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マックのピクルスはファンが多い
ファーストフードのマック(マクドナルド)は、朝マック・昼マック・夜マックと、時間帯によってさまざまなタイプのハンバーガーが食べられます。
牛肉パティが挟まれたマックのハンバーガーメニューの多くは、ハンバーガーの本場・アメリカでもトッピングとして定番のピクルスが挟まれています。そんなマックのピクルスは、小さな子供からも「美味しい」と人気です。
ピクルスの食べ方を口コミで見ると「ピクルスを最後に残しておく」「先にピクルスを食べてからハンバーガーを食べる」「ピクルスを中心に移動させ、最後に全部が一口で食べられるように外側から食べる」などさまざまです。
「マックのピクルスなんてしょせん付け合わせだよ」と笑う人もいますが、レシピサイトで「マックのピクルス 再現」で検索すると、びっくりするほどレシピが出てきます。ではなぜマックのピクルスは、再現レシピが大量に出回るほど美味しいと評判があるのでしょうか?
マックのピクルスは「ディルピクルス」
子供から大人までファンが多いマックのピクルスですが、ピクルスは「簡単に作れる野菜の保存食」として、世界中にさまざまなレシピがあります。
ピクルスに適した野菜は歯切れのよいものが多く、キュウリ・ニンジン・ニンジンなどは日本でも人気のピクルス食材です。ただ世界ではトマト・ビーツ・インゲンなど、日本産のピクルスではあまり見かけない野菜で、美味しいピクルスを作ります。
日本で簡単にできるピクルスレシピは、ピクルス液に出汁や砂糖を使って酸味を和らげたものを使うレシピが人気です。ただしこのレシピで作ったピクルスの味は、マックのピクルスというよりも和食っぽい感じになります。
それに対して世界中の人から「美味しい」と評判のマックピクルスは、「ディル」と呼ばれるハーブを使ったディルピクルスで、香りの良さとマイルドな味が人気です。
薬草として使われてきた「ディル」を加えたもの
マックのハンバーガーメニューにおいてピクルスは、数あるトッピングの1つにすぎません。ところがマックのピクルスは、再現レシピを見ながら自宅で大量に作る人がいるほど人気があります。
そんなマックピクルスの味の決め手になっているのは、西洋料理に欠かせないディルです。ディルは肉料理に人気のハーブですが、古代エジプトでは食用ハーブではなく薬草として重宝されていました。ディルは葉、タネ、茎、花と、根以外はすべて食用にできます。
マックがピクルス液にディルを加えたのは、程よい辛みと爽やかな香りがハンバーガーのパティに合うからです。西洋で人気のディルピクルスは、複数のスパイスをピクルス液に加えて作ります。
しかもマックは「子供から大人まで愛されるハンバーガー」を目指しているので、酸味が苦手な子供でも食べられるように、まろやかな香りが特徴のディルを加えました。そのためマックオリジナルのディルピクルスは、小さな子供でも美味しく食べられるのです。
欧米で好まれる
マックに使われるディルピクルスに限らず、アメリカではピクルスを具にした料理が人気です。アメリカのソウルフードであるハンバーガーやホットドッグにもピクルスは欠かせませんし、気軽に食べられるサンドイッチにもピクルスが入っていることが多いです。
使い方もさまざまで、マックのハンバーガーのようにスライスしたピクルスをパティと一緒にサンドするレシピもあれば、細かく刻んだピクルスをサワークラフトに混ぜて具にするレシピも人気があります。
マックのピクルスは増量できる
ディルと呼ばれるハーブで作るマックのピクルスは、裏メニューを使うと増量ができます。マックの裏メニューは誰でも簡単に利用できるのですが、なぜかピクルス増量に関する裏メニューを知る人はあまりいません。
マックピクルスを増量するには、注文時に「ピクルス多めで」とスタッフに伝えるだけですOKです。マックのカウンターで注文する場合はもちろんですが、ドライブスルーを利用する場合も「ピクルス増量でお願いします」といえば、きちんと増量してくれます。
あまりの美味しさから自宅で再現する人も多いマックピクルスですが、店では無料で増量します。その証拠にレシートには「ピクルスオオメ」とあるだけで、追加料金はありません。
なおマックのレギュラーメニューで人気のピクルスが入っているのは、ハンバーガー(110円)、チーズバーガー(140円)、ダブルチーズバーガー(340円)、エグチ(エッグチーズバーガー/200円)、ビッグマック(390円)です。
ピクルスの量が多いメニューを選ぶならダブルチーズバーガーとビッグマックですが、ハンバーガーやチーズバーガーでも、裏メニューで増量すれば、通常の2倍の2枚付いてきます。なおフィレオフィッシュのタルタルソースには、細かく刻んだマックピクルスが入っています。
一部のトッピングは無料で増量してくれる
人気のマックピクルスも裏メニューを使えば増量できますが、他にもオニオンとソースの増量ができます。もちろんピクルス増量と同じく、オニオンやソースの増量も無料です。
注文方法も「ピクルス増量で」または「ハンバーガーのソースを多めに」といえば、簡単に増量してくれます。なおこの裏ワザが使えるのは、通常メニューでもトッピングとして増量対象が使われているメニューに限られます。
ですからピクルスを使ったメニューがない朝マックで「ピクルス増量で」と注文しても追加してくれませんし、「フィレオフィッシュにスライスしたピクルスをトッピングして」というオーダーも不可です。
ピクルス抜きのオーダーも可能
ピクルス大好きな人にとって増量してもらえることはうれしいサービスですが、中には「ピクルスの食感が苦手」「いつもピクルスを自分で抜いてから食べている」という人にとっては、まったくお得感がありません。
ところがそんな人でもリピーターが多いのが、「ピクルス抜き」の裏メニューです。このサービスも無料で利用できますし、苦手なピクルスをわざわざ自分で取り除かなくてもよいので人気があります。
もちろんトッピング抜きの裏メニューは、裏メニューで増量ができるトッピングであればいずれも利用ができます。
特に好き嫌いが分かれるオニオンスライス入りのハンバーガーメニューでは、オニオン抜きの裏メニューを利用する人が多いです。珍しい裏メニューでは、「てりやきマックバーガーのてりやきソースなし」という裏メニューです。
牛肉パティが多いマックのハンバーガーですが、てりやきマックバーガーでは豚肉パティを使っているため、シンプルに豚肉の旨味を楽しみたい人の間で「想像以上に美味しい食べ方」と噂になっています。
てりやきマックバーガーは、てりやきソースとは別にマヨネーズソースもついています。もちろんマヨネーズソース抜きも、裏メニューが可能です。
簡単!マックのピクルスの再現レシピ!
簡単に美味しいマックピクルスを作るには、美味しさの秘密であるディルを準備しましょう。ディルはフレッシュディル、ディルシード、ディルウィード、ディルフラワーなどいろいろなタイプがあります。
どれを使っても味に違いはありませんが、ディルを加えないとマックの美味しいピクルスにはなりません、そのためディルだけは、頑張って見つけてください。ピクルス液は本格的に作っても良いのですが、簡単に作りたい場合は、穀物酢と水を7:10の割合にするだけでOKです。
子供がいる場合は砂糖を少し加えたほうが、酸味が和らぎ食べやすくなります。マックピクルスはキュウリを使っているので、準備する野菜はキュウリにしましょう。
マックのハンバーガーを完全再現する場合は、ふつうサイズのキュウリまたは特売のおばけキュウリ(巨大化したきゅうり)がおすすめです。ディルはお好みの量で構いませんが、できればローリエも1枚準備すると、香りがさらにマイルドになります。
材料が準備できたら、ピクルス液の材料をすべて鍋に入れ、火をかけます。火は沸騰させる直前で止めてください。ピクルス液ができたら、蓋のついたビンにキュウリをいれ、ローリエとピクルス液を注ぎます。
注ぎ終わったらディルを加え、蓋をしっかりとしめて冷蔵庫で保管します。なお冷蔵庫で半日以上漬ければ完成です。
マックのピクルスは存在感があって美味しい!
トッピングとはいえ、マックのピクルスは子供からも人気があります。酸味が強すぎず、それでいてきちんと主張するマックのピクルスはファンも多いです。
自宅でマックピクルスを再現するのも良いですが、オリジナルピクルスの味は別格です。ピクルス増量もできるので、お店で楽しんでみてはいかがですか?
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