00~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30)火~日、祝日、祝前日: 11:00~15:00 (料理L.O. 14:30 ドリンクL.O. 14:30)18:00~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30) |
飲茶・点心のお店「皇蘭」
最後に紹介するのは、新大阪駅構内にあるショッピング街アルデ新大阪の中にある「皇蘭」です。ショッピング街の最も端にあり、地下鉄御堂筋線新大阪駅の改札口前に位置します。本店が神戸の有名な中華街南京町にある人気のお店です。
中でも豚まんは、鹿児島産の豚肉と兵庫淡路島産の甘味あるタマネギを食材として使った、絶品の味が人気で、神戸の本店でも行列ができるおすすめの手作り豚まんです。テイクアウトの多いお店ですが、小籠包とともに人気を誇るこの豚まんをカウンター席、テーブル席でゆっくり味わうことができます。10:00~22:30の営業で年中無休です。
住所 | 大阪府大阪市淀川区西中島5-16-1 |
電話番号 | 06-6307-1215 |
大阪でお土産におすすめの豚まん・肉まん6選
中華料理のお店でゆっくりと味わう豚まん、肉まん、冬の寒い日には、ちょっとお腹の空いたときにコンビニで買いたくなる豚まん、肉まんと今や日本の食文化に完全に定着していますが、手軽なお土産としても人気抜群です。今度は、大阪でお土産におすすめの豚まん、肉まんを紹介していきます。
大阪で最も支持されている豚まん「551蓬莱」
大阪で豚まんと言えば「551蓬莱」とすぐ答えが返ってくるくらいお土産の定番になっています。関西ではテレビのCMでもおなじみで、知名度は抜群です。本店は難波にあって多くのメニューを提供する中華レストランですが、豚まん、シュウマイのテイクアウトも大人気です。
生地が発酵しないようにと販売は関西圏に限られ、梅田や新大阪などターミナルの駅やデパートには売店が多く出店しています。豚肉とタマネギだけを材料にした肉汁たっぷりの絶品の味は、1日15万個も売れることから、その人気ぶりがわかります。
赤色を基調にした紙袋が目立つ存在ですが、それだけ、「551蓬莱」をお土産に利用している人が多いということの証明かもしれません。2個入り380円から、4個入り、6個入り、そして10個入り1900円まで、1個当たり190円のリーズナブルな値段も人気の要因です。
大阪の地元人気では負けない「二見の豚まん」
続いてのお土産におすすめの豚まんも、難波にある「二見の豚まん」です。南海難波駅から徒歩3分の南海通りに位置してアクセスも抜群で、地元大阪では「551蓬莱」と人気を二分するほどの知られた存在になっています。551蓬莱より1年違いの1946年オープンと、こちらも伝統ある老舗の味です。
「二見の豚まん」は、豚肉とタマネギを使うことには変わりありませんが、タマネギの甘さに特徴があります。みじん切りのタマネギがたっぷりと入っているのがおすすめと言う人も多く、この難波の一店のみで、1個200円ですが、お土産に買い求める行列ができるお店になっています。11:00~22:00の営業で木曜日が定休日です。
住所 | 大阪府大阪市中央区難波3-1-19 |
電話番号 | 06-6643-4891 |
天満にある豚まんお持ち帰り専門店「宝包」
次はJR環状線天満駅から北へ徒歩3分の所にある「宝包(ぱおぱお)」です。豚まんのお持ち帰り専門店で、その特徴は小さめのミニ豚まんにあり、お子様からお年寄りまで誰でも食べやすい大きさがおすすめです。おやつにもちょうど良い食べごろサイズがお土産に適しており、1個100円の値段が人気です。
「宝包」の豚まんは、豚肉とタマネギに加えてはるさめを具材に使っているのも特徴で、これは創業以来の伝統の味です。さらに青菜やしいたけも入った野菜まんも売られており、こちらは1個120円になっています。9:30~18:30の営業で、火曜日が定休日です。
住所 | 大阪府大阪市北区天神橋5-1-6 |
電話番号 | 06-6358-0186 |
京町堀にある豚まん専門店「桃助」
続いてもお土産用に適した豚まん持ち帰り専門店で、地下鉄中央線阿波座駅から徒歩5分の所にある「桃助」です。住宅街にあるお店ですが、飽きのこない美味しさにこだわり続けた味の良さが評判になり、地元で人気のお店になっています。
鹿児島産の黒豚を材料に使った1個当たり160円の肉まんの他、110円のミニ肉まん、そして、あんまんやシュウマイも売られています。さらに犬用の豚まんもあるのがびっくりです。11:00~18:30の営業で、火曜日が定休日です。
住所 | 大阪府大阪市西区京町堀3-3-15 |
電話番号 | 06-7654-6128 |
大阪府吹田市の専門店「豚まんのふーちゃん」
大阪市を離れても、まだまだおすすめのお店があるということで、続いては吹田市にある「豚まんのふーちゃん」です。JR千里丘駅から車で約10分の所、江口ビルの1階にあります。豚まんの味を追い求めたオーナーが完成させた手作り豚まんの味が人気になっています。
鹿児島産豚肉と淡路島産タマネギという材料にこだわった究極の味は、オーナーが作る愛情こもった豚まんで、1個当たり150円のお値段もリーズナブルでおすすめの一品です。12:00~17:00の営業で、現在は日曜日だけの営業なので注意して下さい。
住所 | 大阪府吹田市山田東1-23-21 |
電話番号 | 06-6877-2908 |
蓬莱の名前は伊達ではない「蓬莱本館」
最後に紹介するのは、「551蓬莱」本店のすぐ近くにある「蓬莱本館」です。名前からもわかるようにお店のルーツは551蓬莱と同じで、現在は分かれて別の会社になっているのがこの蓬莱本館です。味や製法も異なり、それぞれのお店の特徴が豚まんにも表れています。蓬莱本館の方は肉を中心にしたもちもち感のある豚まんで値段も1個170円と異なります。
お持ち帰り豚まんの代表格「蓬莱」には2種類ある
大阪でお土産におすすめの豚まんとして紹介した中で、やはりその代表は「蓬莱」ということになります。それは、お土産用に買うことのできる店舗の数が圧倒的に多いからです。大阪駅や新大阪駅などのターミナル駅や空港、さらにはデパートと数多くの店舗が出店しているのですが、実はそのほとんどは正確に言うと「551蓬莱」なのです。
もう一つ蓬莱の名を掲げる「蓬莱本館」は生協を含むスーパーへ商品を卸すことが多いので駅ではあまり見かけないのです。両方の本店は、難波でお互いすぐ近くに位置しているので、それぞれの豚まんを食べくらべることもできます。当然テイクアウトもできるので、お土産に両方持ち帰ってゆっくり食べくらべて味うことも可能なわけです。
「551蓬莱」と「蓬莱本館」は別会社
この「551蓬莱」と「蓬莱本館」は全く別会社ということですが、蓬莱の名前が付いていることから分かるように、元もとの出発点は同じで、会社が分かれたということになります。1945年に創業された蓬莱は、食堂として営業を始めましたが、1964年にのれん分けによって「蓬莱別館」を含めた3つの会社になったのです。
このうち、豚まんの持ち帰り販売を今でも続けているのが、551蓬莱と蓬莱本館の2つで、名前に蓬莱が付くために同じ会社とよく間違われるのです。それぞれの豚まんは、基本的に豚肉とタマネギを材料に作ることは同じなのですが、製法には独自の工夫を凝らし、味の違いもあります。好みもありますが、それぞれの豚まんに、こちらでないとダメという固定ファンもいるのです。
「551蓬莱」の豚まんの特徴
「551蓬莱」の551は、当時の本店の電話番号が551であったことと、「ここがいちばん」という語呂合わせから付けられたそうです。そして豚まんの特徴ですが、大阪市内にある食品工場で、その日の朝に作られた生地と、同じくその日に調理された豚肉やタマネギを、各店舗の開店時間に間に合うように輸送しています。
各店舗では、送られてきた生地に具材を手で包んで蒸し、豚まんを作り上げていきます。タマネギの量が多めの各店手作りの豚まんは、店によって形が微妙に違っているのです。このように1日ごとに作る製法のため、大阪および近隣の都市にしか店舗がないわけです。
「551蓬莱」の豚まん、お値段は1個190円で4個入り760円や6個入り1140円がお土産用としては人気です。大阪駅や新大阪駅、空港では一定時間の保存がきく4個入りチルド商品の販売もありますが、冷凍用の商品はありません。
「蓬莱本館」の豚まんの特徴
「蓬莱本館」本店は、「551蓬莱」本店との間にマクドナルドをはさむだけの近さです。両方とも2階がレストランで1階がテイクアウトコーナーになっています。豚まんの特徴はどうちがうのでしょう。どちらかというと日本人向けの味好みにアレンジした551蓬莱に対して、本格中華料理風が蓬莱本館という感じです。
「蓬莱本館」の豚まんも毎日の手作りは同じですが、551蓬莱にくらべて具の量は少なめです。その代わり豚肉中心という感じが強く、もちもち感たっぷりの食感です。この違いは、あくまでも個人によって好みが分かれる所なので、気になる方は、やはり両方を食べくらべて自分なりの結論を出してみましょう。
大阪の豚まんをお持ち帰りする際は注意が必要!
本当に美味しい大阪の豚まんですが、お土産などで持ち帰る場合にはちょっと注意が必要なのです。それは豚まんの匂いの問題です。店頭や店内では美味しそうな匂いが食欲をそそるのですが、電車の車内など狭い空間で、豚まんの匂いが広がることが問題になっているのです。
豚まんは匂いテロの代表格!
匂いテロという言葉をご存知でしょうか。発せられる匂いが強く、周囲の人が不快に思うようになることですが、いろいろなところで発生します。特に電車やバスなどの交通機関のような、限られた空間の中で匂いが漂うと、嫌がる人がいることは事実です。実は、豚まん、肉まんは、同じく大阪名物のたこ焼きと同様に匂いテロの代表格としてあげられているのです。
新幹線で食べるなら配慮が必要
新大阪駅で551蓬莱の豚まんを買って新幹線車内で食べるのは、豚まんが好きな人にとっては最高の旅の贅沢ですが、確かに豚まんやたこ焼きの匂いは広範囲で周囲に漂ってしまいます。実際、JR東海や車掌にクレームを付ける人もいるようで、現在では、改札内で売られているたこ焼きの方は、パッケージに新幹線車内で食べないようにとのメッセージが貼り付けられているのです。
豚まんの方は、そのようなメッセージはないので、新幹線車内で食べることが特に禁止されているわけではありませんが、実際に嫌がる人がいることを頭に入れて食べる必要があるのです。それならば、駅弁などでも同じことじゃないかと言いたくなりますが、やはり豚まんの匂いはそれだけ強いということでしょう。
持ち帰りにはチルドがおすすめ!
大阪名物の豚まんは、やはりお土産に持ち帰りたくなる名物商品で、人に頼まれることも多くあります。例えば、新大阪で買って東京まで持って帰るというパターンも多いと思いますが、その場合に匂いを気にしなくてよいのが、チルド商品の豚まんです。
551蓬莱のチルド商品は出来上がった豚まんを急速冷蔵したもので、お土産用には最適な商品になっています。4個入りで売られており、販売場所は新大阪駅各所と大阪駅中央口、伊丹空港、関西空港、さらに大津SAでも売られています。通常の豚まんと間違わないように購入しましょう。チルド商品は冷蔵保存で5日間日持ちします。
持って帰った豚まんを美味しく食べる方法
豚まんをお店で食べたり、買ってすぐに食べる場合は、あつあつの美味しい状態で堪能できるのですが、家に持ち帰った豚まん、お土産に頂いた豚まんを食べたり、保存したりする場合は、どのようにすれば美味しく食べることができるのでしょう。ここではその方法について紹介することにします。
冷凍すると長期間保存がOK
お土産の定番「551蓬莱」の豚まんは、2、4、6個など偶数個入りしか販売されていません。ついつい買ってしまって残る場合も多いのですが、冷凍で保存することは可能です。ただし、551蓬莱では冷凍商品は作っておらず、冷凍保存は奨励していません。やはり長期冷凍保存すると味に変化が出て美味しさがなくなってしまうからです。
どうしても長期冷凍保存が必要な場合は、1個1個ラップにしっかりくるんで、さらに密閉できる袋に入れて保存し、1週間以内に食べるのがベターです。通常商品なら冷蔵保存で3日以内、チルド商品なら冷蔵保存で5日以内の日持ちが可能なので、できれば冷凍保存は避けたほうがいいでしょう。
温め方にポイントがあります
通常の豚まんやチルド商品の豚まんを冷蔵庫で保存する場合も、必ず1個1個ラップに包んで保存するのが最初のポイントで、箱のまま保存するのはやめましょう。それでは、冷蔵保存や冷凍保存した豚まんを温めて美味しく食べるための方法を、そのポイントとともに紹介します。
蒸し器での温め方
蒸し器で温める場合の第一のポイントは、鍋のお湯が沸騰している状態にすることです。そして、ラップを外した豚まんを蒸し器の中に並べて後は蒸すだけです。問題は蒸し時間ですが、豚まん1個~5個までなら10分~15分が目安になります。
ただし、冷凍庫で保存した豚まんの場合は、解凍に時間を要するので注意が必要です。やけどに注意しながら竹串などを刺して様子を見ることを心がけ、竹串を抜いて先が冷たければ、さらに5分~10分の時間延長が必要です。
レンジでの温め方
電子レンジで温める場合のポイントは、ちょっと手間ですが次のような準備が必要です。少し深さのあるお皿に少量の水を入れ、豚まんに水がつかないように、お皿に割りばしを平行に渡し、その上にラップを外した豚まんを乗せるのです。そして、豚まんに湿らせたキッチンペーパーをかぶせ、その上からラップをかけます。これで準備万端です。
電子レンジでの加熱時間は、500wで1個1分、2個2分、3個2分30秒が目安です。冷凍庫で保存していた場合は、蒸し器の場合と同様に、中身が温かくなっているかどうかの確認が必要です。
大阪に来たら美味しい豚まんをぜひお土産に!
「肉まん」のことを「豚まん」と呼ぶこだわりの食文化があるのが大阪です。お土産の定番として知られる「551蓬莱」をはじめ、大阪の豚まんを提供するおすすめのお店を取りあげて紹介しました。大阪へ来た場合は、美味しい「豚まん」をお土産におすすめします。美味しい食べ方も紹介していますので、いただいた方もぜひ参考にして下さい。